『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「死んだらどうなる?
そこで終わるのか。
意思のない世界って
どんなだろうか。」
嗚呼また言っている。
こいつは何度だって
同じことを繰り返す。
「俺は世界を知らずして死ぬ」
同じことを言う。
こいつは何度だって
同じことを繰り返す。
そしてまた
そしてまた
そして私は
また言えないまま
こいつの「そしてまた」を
見続ける
–永遠に–
永遠に悲しんでいる。永遠に怒っている。永遠に愛している。終われ、と願いながら。仰ぎ、乞い、願いながら。この瞬間が永遠であると私は確かに知っている。地獄で生かしてよ。このままこの地獄で生かしてよ。
永遠なんてものは、この世に存在しない。
全てが限りあるものであって、いつかは亡くなる。
それでも、僕は君と共に在りたいと思うんだ。
〝永遠に〟
永遠に死ななければいいのに。
だけど限りがあるから今が儚く美しい。
測る物差しがないのに、何故、それを求めてしまうのだろう。
「ずっと、オレとここで暮らそうよ……」
おまえが、イエスと言うはずがない。だって、おまえは正しいから。
閉じ込めてしまいたい。おまえのことを。独り占めしたいんだよ。
でも、結局は束縛出来ない。おまえを愛してるから。
「永遠に」
永遠に変わらないものなのどない。
変わりゆくのがこの世の理というもの。
ただ、変わらないものがあると言うのならば
生物の本質は、変わらないものがあるのかもしれない。
#永遠に
時は
無限に続いてる
常磐
いつか消えるだろう
永遠に
君を愛する
永遠などないと君は言うのでしょう
それでも私は永遠に君を愛す
永遠に
貴方との幸せな日々が永遠に続けばいいのに
〜永遠に〜
永遠に一緒だよ…
廃墟の中2人で手を繋ぎ眠るように目を閉じる
重傷を負った彼女はもう息をしていない
冷たくなった彼女の手を握る
ねぇ…
細く息をする
僕らは…
『永遠に』
お別れ。
今までの思い出が、たくさん蘇ってくる。
なんで、今思い出すんだ。
決めただろう。
笑顔で彼女を送り出すと。
なのに、なんで。
君を止めていたら、
またいつか会えていたのだろうか───────
私、あなたのこときっと永遠に好きだと思う。
どうしてこんなに好きなんだろう。あなたの姿かたちや仕草はもちろん、考え方や性格だってとっても好ましくて、嫌だと思うことがひとつもない。
私達はどうしたって他人同士なんだもの、嫌いな部分や分かり合えない事もあって当然なのに。なんでこんなに全部ぜんぶ好きなんだろうって、ずっと考えてた。
それでふと思ったの。
ひょっとして私、出会う前からあなたのこと好きになるよう決められてたのかな。だから嫌いなところなんか何一つなくって、ただ好きな気持ちばかりがあふれてくるんじゃないかな、って。
だから今も、これからも、いつか命の終わりがきてもずっとずっとずっと、好きで居続けるんじゃないかしら。
あなたは私のこと、ずっと好きでいてくれる?
私がいつか骨になって、骨が粉々に砕けて、土に還っても、土ごと好きでいてくれる?
土が川に運ばれて海に溶け、いつか私を形作っていた元素が散り散りになって地球に混ざってしまっても、そうしたらこの星全部を愛してくれますか?
ねえ、神様。
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「永遠に」
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所感:
永遠のように思える何かはあっても、本当の永遠ってどんな状態なのでしょうか。一日では答えが出なかったので、神様に丸投げしてしまいました。
永遠に
永遠に変わらないものは人間の心だと
ずっと愛した記憶は続いていくものだと思いたい
永遠に
今ここに自分がいるという事実は変わらない。
今の私の気持ちも今の私のものだから
未来の自分にだって変えられない。
変えられないからこそ慎重になりたい。
未来に消えない傷をなるべく残さないように。
今の自分の気持ちを今の自分が
一番よく聞いてあげられるように。
永遠に生きる。
永遠に死んだままでいる。
永遠にその身を捧げる。
永遠に変わり続ける。
永遠に続くものはただ変化ばかり。
永遠の輪廻の内、解脱の光明を求めて。
「僕は一番近い異性の親友だよ」
言ってしまった。
君に2回目に振られた少し後、言ってしまった。
君が好きだから。
君の全てを僕のものにしたいから。
今思えば、我ながら幼い考えだった。
君の近くにいたいがために、君の隣の席に座る可能性を自ら手放した。
今まで通りの名もない、親友の1人のままなら。
ほんの少しだけど可能性はあったのに。
これで僕が、彼女の隣に座ることは永遠になくなってしまった。
〜永遠に〜
薄曇りの空。
少し灰色がかった憂うつな空から
ひとしずく。
一歩も踏み出せない程の静寂の中。
ぴんと張り詰めた湖面に
ひとしずく。
像の乱れた水面を覗くと
中には薄曇りの空が見える。
そこからまた
ひとしずく。
張り詰めた湖面に
ひとしずく。
像が乱れて
ひとしずく。
-永遠に-
雪の降る夜。
教室のベランダには彼と二人きり。
彼は窓際に寄って、空を眺めている。
嗚呼…この時間が永遠に続けばいいのに。
「 雪…綺麗ですね。 」
私はそう言うけど、彼は何も言わない。
ただ黙って空を眺めている。
そんな彼を見つつ、私は静かに彼の隣に立った。
「 …先生。私は貴方を愛していました。 」
私の言葉を、彼は黙って聞いている。
「 どんな時も傍にいると。
貴方に命の危機があれば、自分の命に変えてでも助けると。
自分自身に誓っていました。
…実際それは叶えることが出来ました。 」
彼の目から一粒の涙が、流れ落ちた。
「 それだけで私は幸せなんです。
貴方を助けられた。貴方の生きる時間を奪わずに済んだ。
その事実が、とても嬉しいんですよ。 」
彼の口が開かれる。
泣いているせいか、熱っぽい吐息が出た。
「 馬鹿ですね。 」
彼は私に言葉を紡いだ。
私も彼に言葉を紡ぐ。
「 第一声がそれですか。 」
「 ほんと、馬鹿です。 」
「 酷いですね。生徒に馬鹿だなんて。 」
「 こうでも言っていないと… 」
「 堪えられない。なんて、先生らしくないですよ。 」
「 貴女がいない世界なんて… 」
「 …先生。 」
「 耐えられない。 」
遂に彼は嗚咽を漏らして泣き出した。
私は彼の背を優しく摩る。
「 生きてくださいよ。私のために。」
「 …っ… 」
「 先生を生かすために…私は今ここにいるんです。 」
私の言葉が聞こえたのかどうかは分からないが、
彼は微かに頷いた。
そして
「 …ありがとう。 」
それだけ呟くと、私の体をすり抜けて、
彼は室内に戻って行った。
永遠。
それは私が彼に望んでいたこと。
だが、それと同時に彼も私に望んでいたのだろう。
彼はそれを私が死んだ後に気がつくなんて。
「 …貴方も相当な馬鹿ですね。 」
何故かとても涙が止まらなかった。
自分の流した涙が、雪になって地面に降り積もる。
明日も、また寒くなりそうだ。
〈 お題 〉
永遠
…永遠に…
この時間がずっと続けば良いのにな
君と過ごす1日が長いようで早く過ぎてく
あぁ これが 愛しい気持ちなのだろうか?
一つ確かなのは
永遠に君と居たい
って事だろう
_end_
ずっと
妹はワタシにとって大切
永遠に
大事な家族 友達 大好きな人
#永遠に