『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私、あなたのこときっと永遠に好きだと思う。
どうしてこんなに好きなんだろう。あなたの姿かたちや仕草はもちろん、考え方や性格だってとっても好ましくて、嫌だと思うことがひとつもない。
私達はどうしたって他人同士なんだもの、嫌いな部分や分かり合えない事もあって当然なのに。なんでこんなに全部ぜんぶ好きなんだろうって、ずっと考えてた。
それでふと思ったの。
ひょっとして私、出会う前からあなたのこと好きになるよう決められてたのかな。だから嫌いなところなんか何一つなくって、ただ好きな気持ちばかりがあふれてくるんじゃないかな、って。
だから今も、これからも、いつか命の終わりがきてもずっとずっとずっと、好きで居続けるんじゃないかしら。
あなたは私のこと、ずっと好きでいてくれる?
私がいつか骨になって、骨が粉々に砕けて、土に還っても、土ごと好きでいてくれる?
土が川に運ばれて海に溶け、いつか私を形作っていた元素が散り散りになって地球に混ざってしまっても、そうしたらこの星全部を愛してくれますか?
ねえ、神様。
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「永遠に」
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所感:
永遠のように思える何かはあっても、本当の永遠ってどんな状態なのでしょうか。一日では答えが出なかったので、神様に丸投げしてしまいました。
永遠に
永遠に変わらないものは人間の心だと
ずっと愛した記憶は続いていくものだと思いたい
永遠に
今ここに自分がいるという事実は変わらない。
今の私の気持ちも今の私のものだから
未来の自分にだって変えられない。
変えられないからこそ慎重になりたい。
未来に消えない傷をなるべく残さないように。
今の自分の気持ちを今の自分が
一番よく聞いてあげられるように。
永遠に生きる。
永遠に死んだままでいる。
永遠にその身を捧げる。
永遠に変わり続ける。
永遠に続くものはただ変化ばかり。
永遠の輪廻の内、解脱の光明を求めて。
「僕は一番近い異性の親友だよ」
言ってしまった。
君に2回目に振られた少し後、言ってしまった。
君が好きだから。
君の全てを僕のものにしたいから。
今思えば、我ながら幼い考えだった。
君の近くにいたいがために、君の隣の席に座る可能性を自ら手放した。
今まで通りの名もない、親友の1人のままなら。
ほんの少しだけど可能性はあったのに。
これで僕が、彼女の隣に座ることは永遠になくなってしまった。
〜永遠に〜
薄曇りの空。
少し灰色がかった憂うつな空から
ひとしずく。
一歩も踏み出せない程の静寂の中。
ぴんと張り詰めた湖面に
ひとしずく。
像の乱れた水面を覗くと
中には薄曇りの空が見える。
そこからまた
ひとしずく。
張り詰めた湖面に
ひとしずく。
像が乱れて
ひとしずく。
-永遠に-
雪の降る夜。
教室のベランダには彼と二人きり。
彼は窓際に寄って、空を眺めている。
嗚呼…この時間が永遠に続けばいいのに。
「 雪…綺麗ですね。 」
私はそう言うけど、彼は何も言わない。
ただ黙って空を眺めている。
そんな彼を見つつ、私は静かに彼の隣に立った。
「 …先生。私は貴方を愛していました。 」
私の言葉を、彼は黙って聞いている。
「 どんな時も傍にいると。
貴方に命の危機があれば、自分の命に変えてでも助けると。
自分自身に誓っていました。
…実際それは叶えることが出来ました。 」
彼の目から一粒の涙が、流れ落ちた。
「 それだけで私は幸せなんです。
貴方を助けられた。貴方の生きる時間を奪わずに済んだ。
その事実が、とても嬉しいんですよ。 」
彼の口が開かれる。
泣いているせいか、熱っぽい吐息が出た。
「 馬鹿ですね。 」
彼は私に言葉を紡いだ。
私も彼に言葉を紡ぐ。
「 第一声がそれですか。 」
「 ほんと、馬鹿です。 」
「 酷いですね。生徒に馬鹿だなんて。 」
「 こうでも言っていないと… 」
「 堪えられない。なんて、先生らしくないですよ。 」
「 貴女がいない世界なんて… 」
「 …先生。 」
「 耐えられない。 」
遂に彼は嗚咽を漏らして泣き出した。
私は彼の背を優しく摩る。
「 生きてくださいよ。私のために。」
「 …っ… 」
「 先生を生かすために…私は今ここにいるんです。 」
私の言葉が聞こえたのかどうかは分からないが、
彼は微かに頷いた。
そして
「 …ありがとう。 」
それだけ呟くと、私の体をすり抜けて、
彼は室内に戻って行った。
永遠。
それは私が彼に望んでいたこと。
だが、それと同時に彼も私に望んでいたのだろう。
彼はそれを私が死んだ後に気がつくなんて。
「 …貴方も相当な馬鹿ですね。 」
何故かとても涙が止まらなかった。
自分の流した涙が、雪になって地面に降り積もる。
明日も、また寒くなりそうだ。
〈 お題 〉
永遠
…永遠に…
この時間がずっと続けば良いのにな
君と過ごす1日が長いようで早く過ぎてく
あぁ これが 愛しい気持ちなのだろうか?
一つ確かなのは
永遠に君と居たい
って事だろう
_end_
ずっと
妹はワタシにとって大切
永遠に
大事な家族 友達 大好きな人
#永遠に
「永遠に」
永遠に続くものがあればいいのに。
そう言うと、魔女は命だけはやめときなと笑う。
どうして?
