『梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日本のいいところは四季があること、なんて言われるけれど。
四季なんてなくていい。ただ過ごしやすい気候がずっと長く続けばいい。願うのはそれだけだ。
せっかくの休みは雨だ。仕事の日は気持ちいいくらい晴れているのになぜ。嫌になってしまう。
【お題:梅雨】
降りしきる
視界が白い透明なカーテンに遮られ
ザーザーと雨の降る音が
耳を覆う
先も分からぬ
道を進み
砂利を踏みしめ
痛みを誤魔化し進む
足裏は砂と雨と血で
汚れに汚れ
傘もなく服もなく
真っ裸で進みゆく
男は涙を流しながら
道をゆく
梅雨の雨に撃たれ
拳を握る
男は想う
【目標とは、先の道標とは】
何も考えずに生きたからこそ
裸も同然、身に纏うスキルも無い
雨先に見える建物に、人にすがろうとしても
男の姿を見て戸を閉める
現代とは、そういうものだ
人の先は降りしきる梅雨、又は霧
若い時に服を来ていれば
身なりを整えていれば
人は受け入れてくれる
まずは傘になり得る知識を得なさい
そして服というスキルを得なさい
それが貴方の助けとなるでしょう
梅雨の時期の通勤通学は結構大変だけど、傘をさしてイヤフォン外して無心で雨音聴きながら歩く道のりが結構好きだったりする。
梅雨と書いて、ねるねるねるねと読む。
すなわち、梅雨とは、色の変化の季節なのだ
梅雨
自分が誕生日の6月。
もう1年経ったのかと思う。
本当に1年はあっという間だから、今この瞬間を楽しまなくちゃと思っている。
来年は受験生、だから勉強は頑張りたいでも部活は楽しみたいと思う。
先輩達が引退していく梅雨の時、時期代表となる私たちは精一杯、後輩たちを引っ張っていかなくてはならない。
そこをしっかり意識して生活していきたいと私は思う。
梅雨
植物にとって
恵みの季節
私にとって
お風呂のカビゴンとの
闘いの季節
いろいろやってるんだけど
負け続きなんだよなあ
青梅雨を 散らして進む 獣道
【梅雨】
日々、くもり、雨。
梅雨は
空も、気持ちも、どんより。
ふと空を見上げて
落ちてくる雨を見ていた。
一瞬、雨が止んだ。
振り返る。
差しのべられた傘と、君がいた。
「一緒に帰ろう」
2人で入る傘は、狭いし濡れるのに
なんだかとてもあったかくて
雨の日も悪くないかもとか
調子のいいこと考えたりして。
もうすぐ、晴れるね。
#梅雨
梅雨はそう
あなたに会いたく浮かぶ眼に
貯まる涙と思ってほしい
梅雨
あーまた雨
梅雨だー
体調悪い
いいことなにもない
けど
梅雨がないと
作物がない、水不足それは困る
仕方ないよな
この世にいらない季節なんてない
…そう、思い生きていきます
雨の匂い。梅雨の時期独特の匂い。あの、気分が躁鬱になる様な独特の匂い。
梅雨は嫌いだ。髪の毛がセットしにくいから。
梅雨は嫌いだ。気分が重くなるから。
梅雨は嫌いだ。
あの日、6月×日。目の前で自分を庇って居なくなったアイツの顔がチラつく。もう何年も経つのに梅雨の時期が来ると怖くて怖くて堪らない。自分が庇った側だったのなら、お前にもこんな気持ちを味わせる事が出来たのだろうか。
今日も仕事の帰り道。雨の降る街を、お前の消えた場所を、他人のフリをして歩いた。
『梅雨』
「梅雨」
なんで「ばいう」なんだろうって調べたら、梅が熟す頃の雨だからだそうだ
日本人のこういうところ、素敵だ
と思ったら、中国から伝わった言葉だった
『梅雨』
梅雨の時期は憂鬱な気分になる。
湿気もすごいし。
私にとって雨と湿気は天敵同然。
#9
桜祭りの縁日が畳まれた道を、1人歩く。川沿いで毎年行われる祭りは例年通り賑やかで。でもそんな中行く気には到底なれない僕は、こうして夜に一人桜祭りを実行している。
去年は彼と一緒に歩いて、花灯を満喫して、他愛のない話をして。懐かしいな。左手を桜を乗せた風がなぞり、少し寂しくなる。遠距離にさえならなければ、こんな思いはしないはずだったのになぁ。ま、仕方ない仕方ない。
満月がよく映える今宵はこの世の情景とは思えないほど美しく、ふわりと外界と境界ができる。
彼奴の元にも、この桜風が届けばいい。そして、少しくらい寂しい思いをすればいいと八つ当たりをする。
お題:『桜風を貴方に』
「梅雨」
作¦布野きょうか
私の後ろには雨がポツポツと降っている。
ふと手鏡をみた。本当に私の後ろだけ。
元彼が着いてきているように。今日私は今日彼氏と別れた
その雨は私たちのよりを戻そうとしているようだった。
今日の雨はどうにも鋭いようで、ポツポツと振る度に
私に刺さるガラスのようだ。
ガラスペンの様な雨は今日は今日だけは色の着いたガラスのようだった。ブルーな気持ちのくらい青色。
「梅雨」
雨はやだな…
雨だと気分も下がる。
雨ってやだな…
雨がなくなったらいいのに…
#4
梅雨って本当に憂鬱で。
ただでさえ憂鬱なのに。
湿気とか蒸し暑さとかが嫌で。
全部嫌で。私は梅雨の季節が1番嫌い。
だから。
雨の降る日は学校に行かない。
2024年の6月の梅雨入りはいつですか?
いつなんだろう!雨降るとジメジメ洗濯物は乾かない!梅雨明けすれば!暑い夏がやってくるよ!
サマータイム
梅雨入りすると
決まって、調子を崩す
農家さんにとっては、恵みの雨で
たまには、雨に感謝する
好きな人の近くに居れるから
1つの傘に入って、相合い傘・・
お互いの肩に雫が落ちて、
冷たいねって、言いながら・・
縮まっていく、2人の恋
『梅雨』
雨が嫌いって言う人は多い。
私もそう。
でも晴れの日より雨の日の方が、
エピソードも多い。
子供の頃、傘を振り回して、逆さまにして遊んだ。
やり過ぎて壊して怒られた。
学生頃、好きな人と相合傘して緊張した。
靴が浸水してても気にならないくらいに。
バイト終わり、電車の時間ギリギリで猛ダッシュ。
駅に着くと"大雨の為、5分遅延しております" ラッキー。
大人になって、車を運転中、ワイパーのゴム切れてた。
ショック、、あ、虹出てる。
気づくと雨の日エピソードは増えていく。
ちょっとした会話のネタに、
雨トークなんていかがでしょう。