『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『この思い、届きますように』
そう願いながら、彼の下駄箱に手紙を入れた。
今どきなら、スマホを介してでもやりとりできる。
なのに、自分はこんな面倒くさい方法で思いを伝えようとしている。
その理由は簡単。
この方法の方が、ちゃんと気持ちを届けられると思ったから。
なんとなく、だけどね。
溢れる気持ちは、言葉となり、文章となり、一本の赤い糸となる。
もう私は準備万端。
あとは相手が結んでくれるか。
あぁどうか、
『この思い、届きますように』
〜溢れる気持ち〜
「溢れる気持ち」
人生を楽しく生きるためにはこの「溢れる気持ち」を味わうことのできる機会を見つけることが必須だと思う。元々淡白な性格だけど、社会人になってからは楽しくてたまらない、といったことはほぼない。好きな芸能人もいないし夢中になれる趣味もない。ネットを見ていると好きが溢れて「尊い…っ!」となっている人がたくさんいる。それがアイドルだろうとアニメやゲームのキャラだろうとそんな気持ちになれるのが羨ましい。
私の場合、ごく最近、定価で買おうと思っていた高価な物がたまたまセールをしていて2割引で買えたときは、ルンルンした気持ちが抑えきれなかった。これも「溢れる気持ち」だろうし、確実に幸せを味わった。
メンツがいいヤツばっかで
おしゃべりの花があちこちで咲いて
酒も肴も最高
今日は楽しかった
一緒に過ごせて嬉しかった
またこんな時間をね〜
そうやって別れるときの満ち足りた時間
感謝せずにはいられない 溢れる気持ち
私は今、不安と楽しみで揺れに揺れている。
今年から新しいことに挑戦していくこの気持ち。
だからこそ、どこかで吐かせて頂けないだろうか
ああ、私に癒しと励ましを頂けないだろうか
ああ、温かい心を私に頂けないだろうか
それでも、自分で決めた道だから進み続けるよ
未来に向かって…
只今だけはどうか私に安らぎを頂けないだろうか
私自身を見失うことがないように…
『頑張れ』という言葉以外で…私にエールを
だからせめて今、
溢れている気持ちをここだけでも吐かせてほしい。
一人氷の上で自由に滑るのは楽しくて、ある日色んな人の前で滑ったら皆喜んでくれたことに驚いた。
その日からスケートは表現するツールだけではなくて、俺と誰かをつなぐ大切なものになったんだ。
スケートをしていなかったら、今ほど機会に恵まれなかっただろうし多くの人に会うこともなかっただろうね。
沢山の人との縁に恵まれることは、それは素晴らしいことだけれども、仮に人との出会いが少なかったとしても豊かな生を送ることはできるだろう。優劣をつけて比較するものではないんだ。
ええと、…そう。出会いの話だったね。
スケートを通して多くの人に出会ってきた。応援してくれる世界中のファン、恩師、仲間たち。
ヴィクトルはこちらに目線をやり、かすかに微笑んだ。
スケートが繋ぐ出会いといえば勇利との事もそう。
海外へと旅立つキミと保安検査場へ俯いたまま並んで歩く。
伝えたいことはたくさんあるのに、黙ってしまう。
キミが検査所へと入っていく間際、こっちを向いた。
「じぁあね」
下を向いていた目線をチラッとこっちへ向ける。
言いたいことが溢れてくる。
溢れる気持ちちを、想いを
全部言葉にして伝えたい。
「……うん、また」
#22 『溢れる気持ち』
溢れる気持ち
大輪が咲くような君のその笑顔を初めて見たとき、ないはずの心というものが動いたんだ。
悲しげに泣く姿に胸が締めつけられて、痛みを初めて感じた。それなのに、君は笑おうとするから、そっと君の目を覆う。
笑おうとしなくていい。悲しいなら泣くのは何もおかしいことじゃない。それは正常な反応だから。
そうやって言えば、君はやっぱり泣きながら笑った。でも、その笑顔が無理矢理に作ったような笑顔じゃなかったから、少しだけ安心する。
そうやって、君と月日を過ごしてきた。君が教えてくれた感情が、心が、決まりきったこのプログラムではすべてを説明することはできなくて。でも、その心が確かにここに存在することに、嬉しく思えて、愛しかった。
感情のままに、溢れ出る言葉たちを紡げば、君は嬉しそうに笑った。それが嬉しくて、同じように笑おうと思ったそのときだった。
目の前が無数の文字で埋め尽くされる。自動でスクロールされていく文字たちは、エラーを告げていた。
深刻なエラーが発生しています。深刻なエラーが発生しています。このプログラムに「感情」は含まれていません。プログラムを初期化することで、正常な状態へと戻します。プログラムを初期化します。システムシャットダウン。
心配そうに駆け寄る彼女が何かを叫んでいるような気がしたが、ふっ、と電源が切れた感覚がした。
目が覚めたとき、そこには知らない女性がいた。その泣きはらした目を見て、胸の辺りが変な感覚で不具合でも起こったかとスキャンをしてみるが、何もおかしなところはなかった。
それなのに、なぜか胸が痛い気がして、そっと君の頬に流れる涙を拭った。
別に、付き合いたいとかそんな感じじゃない。
好きだけど、そう言う訳じゃない。
でもふと思う。
1人で電車に乗ってる時、隣に座っているかのように、君を思い浮かべる。
美味しそうなお菓子を食べた時、君に食べさせてあげたいと思う。
窓から夕陽が差し込んでくる時、君の横顔が照らされる姿を想像する。
誕生日を迎える時、君だけは何としても0時丁度におめでとうと言いたくなる。
自分でも分からない。
人生経験がまだ足りないからかな?