永遠に生きるなんて碌なもんじゃないからさ。
ふうん。
それなら、文章なり絵なりを残して自分が死んだあとも忘れられないようにしたほうがよっぽど健全だよ。
くつり、と笑う魔女に首を傾げる。
死にたいの?
魔女ははじめてわたしの目を見た。
ああ。死にたいさ。
そっか。
永遠なんて碌なもんじゃないったら。
魔女は誰に言うでもなくつぶやいた。
永遠に生きるとは
どういうことか
いまだかつて
だれも身に覚えがない
パライソはどこにあるのか
いつ来たるのか
魂ありきか
肉体ありきか
だれも見たことのない約束を
天を見上げ
地を見はるかし
永遠をその目で捉えようとする
短い生のすえ朽ち果てることを
尊いことと人はうそぶき
人智の及ばない永遠を恐れ
鼻で笑う
与えられた生をまっとうしながら
永遠を信じることの
なにが愚かなものか
#永遠に
れもんもーど 第1話 【僕で試してみますか?】
冴 side
いつもどうり事務所で過ごしていると、
石 「冴さん、次のドラマ決まりましたよ✨」
冴 「本当ですか!!」
石 「ですが、難点があって、恋愛ものなんですよね…」
冴 「え、」
普通なら、゛恋愛もの ゛と聞いて驚く女優はあまりいないだろう。
だが、私にとってはとても重大な事で。
その理由は、私が ゛男性恐怖症 ゛だからだ。
事務所側には、もちろん言っていない。仕事に支障が出るのが嫌だからだ。
冴 「大丈夫ですよ、頑張ります!」
石 「本当ですか?、」
冴 「はい!」
この時は、にこにこした笑顔で答えたけど、まっっっっったくもって、大丈夫ではなかった。
そして、なんにも考えられずにキービュジュアルの撮影の日になってしまった。
キービュジュアル撮影当日📸
心臓が破裂しそうなくらいやばい状態だ。
しかも、体が密着するんだよな〜。あ〜大丈夫かなぁ。
ス 「広末さん入られまーす!!」
あ、やば、相手の人だ、
初めて見たとき、ほかの男性とは違う雰囲気を感じた。
男性特有の怖さがなく、全体が優しさの塊のような雰囲気を感じた。
海 「あの、桂木冴さん。ですよね?」
冴 「あ、えっと、」
海 「ふはっ、大丈夫ですか?」
冴 「あ、すみません、えっとはい。」
海 「僕、広末 海って言います。よろしくお願いします✨」
冴 「あ、はい、よろしくお願いします!」
すごく、キラキラした笑顔で言われた。
ありゃ、おば様方を一発で惚れさせる笑顔だなと思った。
そして撮影終了後
海 「あ、冴さん!」
もう、名前呼び!
ひょんなことから永遠の命を手に入れたのですが、たった今、超巨大隕石が地球に向かっているというニュースが、TVから流れてきました。
#永遠に
永遠なんてことはないよ
地球ができてから、ずっと続いているのは、地球だけ
愛だって、物だって、生物だって、生命だって永遠なんてないでしょう
「うまい!これ永遠に食べていられる」って言った人だって
「ちょーかわいい、もう永遠に見てられる」って言った人だって
永遠に続けたことは無かったでしょ
でもね、永遠に、永遠にって気持ちはわかってほしい
『永遠に』
手を離さないで
何も言わずに隣で座っていて
優しく肩を抱いて
目を見て笑って
拒絶しないで
我が儘だけど傍に居て
永遠に
友達でいよう?
永遠に
ずっとそばにいてほしい
変わらない笑顔でいてほしい
わたしを忘れないでほしい
『人間がいる限り』
産まれることは、いつか死ぬことで
人間がいる限り、命を繋いで永遠に続くこと
だから、自分に胸を張って今を精一杯
正しく過ごすことが、生きること
#永遠に
叶わないからこそ望むものなのに、そのことをわたしたちはあまりにも忘れがちだ。
愛も命も、楽しい時間も、等しく有限であるというのに。
だから今この瞬間を大事に、と柄にもない言葉が喉に引っかかったのと同時に、だから確かめ合うんだよ、とその人は笑った。
この時間が続けばいいとお互いに思えれば、その瞬間はまさにそうなのだと。
都合が良い。でも、屈託なく綺麗なものを信じるその姿は眩しい。嫌いではない。
それなら、今のわたしの気持ちと同じことを、あなたが考えているのならば。この瞬間だって。
(そんなこと、口に出せやしないけれど)
永遠に
あなたと共にあるいついかなる時も
このまま続けばいいと思ったのです。
(Always)
訳:いつも
「永遠に」
「不老不死」は、昭和の時代、「世界征服」と並んで、ヘンテコな仮面を被った悪の首領が望んだものだった。
ちょっと違うが、「銀河鉄道999」も、主人公が永遠に生きられる機械の体をタダでくれるという星に行く話だ。部品を交換し続ければ、永遠に生きられるということらしい。
ただこの不老不死。全くSFの世界だけの話ではなくなってきている。もちろん今すぐにという話ではないが、将来的には実現できる可能性があるらしいのだ。
先日「カズレーザーと学ぶ」という番組を観て、私はたいそう驚いた。
遺伝子技術による若返りの可能性。人間拡張工学によるデジタル不死。光免疫療法によるがん克服。医療技術は、SFの世界だったものを、現実のものにしつつあるのだ。
そのうち、見た目は25歳だけど実は300歳、みたいな世界になるかもしれない。適齢期という考え方もなくなるだう。500歳だけど20歳にナンパされましたみたいな話もあり得るわけだ。
この「カズレーザーと学ぶ」はおもしろかったので、毎回観ようと思う。ご興味のある方はぜひ。見逃し配信は TVer で!