『楽園』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
楽園ってのがほんとうにあるならば、そこで暮らしたいなあ…
何年も前のお話
そこには私だけの楽園があった
そこには私が好きなものしかなかった
そこには暗い過去の悲しみもなかった
家も公園も学校も私の楽園だった
ここ最近のお話
私だけの楽園はとてつもなく小さくなった
私の楽園の開園時間も大幅に縮小した
家が檻のように感じられる日もあった
学校ではうまく馴染めず疎外感があった
公園に行く暇などなかった
私の楽園を広げたい
何も深く考えない時間を増やしたい
少し疲れたら少し休みたい
すべてあの頃に戻ることは叶わないけど
もう一度自分らしさを取り戻したい
とある作家が、作品の中で楽園を見た男の話を書いていた。
その男の見た楽園は、確かに楽園と銘打つに相応しいもの。おそらく、世界の大多数が願っている環境だった。
しかし、「幸せ」「好み」「楽園」…自分に良い気持ちをもたらすもの、「不幸せ」「嫌い」「地獄」…自分を嫌な気持ちにさせるものはその人によって違う。
私にとっての楽園はなんだろう。
現実ではない環境がそれに当たるかもしれない。
家族仲が良かったあの頃?
子どもでいられたあの頃?
魅力的だが、それは引きこもっていたい時代だから楽園ではない。今となっては憧れる過去である。
好きなときに好きなものが側にあって、食べたいときに食べられるような…。
碌でもないな。今のナシ。
楽園
ラッシュアワーの過ぎた
発車待ちの地下鉄の中
ふと気がつく
この1両には
私だけ
この数分
私だけ
なんだか楽園
生きもの全般が好き
動物のなかで選りすぐるなら
マウンテンゴリラと
リクイグアナとクロサイが特に好き
クロサイだけはアフリカ現地で直接出会えて
大きく硬い身体に小さいつぶらな瞳
おちょぼ口で草をはむ様子
全てが最高に好きだと思いました
ゾウにキリン、ハイエナにヒョウ
ライオン、チーター、ダチョウ
その他もろもろ 動物の楽園
楽園をスワヒリ語ではペポニ
そう教えてくれた現地の友人は
人間のことも動物のことも大好きな
たっぷりの愛情と万国共通のユーモアをもった
魅力的な人
サイのこと本当に好きね、
といつも笑顔で言ってくれた
でも、そんな素敵な友人は
現地の治安が悪化した時 凶弾に斃れた
動物の楽園がいいよ、弱肉強食だとしても
人間は…人間でいるのは時々とっても嫌だよ
「楽園」
#407
楽園
今日は一日むくわれない日だった。友達には避けられ、好きな人には「お前のこと嫌い」と言われた。今日気付いた。私の生きているこの世界に楽園は存在しない。そう思いながら私は今日も生きている。いつかあの世界の上の楽園にたどり着けるように。
こんなに良いことばかりがいっていいのかと
思うほど楽園という居心地のい居場所はない
あなたに出会えて幸せだった
と思う時間を過ごすことで
幸せを感じる。
楽園とは居心地のいい場所なのかもしれない
【楽園】
苦しくないところ
パラダイス
キリスト教の教えを得た人が行く
天国ともされているらしい
本当に楽園とやらがあるならば…
今すぐにでも連れて行ってくれないか?
苦しみが更なる苦しみを生み
いつまで経っても抜け出せない
抜け出したと思ったら…
何で私ばかり?と言わんくらいの苦しみと
恐怖で怯える
きっと…私が悪いんだろう…
前を向こう!とか言える人は
前だけを向ける人であって
私のようにそうでない人もいるのだ
私は今、苦しくない!
と1日でも思えた日は未だかつてない
楽しいことって忘れないけど
苦しい事はそれ以上に心に刻まれる
忘れた頃にまた襲ってくる
キリストのいう
パラダイスというところにさ
早く私を連れてって…
連れて行ってくれるなら
毎日お祈りします
お願い…なるべく早く連れて行ってよ…
目を覚ますと私は楽園にいた
ここがどこか分からなかったが
空は明るく花が咲き誇り気が抜けるような雰囲気
まあ、なんとなく察せられる
でもここは楽園だけど僕にとっての楽園ではない
だってここには誰もいないから
楽園
楽園ってどこにあるのかな。
この世?あの世?それとも別の場所?
