『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
懐かしい小さい頃の話。
兄が家に帰ってきたので遊んでもらおうと
待っていたが、なかなか部屋から出てこない。
そっと部屋を覗きに行ったら部屋にいない。
…?そのときは不思議に思っていたが
なんか別なことに興味がいったのか、すっかり忘れていた。
何年か経って、兄から
「どうしても泣きたくなったら押し入れ貸してやるからな」
と言われた。
そうか、あの時泣いてたのか。
確かに兄の泣いてるとこは見たことなかったな。
いまや私は荷物を詰め込んだあの押し入れに
入り込めるガタイでは無く、兄もこの家を出て久しい。
なので泣きたくなっても…まあ、我慢するか。
(泣かないよ)
あんたらのために
涙なんか流さないよ
私は私のために
涙で流して強くなる
そう決めてる
だから
そうそう簡単に泣かないからね
弱みを見せたら
負けだから。
_ ₁₆₇
泣かないよ
あなたは遠くに行ってしまった時、とても落ち込んで、寂しい気持ちになったけれど…
あなたには笑っていてほしいから絶対に泣かないよ
「うん、僕は絶対に泣かないよ。だって、僕の大切な人と約束したことだから」
高校に入学したての四月。そう言って、キミは笑う。痛切に感じるほどに。殴り合いの喧嘩をしていたオレを救ってくれた救世主。それと引き換えに全身はアザだらけ。オレと一緒だ。それなのにどうして微笑むことができるんだ。本当に不思議だった。真っ白な天井を見つめたあと、またキミを捉えて口を開いた。
「そっか、ありが、と。こんなオレを、助けてくれて。病院まで運んでくれて。あと花も」
「当たり前のことだよ。だって中学生の時――いや、なんでもない。じゃあ僕は、そろそろ行くね。また明日来るよ」
「あぁ、気をつけて」
個室から出て一呼吸。彼の前では耐えることができた。彼の前では。とめどなく溢れてくる涙とともに、何とか歩を進めた。最悪の高校デビューだった。まだ続いていた。あいつらの悪さは。
中学上がりたての頃に、あいつらは話していた。ちょっと憂さ晴らしさせろ、って。それが全ての始まり。なんの関わりもない僕が標的にされて、散々嫌なことをさせられた。そんな時に助けてくれたのは君だったのに。転校してきた君だったのに。言ってくれたじゃんか、『こういうこと、見て見ぬふりできない。オマエは笑っている方が一番似合ってる。これからも太陽みたいな明るい笑顔で、他の人のこと照らしていけよ。オレのこともな。これ、約束な』って。そんな勇気ある行動に、温かい優しさに強く心を惹かれた。
(それから、移り変わって彼に……)
僕と同じようなことをされていた。「やめて」って言いたかった。あの時、臆病になって見ているだけだった自分が憎い。高校生になってからは大丈夫だと思っていた。でも、そんなことは無かった。再び同じ光景が目に入った時、僕の身体は勝手に動いていたんだ。
(でも、前のような彼は、いない)
思わず足を止めて、近くの壁にもたれ掛かる。爪が食い込むほど強く拳を握った。覇気がなくなり、弱々しくなってしまった君。僕のことも記憶から抜け落ちているのだろう。あの出来事のせいで。さっきの姿、言動を思い出す度心臓が締め付けられて、苦しくなる。
早く、早く思い出してほしい。それまでずっと僕がそばにいるから。支えていくから。
そう切に願いながら、また僕は歩き出した。君が戻ってきた時、この胸に秘めている想いも、伝えたいから……
~泣かないよ~
『泣かないよ』
君と永遠にお別れしなくてはならないと分かった時、僕はとてつもなく絶望したんだ。
だけど肝心な君の方は、僕を気遣って笑っていたね。
会えなくなってもあなたの心の中で生き続ける、生かしてちょうだいと笑って言ったね。
いなくなってしまった人の意思を想像して心の拠り所にするのは、残された人のエゴだと思う。
それでも君が願ってくれたことはほんとうだと信じたくて。
君が伝えてくれたことを食べて、生きていくと決めた。
だから、泣かないよ。
卒業式。
「泣かないよ?」
由美はそういった。
「泣くわけないじゃん。」
卒業式終了後
「今までありがとう。この一年間すごく楽しかったよ。」
先生が言う。
みんな泣いてる。
由美だけ泣かない。
でも、やっぱり。
「最後くらい泣かせてよね。」
恋星ゆい🥺
泣かないよ
なんて
強がらなくていい
泣きたいときは
泣けばいい
#泣かないよ
#93
「泣かないよ。」
もう、お姉さんだから。
転んでも、痛くないよ。
赤ちゃんじゃないから、泣かないよ。
泣かないで、なんて
どの口が言うの?
