『澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「…あいつ……一体何処まで……」
「…うっ……風が……」
「きゃあああっっ」
「……いっ…た……」
「…あんな上から落ちたんだ……」
「どうしよ…と、とりあえず、そこの洞穴に……」
「いった、い………これじゃあ嵐が止んでも集落まで歩けない…」
「……暗いし…どうしたら……うぅ…」
「………………」
「…………あ…れ」
「私…眠って……。ここは……」
『あ、起きたか?』
「えっ!?…な、なん……いっ!…………」
『おいおい、あんまり動くなって!怪我してんだから』
「……なんで分かったの…嵐は…!?」
『嵐はさっき止んだ。もうすぐで着くから大人しくしてろって』
「……………」
(ずっと私の事探してくれていたんだ)
(冷たいけどあったかい……)
「ありがとう」
ー澄んだ瞳ー
澄んだ瞳で私を見つめる君。
どうかその目でこちらを見ないでくれないか。
屈辱や人に対する嫌悪。劣等感、その他諸々汚い感情。
私の内に秘めたもの。
君の目にはそれが透け見えているように思えてしまう。
だから、だから……
澄んだ瞳から、私をどこかに捨てておくれ。
『澄んだ瞳』
いつもキラキラしていたあの子
何の曇りもなく晴れ晴れしい子
よどんでいる私には、
キラキラ見えて眩しくて
羨ましかった
数年後
体調を壊し、仕事を休み
外に出る事も少くなった私に
先輩、赤ちゃん産まれました
名前は○○っていいます
と澄んだ瞳の赤ちゃんの写真が
送られてきた。
やっぱり彼女は明るいニュースを届けてくれた
赤ちゃんの名前も清々しい名前だ
あの子は、私の中で一点の曇もなく、
ずっとキラキラしている。
私は、素敵な子に出会えたんだなぁと思う。
#澄んだ瞳 -27-
澄んだ瞳が映し出す世界
美しい自然が広がり
そよ風が心地よく吹き抜ける
空は青く澄み渡り
白い雲が優雅に舞い
鳥たちが自由に羽ばたく
澄んだ瞳が映し出す未来
希望が溢れる光景が広がり
夢を追いかける人々がいた
澄んだ瞳が映し出す真実
世界の闇に目を向け
誠実な心で問い掛けよう
平和と愛を求めて
善意と勇気の力で
澄んだ瞳が輝く未来を創り出そう
澄んだ瞳さんへ
よく尖らせた睫毛が好きです。
睫毛の実らせた瞳
瞳と鐘はよくにている
鐘は月を呼びます
瞳は記憶を呼び覚ます
僕はこうして波が引く
押してくれる風が洞窟と交わる
純真無垢だった幼い子供は、自分の世界が広がるに連れて、その途方のなさに嫌気が差してきた。
輝きは失われ、外を拒む。
「心配すんな」
かつての自分に声をかけた。
「何年かしたら、変わるから」
男は、真っ直ぐな瞳で、少年を見つめる。
澄んだ瞳……。
そんな人間に、出逢ったことなど無い。特に、あの悪女は、どす黒く濁っていた。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者の娘、人でなしの今井裕子。
そんな下衆に台無しにされた人生を歩んできた自分も、他人のことは言えないけど。
澄んだ瞳……。
透明感のある瞳のことかな?
そうだなぁ。エメラルドが、いいな。
肌は、限りなく白に近いピンク。髪は白に近いグレー。スタミナとスピードを兼ね備えた、ステイヤータイプ……って、あれ?
その澄んだ瞳には何が見えていますか…?
