『梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
梅雨と恋の気持ち
待ってギリ雨降ってない、今なら走っていけば学校まで雨降らん!最高や!
母、ちょっとーかさはー!
わたしは母の声は聞こえなかった、
そして帰る時、待って傘持ってない、
あ、忘れた、どうしよう、私は癖毛で雨があたり続いたら髪の毛がモッサモッサになってしまう、はぁ、やむまで待たないと、そしたら同じクラスのA君がお前傘は?っと聞いてきた、あ、忘れたんだよね笑笑と返した、
そうなんだ、あ、俺2本あるから一本貸すよ、はい じゃーな、あ、ありがとう、待って、本当は2本ないんじゃない?だってさしてないやん、なくてもお前が濡れるよりはましかなぁー、じゃまた!
う、うん
いいのかなぁ〜こんなことして、明日返そう、絶対になんかプラスで渡した方が、、いいのかなぁ?
翌日、あ、A君、これ昨日はありがとう、
それを言った時に彼の隣に彼と仲良しの女子3人組がいた、え!Aまさかかしたの?
うん!なんか問題ある?
傘忘れてたから貸しただけだけど、
えっ、絶対雨降るってわかってたでしょ?笑
やばくない?わざわざ傘借りるためにそこまでする?やばいっしょ笑
わたしはその場から逃げた、
放課後、ねぇちょっといい?とさっきの女子3人組が話かけてきた、
わたしは体育館に一緒に入った、
ねぇ、あなたありえないんだけど、わたしのA君取ろうとしてるでしょ?あのね、あなたとの時間よりわたし達といる時間の方が長いの、わかる?
しかもわざわざ傘忘れてたから貸してもらうなんて図々しいにもほどがある、
わたしは、それはっと答えた、
何?💢あんたわたしにつっかかってくるつもり?いい態度取るわねぇ💢バン、いた、わたしは押されて転けさせられた、なにするの、え、聞こえなーい笑わたしのことを笑う、その場から立ち去ろうとしたその瞬間、
何してんの?A君がきた、
これはね違うの、転けてたから助けようと、
そうなんだ、でもな、俺が見る分には転けさせてたんだわ、ヤベよお前らの目、腐ってるの?二度とこいつに近づくな💢もし近づいたらゆるさねぇ、
な、なんなのよ、
3人は立ち去って行った、
大丈夫か?、うん、Aよかった、あ、あのさ昨日傘借りたじゃん、もうAには借りないからちゃんと持ってくる、ごめん嫌な思いさせちゃって、
いや、また頼って、
いやだから、もう困らせたくないから、
いいよ、俺お前にかすの嫌じゃないしむしろ嬉しいし、
え?なんで?
だって俺は、お前が好きだから、
お前の笑顔を見ると、心に傘がささっているんだよ
なにそれ笑
笑うなし、
わたしも好きだよ、
梅雨の時期
気分は沈むけど
身体はとても元気
雨の日に告白したら
もし振られても
傘で顔を隠して
泣きながら家に帰れるよね。
だから大丈夫。
頑張ってこい、私。
「梅雨」
蛙が鳴いて蝸牛が這っている
なんとなく撮ろうと思って
出したスマホのレンズが濡れる。
少し萎えてそのまま帰路につく。
溶けかけの飴玉の様なそんな時期
梅雨
梅雨は洗濯物が乾かないから嫌だ。
髪もはねるからやだ。
傘もやだ。
でも梅雨はやってくるから覚悟しとく。
『梅雨』
止まない雨
傘をさそう
赤色の傘
青色の傘
紫色の傘
黄色の傘
ピンクの傘
黄緑色の傘
柄入りの傘
レインボーの傘
色んな傘があるよね
そして傘というものは
好きなものを選ぶことができる
その「お気に入り」とした傘が
雨で沈んでいた
あなたの心を晴らしてくれるよ
きっと、きっとね
心の中に…雨が降る
夕焼けに一筋のひこうき雲。
やがて雨を連れてくるそれは
綺麗さと残酷さを足して2で割ったみたいだ、と
いつかの君が言った。
今、この長雨の中ふいに思い出す。
君はもう居ないのだと気づいたのは
もう一本余計に持ってきた傘を使う人は
