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「僕は一番近い異性の親友だよ」

言ってしまった。
君に2回目に振られた少し後、言ってしまった。

君が好きだから。
君の全てを僕のものにしたいから。

今思えば、我ながら幼い考えだった。
君の近くにいたいがために、君の隣の席に座る可能性を自ら手放した。

今まで通りの名もない、親友の1人のままなら。
ほんの少しだけど可能性はあったのに。

これで僕が、彼女の隣に座ることは永遠になくなってしまった。





〜永遠に〜

11/2/2022, 9:29:26 AM