『無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『無色の世界』
みんなが
一日一日に色をつける
そしたら、
無色の世界が
虹色の世界に変わる
明日も、明後日も、明明後日も、
まだ、無色のままだ
わたしは明日、
何色を付けようかな
明るい、ピンクかな
そうやって、みんなが
色付ける
中には、「黒」という
暗い色をつける人が
居るかもしれない
でも、「黒」という
暗い色を付けたとしても、
その、次の日には、
明るい色になっているといいな
みんなは明日にどんな色をつける?
無色の世界。
無色の世界
なににも染まってない世界
はたまた、退屈な世界
だね
それは、、つまり、、
私が過ごしてる世界ね。
無色の世界
いろめがねで見ていたら
いろめがねの世界にみえる
あかい色でみたら
あかい世界
あおい色でみたら
あおい世界
きいろい世界でみたら
きいろい世界にみえる
わたしは好きな人がいて
好きな人は
どんないろで見ているのか
ながめてみることにした
そうしたら
もぉ
嫉妬、嫉妬、嫉妬の世界で
びっくりした
劣等感、劣等感、劣等感
無力感、無力感、無力感
失望感、失望感、失望感
みんなはめちゃくちゃキラキラしてて
自分はすご〜くちっぽけで
必要なんかされてない
だれも自分を必要としない
そんな世界だった
だけれどわたしは知ってしまった
ものすごい祈りのちからを
わたしの好きな人がもっていることを
この祈りのちからは凄まじくて
ほんきで世界の平和を祈ってる
祈りのためだけに
存在してるといってもいいくらい
わたしは全身全霊かけて
好きな人と一体化した
神さまの、使いたいように使ってもらうという
自由意志を排した世界
自分に属さない力、知恵、ありとあらゆるすべては
神さまからいただいて生きている
わたしの住む、驚異の世界
わたしの好きな人はすごい
存在自体が祈りだなんて
祈りのめがねで世界をみたら
世界は神さまの愛で満ちていた
神さまだらけの世界だった
祈りはたったの
たったのひとつ
神さまみたいに優しいお父さんと
神さまみたいに優しいお母さんと
神さまみたいに愛し合うお父さん、お母さんの
あいだに笑ういのちの世界
仲良しこよしの笑う地球
わたしが見た世界
笑う地球が編まれている
いますでに編み合っている
祈りの地球
貴方色で染まってる。
私の世界
無色の世界
白い、白い紙に一滴の墨汁を垂らすように。
君の中に僕という汚点を滲ませる。
どんなに美しいものも
少しの穢れさえあればその後は一気に下落するんだ。
さぁ落ちてきておくれ、僕の聖女、オルレアンの乙女、クリミアの天使。
神などに渡すものか、穢れたこの世界で無色に彩られる君を引き摺り下ろしてやる。
無垢な君に、愛していると嗤った
人間は、彩りのある世界だけど、
犬猫は、モノクロの世界なんだよね。
真っ白なのか、真っ黒でもない無色の世界。
宇宙が生まれる前には何があったのだろうか。
何もない世界。
1人の世界。
そんなところに行きたくもあるけど、他人が欲しくなる時がある。
きっと無にはなれないんだよなぁ
無色の世界
無色の世界なんてきっと退屈だと思う
この世はカラフルだからこそ面白い
そんな世界があったら何色にも染まらなくていい
みんな平和になれる