『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眠い。
休みたい。
最近
シフトに
仕事量に
色々増えて
お疲れ気味だ。
思えば
去年の
今頃は
不眠に
悩まされていた。
ただ
ひたすら
休む
しか
することが
無くて
毎日
毎日
今日は
何する?
どこか行く?
を考える日々に
疲れていた。
仕事が
あれば
休みたくて
時間が
あれば
やることが欲しくて
上手く
その
真ん中を
歩いて
行けないのかなぁ。
#欲望
欲望
「平和な日常をください」
少女は願った。程なくして実現した。
「素敵な人のよき伴侶になれますように」
成長した少女は願った。素敵な人に出逢った。
「どうかお金に困ることがありませんように」
更に願った。少女からは無限にお金が湧いて出てくるようになった。
純粋な欲望に塗れた少女は、慎ましくも強欲に願い続けた。
その結果、溢れ続ける慢性的な幸福に少女の感情は麻痺してしまった。
幸福を幸福と認識出来ぬまま、少女は幸福を求めて願い続ける。
夜はピザを頼むぞ。
朝言った君の言葉を胸に今日を生き延びた。
家に帰れば君とピザが待っている。
ただいま。明らかに浮かれた声で帰宅を告げると
おかえりの言葉と食欲をそそる匂いが出迎えてくれた。
とろとろのチーズ、肉、ちょっと野菜、チーズ、チーズ、チーズ…。
チキンもデザートもコーラまである。
こんなの体に良いわけないが心の栄養なのだ。
君の顔もいつもよりとろけてチーズのようだ。
それを見て俺の心もチーズのようにとろけていく。
もののついでだ。ビールも開けちゃおう。
しあわせ…。さらにとろけた顔で君がもたれかかる。
ん、しあわせ。ふわふわの髪から少し花の匂いがした。
食欲が満たされればまた別の欲が目を覚ます。
ねえ今日夜更かししても良い?
欲望
返してよ、私のお金を。
返してよ、私の時間を。
返してよ、私の愛を。
でも、全部足りない。
あなたからの愛がないなら。
#欲望
『欲望』
あと少しだな。
ほとんど設営が終わったイベント会場を見渡して、ホッと息をついた。
今日はあまり遅くならないうちに帰れそうだ。
ちょうど会場の隅のパイプイスに、同期がドカっと音がしそうなくらいの勢いで座り込み、ネクタイを緩める姿が目に入った。
近づいて、隣りのパイプイスに俺も腰をおろした。
「あとは週明けの当日か、、、」
そう言った同期の声が疲れている。
「、、、ああ、そうだな」
返事した自分の声も思っていた以上に疲れて聞こえて、驚いた。
「あ、そういえば、、、」
同期が思い出したように言う。
「なに?」
同期はジッと俺を見て言葉を続けた。
「雪村さんが足りない」
「はっ!?」
耳が熱い、、、
「な、ナニ言って、、、」
「アイツ、夏目が言ってたんだよ」
耳が熱すぎる、、、
ちょうどその時、手にしていたスマホが震えた。
「あ、、、」
「アイツか?確認しろよ」
促されて、メッセージを確認する。
【会いたいです】
嬉しいけど、恥ずかしくなって、あわてて、ジャケットの胸の内ポケットにスマホをしまった。
帰宅はすっかり暗くなっていた。
最寄り駅で電車を降りて、改札に向かって歩いていると、改札の向こうに外に向かう人の流れとは逆にコチラを向いて立っている長身を見つけた。
「夏目、、、」
俺の方を真っ直ぐに見ている男は軽やかに笑った。
「おかえりなさい、雪村さん」
改札をぬけて目の前で立ち止まった俺に、一歩踏み出して、耳元に口を寄せる。
ほんのり香水が漂う。
夏目の香りだ、、、。
「雪村さん、会いたかった」
心地よい低音が耳に入って。
身体が震えた。
君に近づけば近づくほど、欲望は大きくなっていく、、、、
最初は、君と会えたら、それだけで良かったのに、、今はもっと多くのことを望んでしまっている、、、、
この想いを君に伝えたら、きっと困惑するだろう、、、
僕はもっとあなたを大切にしたい
「欲望」
欲望
ほんとの欲望
ほんとに望むこと。
それは制限してることを全部やめたら自然に出てくるって。
でも自分が何を制限してるのかさえ、よく分からない。
暑い寒い痒い眠い痛い、体力、性別、住所、年齢、時間、お金、寂しさ心細さ不安心配…
これオールクリアしたら?
