『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
別れのときに咲き、出会いのときに散る
寂しさを誤魔化し、喜びに応えるように
散れば今度はその緑が夏を知らせる
全ての季節は桜と共にあるかもしれない
こんなにも生きづらい、って思ってる?
別に、これは自分が選んだことだから
だからって辛いことは辛いよ
だからってすぐに変わるものでもない
そうだね、すぐに見える変化はないのかも。それでも同じ一日なんてない
そんなこと分かってる。お前も他の奴らと同じように正論を言うんだな
君が言わせてるんだよ
勝手に言ってろ
君も何が、自分にとって過ちか もう気付いてるだろ
うるさい!黙ってろ もう寝るんだ
なら、寝るといい。眠れないからボクはここにいる
そんなに明日が怖いのか?朝が来るのがそんなに怖いのか?
夢を見るのが怖いのか?時間が経つことがそんなに怖いのか?
分からないことに対して、不安になるのは当然だろ
あっそ、それは今日に未練があるからだろ
未練なんかあるか。だから、明日なんて来なくていいと思ってる
明日にでもいなくなってもいい覚悟はしてる。だから
そんな言い訳をしても、明日は来る。
君が今日、大罪を犯しても、善事を行っても、明日は来る。
そんなこと知ってる
明日が敵に見えるか?君を縛る鎖に見えるか?太陽が化物に見えるのか?
君は吸血鬼かなんかなのかい?
何かのために生きて死ぬ理由が分かれば、オレだってこうは思わないさ
何か成すために生まれて消える、存在する意味が分かれば
何の為に生きるのか、確かにそれは凄く興味深いね。ただ意味はないけど
じゃあ、君は何の為なら、生きられる?何かの為?誰かの為?
その疑問の正解が分かって、それを成せば、君は死ぬのか?
そうだな。その為に生きて、死ねれば、満足なのかも知れない
何か為に、誰かの為に死ぬことができれば、生きた意味になるかも知れ
ない。
気持ち悪い。見苦しい。他人を言い訳するな。自己犠牲を救いにするな。
自分勝手に散って、誰が美しいと思うものか。独り善がりの怠け者が。
誰かの為に死ぬことよりも、誰かの為に生きることを考えやがれ
散った桜の下にいる死体を踏みつけながら、
私は前を向く。
私という名の、桜を咲かせるために。
「桜散る」
桜なんて大嫌い、あの人のこと思い出すから
桜が散るように儚く消えていっちゃったよね。
桜が散れば散るほど、
恋が終わりに向かっていく気がする。
なんで、またねって言ったんだろ...
はらりはらりと音も無く、美しき白い雫が頭上から舞い落ちる。そして、足元には幾重にも広がり続ける、薄桃色に染まった柔らかい絨毯が敷き詰められていた。
ふと見上げると、眩いほど青過ぎる世界が果てしなく続いている。
世界から切り離された私の時間は、重たく纏わり付き、ゆっくりと悠久であり続けていた。
そっと頬を慈しむように、優しく撫で上げるような暖かな風が過ぎていく。
「心配しているなら……側にいて、嘘つき……嫌い……大嫌い……」
止め処なく溢れ続ける涙は、何年経っても枯れることはない。呪詛のように吐き出す言葉は、落ちていく花弁と共に地面に吸い込まれていく。
私にとって、この世で一番残酷な……大好きだった花を見つめ続けた。
『桜散る』
『桜散る』
桜も散って、葉桜になりかけている今日。
告白をした。
むかし、告白してくれたのに、私が勝手に気を使って別れてしまった彼に。
正直恋とか分からなくて、他に彼を好きな人がいるならそっちの方がいいよな、と思って振ってしまった。
ちょっと考えさせて。と言われて解散した夜。
「そんなに深く考えないでいいよ。これからずっと仲良く出来たらいいし」
って送ったLINEに帰ってきた
「ずっと仲良くしたい」
裏に込められた“友達でいよう”っていうのが分かってしまって。まだ確信が無かった恋心をやっと自覚して。
ああ、失恋したんだなって。
相談した子は3、4人いて。その子たちにも申し訳なくて。
ああ、好きだったな。
どうしようも無いまま友達として過ごすのか。
これが初恋か。
桜のように、恋心は咲いて直ぐに散ってしまった。
「桜散る」
柔らかな桜が、
湧き出るような緑に変わっていた。
今年こそ、三色だんごでお花見…したかったのに。
桜散るこの季節。
雨上がりの外掃除。花びらが大量なんじゃい!
ひらひら舞い落ちるのは儚くて幻想的でそのまま消えてしまえばいいのに。
花見せず終わってしまった。
始まりの季節。忙しい。
1年間築き上げた関係がリセットされて新たなスタート。
ギャッブに息苦しくなる。けど昨年の人達が集まって来てくれるのは嬉しい。名残惜しい。未練がましい自分が嫌だ。
前よりカラフルじゃないけれど
これも悪くないね
悲しいこともたまにあるけど
それもそれでしょ
自由になったってことなのかも
たまに戻りたくなるけど
過去は振り返るくらいがいいって誰かが言ってた
懐かしむくらいがいい
1周戻ってきた時も
きっと胸が締め付けられるけど
全然意味が違う
寂しいと思ってても
なんだか慣れてきたりして
それも悪くなくて
たまに甘えられたらそれでいいかも
色々できるようになったのかもね
「桜散る」
あなたと見る花は、いつも旬が過ぎてしまう。
それでもいいの。
一緒に過ごしてくれることが、嬉しいから。
「桜散る」
もう桜も散り始めて。
緑が豊かになってきた。
桜は咲いてる時は綺麗だが、散ってしまうのだから
少し儚い気もする。
花弁が地面に落ちて、桜のカーペットのよう。
「嗚呼、春が終わるんだな。」
桜が散ってしまうのは勿体無い。
こんなに綺麗なのに。
でも、そんな事を思っていた僕に君は
希望を囁いてくれて。
「桜は来年も再来年もまた春に咲き続けるでしょ?
