無色の世界
いろめがねで見ていたら
いろめがねの世界にみえる
あかい色でみたら
あかい世界
あおい色でみたら
あおい世界
きいろい世界でみたら
きいろい世界にみえる
わたしは好きな人がいて
好きな人は
どんないろで見ているのか
ながめてみることにした
そうしたら
もぉ
嫉妬、嫉妬、嫉妬の世界で
びっくりした
劣等感、劣等感、劣等感
無力感、無力感、無力感
失望感、失望感、失望感
みんなはめちゃくちゃキラキラしてて
自分はすご〜くちっぽけで
必要なんかされてない
だれも自分を必要としない
そんな世界だった
だけれどわたしは知ってしまった
ものすごい祈りのちからを
わたしの好きな人がもっていることを
この祈りのちからは凄まじくて
ほんきで世界の平和を祈ってる
祈りのためだけに
存在してるといってもいいくらい
わたしは全身全霊かけて
好きな人と一体化した
神さまの、使いたいように使ってもらうという
自由意志を排した世界
自分に属さない力、知恵、ありとあらゆるすべては
神さまからいただいて生きている
わたしの住む、驚異の世界
わたしの好きな人はすごい
存在自体が祈りだなんて
祈りのめがねで世界をみたら
世界は神さまの愛で満ちていた
神さまだらけの世界だった
祈りはたったの
たったのひとつ
神さまみたいに優しいお父さんと
神さまみたいに優しいお母さんと
神さまみたいに愛し合うお父さん、お母さんの
あいだに笑ういのちの世界
仲良しこよしの笑う地球
わたしが見た世界
笑う地球が編まれている
いますでに編み合っている
祈りの地球
4/18/2022, 10:43:12 AM