仮にリセットできるとしたら?
そうなったらまず
何が自然に出てくるんだろう?
そんなことは起きない!って
かたく信じてるから、よく分からないままにしてるんだな。
ここに体が生まれて存在してるからには、リセットは決定事項なのに。
あ、それならこの「彷徨いぐせ」をやめたい!「分かんないを続けるキャラ」をやめたい!
これが今の私の素直な欲望。
欲望
三大欲求なんて言葉があるけど、
私には通用しない。
そんなものより貴方に愛されたいって、
欲望の方が強いの。
貴方が望むなら寝る間も惜しんで貴方を愛す。
貴方が望むなら食事を取る間もなく貴方を愛す。
貴方が望まなくとも貴方を愛せれば他も満たされる。
でも貴方は違った。
私が貴方に愛される為にした行動は、
全部無意味だったみたい。
私が愛した
時間は、
日々は、
二人で永遠に結ばれる為だったのに。
その時私には、
貴方を殺したい欲望が芽生えた。
欲望
欲望はとまらない。
でも抑えずに突っ走ると。
人間関係が壊れる可能性があるから
気をつけなければならない。
欲望はおそろしいもの
しかし、それと同時に人間にあるからこそ、
叶えたいものを叶えられる
欲望
最初は君を見ているだけで良かった。そのうち君の傍にいたくなった。次は君に触れてみたくなった。君と付き合いたくなった。君とキスをしてみたくなった。君の全てを手に入れたくなった。どこまでも欲望が止まらない。
欲に塗れたこの感情を汚いと思うかどうか。
確かに欲望に溺れた人間は醜いと云われるが、人間の本能に忠実だとも言える。
それこそが本来の人間である。ということなのだろう。
何をするにもついてまわるひとつの感情のようなもの。
美味しいものを食べたい、ゆっくり寝たい、あの子を自分のものにしたい。
それは汚いものでもあるが時により儚く綺麗なものに変貌することもある。
今のあなたが持っているものはどちらのものなのだろうか。
「欲望」
宝くじが当たりますようにといつも思う、2億ほしいとか、
そんなん、死んだら、どうでもいいことを、今は凄く欲している。
欲望は、何かを見つけさせたり、見えなくしたりもする。
いつからか、お金がないといけないと、自分が信じてしまって
これが、不幸の始まりだったなんて…
際限なく湧く欲望は悪魔である。人には本来的にそれが宿っているため、「人=悪魔」という等式が成り立つ。天使など存在しない。世には悪魔だけが蔓延っている。
高次段階を目指すのは歴史の必然である、と言われている。進化論を踏まえると、それは正しいことだ。
では、人の欲望が進化するのは、他の生物や地球環境にとって優しいものなのだろうか。
違う、と僕は思う。お釈迦様みたいに欲を抑えたり、キルケゴールみたいに「あれか、これか」を選択したりすることのほうが、よほど生命の惑星《いのちのほし》に優しい。
現代において、それを実行できる人はほとんどいない。絶滅危惧種だ。
多くを望むのではなく、あるものだけで満足する。知足安分の精神を胸に刻んで生きていくことで、現在とは趣の異なる境地を拓くことが可能だ。
これを実現する人に溢れた世界になってほしい。
村上春樹の作品には、意識や無意識が重要な役割をになっている事かよくある。
内面の闇や無意識が作用して、現実とも幻想ともつかない世界へ行ったり、現実世界と幻想世界を行き来したり、過去へ飛んだりするのが特徴ともいえる。
以前、村上春樹がお金を拾うエピソードを少し取りあげたが、あれも村上流に解釈するとそういうものが作用した結果なのかも知れない。
私は夜逃げをして街をさまよった。比喩でもなんでもない、正に現実の話なのだが、本人の意識としては現実だけど、なんだか現実でない世界をうろうろしていた気分であった。