君に最大の特徴といえば、その澄んだ瞳だろう
君のその瞳はなんでも見透かしているようで
少し…怖かった
でも、その澄んだ瞳にどうしようもなく
惹かれたんだ
その、綺麗な瞳に…
羨ましくもあった
そのことで君が悩んでいるのも知らずに…
ありがとう…
僕に違う世界を教えてくれて
ありがとう…
僕に世界にはこんなにも美しい、澄んだ瞳があると
教えてくれて…
ありがとう…
澄んた瞳と可愛らしい声でどんな人も人外も虜にする
生徒がいたその生徒が通ると周りの生徒はキュン死して
保健室が渋滞する事態となり学園内ではサングラスが
流行った
澄んだ瞳でこちらを見ないで
汚い私が目立つでしょ
#澄んだ瞳
澄んだ瞳
君の見てる先に何が写っているのだろう
いつも考えていた
何を考えているのだろう
って思ってた
僕の感じてることは、察してくれるのに
僕は君のことを理解しきれていたのかなぁー
不安になりつつも
そんな不安も察してた気を使ってくれていた
そんな相棒のことを考えながら過ごしていたら
とある日に
澄んだ瞳をしていると言われた
僕より相棒の方が澄んだ瞳をしているんだけどなぁ
あなたのその澄んだ瞳は、
私の内側の奥深くにある、
醜くて、汚らしい部分を見透かされているようで
すごく、怖い。
7日目
あなたの澄んだ瞳に映っているのは、私ではなく、別の女の子だった。
私もあの子もあなたが好き。
(私の方があの子より先にあなたを好きになったのにな。)
でも、私があなたを好きなのと同じくらいあなたもあの子を思っているなら。
誰よりも幸せにしてあげて。
私は、あなたの幸せしか願っていないから。
そう、もう私の映ることのないあなたの澄んだ瞳に呟いた。
澄んだ瞳
お前!本当に澄んだ瞳をしてるなー!
龍馬から称賛を受ける。
ありがとう
俺はそう短く返事をする。
そういえば昨日は龍馬の誕生日だったな・・・
俺は心のなかでそう呟いた。
俺もそんな目を持ったやつに生まれたかったわ〜!
と、龍馬は俺に言ってきた。
グシャッッッ!!グチャッッッ!!
ギャーーーーーーーーッッッ!
俺は予備の義眼をプレゼントした。
ハッピーバースデー
『澄んだ瞳』
1人で部屋にいると視線を感じることがある。視線の主はぬいぐるみである。黒の澄んだ瞳でこちらをじっと見つめてくる。ある人からもらった大切なもの。
「もうこんな時間か、学校行かないと」
時計を見ながら言う。ドアを閉め鍵をかける。
「「「撮影を終了します」」」
「君を地の果てまで愛そう」
男は、
「黙れ!」
と言い放った。
黒い髪に碧眼の男だった。
男は続ける。
「貴様のような男が、フェリス様を愛すだと!? 身の程を知れ!」
返す男は、一歩引いた調子で、金色の髪を撫で付けた。
「俺のような、芸人風情が、身分違いの恋をしてははらないと?」
「それはそうだろう。お前の口から出まかせで、一体何人の女を口説いてきたことやら」
「二人とも、やめてちょうだい!」
と女は叫んだ。
元はといえば、芸人がやってきたのは、晩餐会を盛り上げるためである。
決してこのようなことに陥ってはならないというのが、騎士長ロンバルドの言い分だった。
だが、芸人の男は続ける。
「君の澄んだ瞳よ。この王国の至宝。高嶺の薔薇。そして紫玉の宝石」
女の目は確かに、トパーズのような紫金の色をしていた。
『澄んだ瞳』 No.106
きんいろの日が映り
夕焼けに染まる
渡り鳥がぽつぽつと空をあおぎ
さざ波立てる 懐かしき海
雲一つ浮かばない夕空
貴女の澄んだ瞳に
そのすべてが輝いていた
僕は昨日人を殺した…
まだ何も見つかってないが、見つかるのも時間の問題だろう…
最後に彼女に別れを告げて逃げようと思った。
何も知らない彼女の澄んだ目は、まるで全てを知っているような目で、すごく怖くなった
話している最中も、殺したんでしょ?と言われているようで息をするのもやっとだった…
「ねぇ、大丈夫?」
気づかれてないはずなのに…
怖くて怖て仕方がなかった…
君の澄んだ目はどこまで僕を見ているの?
澄んだ瞳
子供は澄んでいるというが
もうくすんでる気がする
これからがすごく心配
どうしていこうかな
イタズラばかりなのに
澄んだ瞳で、
あなたの心を見てみたい。
きっと透けて見える。
ほんのり甘く染まっていたらもっと素敵。
僕は。
淡い、淡い空に落ちていくような。
風なんかに揺らいでしまうような。
そんなふうに見える気がする。
もし、瞳が澄んでいたら。
そこには世界が映ってる。