『海の底』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人魚姫って知ってるかい?そうそう、綺麗な女の子が王子様を愛して泡になってしまう話さ。
ハッピーエンドとも言えない、バッドエンドとも言えない、何とも言えない悲しい話である。
約一万kmの底で物語の想像は異常を期し、儚げな少女を生み出した。夢を希望と語り人魚姫は今尚、泡となり海に揺れている。マリンスノーと。
人魚姫は今何を思うのだろう。王子に対しての感情か、其れ共自分に対しての感情なのだろうか。問いかけをしたとて、泡は喋ることは無い。よって物語はここで終わる。
私たちは、人魚姫の続きを書くことが出来ない。私たちは人魚姫を知らない。物語から見る第三者視点でしか、人魚姫を理解することは出来ないのだ。
人魚姫は、美しく散っていった。愛する人と自分の命をかけて彼女は、愛する人をとる。手を引いて、泡となる身体を受け止めて。
貴方らにこれはできるか、愛する者の手を取れるか。
彼女は美しい。海の中で1番、海の底に溜まる泡と同じで。彼女は美しかった、泡となっても彼女は美しいまま海と一つになった。
彼女は綺麗なままだ。その理解には程遠い、続編など存在しない。ただ、一人の乙女として、終わりを告げるだけの物語。なのにどうしてこんなにも愛しく感じるのか。
己の人智を超えているからこそ、人魚姫は美しく映るのだ。
海の底の貝ならば良かったのに
いくら泣いても誰も見てない
きっと海の底に沈んでいるだろ
ボトルに詰めたワタシの気持ち
海の底のような星空へボクは
「深海少女」を歌い続ける
しずかだ。
音のないくらい場所でそんなことを思う。
泡の浮かぶ音も、波の揺らぐ音も聞こえない。静かで寂しい、そんな言葉がここには良く似合う。
一度開いた目を閉じる。
次に目覚めることはないだろう。
そんな確信を抱いたまま降り積もる泥の中へ沈んでいく。
苦痛は遠く、穏やかな眠りに沈んでいく。
ああ、ここはしずかだ。
【海の底】
最近物忘れが酷い。
変な行動を取ってしまう。
頭が痛い、怪我もよくする
授業も集中できてない気がするな。
疲れてるのかな…
でも本当に疲れてる人は疲れてることに
気づかないから疲れてないのかな。
疲れているとしても
やることいっぱいあるし、
休む時間が取れないな。
あーあ、
"海の底"で何も考えずにぼーっと出来たら
どんなに楽だろうか、
でも人間だから息が続かず苦しんで死ぬだけか
楽なんてないのかな、
海の底でも海の底の辛いことがあるのかな
もしかしたら海の底の方が辛いのかな
もしかしたら休みなんてないくらい辛いのかな
ならもう少し頑張ってみようかな、、、
_____表の自分の苦悩
「海の底」
果てしない海の底にずっと潜っていたい。
時の流れも、季節の変化も感じなくて良いから。
海の底にずっととどまっていたい。
時々現実から逃げたい時に痛烈に考えてしまう。
勿論、無理なんだけど。
分かってるけど。海の底なら何も考えなくて良いから。
海の底
深くなればなるほど
暗くなっていく深海
なかなか辿りつけない場所
そんな環境でも
生きている生物がいる
生きられるように
適応して進化している
未知の不思議があるからこそ
興味をそそられる
お題 海の底
月日が流れる程に増す想いが
段々と辛くなってしまって
いっそ海の底で眠っていたい
あなたが誰かの手を取る姿など見たくない
こんな悲しい時そばにいて欲しいのは
ただ一人、あなたなのに
「海の底」
水面を漂って
潜り込んで
落ちていく程、貴方で真っ暗
この世で見たくないもののひとつに海の底がある
深い 深い 海の底にはなにがあるのだろう
肉眼では到底見えない暗闇
魔物が眠っていても気づけないだろうに
パンドラの箱のように そこは決して覗いてはいけない
絶望と凶気があり 見てしまったら 二度と地に足がつかなくなるのではないかと 想像するだけで身の毛がよだつ
【海の底】
「海の底」
もう
どうすれば
息ができるのか
思い出せないほどの
深い深いところで
わたしは
もがく
小さな祈りを
心底に抱え
まだ癒えぬ
凍てついて
灯ることのない
この砕けた心
#海の底
海の底に都はあると言いし人
長門の赤き門にて思う
哀しいと思いつつ見て語る者
永遠を手に祀りは続く
平家物語を思って
海の底に沈んでも、空の上に上ってもずっと一緒。貴方と笑い会えるように貴女が不安にならないように私は今日も海に沈んだ自分を探してさまよう。
この世界で生きたかった
だから、もがき続けた
そして
もがき続けた先は
海の底
もがくことに意味なんてなかった
期待という名の海に溺れた私は
もう這い上がれない
【海の底】
あなたへの思いを
ためて、ためて、ためつづけて、、
気づいたら、海の底にいた
好き
は、望みすぎるから
目が合ったら笑い返して
おはよう、って声をかけて
たわいない会話をしあって
あぁ
私はまだ、底から動けないまま
海は広い
海は深い
そこに優しさはない
ように見える
だけど生き物がいる
そこに優しさはある
その優しさは目には見えない
だけど海に深く残る
そしてその生き物をいただき
人間は生きている。
生かされている。
生き物に世界に自然に。
海のおかげで陸があるのだろうか?
どれだけの月日がたっただろうか
私はまだ沈んでいる
温かく、でもどこか冷たい
底はあるのだろうか
もう太陽の光はあたらない
ひなはどこに
ひなと話したい。
マリアは海の底で
何を考えていたんだろう
きっとイエスのことを想って
ジョシュのことを忘れられず
海水に紛れて泣いていたのかな
そこは居心地がよかったよね
イエスもアリアも任せて
安らかにお眠り下さい
聖母マリアよ
あなたと私
沈んで沈んで沈んで
仰向けになって
手足、ぶらりん
浮きながら、漂いながら、落ちながら
海面
空、🟦
波、光りの揺らめき
今、あなたの顔に映った
ふふふ
眩しそに
楽しいね
明日は誰にも
わからないから
怖いけど
泳ぎ得意だから
ちょっと安心
海の底
たどり着く頃には
泡になっているかな
それもいいね
しょっぱいね
𓂃◌𓈒𓐍𓂃 𓈒𓏸◌𓈒 𓂂𓏸𓂃◌𓈒𓐍 𓈒𓏸𓂃 𓈒𓏸◌
お題「海の底」
宇宙