村上春樹の小説みたいに、夜、建物の陰で目をつぶって休んだ時、無意識から異世界へでも抜けてくれたら良いのにと何処かで願っていたかも知れない。ぜんぜんそんな世界へは行けなかったけれども。
懐中の金が尽き、私の考える事は食べ物の事ばかりに占められた。空腹になれば私は原始的な生物と何らかわりはなかった。
人は欲望を意識する。
常識では意識は脳が作り出していると思われているが、近年研究は進んでそんな単純なものでないという説が良く聞かれる。
例えば脳のない生物は消化器官が脳の代わりをする。消化器官と脳は密接な
関係があって、精神的なショックを受けると、腸や胃がやられてしまうのである。
だから人は脳以外にも消化器官でも考えているのだ。
更にいえば、腸内にいる何兆とも知れない微生物も人間の意識に影響を与えているとか、
つまり、「私」というパーソナリティがパイルダーオンしてマジンガーZを動かしているみたいな意識や無意識は違っていて、
人間は脳や消化器官や、その中の微生物や、もっといえば指先で考えたり、おしりで考えたりする場合があって、その集合体が、どうやら「私」らしいのである。
だから、自分でも信じられない行動をとってしまう事が、人間には起こってしまうのは仕方ないのかも知れない。
抑えきれない欲望、衝動は一体どこから湧き上がるものなのか?
なお、意識や無意識はまだまだ研究段階でハッキリした答えは出ていないのである。
だから村上春樹の小説はデタラメを書いている、とは誰も言えないし、それどころか世界中の読者が支持している。
私は夜の街を虚しくさ迷い、1円も拾うことはなかったが、
結局はこうして社会復帰してしまった。村上春樹は幾らかの高額紙幣を拾ったが、
考えてみれば私は数百万円以上を拾ったようなものである。
暗くて寒い、夜の建物の陰で、目をつぶった私は、無意識や意識の力によって幻想のトンネルを抜けて、現在に来ているのかも知れないのだ。
欲望
認められたい 成功してると思われたい 幸せな人に見られたい もっと手に入れたい 自慢したい あの人よりキレイになりたい
自分の黒い欲望にうんざりする…
欲望がなければ楽だけど、欲望がなかったら世捨て人になってしまうのかな…
自分の黒い欲望に疲れる
〝欲望〟
なかったら大変だろうけれど、あっても困る。
人の欲望は、無限に膨張するのだ。
コントロールすらできない人間に、
何故こんなものがあるのか。
『欲望』
欲望とは
ほしがる心。不足を感じて、これを満たそうと望む心。
「―を満たす」
人間って欲望満たされない生き物だよね。
例えばさ、人の愚痴とか聞くじゃない?
たまにあるんだけど、それ他の人からしたら幸せじゃないの?それでも満たされないの?って思うことってない?
例えば尽くされてもそれがあたまりまえになって。
物足りないって思う人もいるでしょう。
普通って出来るようで出来ない生活なのに刺激がないって嘆く人もいるでしょ。
欲望を持つ事は大切かもしれないけど欲望に執着しすぎては溺れて悲劇を呼ぶ。
難しいね。
今日はありとあらゆる欲望を満たしてやる。1年間頑張った。ゼミも頑張った。テストも。
今日は思いっきり贅沢をし、1年間の労を労い、これからの1年間(就活&卒論)の活力を得る。
大げさに書いたけどわたしの欲望なんてたいしたことではない。
まずは食欲を満たす。ケーキバイキングに行こう。大好きなチーズケーキを2ホール食べる。後は果物。ケーキ&フルーツバイキングをやっているホテルを探そう。
次はエステ。肌ボロボロ。20代前半の肌じゃない。エステ&マッサージかな。ネイルもおまけで。
そして本屋さんへ行く。ゼミが忙しくて本を読めなかった。読みたかった本を買いまくる。8冊位かな。
最後はプラネタリウム。プラネタリウム行くと心が落ち着くんだよね。プラネタリウム、小さい時から好きだった。児童館のプラネタリウムよく行ったな。パパ必ず寝てた。
ではホテルに出発!!