『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
♯永遠に
永遠ってどうしてもない気がするなぁ
っていうか諦めに近いのかな
それを考えて失った時が怖いから予防線みたいな感じで
でも、命以外だったら意外と永遠を誓えそうな気がするのになぁ
はたしてこれはまだ未熟な考えなのだろうか笑
綺麗事かもだけど、私理論的に、何事もある程度の距離なら永遠を誓える気がする💭
スポーツとか趣味とかもそうだけど、一定以上にのめり込んだら、その反動で必ずどっかで飽きが来るし、友達・恋愛関係でも近すぎてもぶつかるしで。
なんか考えたら考えたでめんどくさくなる!笑
勢いで生きましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
「三人の約束」
ないはずのものを追い求める。
いや、ないからこそ、追い求めてしまうのかもしれない。
その樹の根元にはいくつかの石碑が並べられていた。
そのひとつを持参した布で拭いていく。
「ずっと一緒にいるって、言ったのに」
手を合わせ、まだ植えられてから数年しか経っていない樹を見つめる。
葉を揺らす風は、秋の香り。
イングリッシュガーデンを一周していると、見知った顔に遭遇した。
「来てたの」
「あぁ」
思わず声をかけてしまう私は、嘘も誤魔化しも出来ないタイプなのだろう。
彼は私から目を逸らした。
「良いところだな」
そう言って彼は周囲を見渡す。
「そうだね」
ひらり。
一枚、黄色く染まった葉がふたりの間に落ちた。
「じゃあ、俺もお参りしてくるから」
視線を合わせず背を向ける彼を見送る。
彼女がいなくなってから変わってしまった私と彼の関係は、もう戻ることはない。
ずっと一緒にいると、約束したのに。
────永遠に
『永遠に』
「魔法少女にならないかい?」
言った途端に「何言ってんだコイツ?」という顔をされた。
うん、仕方がない。よくあることだ。
胡散臭いし、信用ならないよね。
その言葉の裏に、どんな落とし穴が待ち受けているのか疑うのもわかる。
なにより、言ったボクもそう感じている。
だけど、考えてみてほしい。
何かというと「永遠」を口にするのはキミたち人間だよ?
今この瞬間が永遠に続きますように、とか。
この人と永遠に一緒にいられますように、とか。
笑っちゃうよね。
時を止めることと、果てしなく続くことの違いも解っちゃいない。
それに比べたら、ボクは良心的だと思うけどなぁ。
戦いに敗れた時は、キミの命をこのステッキに籠めて次の子に託してあげる。
その子が戦いに敗れたら、また次の子へ。
上手くすれば、キミは永遠に生き続けられる。
まあ、詭弁だし、このステッキには既に何百という命が籠められているんだけどね。
いや、なんでもないよ。
「さあ、いま一度問おう。魔法少女にならないかい?」
そして、永遠に終わらない悪夢をキミに。
殖えすぎた種族は
滅びないという
最大の名目を忘れるようだ
住む場所を仲間を壊し始める奇行も
当然のプログラムかもしれないね
永遠に殖え続けないことを願って
(永遠に)
永遠に続く感情なんて存在するのだろうかと、考えても意味なんて無い考えが頭をよぎる。
私貴方のこと、この先ずっとそれこそ永遠に好きな自信があるんだ。
そう昨日友達に笑顔で言われた言葉がずっと頭にひっかかかって消えてくれない。
その言葉が嬉しいのか分からなくて、苦笑いで返事を濁した事実に、少し寂しげに笑顔を返す友達。
知るのが怖くてその感情がどうゆう意味を持っているのか聞けなくてやるせない。
永遠に
残ってほしい…
日本の文化
美味しいもの
うーん
私に何かできることは
あるかな…?