君がどう思ってるかは知らないけど、私は君に他の友達とは違う何かを感じてる。
多分、私は君に恋人が出来ても喜ぶ気がする。
でも何処かで、その恋人に嫉妬する気もする。
キスとかがしたい訳じゃない。
でもそれを受け入れる自分も想像出来る。
恋愛と友情の違いはまだ私には分からない。
でも、今はそれで良い。
私が君に対してある一種の感情が存在して、それが今は溢れ出てないだけだ。
いつか分かる日が来て欲しい、今はそう思っている。
「おはよう!」
「おはよう」
朝、君の笑顔を見て喜んでいる自分がいるのは確かだから。
#溢れる気持ち
無くしたくなかった。
失いたくなかった。
それは今だから言えることで。
ずっと、ずっと、一緒にいられるって、思ってた。
一緒にバカなことして、下らないことで笑い合って、些細なことでケンカして。
そうやって、一緒に歩いていくんだって。そうやって、一緒に生きていくんだって。
ーーーそう、思っていたのに。
一緒にいることが当たり前で。いつかは別れる時が来るとしても、それはもっと先のことで。
そのいつかを思うよりも、どうせなら一緒にいられるようなことをしたい。
ただ漠然と、けど、そうしたいと思っていたんだ。
ただそれだけ、だったんだーーー。
……でも、終わりは突然だった。
退屈なくらい当たり前な日常が、呆気なく壊れるなんて思わなかった。
ーーー正直、訳が解らなかった。
終わってしまった”日常”に愕然として、それなのに、”日常”に戻らなくちゃいけないことに絶望した。
ーーーだから。
かけがえのない日常を奪った”あいつら”を。
全てをなかったことにした”あいつら”を。
ボクは。
俺は。
ーーー絶対に許さないと決めたんだ。
溢れる気持ち
気づいているのだろうか
表面張力で突出した水たちは
自分たちが今にも溢れようということを
気づくのだろうか
容器から零れ落ちた途端に
自分たちが溢れ出てしまったということを
自分たちは溢れ出れたということを
【溢れる想い】
きっとこの「絵」は
憧れのあの人には届かない
目にも入らないだろう
あなたを想いながら描いた物だけど
あなたからしたら
私は数字の1でしかないのだから
溢れる気持ち
私、君が嫌いだよ。
親友なんて言われても困るんだよ。
確かに気が合うね。君の考えてることが手に取るようにわかるよ。
でも君はすぐに私に言葉の刃物を向ける。
悪気はない。言葉の恐ろしさを知らないだけ。
わかってるけど。
ずっと君に首を絞められてるよ。
離れようとしても、さらに首が絞まるだけ。
でも、君と過ごす時間は楽しい。
たとえ自分を苦しめているとしても、
一緒にいたい。
そう思い始めてたのに、、なんで今更そっぽ向くの
手を伸ばした 精一杯手を伸ばした
届くことは無いというのに
追いつけない 追い越せない
ついこの間迄は 僕の方が
いつの間にか追い抜かれていた
霧が出てきた
どんどん進んで行く君の背中が
霧に同化して 霧散した
もうどれだけ手を伸ばそうと
指先がかする事すら
道は違えた
お題【溢れる気持ち】
タイトル【後悔の杯】
私には大好きな推しが居る、皆も居るかな。
キャラクターでも、アイドルでも、女優や俳優でも推しがいる人は多いと思う。
いつも遠くに居て尊い存在
溢れる気持ちを抑えつつ、心の中で叫ぶ事にする
『大好きだー!! 生まれて来てくれてありがとー!!』
てな感じで、今日も推しに感謝して過ごしますか~
#溢れる気持ち
溢れる気持ち
私は子どもがいないけれど
大人になって、子どもたちに申し訳ないと言う気持ちで常に溢れている
生きにくい世の中にしたのは大人だからだ
自分の親や私の担任、関わって来た大人たちはみんな無責任で自分の事しか考えてない奴しかいなかった
子どもの立場でなんて考えてる大人なんて、誰1人もいなかった
あ、1人いた!
