『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の部屋はひろい方だと思う
狭いのはお兄ちゃんの方だよ
(((uдu*)ゥンゥン
狭い部屋
狭い部屋だから
掃除も楽々
ってウソ
目が悪いからホコリとか見えないの
言い訳ばっかり
わかってます
余計なものは増やさないようにします
もうちょい掃除片付け
ちゃんとやるようがんばります
この部屋好きだしね
頭が痛い目がチカチカして気持ち悪い
何だかいつも広く感じる部屋がいつもより
狭く感じる 深呼吸をして前を向く
ちょっと落ち着いたと思えば喉から何かが
上がってくる
ウッっと口を手で塞ぐが耐えきれなく布団の上に
吐き出す
服も布団もベタベタだがそのまま仰向けになり倒れる
天井を見ながら ふと頭に浮かんだ事が口に出る
「あぁこのまま壁と天井に押しつぶされそう…」
嫌だなぁだけどそのほうが楽なのかなぁ
親が両方が中学の時に亡くなり
一人暮らしでお金もないから学校にも通えず
高校の歳になりバイトを始め衣食住だけ必死に
働き何個もバイトを掛け持ち
それで思いっきり体調まで崩した
狭い部屋で病院にも行ける体力はなく
救急車を呼ぶのは嫌で
あぁ結局は自業自得か…
きっとお母さんとお父さんは怒ってるだろうなぁ
お父さんは過保護だからなおさら
お母さんは…きっと泣いてるだろうなぁ
自分が先に居なくなってしまったせいだって
お母さん自分のせいにして…笑ってて欲しいのに
いつも本当にどっちも私には勿体無いくらいの
親だよ…あぁ狭いなぁいつも広いはずの
この部屋が狭いよぉ(泣)
一人には本当に思い出がありすぎて辛い
ねぇ頑張って守ってたんだよお母さんとお父さんが
残してくれたこの家…
なのに待っても待っても帰ってきてくれないから
何だか狭くて…苦しくて感じて寂しくて
体調まで崩しちゃたし私もそっちに行きたく感じて
でもそっちに行ったらお母さん達は怒るから
もうちょっと頑張らないとって…
頑張るから待ってるから
こんな狭い家にもう一人置いて行かないで…
題 【狭い部屋】
狭い部屋でいつも考える事は同じ。
「付き合って後悔するのは嫌だ」
なんて、ずっと思ってる。
だから勇気を出して貴方に伝えられる事が出来ない。
言わなくても後悔しちゃうのに。
成功した友達
自分より出来のいい弟
眩しすぎて、目が痛くなる。
汚くて、狭い部屋
路上で寝そべるホームレス
あぁ、安心するね
―狭い部屋―
♯55
一人暮らしのせまーい部屋は夜になると寂しくて朝になると憂鬱でだんだん辛くなります
狭い部屋
ワンルームの僕の部屋は正直ちょっと
いやかなり狭い
ベッドを取り囲むように棚を設置して
机の奥にはテレビとモニター
手前には液タブとタブレット
置けるだけ置いたフィギュアたち
壁には1面のポスター
ベッドにはぬいぐるみ
僕の部屋は物がたくさんで狭い
だけど
好きなものだけを集めた
最高の狭い部屋なんだ
狭い部屋
実家の階段の下にごく狭い部屋がある。収納場所といったほうがいいような空間だが、こどものころは懐中電灯を持って入り込んでお菓子を食べたり本を読んだりした。少しかび臭いそのごく狭い部屋は小学生が寝転がったり座ったりできる、誰も邪魔しにこない私だけの空間だった。この夏久しぶりに実家に帰ったのでその狭い部屋を覗いてみた。大人になった体には小さすぎる扉に半身押し込んで懐中電灯で照らすと、壁一面に大きく赤いラッションペンで書かれた「ズルイズルイ」と見覚えのない字。
この狭い部屋で。
色々なことを考えてる。
この広い世界のこととか遠い未来のこととか。
どんな場所でも無限大の思考は奪えやしない。
広い部屋に
自分だけのベット
快適だけど少し寂しい
昔は一緒のお布団で
くっついて寝たね
窮屈だったけど暖かかったな
狭い部屋
柚葉は夫の転勤によりそれまで勤めていた仕事を辞め昨年の秋からヘルパーのパートを始めた。
いつか役に立つかと初任者研修を取得していたしヘルパーは時間の融通が効くためだ。
「独居で困っている身寄りのない、か弱い高齢者の役に立ちたい」
という、どこかボランティア的な陶酔した気持ちもあった。
だが実際には家族の手を借りられない、全く身寄りのない独居老人は殆どいなかった。
家族が近くに住んでいるが介護まで手が回らない、県外に遠く離れているので介護できない、一緒に住んでいるがヘルパーの助けが必要だ、の順に利用者は多かった。
そういえば柚葉自身も核家族だな、と思った。
市内に暮らしている義両親と仲が悪いわけではないが同居なんて考えられない。
弱くて助けるべき立場であるはずの高齢者は柚葉を
「おい!!お前!!」
または
「あんた」
と呼びつけ横暴な態度で接した。
近くにいる家族はたまに様子を見に来て
「狭い部屋で掃除が大変なわけでもないのに、全然綺麗になってない!」
「痩せているがちゃんと食事はとらせているのか?」
とクレームをつける家族もいた。
「それなら自分で面倒見ろ」
と内心毒づいたりもした。
中には
「なんで若いのにこの仕事してるの?人の下の世話なんてよくやれるね?」
と嫌味なことを言う者までいる。
これも利用者とその家族のストレス発散という形で役に立ってるんだろうか…
けれど対象的に優しい利用者と家族もいた。
「あなたが来てくれて本当に良かった!」
「助かったよ!ありがとう」
といつも感謝の言葉をくれた。
そんな言葉には柚葉も嬉しくヘルパーの仕事にやりがいさえも感じた。
これを労働力に見合わない低賃金への嫌味も含めて
「やりがい搾取」
と呼び蔑む人もいるらしい。
けれど、やりがいのない仕事なんて続けられるだろうか?
