『楽園』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私達は最初、楽園にいる。そこは悲しいことも嫌なことも何一つない。だが1つ。その楽園は裁判を行っている。その裁判の内容は────
天使 「では、今から貴方の罪について裁判を行います。貴方の罪状は、穢れなきこの楽園に血の雨を降らしたこと。このことについて、何か言う事はありますか?」
男 「はっ。なんだ、それは反省の言葉を言えってことか?俺はただこんな平和で退屈なこの場所に、すこーし刺激を加えただけさ。反省の言葉なんて出てくるはずがないね。むしろ感謝して欲しいぐらいだわ。」
天使 「...なるほど。貴方の意見はそれだけですね。こんなことする貴方なんかに反省の言葉を聞けるとは元から思っていませんでしたが...いいでしょう。では皆様!この者の思い、伝わったでしょうか!この者は約50人!しかも殺された物は全員模範的行動を心がけていたもの!そんな素晴らしい者達を殺したこの者は、情状酌量の余地などありません!よって、"人の子"になるということでよろしいでしょうか!」
"あぁ!そうしてくれ!こんな穢れたやつ、さっさと地上に落としてやってくれ!"
"私達もそう思うわ!こんな穢れたやつとずっと同じ空気を吸うなんて、そんななら私達を地上に落として欲しいくらいだわ!"
天使 「...満場一致ですね。では、それで決定しました。ほら、早くこの者を突き落としてください。」
男 「"人の子"...だと...ふざけるな!殺したやつも結局は生き返るだろ!?それの何がマイナスになるんだ!」
天使「...貴方は何も分かっていない。生き返るからいいんじゃないんだ。貴方みたいな穢れたやつがこの楽園にいることに皆反対しているんだ。大丈夫。穢れの塊の地上で死ねば、ここに戻ってこれるし穢れも落としてこれる。...まぁ、自殺をしなければ、ですけどね。ニコッ」
男 「そ、そんな...」
天使「さようなら。また、死んだ時会いましょう。」
私にとっての楽園とはなんだろう。
今この瞬間幸せを感じることはできる、
が楽園とまでは行かないだろう。
楽園とはなにか
楽園はどこにあるのか
いつ楽園と感じるのだろうか。
人が死んだら楽園、天国へ行くとはよく言ったものだ。天国を見たものはいないだろう。だが、国民の半数以上は信じているのだろう。
きっと天国へ行く、という思想は神からの最後の贈り物なのだろう。だがその贈り物はそうそうに貰いに行くものではないのだろう。だからいつかの楽園のために今日も私は息をする。
アダムとイブの エデンの園(楽園)からの追放をいう
旧約聖書《創世記》2~3章によると
アダムとイブは苦しみも心配もなく
エデンの園に住んでいたが
蛇の誘惑に負けて知恵の木の実を食べた
神の命にそむくこの行為(原罪)のため2人は楽園を追われ
それ以来人間は苦労して働き
ついには死する運命となった
= 楽園追放
つまり、この世界に楽園は無い。
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楽園の定義とは
思い付く限りでは
桃源郷かはたまた酒池肉林か
正直「そんなとこあるんか?」
という程度の知識しかありません
勿論経験もありませんし
そもそもですが
わたしにとっては楽園ではありません
こんなお題が出なければ考えもしませんでしたが
わたしにとっての楽園とは
ふかふかのお布団に横になって
眠ることかも知れませんね
【楽園】
「そういえば先輩は、この世の楽園って信じます?」
椅子の背もたれに行儀悪く寄りかかり、スマホゲームをぴこぴこと遊びながら。ソイツは心底つまらなそうな声色で俺へと問いを投げかけた。
「くだらないな」
新聞記事から目を離すことなく呟けば、「ですよね」と軽薄な同意が返ってくる。
「聞いてくださいよ。オレ昨日帰り道で、無茶苦茶怪しげなヤツに、楽園に行きたくないかって勧誘されたんです。何言ってんだコイツって感じじゃないですか?」