僕の隣には居ないと分かったから。
落胆する僕を植え込みのあじさいが
笑ったような気がした。
雨に紛れて泣く
さて
私の涙に気づいてくれる人はいるのかな
梅雨
湿気との戦い
私の髪の毛 VS 梅雨
縮毛矯正してから全然平気。
勝った。
でも紫陽花見れるから、おまけして引き分けにしとくね
梅雨
桜散る 梅散りこぼれる 春の雨
梅の花が雨のようにボロボロと
こぼれ落ちていく様子を梅雨と呼ぶそうです。
菊舞う 椿落ちる 牡丹崩れる 薔薇枯れる
花は散り方も色々で、枯れゆく姿まで
愛でるものと本日のお題で知りました嘘です。
雨が降ると、貴方のことを思い出す。
「雨の日って憂鬱な気分になるって言われがちだけど、
僕は好きだな。こうやって君と近づけるから。」
そう言って、いつも私に少し傘を傾けてくれる貴方の
肩はいつも半分だけ濡れていた。
雨が降ると、考えてしまう。
今、この瞬間、
誰かのために貴方は肩を濡らしているのだろうか。
私は雨の日が大嫌い。
梅雨
なんか この間の雨が続いた日々が梅雨入りだと勘違いして 今日 月が変わって七月になったと思った。
頭では分かっている。
今日から六月という事を。
でもなんだろう。
多分 気候が狂ってるから勘違いしても仕方ないんじゃないかなぁ。
中学3年の時 担任が国語の授業の時に言った。「この時期にタンポポが咲くなんて自然がおかしくなってる」
と…
今から30年強前の11月の季節だった。
その頃は何も思わなかったが 大人になって異常気象が騒がれてから よく その先生の その一言が思い出される。
その先生とは何にも思い出も尊敬もない。
ただ おばあちゃんだったなぁという印象。
とにかく そんな前から地球や宇宙は変わり続けてる。
日本の四季も だいぶ変わってきた。
そろそろ いろいろ覚悟しないといけないだろう。
それでも青空は美しい。
夏の青空を楽しみに…
梅雨 どんと来い(笑)
災害が起きませんように。
恵の雨に感謝しながら。
雨を理由にちょっと長居をして、
濡れる って一緒に雨宿りをして、
貴方と時間と隣を共有しながら、
そうやって長く話が出来るなら、
梅雨は、素敵な時間になるはず。
梅雨は苦手リハビリに傘さして行けない
梅雨
‐梅雨‐
硫酸の雨
亞鉛鍍鐵板の雨避け
打つて滴り流れ
煙りを出して
泣いてゐる
派手な漢字の飾燈電飾
電氣音を走らせ乍ら
ヂヂと呟き瞬いた
濕氣つたシガー
掌隱し
君のジッポで
火を燈けた
年をとらない僕の横顏
管が繋がる手首の端に
見え隱れする墨印條形碼
君の言葉を想ひ出す
雨が好きだと言つてたね
梅雨_
湿気や虫など嫌う方も多いのではないだろうか?
しかし、私は梅雨が好きだ。
雨の音を聞くと心が安らぐ。
ポツン?ザアザア?
文字で表すのは難しい、そんな天然の音は心地よい
普通に生活をしていると嫌でも音は聞こえてくる
電車、信号、話し声、足音…書き出したらきりがない。というより自分でも知らぬ間に聞いてるという音もある筈だ。
そしてその殆どが人工の音(人によって出される音、〃作られた物による音、〃故意に流されている音)などである。
人工の音は少し苦手だ。
聞きながらぼーっとするとどうしても良い事とともに嫌な事も多く考えてしまう。
雨はずっと昔からある。
何千年前…そのもっともっと前からある。
人が居ない所でも雨は降る(一部地域を除いて)そして雨音は聞こえる。
天然の音は人の力など要らないから、音に集中している間はくだらない人間関係なんて忘れていられるんだ。
心を無にしたり、好きな事だけを考えていたりする事ができる
それが私が雨を好きな理由の一つ。
勿論それだけではない。
普段よりも少し暗くて、でも決してマイナスではなくて道や葉っぱはきらきらしていて。
とても美しい
他に天然の音は何があるんだ?