✴️198✴️永遠に
『永遠に』
生物の血を吸って生き長らえるという魔物がかつて存在していた。血で腹を満たし続ける限りは永遠に老いることもなく命の尽きることもないそのひとは世に混ざり人と変わらぬ生活を送っていた。
私が給仕として働くようになる以前からそのひとは店に毎日コーヒーを求めに来ていた。店主の話によればある日に豆を焙煎していたときにふらりと立ち寄った客だったのがそのうち毎日足繁く来てくれる常連客になったという。
「しかしあのひと年がわかんねぇんだよな。こちとら頭も寂しくなってきたっていうのに会ったときからほとんど変わってねぇ」
店主は禿げ上がった頭をぺしりと叩いて笑った。
軽いあいさつを交わす程度の給仕と客は私のやや強引な歩み寄りによって友人以上にはなれていたと思う。できることなら恋人にまでなりたいと思っていたけれどそのひとはあまり踏み込んできてはくれなかった。
思い詰めた私はそのひとが店を出たあとは住処に戻るだろうと踏んで店を放ってあとをつけた。そして、そのひとが女の人を伴って路地裏へ入っていくのを目撃することとなってしまった。抱擁を交わすふたりを絶望的な気持ちで覗き見ることしかできない私の目に、そのひとの犬歯が牙のように伸びて女の人の首元へ深く刺し込まれるのが映った。なぜか安堵の表情を浮かべた女の人は力なく倒れて動かなくなり、やがて灰となって消えてしまった。遅れてやってきた理解が声を上げさせ、私に気づいた彼は驚きと絶望の浮かんだ目で見つめ、そして歩み寄ってきた。
「これでも、私を恋人にしたいと思うか?」
すぐには答えられなかった私に目を伏せ、踵を返したその人の背に私は言う。
「でも、また店には来てください!」
振り返った彼に私は続ける。
「あなたが何者であっても、店に来てくれたら私はきっと嬉しいです」
店を放って出たことを店主に叱られた翌日。そのひとは店へとやってきた。
「俺に、コーヒーの淹れ方を教えてほしい」
常連客は突然に店主の弟子となり、私と彼は同じ店に勤める同僚として一緒に働くこととなった。
「もう血は吸わないから、安心してくれ」
「じゃ、じゃあ、恋人にしてください!」
きょとんとしたあとに大笑いをしたそのひとは、涙目になりながらも頷いてくれた。
自分がどういった魔物であったかを、私は彼の口から教えてもらった。かつては大勢いた同胞たちはハンターと呼ばれる人々によって駆逐され、いまや彼が最後のひとりであること。人が下等であると見做す同胞たちの考えに違和感を持ち、反発していたこと。血をやむなく吸うときは安楽死を望む人を探し出していたこと。
「どうして、コーヒーの淹れ方を習おうと思ったんですか?」
「一言では難しいな……」
私に血を吸う現場を見られたとき、生活のすべてを捨てる覚悟をしていた彼は、私に店に来てと言われてひどく安心したのだと言った。
「俺はあの店のコーヒーと、共にあった平穏な生活を無くしてはもう生きられないのだと悟ったんだ」
そうして彼は人に寄り添うことを決めた。人と共にあるために人と深く関わろうと決めて店主に弟子入りをした。その考えに気づいたのは私がいたからだと、愛することを決めてくれた。
「私との子は望めないが、それでもいいだろうか」
「もちろんです……!」
彼のコーヒーの腕はめきめきと上達し、店主と並び立つほどになった。これで休みがとれると喜んだ店主は週に1、2日店を任せていたのを3日にし、4日にしてやがては彼に店を継がせてしまった。
夫婦で切り盛りしていた店は半世紀の節目に彼の弟子に譲り渡され、老いた彼と私は外へと出てこれまで勤め続けた店を眺めた。焙煎された豆の香りがあたりに漂い、においにつられた常連客や見知らぬ人、人ではないかもしれないひとが店へふらりと立ち寄っていく。永遠に老いず、命の尽きぬ可能性のあったひとは次々と訪れる客たちを懐かしそうに見つめていた。
「行きましょうか」
「ああ」
老いた手に老いた手が重なってゆっくりと歩き始める。コーヒーの香りがこの場所に何年も何十年も漂って、いつか永遠になればいいのにと私はひっそりとそんなことを思っていた。
「じゃあ、おばあちゃんは虹の向こうにいるんだね!」
ぴょんぴょんと跳ねて、虹に手を振る。娘に「ママも」と誘われたら、断れなかった。
夫が息子たちを連れて戻ってきたけど、タイミングが良くて思わず笑ってしまった。
「おばーちゃん!またねー!」