大丈夫。また見れるよ。」
その言葉に僕は支えられて、ずっと桜を見る為に
どんな時も生きて来れた。
また来年も会えるよね、だから今は。
"桜散る"
来年までゆっくり休んでください。
桜は美しい
すべての姿が美しい
いま若葉も美しい
一年中美しい
散ってなんかいないよ
ずっと美しい
お題:桜散る
屋敷の庭の隅に咲いている枝垂れ桜も、もう見納めだった。明日をまたず散ってしまうだろう。
「幻想的だね。いや、幻想か」
ひらひらと舞う花弁を見つめながら、夫はポツリと呟いた。
「梶井基次郎だっけ。桜の下にはってやつ。あれを思い出す」
「そうですね。あと、柳田國男」
「よく知ってたね。あれは君の好みじゃないと思っていた」
夫は苦笑していた。私は唇を尖らせる。だって、読書はあなたの趣味だったから、必死に、たくさん読んだのですもの。
「さて、時間だ」
「はい。次は夏ですね」
「ああ。……でも、君はもう、この家を出ていいんだよ」
私は顔を歪めた。酷な事を言う人だ。
「ナス、用意しませんよ」
「怨霊にでもさせる気かい」
「取り憑いてくださるなら本望です」
夫は、とても悲しそうに笑った。心配をかけていることはわかっている。けれど、私はまだ現実を生きることができない。
夫が何かを言おうを口を開いたそとのき、一陣の風が吹き抜けた。残り僅かだった花びらを全てさらっていって、瞬きの間に、夫は霞のように消えてしまった。
「……潔くなくて、ごめんなさい」
せめて、桜が魂魄を吸い切るまで。それまでには。私は顔を覆って蹲った。
桜散る 梅はこぼれる 菊は舞う 牡丹崩れて 朝顔しぼむ
どれもその花の終わりを見事に表した言葉だと思う。
人もこんなふうに例えられるような、その人らしい終わり方を迎えられたらいい。
◆◆◆
そんな事を笑いながら言うものだから、僕はあなたがいつか消えてしまうのではないかと、不安でたまらないのです。
春なのに、胸に冷たい風が吹くのが悲しくて、僕は先を歩くあなたの手を思わず掴んでしまったのでした。
END
「桜散る」
2024 4/18 (木)
今日も見れると思っていたのに、
桜はいつの間にか散っていた
徒花やなあ、桜
#10 桜散る
私の恋は哀しく散っていった
叶わない恋なんて追いかけても
そう分かっていても貴方の心を捕まえたくなる
それはなぜ?
桜の花びらは美しく散っていった
掴めない花びらを追いかけても
そう分かっていても花びらを捕まえたくなる
それはなぜ?
お題「桜散る」
「先輩、卒業おめでとうございます」
大好きだった先輩。入学式の時に一目惚れした先輩。
それでも私は弱虫で先輩を目で追うことしか出来なかった。今日は先輩の卒業式。友達と少し寂しそうに嬉しそうにしながら話している先輩を見つめているとなんだかもう会えないきがして。勇気を振り絞って私は声をかける。もう、あの頃の弱虫な自分を卒業して少しでも先輩に気持ちを伝えれたらそれで良い。
「佐藤先輩、少しいいですか?」
「えっと、確か永田さんだよね?うん、いいよ」
先輩の二つ返事をきき、裏庭へと向かった。先輩はただ何も言わず後ろを歩く。ようやくたどり着いた頃には私の気持ちは溢れ出ていた。
「ずっと、先輩の事が好きでした!今日は先輩と会える最後のチャンスだと思って、、」
「ありがとう。気持ちは嬉しいけど、、ごめんね」
「いえ、これでいいんです。本当にありがとうございました」
先輩に背を向けて駆け出す。言葉では大丈夫だと、これで良かったと言っても心は追いつかないままだった。気持ちを伝えれただけでも良かったじゃないか。欲張りになっていく自分に嫌気がさす。それでも、少しは振り向いて欲しかった。今まで何も行動を起こせていない私だったが、先輩に少しでも見て欲しかった。一度溢れ出したものは留まることを知らず頬を濡らしていく。大好きだった先輩とのお別れ。散りゆく桜と一緒に私の気持ちはこぼれ落ちていった。
桜散る
桜が散ってしまい、切なく感じる。
5月になると、桜の木はもう緑色の葉っぱに変わっていて。
梅雨の時期が6月に迫ってくる。
【あとがき】
こんにちは、Annaです。
今日はあまり、体調と精神的な不調が続いているので、詩だけにしました。
私は、中学2年の頃から学校に行っても、どこかへ出かけるときも、すぐ、体調不良になりやすい体になってしまって。一ヶ月寝たきりになったことがありました。現在でも体調不良になりやすい体になってから、少しづつ悪化して、遠出するのに苦労しています。
みなさんも私みたいな体にならないように、自分自身の体を大切にしてくださいね!
ところで、みなさん花粉症大丈夫ですか?
私も花粉症なのですが、いつも薬で抑えています。
あるあるかもしれないんですが、花粉症のときって鼻声になりません?私それがめちゃくちゃ辛くて鼻にティッシュ突っ込んでマスクで学校に行くぐらいやばかった日がありましたね〜。
くれぐれも花粉症対策もしてくださいね〜。
君の優しい心は春の日差しのように
暖かくしてでも
その優しい心と姿がとても儚ない
今日も淡い色の
桜が舞い散る…。
僕は君を必ず迎えに行くよ。