『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつからだろう…
何をしても楽しめなくなった
まるで感情がないロボットのよう
好きだった事も興味がなく
毎日 毎日ただ…
無意味な時間が過ぎ去るだけ…
3月14日
なんか前と比べて最近は空気がほんわかしている
そもそも受験比べたらおれ遅めだったからな
もうとっくに落ち着いてるのか
で、ホワイトデー
今日兄から余ったやつ貰ったけど
ひとつも貰って無いから渡すもんはない
あの時は空気がキリキリしてたとはいえ
最後と思って期待したおれが恥ずかしい
でも彼女持ちの奴とか貰ってるヤツいたな
あいつ俺の行く高校行くらしいし最悪だわ
リア充滅びろ!
ん?そういえばあいつ彼女と学校違くない
どうすんだろ…
欲望は全ての源
それが無ければ
進化も変化も無い
全ては
欲望を満たすために
在る
存在そのものが
欲望の塊
なのかも
しれない
と
思う
「欲望」
欲望
高度な欲望がないんです。
3大欲求くらいの小さな欲しかないんです。
ギラギラした欲望が自分を制するくらい
熱い人生を送りたい
お題【欲望】
皆さん、欲望っていいものだとおもいますか
僕は、どちらでもあると思います
あなたの行動しだいで 良い方向にも悪い方向にも事が進むのですから
3月2日 投稿2回目 ご覧頂きありがとうございました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)
課金してガチャをまわすような欲望で
キスをしないで
#欲望
私には欲がないとよく言われる。
言われてみればたしかにそうで、私は自分のために何かをしたという記憶はほとんどなく、ただ一心に他者のために身を粉にして貢献してきた。
まあ嘘なんですけどね。
私は弱い人間だ
周りの言葉に表情に常に傷つき下を向く
自分の言葉を無視しながら
相手の気持ちに手を差し伸べる
欲望を殺して悪夢を見る自分は
愚かだとわかっていても正せない
それは強さか自己満足か
周りも自分も幸せになるやり方を
私は知らない
欲って大事なの。原動力になるもの、と笑ったあの子の気持ちが知りたくて、その『欲』ってやつを食べてみた。彼女から滲み出た欲は、なんだか甘い味がして、美味しかった。
他の人の欲も同じ味がするのだろうか。確かめてみたくて、次に会った男の人の、なんだかぎらぎらした感じの欲を食べた。舌ばっかりバチバチ刺激して、あんまり美味しいものじゃなかった。欲望にもどうやら味の違いがあるらしい。
じゃああっちの人はどうだろう。こっちの人は?そう何人も試しに食べてみると、一人一人、そして欲望のひとつひとつで、味が全く違うことが判った。生まれたばかりの赤ちゃんの欲はちょっと味気なくて、死にそうな老人の欲はぼやけた変な味がした。好きな人を一目見たいなっていう気持ちは花の蜜みたいな味だったし、殺してやりたいって呟いていた人の願いはどろどろのコーヒーみたいな味だった。
そうやってすれ違い様に色んな人の欲を食べて、どんな味がするのか研究する。何が一番美味しいんだろう。口にしながら○×と順位を付けて、自分の中で比べてみた。昨日の人はベリーみたいで美味しかった。今日の子はトウガラシみたいで食べられたものじゃない。そうやって決めていく順位で、でもやっぱり忘れられないのはあの味だな、と思う。
だから一週間後に、報告がてら彼女のところに遊びに行った。欲ってすごいね。色々欲ってやつを食べてみたけど、何故だか君の欲が一番美味しかったよ。だから、とそうベンチに座るあの子に話しかけたら彼女は一瞬目を見開いて惚けて、それからあっ!て顔をして嬉しそうに笑っていた。
「私とその話したの貴方だったのね!」
「……え?うん、……うん?」
「よかった会えて」
話した内容は覚えているのに、誰に話したか思い出せなくて悩んでたの。そう朗らかに笑った彼女は安心したように胸を撫で下ろしていたけれど、こちらの心臓はばくばくと嫌な音を立てるばかりだった。
だって、覚えてないってどういうこと。この間話したばかりなのに?と嫌な気持ちがぐるぐる回って、口からもトゲトゲした言葉になって転び出る。彼女は驚いた顔をしていたけれど、それでもぱちぱちと目を瞬かせるばかりで特に堪えた様子もない。
「不思議ね。きっと貴方に話したかったんだと思うんだけど、どうしてだか忘れちゃった」
でもまた会えたしいいかな、と呑気に笑う彼女の顔を見下ろしながら、心臓が痛いぐらいだかだかと跳ねるのを聞いていた。記憶が欠けている。そうと気付かない程鈍ければよかったのに、気付いてしまったら嫌な予感ばかりが押し寄せる。
「そういえば、さっき何を言いかけてたの?」
「……いや、なんでもないよ」
「そう?」
簡単なお願いくらい、別に聞いたっていいのに。変なのなんて呟きながら首を傾げる彼女の中に、『貴方に話したい』と望んでくれていたらしい欲はもうひとかけらも残っていない。