接客業におけるカスハラが社会問題になっているように、どんな仕事だってきっと大変なんだ─
と考えていた柚葉の手がピタッと止まった。
だから仕方ないんだ、とこんなに毎日自分に言い聞かせながら無理して続けるような仕事だろうか?
24歳、まだまだ仕事は沢山あるのに?
「おいっ!お前なにしてる?!テレビのリモコン持ってこいって言ってるだろ!!」
「はい、今行きます」
寝室のベッドに転がっている利用者にリモコンを手渡す。
「台所のお掃除も終わりました、そろそろ退室しますね」
エプロンを外し記録を書き利用者からサインをもらい
「ありがとうございました、またよろしくお願いします」
と笑顔で一礼し退室する。
そして
─永遠に─
「失礼いたします」
と玄関のドアを静かに閉じた。
お題 「狭い部屋」
狭い部屋というか押し入れに入ると俺はワクワクしてくる。確かにそこは狭いのだが、入る時ときに探検をしている気持ちになるのだ。中なんてたかが知れてるというのに見ない訳にはいかないのだ。バッて開けて、すぐ目の前に壁があってもそれを触って叩いてその奥に隠し部屋が無いかを確認するのは絶対だ。押したり、天井も床もしっかり確認する。そして隠し部屋があるという手掛かりを掴めなかったとしても、きっとそこにはあるのだろうと思い、開いた先の部屋の大きさや、間取りとかを寝転んで考えるのだ。その時に匂う香りはその考えた記憶と共に残り、またそこを開けた時に思い出し、壁や天井、床を俺は触るのだ。昔は気付かなかった何かがあるかもしれないと幾つになってもやるのだ。だから狭い押し入れだとかが大好きだ。見えない何かを想像し、それに思いを馳せるのがとてもワクワクするのだ。それはどんなに歳をとっても変わらないだろう。おじいちゃんになってもやるかもしれない。それが俺のワクワクなのだから。
息子が修学旅行。
ママ今日はひとりぼっち。
狭い家なのに。
1人ご飯。
静かすぎる。
無理、寂しすぎる。
帰ってくる明日が待ち遠しい。
【狭い部屋】
私は閉所恐怖症だ。このことを知っているのは家族と親友だけだ。幼い頃に母が亡くなって義理の母ができた。最初はとても優しくて大好きだったけど1ヶ月する頃には本性をあらわにした。私がなにか粗相をすると"狭い部屋"に閉じこめる。意識が朦朧として気づけば布団に寝かされてる。そんな毎日が続いた。義理の母は私が閉所恐怖症だって知らないのかな…。今日も"狭い部屋"に閉じ込められる。光が見えた時、私の意識は途切れた。
寝るだけの部屋
北側の部屋で、昼間は薄暗い。
ただ夕方になると光が差し込み
暑い部屋となる。
でも、エアコンはよく効く
あっという間に
涼しくなる。
寝ていると寒さで目覚める。
いつも、部屋を片付けて
少しでも広げたいと思うが
もう、捨てるものがあまり
ない。
なんとなく散らかって
いるが、落ち着く。
今日も、夕食と晩酌の後、
この部屋で寝る。
四畳半 部屋 どのくらい?
狭いからこそ!秘密基地みたいで楽しいかも!
すみっこ暮らし!!!!
あなたのことを思えば想うほど
檻の中に自分を閉じ込めるように
自縄自縛の世界
狭い部屋は泊まってないです
エアコンもかえてもらったし
インターフォンもかえてもらった
ミントも水栽培で元気だし
ラジオもある
花籠にひまわりも増えた
クッションで座ってうたた寝をする
悲しまないで
また出てくるから
信じてくれてありがとう
またお話ししましょう
読んでるから
返事するから
自信を持って書いて
日日はかかりそうだけど
そんな簡単に諦めたりしないから
ここでも動きにくくなってるから
送らないと決めた
そこは妥協したくなくて
かわいいからかわいいままでいてね
狭い部屋35
狭い部屋には
今まで興味を持った趣味の数々
諦めた物や続けている物、始めたばかりのもの
片付けようとすると
あの頃の自分が「捨てないで」と
懇願してくる
そして、「再チャレンジしてみて」と
諦めた物を指差す
仕方ない
もう少しだけ付き合ってやるか
ため息混じりに返事をする
ねこと暮らすこの狭い部屋。
仕事から帰ってきて思うのは、
私たちは救われたんだ、という事。
色々な運命のいたずらでこの部屋に住んでいる。
漂流する離れ小島の様な、この狭い部屋。