「おまえ、それ」
確かその手口は、最近巷で流行っているトリップドラッグの誘い文句ではなかったか。――この世の楽園で、このうえもない幸福なひとときを。馬鹿馬鹿しいフレーズだが、意外と引っかかる一般人が多いのだと注意喚起が流れてきていたはずだ。
まさか良いカモにされちゃいないだろうな。問い詰めるような低い声が、反射的に喉を飛び出していた。と、ソイツは慌てたように首を横に振る。
「いや、フツウに気がつきましたって。いくらオレでも、そこまで馬鹿じゃないです。でも、おかげで残業ですよ。業務時間外だっつーのに、余計な仕事させられて」
業務時間内でもいつもゲーム三昧のくせに残業は嫌とか、いったいコイツは何を言っていやがるのか。少しはマトモに働けという話だ。
フッとソイツの視線がスマホの画面から持ち上がった。俺を見据えたその眼差しは鋭く獰猛だ。見る者の背筋をぞくりと凍らせる、冷ややかな瞳。まるでしなやかな野生の獣のそれ。
「――警官にクスリを売りつけようとか、分別がないにも程がある」
吐き捨てるような声色だった。不真面目で飄然としたコイツを、それでも俺が自分の下へと引き抜いたのは、この冷徹さがあるからだ。罪人に対して同情のカケラも抱きはしない、ただ法の支配のもとにその喉笛へと食らいつく番犬。その習性を、忠節を、矜持を、何よりも信頼できると判断したから。
「楽園なんて言って騙くらかせると思われたなら、不愉快極まりないですよ」
心底苛立たしげに唾棄したソイツの全身から漏れる、純然たる殺気。やれやれと息を吐いて手を伸ばし、やや下にあるその頭を軽く叩いた。
「それが嫌なら、まずそのチャラついた格好をやめるんだな」
明るく染めた髪に、ゆらゆらと揺れるシルバーのフックピアス。スーツは限界まで着崩され、はっきり言ってどこぞのチンピラかホストにしか見えない。そのくせ精神の本質だけが、汚職だらけの警察組織の中では眩しいほどに真っ当で誇り高い後輩へと、もはや何度目になるかもわからない注意を口にした。
学校が苦しい。
家が苦しい。
僕の居場所は此処しかない。
名も知らない誰かと話して、
偽りのない笑顔を浮かべられる此処
“インターネット”は、
僕にとっての“楽園”だ。
「♪〜、、風にーなりーたい、」
と、歌い出すぐらい僕はテンションが高い。
本当にこの憂鬱な学校生活を吹き飛ばしてくれた。
いや、まぁ授業とかつまんないのは変わらないけれど。
そんなのもがんばれちゃうほど苦じゃなくなったのは
君がいるから。
これが恋とわかるまできっともうすぐそこで。
、、おそらく君のことが好きで。
毎日毎日会えると思うと嬉しくて
話せなくても見かけるだけでも嬉しくて
今日も君だけが輝いて見えるんだ。それだけでここは楽園か?ってなる。僕はバカだから、単純だから、
君が笑っているだけで嬉しくなる楽しくなる!
あ、君だ。
「お、おはよう!」
『おはよう!ふふっ、元気だねなんか笑』
朝から最高なんだが、、、。今日も頑張ろう僕。
「楽園ってどこですか?」
道行く人に尋ねてみると、ある人は分からないと言い、ある人はここが楽園だよと言い、ある人は怪訝な顔をし、ある人は変な宗教の回し者かと追い払う仕草をした。
だけど、私は楽園に行きたいのである。
何故かって?
それは私が死んでいるから。
このまんまプワプワ浮いててもしゃーないし、かと言って地獄とか怖いしそもそもそんな悪さしてない…と思うし。
折角死んじゃったのだから、生きている内に経験できないことをしてみたい。
だから私は楽園に行きたいのだ。
しかし、誰に聞いても行き方を教えてくれない。
水先案内人が必要なのかしら?とも考えたけれど、それっぽい感じの人もいない。
しゃーないのでプラプラ浮遊霊をしてみた。
お腹も空かないし眠くもならないしフリーダムって最高!
どうせなら世界中巡ってみよっかなー…と思ったけれど、どうやら私は自分が死んだ場所からある一定の距離までしか離れられないらしい。
残念、浮遊霊ライフ。
あーあ、誰か何か、なーんでもいいから面白いことないかなー?