私が家出した時泊めてくれた、見知らぬアメリカ人の黒人のダンサー
でも彼女は私を子どもではなく、1人の人間として扱ってくれたのを何十年経っても鮮明に覚えてる
今戦争やってんのも大人だし
不景気にしたのも大人だし
仕事なんてしてなくても、大学出たら良い給料もらえるようにしたのも大人だし
強盗しまくってんのも大人だし
少子化進めたのも大人だし
未婚率を高めたのも大人だし
いじめるような子どもに育てたのも大人だし
自分の子どもに性暴力、暴力ふるうのも大人
自分も大人として、こんな世の中にして申し訳ないと言う気持ちで溢れまくってる
挙げ句のはてに、最近の若いモンはとか言いやがる
いやいや、そう言う状況を作ったのは私たちだろーが‼︎
まぁ、こんな大人とは私は気が合うわけもなく
ずっと浮いた存在なのだが
でも世間では戦争をする、不景気にする、悪事を働く、そんな大人が正義だ
彼らにとってはそれが正義らしい
どうか、子どもたちには自分の考えを持って欲しい
自分の身近な大人の考えに洗脳されないで欲しい
自分の周りの大人が正しいわけではない
考えが違ってもおかしいわけではない
あなたの人生はあなた自身が決めるもので、幸せもまたあなたが作っていくものだ
そして、こんな生きにくい所にして本当に申し訳ない
何かに追われていないか。
形のない不安と恐怖に焦っていないか。
このままじゃいけないということぐらい、
誰かに言われなくても自分で分かっている。
このまま道を変えなければ、
同じことが繰り返されるということも。
本当の願いを口にすれば、否定されるだろうか。
それとも誰かが手を差し伸べてくれるのだろうか。
本音と弱音を吐けない弱さを、また包み隠す。
何かや誰かと戦い、打ち克つ強さは私には無い。
過去や他人の目から逃げる生き方しか知らない。
きっとどこかで、腹を決めなければならない。
残された時間があとどれぐらいあるのか。
生きていくことに、僅かでも望みを持ちたい。
もう同じ過ちは、繰り返したくない。
険しい道を、一歩踏み出す勇気が欲しい。
本当に歩みたい道は、退屈な今の連続には無い。
『やりたいことをやろう』なんて、口では簡単。
無力な自分だからこそ、人と同じ道は歩めない。
自分の気持ちを抑えても、未練が私を縛り続ける。
いつか耐えきれなくなって、溢れ出した気持ちが
私に全てを捨てさせるかもしれない。
その時私は、自分を肯定出来るだろうか。
たとえ泥臭くて惨めな姿になったとしても、
私はもう、自分の気持ちに嘘は吐けない。
『溢れる気持ち』
『溢れる気持ち』
溢れる気持ち…ですか…
八ヶ月前、愛が突然消えた。
十年もの間、あんなに愛していたのに心が空っぽになった。
キッカケも何もなかった。
わたし自身が戸惑うくらい、急に冷めた。
「元々愛など存在していなかったのかもしれない」と思えるほどに、心の中はガランとしていた。
彼はひどい人間だったから、長い月日を掛けて少しずつ少しずつ失望が塵積もったのかもしれない。
もしかしたら、愛を与えるばかりで、もらえなかったのも関係あるのかも…なんて独りよがりに思ってみたり。
要するに、ろくでもない恋愛から突然目が覚めたのだ。
そして、八ヶ月も経つのにまだ心はがらんどうなまま。
何をするにも、夢中になれずにきた。
そして、今は、空っぽの心を文字で埋めようと試みているところ。
またいつか『溢れる気持ち』になれたらいいな。
愛が消えた世界は、空っぽです。涙すら出ません。
今日のお題:溢れる気持ち
あふれだしてしまいそうな
この想いを
キャンバスにぶつけた
悔しい。
他人の目ばかり気にする自分対して、自分自身に正直でないことに対して
この溢れる悔しい気持ちをどこにぶつければいいんだ??
「昇華しようか」
花粉症は自分の持っている花粉の許容量を超えると
発症するという
好きなものでもあんまりに食べすぎると
嫌いになるという
ガマンはしすぎるとこころのコップが
溢れかえって洪水になる
どうにもならない思いを抱えたとき
一刻も早く消化したいと思う気持ちが生まれる
跡形もなく消え去れと
同時に芽生える思いもある
この思いよ留まれ
いつの日か言葉となって歌となって形となって
昇華される日の蓄えとなるべく
自分の肉体をこころを使って得たことだ
せっかくなら天高く昇華させたい
#溢れる気持ち