泣かせたのは貴方でしょ
ごめんね、なんて
どの面下げて言ってるの?
悪いなんて思ってないくせに
もう泣かないよ、なんて
何で私は答えるの?
可愛げのない私だから
彼は去っていくのに
泣かないよ#41
「私、泣かないよ」
誰もいなくなった校庭で一人で叫んだ。
夕暮れ空に宣言してやった!
君が誰を好きでも、私は絶対に応援するよ。
この言葉は喉のなかで蒸発したけれど、必死に涙を噛み殺して笑顔を作った。
早咲きの桜の桃色が輝いて見える。
あぁ、恋しなきゃよかったかもな。
そんな風に思ったけどやっぱり撤回!
毎日楽しかったからよし!
恋は叶わなかったけど、これからも最高の友人として君の隣とはいかずとも関係が続くんだもんね。
高望みはしないって決めたんだもん。
これで満足だよ。
【泣かないよ】
(※性的表現有🔞)
「さあ愛斗、脱いで 」
「…はい」
どいつもこいつも
オレを性的に見てやがる。
あの人も、あの先生も、あの先輩も、あの上司も…
オレ、思い出したんだ。
幼い頃、 母さんからにも性的虐待されていたことを。
オレは母さんの性処理の相手をさせられていた。
その時はまだ物心もついておらず
何も知らなかった。
「ねえ愛斗
もっと触って?」
何も知らない幼い子に
こんなことさせるなんて…。
「上手よ…さすがあたしの息子だわ」
何もわからず ただ真顔でひたすら母体に触れていた。
やがて母さんが果てて眠った時、
オレはこれを「これは教育なんだ」と思い込んでいた。
いつになってもオレは
誰かの性処理の相手をさせられている。
気づいた時にはもう既に汚れていたのだ。
「愛斗」
「…はい」
たとえ望んでいない行為でも
オレは泣かないよ。
私はあなたのために脱ぎましょう。
さあ、お好きにどうぞ…
「泣かないよ」
だいすきだよ
ニシシって照れながら、とても嬉しそうに笑うところ。
何でもカッコよくできちゃうとこ。
かなりずぼらで面倒くさがりなところ。
本当は泣き虫なところ。
人の何倍も努力して努力して今の君がいること。
いつも僕を守ってくれてありがとう。
助けてくれてありがとう。
この感情は何だろうか。
もう泣かないから。
泣かないよ
涙がこぼれそうなとき
空を見上げてみたり
口角を上げてみたり
泣かないよって
小さな声で言ってみる
それでもこぼれてしまったら
泣くだけ泣いて
もう泣かないよって
小さな声で言ってみる
私の小さな約束のひとつ
泣かないよ
最近、私のお気に入りの地域猫の
ハチワレのクロちゃんが
居なくなってしまった。
とても悲しい。
居なくなる直前に
家の壁の隙間から白いクロちゃんの足が見えたので
近寄ったら
珍しく逃げたのでびっくりしてよく見たら別の猫だった。
やっぱり黒白の猫ちゃんなんだけど
お口のぷにぷにが白くて
しかも、お髭がズレちゃったような黒ブチがちょっと変な模様で
目が離れており
なんとも変わったお顔だった。
「あら、こんにちは、かわいいね。」
と、話しかけると、
遠くから耳をプルプル振って、一応、お返事はしてくれてはいるが
とてもビクついていた。
野良猫ちゃんである。
大きいのでオスなのかとも思ったが、
お腹がふっくらしているような気もしたのでお腹に赤ちゃんがいるメスだったのか?
しばらく、こっちをキョロついていたが
動きがニョロニョロと速くて、確認出来なかった。
遠くから写真を撮ってみたところ、AIが反応し
鳥マークが出ている
?!
え?鳥?猫なのに?
早速AIに調べてもらうと
マゼランペンギンと出てきたではないか。
大爆笑した。
AIの間違え方が
「僕、知ってるよ!」
と、小さい子供が知ったかぶりをしているみたいで、愛おしくなり、
違うよ、猫さんだよ。
と、教えてあげたくなってしまった。
ところで、クロちゃんの居なくなった件だが
ご飯をあげてくれていた方が
同じ模様の野良猫ちゃんを連れて来ちゃったから
野良猫ちゃんに
あなたは食べちゃダメよ
と手を出したら
クロちゃんに初めて
シャアーッ!!