僕が食べてしまったからどこにもないの。そう聞いて、答えが返ってくるなら楽なのに。誰も知らない問いかけは口にもできず、恐ろしくてもう一度と望むこともできず、笑いかける彼女から目を逸らすことしかできなかった。
お題:欲望
欲望。特に何も欲望は、無い。
しいて言うと、3欲求のみである。
特には、性欲が思いの外強い。
―欲望―
「欲が無いね」と言われる。
そんなことは無い。
欲しいもの、行きたい場所、観たい映画やドラマもたくさんある。
言葉にするのが億劫なだけ。
「欲望」
あなたに
出逢う前までは
知らなかった
私のなかの醜さ
内側で
フツフツと
燃える熱
静に
あなたを
もっと知りたい
あなたの
ぜんぶを分かりたい
欲しいのは
あなた
ただひとり
私の内なる
欲望に
焦がされてゆく
[翌日。ゲームセンター]
メダルを入れてスロットを回すナツキ。
「もう1回!」[7… 7 …Bar]
いくら回してみても、昨日のようなスリーセブンにはならなかった。
「あれはジャックさんの力だからね。すぐにはできないよ」
振り向くと横沢タマキが。
「やっぱり?あんなことができれば、人生遊んで暮らせるよなぁ(-_-)
……って、何で色々知ってんの⁉」
「まぁ、それは後でね。でもそんな俗っぽい考えだと…成長遅くなるよ(^^ゞ」
「そのミラクリって、他にもいるのか?」
「日本にはとりあえず、三高の3組に同年代を集めて構成してるよ。正確な人数は分からないけど、多くはいないね」
「世界全体なら結構いる?」
「予備軍を含めれば、推定5万人くらい。機関で確認してるのは2万程度かな。だから、君は結構特別なんだよ(^o^)」
「なんかマンガの世界みたいで実感湧かねーよ(-_-;)。これから修業でもするの?」
「ふふ。心配しなくてもトラブルに見舞われるから楽しみにしててね。じゃあね(^_^)/~」
「なんだよトラブルって…あ!」
レバーを下げたら、バキッと折れてしまった。
店員が駆けつけて来る。
「お客さん、勘弁して下さいよ。昨日調整したばかりなんだから!」
「え?これが修業?(-_-;)」
欲とは汚いものだと、要らないものだと、私は思う。
あぁなりたい、こうなりたいという欲があるから、そうなれない自分が酷く醜く、醜悪に、醜怪に、見えてしまうのだ。
だから、自分の理想とかけ離れた人間を卑下して自分を保とうとする。
そうすることで、少し自分がマシな人間であるような、少し理想に近いような、そんな錯覚に陥る事が出来るのだ。
陥る、なんて形容したが、無意識に、必然的にそうなっているのではなく、故意にその錯覚を見ようとしているので、陥るなんて言ってはいけない。形容するに相応しいのは浸るだろう。
自らの錯覚に浸り、他人を見下すことでしか己を上げることができない。
人間として、屑で塵で醜劣で目も当てたくないような、そんな、人間に成り下がっているのに、感覚としては、上がっているのだから不思議なものだ。
テーマ“欲望”
ニンゲンと言う物は
どうも欲望が多い生き物のようだ。
本当に面倒臭いけれど
そういう所も嫌いにはなれないから
こうして
共に居るんだなと、そう思う。
それくらい全力で自分と向き合えばよかったのにね
全部破壊し終わってから気がつくなんてね
力に酔いしれて力が全てだと思い込んだ
けれど他人の心も自分の心も力では掴めなかった
ずっと自分の心から逃げ続けた
欲望が満たされたことは一度もなかった
かわいそうに
自覚がなければ救いを求めることもできない
かわいそうに
貴方の代わりに救いを求める者すら破壊してしまったのね
#欲望
はしたないと嗤うなら、命を賭ける資格は無い。
【欲望】
「誕生日近いんだってな。何か欲しいものあるか?」
「彼女」
「アホか」
欲望に忠実に言ったのに。
「なら金」
「生々しいな、却下」
「単位」
「大学生全員の悩みだろそれは」
欲望というか、煩悩の塊。
究極幸せは掴むものであって、貰う物じゃない。そして、掴む為に『欲望』という感情は必須なのだろう。
「いらんよ。男同士でプレゼント交換とかアホらしい」
「確かに。仕方ない、今日は飯を奢ってやろう」
「それはいい事を聞いた」
こうして、歳を重ねた。欲望の形は、歳によって色々変わるだろうけど、叶える為の努力は惜しまない方がいい。
宝くじが当たったらなあ、って思うことは多いんだけど、具体的な望みはまだなかった。
何が欲しいか。
お財布を気にせずに、何を買い求めたいか。
ひとつ、思い浮かんだのが、近所のおしゃれなお惣菜屋さんの、レモンケーキ。
レモンピールの入ったパウンドケーキに、白いアイシングが乗って、2センチくらいで380円なの。
ものすごく高価じゃないし、毎日売り切れって感じでもない。
でも、嬉しい日も、しょんぼりの日も、同じように食べたいと思えて、同じに美味しい。
この幸福が消えないように、お総菜屋さんの家賃を当面払ってあげたい。
欲が生む、そんな願望。
【欲望】
ほしい=正義
by ドクターストーンより
七海瀧水 フランソワ