砂、海、風、木…知らないだけでもっと沢山あるのだろう。
少し話は逸れたが梅雨…私は君を楽しみたい。
そして、偏頭痛…私は君を許さない。
「やってしまった…」
しとしとと降る雨を教室の窓から見上げて、溜め息をつく。寝坊した挙句、朝の時点では雨が降っていなかったからと玄関で乾かしていた折り畳み傘をカバンに入れるのを忘れて大学へと来てしまった。今日はゼミだけだから、終わったら帰れる。でも、教室から帰るにはどうしても外は通らなければならない。雨に濡れるのは免れられない。
梅雨の時期は憂鬱だ。髪は湿気で綺麗に整わないし、部屋も教室もじめじめとしている。早く梅雨明けしないかな。そして今降っている雨が授業が終わる時には止んでくれないかなと考えれば、教授の話は半分ぐらいしか身に入らなかった。
授業の終わりを示すチャイムが鳴っても、雨は降り止むことを知らず、寧ろ強くなっているように窓から見えるコンクリートは雨に強く打たれている。…帰りたくないな。このまま待っていたら雨は止むのだろうか。ずっと思考は巡ったまま。
「帰らないの?」
気がつけば、教室には声をかけてくれた彼と私だけ。彼とはあまり話したことはなかったのに、優しい眼差しで私を見てくる。
「雨、止まないかなって思って」
そう言うと彼はスマートフォンを取り出し、何かを調べ始める。
「うーん、今日は止まないって。…どうかしたの?」
「傘、忘れちゃって」
「それは帰りたくないかも」
同感しながら笑う彼の笑顔は素敵だ。目がくりくりとして世の中でいうイケメンという部類に入る。でも、同じゼミに所属しているのにこれがファーストコミュニケーション。ゼミの中のプレゼンテーションで同じチームになるとか、たまたま隣の席になるというシチュエーションを考えていた私。でも、授業のことではなく、傘の話が初めてになるなんて思いもしていなかった。
「寝坊しちゃって、玄関に傘はあったのに忘れちゃったんだよね。この時期なのに傘を持たないなんてバカみたい」
「そんな時だってあるよ」
彼はカバンの中に入っていた黒い折り畳み傘を取り出し、私に渡してくる。
「これ使って?」
「え、でもあなたが…」
「俺が雨に濡れるのはどうってことないよ。苗字さんが風邪を引くほうが俺は嫌かな。だから、使って?」
「…でも」
「はい、使って?」
無理矢理手に持たされた彼の傘と、触れる手。私は狼狽えてしまう。初めて触れる彼の優しさに胸の高鳴りを覚える。
「…明日、学校いる?」
「いるよ?」
「明日絶対返すから!…あの連絡先…」
「あぁ、そうだね」
連絡先を交換する。彼の名前は優しさで溢れる性格をそのまま表されている。
「明日、連絡するね。傘、お借りします。本当にありがとう」
「連絡、待ってるね」
この胸の高鳴りが恋だと知るのは梅雨が明ける頃。
梅雨を「ばいう」と読むか「つゆ」と読むか
「つゆ」と読んだ方が風情があるが
「ばいう」と読めば博識を感じる
こんな不思議な言語を使って今日も呟いている
梅雨
ぽたりぽたり
水面に落ちる波紋の水面
落ちる 落ちる
ぽたりぽたりと
美しい音を奏でる刹那の演奏会
美しい音を奏でる為に死ぬのか
ぽたりぽたりと命尽きてゆく
今日は美しい演奏会が長く開かれる
傘もささずに飛び出してしまえよ
風邪はあとから引けばいい
傘を差すなんてもったいない
どうせ差すなら、屋根の下で休ませるが吉
雨のリズミカルな音を聞こうよ
深く、深く刻み込むリズムで私の心を洗ってくれ
ぽたりぽたり