されてしまい
飼い猫ちゃんのご飯にもお金がかかるし
泣く泣く、ご飯をあげるのをやめたところ
来なくなってしまったそうで
悲しんでいらっしゃった。
とてもせつない。
クロちゃんは優しげな声で時々鳴いていたので
もしかしたら彼氏だったのかもしれない。
今はご飯をくれる場所に移ったのだろうか
どこかで彼氏と一緒に仲良く暮らしているのかなぁ。
クロちゃんを見なくなってすぐに
私はシックな白と黒の服を着て
母の介護の隙間に接客の仕事をする事になった。
私はアルバイトなので
猫に例えると首輪がついていない通い猫である。
白黒のハチワレ猫の事を英語でタキシードキャットと呼ぶらしい。
まるで今度は私が白黒の地域猫になった気分である。
不思議な縁を感じた。
am1時47分
こんな時刻に帰宅したら、今週7日間の体力が不安でしかない。
感情的になると、いきなり思いやりのない言語を爆発させるあの人。
出会った時から、何回こういう場面を繰り返して来ただろう。
自分が可愛いだけのあの人からは、思いやりというものを感じた事がない。
些か限界。
もう会いたくない。
長い事尽くしてきた事も、何ひとつ伝わらなかったのは、自己中なあの性格からは、人に感謝することなんてないからだとわかった。
いつも悩んだ。
なぜ伝わらないのか、なぜ届いてくれないのか。
発信側が悪いのだろうかと自分を責めたりしたけれど、受け取る側の受け皿がなければどれだけ届けようとしても無駄。
もう涙も出なかった。
泣かないさ。これで全てが終わっても。
居なくなっても困らないからさ。
言ってはいけない言葉はある。
いとも簡単に発したよね。
その程度の気持ちしかないから出せるんだよ。
何もかも1人でやってこれたような顔して、平気でよくあんな言葉出せたよね?
あなたも私が居なくても大丈夫だし、むしろ居ない方が清々すると、心の奥にあったから出た本心だよね。
もう会いたくない。
それがあなたの本心だと受け取りましたから、もうこれでお終いですね。
と言った。
慌てて否定し、あれは言葉のあやだと。
冗談でも、口が裂けても、金積まれても、絶対吐いてはならない言葉がある。
あなたの涙は軽過ぎる。
あの言葉は。。。
それは、聞いた瞬間に100年温存した骨董品を、落下させて木っ端微塵に粉々にしたのと同等。先祖代々が大切に丁重に扱い、あたため、大切にしてきた全てのものを価値などないものに姿を変えた。
神に問う。
なんの因果関係で、あの人と縁があったのか。
私は傷ついたのに、まだ縁を繋いでおこうと、自分の発した言葉を振り返り反省もないあの人と縁を切らせず、私になにを学べと言っているのか。
修業が足らないですか?
あの人を成長させられなかった私への制裁なのでしょうか?
泣かないよ
泣いたら負ける気がしちゃうから
泣かないよ
強い子だもん
泣かないよ
お姉ちゃんだもん
泣かないよ
でも時々泣きたいよ
でもきっと泣かないよ
─────『泣かないよ』
泣かないよ
結局、あの日から何年経っても
あンたは泣き虫なままだったよね。
「俺、もう成人よ?流石に泣かんて。」
「ほんとう?じゃあ…」
「それにさ、たしかに泣き虫は認めるけど
高校入ってからとかぜんっぜん、ひとっつも
泣いてないから。」
「本当なのか〜?違う高校だからって
嘘ついたらだめよー」
「…………」
「ほら、何とかいいなって」
「俺は、もう泣かんよ。だから心配するなよ。」
「あンた…」
まだ、あンたは泣き虫なままだ。
でも、頼りがいのある男になったね。
泣かないよって決めてもつい泣いてしまう
だからいつも我慢してる
強く生きるために
泣いてしまうのは仕方ない
でも、メンタルを強くしなきゃ!と思ってる
冷えきったこの指先も
知らなかった
君がくれたこの温もり
逃さぬようにそっと繋いで
ああ もう泣かないからって
溢れる涙
君が拭っていく
泣き虫でいさせて 今だけは
溶けていく心が流れおちる
もう 泣かないよ
君が居ないなら
冷めるばかりのこの温もり
もう泣かないよ
君が居ないから
泣かないよ(お題)
泣かないよ
泣くわけないじゃない
なんで、アンタなんかのために
私が泣かなきゃいけないの
流す涙がもったいない
そうやって勝手に弱いと決めつけないで
私は私のために泣いているの
アンタなんか
私にとってその程度の価値しかないの
『泣かないよ』