……続く
楽園
僕には大好きな人がいる。
でも、この思いは届かない。
別に届かなくてもいい。
始めから叶うはずのない恋だから。
でも、君には幸せに暮らして欲しい。
だから僕は君が幸せになるように日々頑張ってる。
僕の大好きなご主人様。
僕が捨てられているのを拾ってここまで育ててくれてありがとう。
僕の楽園、それはご主人様がいるところ。
ご主人様、大好きです。
楽園
悲しみも苦しみもないのではなく、悲しむことも苦しむことも忘れてしまったのかもしれない。
涙を忘れて、傷つく心を忘れて、生のバランスを宙に浮かべて過ごしている状態というのは、多分人にとっての幸福と似た感覚でもあり、危ういのだろう。ともかく、最初の人間は追放された。
たとえそこに不時着できたとしても、この世のおよそ美しいといえるものたちがいつも刹那的であるように、永くいられる場所ではないのだとは思う。
それでも、ふとした日常の狭間に、目を閉じてみる。
そうしたら、冷たい砂漠に落ちるように、はたまた真冬の夜空が広がるように、
そこにパラダイスがあることを、夢にみる。
楽園を乗り越えてゆこうよ
日傘をさして眼をしめらせて
うずすまる広場から羽を生やして
幸福を乗り越えてゆこうよ
実になることを恐れぬように
1度だけでも楽園に行ってみたい。
名前の通り楽しい場所なのか。名前だけの場所なのか。
まだ見たことも無いその場所などんなものなのだろう。
いつか、行ってみたい。
#楽園
楽園と聞いて最初に思い浮かぶのは、楽という感情でしょうか。
それとも、その次を考えたあなたは、何を思い浮かべたのでしょうか…。
#楽園
明日も大丈夫そんな風に思ってた
この国は平和だと思ってた
あの日が来なければ…
あの飛行機が来なければ…
あの日僕は飛行機に乗って行こうと思ってた
世界のどこかにある『夢速』という場所
またの名を『楽園』
飛行機で行けると話題になったので友達と共に行くことにした。楽園があると信じていなかったので乗り気ではなかったが旅の準備していくごとに楽しくなった。
そして出発する時になった
何かがおかしい機内、奇妙なCAさん
乗客は俺らだけ…
気づくのが遅かったんだ楽園など幻想と…
何日がたっただろうか
飲まず食わずでも大丈夫だった
友達は耐えきれなくて命を絶ってしまった
もしかしたらここは本当に楽園かもしれない
だって、綺麗な草花と青空さらに春みたいな温かさ
この場所にずっと居たい…
誰が呼んでる気がするここには自分だけなのに…
おい‼️起きろ‼️起きてくれ‼️
飛行機が墜落事故してしまって、俺は軽傷だったが
こいつは意識不明の重体で毎日見舞いに来ている
いい加減起きてほしい…
俺のせいでこんなことに…
俺が楽園に行こうって言ったから…
もう1ヶ月もたっているのに…
楽園が
あるというなら
私から
心を千切って
ゆかせておくれ
【楽園】
貴方と共に過ごせる毎日は
楽園そのものだ
夫よ
幸せだよ
私は貴方の妻でいれて
ありがとう
わたしの心の拠り所
そんな場所はあるんだろうか
限られた時間の中で
思う存分旅をする
たくさんの人と出会い
様々な思いを知った
いつかそれは肥やしとなって
私の人生に花を咲かす
過去があるから今があり
今があるから未来がある
今まで歩んだ細い道や
これから歩む茨の道も
決して無駄ではないと信じている
綺麗な花には蝶が寄り
美味しい密には蜂が寄る
澄んだ空気と美味しい水
緑のたくさんある場所は
わたしの経験が生きた場所
今まで知ったたくさんの思いは
形を変えて目の前に
出会った人と歩んだ道
全てが詰まったこの場所は
いつかわたしの人生の
楽園へと変わるだろう
#楽園
ここはまさに楽園だ
私は保護猫カフェの中で、色んな猫たちに囲まれながら心の安寧をはかっていた。
やはり動物っていいな。
心が純粋で、こっちまで清らかになるような気がするんだ。
保護猫カフェから帰ってきたら、次は家で待つクロちゃんを撫で回し、二人で布団の上でゴロゴロしてみた。
クロちゃんはとにかく人の股ぐらでうたた寝するのが好きで、いまもそっとやってきては何くわぬ顔でくつろいでいる。
これぞ共依存。
お互いがいないと崩れてしまう関係なんだろうな。
#1【楽園】⠀2023.4/30
Paradise
これは夢?
花畑
しろい花
ぴんくの花
きいろの花
風にゆれる
真ん中には鐘があって
綺麗な音がなる
ひつじ
うさぎ
りす
かわいいどうぶつ
やさしいどうぶつ
夜
見上げてごらん
空には満天の星
芝生にねころぶ
手を伸ばして
あの星に手が届きそう
1番星
楽園とは天国のようなものなのかな
だれもが楽しく過ごせる
優しい世界
休日は楽園に行こう。馬がいて花々がたくさん咲いている楽園。