どんな場所なのかな。
答えなんてどこにもない。
さて、どんなところを楽園とするのか。
私の楽園を探そう。
この世界に楽園があるのならば、
それはきっと天国だろう。
「ラムリ!」
ボクの大好きな人がボクを呼んでいる。
邪魔するものは何も無い。
「はい!主様!どうされました?」
「見てみて!お外が綺麗だよ!」
そう幼い子のようにはしゃぐ貴方。
「そうだね。綺麗だね!」
こんなにも可愛い貴方と2人で居れるなんて。
ここは楽園だろうか。
「私もいつか綺麗な星を見てみたいなぁ。」
「そうですね。主様。でも…」
「ん?」
「それはダメですよ。」とボクは言う。
貴方を守るために。
ボクは貴方をここに閉じこめる。
「ラムリ…怒っちゃった…?」
少し震えた声で聞いてくる。
「いいえ!怒ってませんよ!
主様がいい子にしてくれてますから。
ボクは笑顔です。」
そう明るい声で言うと貴方はホッとしたような顔をする。
ボクはここが楽園だ。
ボクの楽園を壊すわけにはいかない。
「これからもずっと、ボクと2人ですよ。主様」
大丈夫、ボクが貴方を守るから。
だから、ボクの傍から離れないで。
消えないで。ボクの一番星。
なんとなく楽園の意味を調べてみた。
【楽園】らくえん
苦しみが無く、楽しさに満ちあふれた場所。パラダイス。
生きてるうちはきっと楽園には辿り着けないだろうなと思う。でも、苦しみがあるからこそ感じられる幸せもきっとあるのだろう。そう思った。
楽園
時計仕掛けの箱庭の中
キミとボクもそこに居るんだ
手を繋いで
【楽園】2024年4月30日
あの世なんて信じてないよ。自分の経験したことの無いことなんて信じられるわけが無い。
けど、楽園は別だよね。人それぞれだよ。
楽園が分からない人のための説明
楽園とは楽しい所という意味です!(違ったらごめんなさい💦違ったらググってみて)
お題「楽園」
私は人生の中で、人生の楽園をいっっぱい感じてきた、
最初は「あの人みたいになりたい!」って思っている時もあった。
でもいくら真似しても、頑張っても出来なかった。
そしてふと思った、「私のいい所、個性って何だろう。」っていくら考えても分かんなかったから大親友2人に聞いてみた。
1人は、「自分は自分のまま生きていけばいいんだよ、!そしたらいつか他の人に憧れられるかもよ〜!」って、2人目は、「諦めないで、最後まで頑張ればきっと行けるよ!」
そのアドバイスを使いながら頑張った。
そこから1年たった。そうしたら憧れてる人を越えられた。その時人生の楽園を感じた。
長文失礼しました💦
〚楽園〛
楽園って言ってもたくさんある。
例えば、花の楽園.自由の楽園.言
葉の楽園。自分は楽園と言ったら
自由の楽園が最初に思いつく。そ
れは何故か分からない。だってこ
の世界にいない誰かさんが言って
いたんだもの。
詞綾音
風邪に乗って (風邪引いた)
楽園を後にした気がする
そんな朝わたしのかなぁ?
という何が何だか分からない
話でした。
なんて言いたいのかな?
あの人格。
朝わたしの中に(心の中に)
入ってきた人がいた
その人は私。
そう男の人だったらいいのにな
わたあめノ良得た だよ
涼太だけわかる ような
やべえやべえ だからね
まずさんだーぜ アイツ
おもしれぇよ お前
やべえやべえ
楽園
神の教えを守れば死後に楽園へ行けるという
だから俺は神の名のもとに
戦って、戦って、戦った
これは聖戦。神のための戦い
そう、声高に語る上の指示に従って
俺をかばって死んでいったあいつは
楽園へ行けたのだろうか?
戦いに疑問を持ち
上層部に訴えて死んでいった君は
楽園へは行けなかったのだろうか?
君のことを想う俺は
楽園へ行く資格なんてないだろうか
もう、身体は動きそうにない
俺も楽園に行くのだろうか
だけど、神がいる楽園なぞに行く必要なんてない
きっと
君がいる場所こそが
俺にとっての楽園だったんだ
この世が楽園だという人もいれば
あの世が楽園だろうという人もいる
その基準は人によってさまざまだが
みんないつかは望むところに行けたら
私はまだ楽園を知らなくていいや
これから生きて探す
結婚したての
私と夫との2人だけの暫しの生活が、
楽園であったと思っている。
新婚旅行先で、
「とっても嬉しいんだ、○○ちゃんは?」
と聞かれた。
あの夫の嬉しそうな顔。
愛されていることを実感した幸せな日。
朝仕事に出る時は、手を繋いで送り、
夫が帰る頃は夫の足音をひたすら待った。
夫が階段を駆け上がる音が聞こえると、小躍りして迎えた。
2人だけの世界に浸っていた。
子育てが一段落しそうな時、突然夫は逝った。
あまりに呆気なく。
あの楽園での日々を、
今も思う。
〜楽園〜