元気だな、なんて思っていたその時だった。
『アイリスの呼び声』
永遠に
今は高校生という立場で過ごしている。平日は学校、休日は部活。友達と遊び、仲間と学び、戦い、、、当たり前のようで当たり前じゃない毎日を誰かと共に過ごしている。もうすぐで社会人。その不安とともに楽しさが隠しきれない自分は、今の生活が永遠に続けばいいのにとばかり思う。
永遠に続けたいもの
私の永遠は 夢 に捧げる
永遠に
友人はいつも愚痴ばかり言う。
しかも愚痴のバリエーションが少ない。
県民性、彼氏、仕事が出来ない社員、だいたいいつもこの3つのどれかを展開してぶちまけてくる。
どうせ展開するなら東京ドームくらいのサイズに広げて面白おかしく話して欲しいものだが、友人にはせいぜいハンカチサイズが限界の様だ。
友人の愚痴を文字数にするととても長いのだが、内容はとても添削しがいのあるもので、もう少し手短に話して貰いたいものだ。きっと怒りで我を忘れた王蟲のように、聞き手のことなんか考えていないのだろう。
休日になってもわざわざLINEでハンカチを蒸し返してくるから厄介である。頼むから早くどこかでストレスを発散してきてほしいものだ。こちとら相槌のネタが尽きている。スタンプ機能というものがあってめちゃ助かっている。私にとってスタンプ機能はノアの方舟かもしれない。そしてこのアプリもまた、私の発散の拠り所であり救世主である。
話を逸らしてもハンカチを置き直してくる友人の愚痴は永遠に終わらないだろう。
だから私もここでたまに発散させてもらうことにする。
永遠に
なんて大風呂敷ひろげすぎではありませんか?
50億年後地球が太陽に飲み込まれた後も魂としては残ることが出来るとか楽観的ではありませんか?
現実ベースで考えてみませんか?
もっともっと短期的に
今日のところはとか
もしも今日のあなたと1ヶ月後のあなた、
今日の私と1ヶ月後の私が同じだったらとか、
病めるときもにしても、病の内容によるのではないですか?
もっともっと現実ベースで考えて見ませんか?
永遠に
この世に永遠なんてない。だから今日を悔いのないように生きるのだ。
なんてよくいうけど毎日悔いのある人生を送ってるのが俺なんだよね。やるべきことをやらずに動画見ながらだらだらしちゃう。
小説を書きたいダイエットしたい。そんなことを毎日考えながら小説を書かずに食べ過ぎて毎日後悔している。
でも最近ほんとやる気しないんだよな。小説を書くモチベーションがめっきり消えてしまった。創作意欲がまるでわいてこない。
ダイエットもなぁ。痩せたいけど食べ過ぎてしまう。ストレスで食わなきゃこの人生に耐えられない。
なんとかしなきゃと思いながらだらだらしてその日が終わる。なんとかしなきゃなぁ。
昨日は夜に酒を飲んだ。早寝しました。朝9時、目覚めた。疲れたョ。
永遠に、
美しい様で、怖い言葉。
ずっとなんて、存在しない。
ひねくれてるのかな。
続けて、繋げていくから
未来に残っていくわけで。
今を大切にしてこ。
【永遠に】
今日も絶えず息をする
いつか夢みた暗闇へ
黒に染まって堕ちてゆく
今日も絶えず終わりを探す
続く光を追い続け
明日はきっと永遠に
永遠に、この時間が続けばいいのにな、
想いを寄せている男子と隣に座ってくだらない話をしているこの時間。
この時間がずっと続けばいいのに。
いつも貴方と話ができる毎日が大好き。
明日は学校がお休みの日。
嬉しいけれど少し寂しい気持ちもある。
早く会いたい。
また話したい。
もっと近づいてよ、
そんな思いは届かずに、時間だけが過ぎていく。
「次はもっと話したいな、」
永遠に
永遠に持ち続けたいもの
誰にも譲れないあなたへの心かな。
たとえ、それが届かぬ想いであっても
色を重ねて日々を過ごして生きる
悠久を生きるあなたが寂しくないように
いつか来る別れのあとにも
色褪せない世界があなた包み込むように
永遠の中の一瞬をあなたの中の永遠に刻みつけよう
永遠に
永遠なんてなかった。
金木犀の香りは終わったし、目を逸らしたら消える笑顔と、その場限りのあいづちと。
「うそつき」
吐き出した言葉さえもアスファルトに落ちたら最後、じゅわっと溶けてなくなった。
あなたを許さないよ?わたし。どれだけ後悔したってもう遅いの。時は戻らないの。綻びは塞がらないの。
忘れてなんてあげない。あなたを恨み続けます、
永遠に。