『柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【柔らかい雨】
何をしてもつまらない
ひとりじゃないのに孤独と感じる
頑張ってる自分が馬鹿馬鹿しくなる
そんな気持ちになることなんて日常茶飯事で
それでもそんなことがあるからこそ
ちょっとした小さな幸せにも気づける
今はやまない打ち付けるような激しい雨も
いつかは柔らかい雨となって
乾ききってしまいそうな自分を潤してくれるはず
きっと人生のうちで
"消えてしまいたい"と思う日は何度も来るだろうし
"生きていたい"と思う回数より多いかもしれない
それでもいつか
"生きていてよかった"って思える日が来るから
そう信じていないと乗り越えられないから
その日まで頑張って生きようって
柔らかな雨に打たれながらそう思った
自分の今までが無駄にならないように
そんなことをしたら
今までの自分があまりにも可哀想だよ
#柔らかい雨
綿布団のような厚ぼったい雲間から
ゆっくりとそれは落ちてきた
あっちに行こうという貴方に手を引かれ
森の合間にあるテントに辿り着く
子供の頃好きだった遊び
部活ではどんなポジションだったか
お互いの家族のこと
初めてしたアルバイト
柔らかい雨に打たれる緑葉を眺め
他愛もない話を繰り返す
たまには雨も悪くない
ゆっくりとした時間を二人泳いでいた
昨日の学校終わりの帰り道頭の上に何かが落ちてきた「あー、雨降ってきた?今日の天気予報は100%晴れだったのに」友達はそう呟く。なぜ雨は晴れよりも嫌われているのだろうか、その理由ははっきりしている雨は今の人間にとって色々面倒だからだ、洗濯物、通勤通学何もかもに都合が悪い、そう言われている。だが本当にそうなのだろうか本当に雨は人間に害を与えているのだろうか、雨が降っている時間のあの静かさ、雨の匂い、すべてが本当に悪いところなのだろうか。私は雨が好きだ雨が降ると何もかも全て忘れて無心になれる。その時間が好きだ。今日も柔らかい雨が降る
④
雨の日は
濡れたくないが
晴れの日より
空気がなんだか
柔らかくなる
公園で修羅場の男女を包む雨 私が神ならどしゃ降りにする
題-柔らかい雨
「柔らかい雨」
音が鳴っていない小雨。これ、雨降っているの?というくらい、降る様子が見えない雨。
ものすごく柔らかい。強烈で、傘に当たった時に衝撃音が鳴る雨とは正反対。
傘をさしていなくてもたいして濡れないでしょと思うけど、案外濡れたりする。あの雨の嫌いなところは、服につくとなんだかじめじめしたり、水がまとわりついたように感じること。体が濡れているようで気持ち悪いし、何より湿気が厄介。
好きな面もあるけれど、所詮は雨だ。柔らかい雨でも傘をさして、なるべく濡れたくない。
外を覗くと雨が降ってきた。
雨というか霧雨みたい。
強い雨でもないけれど、傘も役に立ちそうにない細かい雨だった。
雨が降ると、事故が増えて怪我人も増えるって恋人が言っていた。そうなると車修理の仕事も増えるのかなー。
この時間はちょうどワンオペだから誰もいなくて、会社も静かで、雨の静かな音が響き渡る。
この都市には知り合いの人が沢山いる。大好きな彼も。みんな事故も怪我もないといい。
柔らかい雨だけれど、早くやんでほしいな。
おわり
柔らかい雨
〜柔らかい雨〜
降ってるか 降ってないか
分からないほどの雨
包まれてる感じ
あんな雨が多いといいのにね
スコールみたいなん降られる方が
困っちゃうよなぁー
【柔らかい雨】*149*
天気雨の時に感じるかも
明るい日差しの景色に雨が重なると
優しく柔らかい感覚になるみたい
雨は好きじゃないけど
これなら少しだけ気分上がるかな♪
【柔らかい雨】
私が泣くと雨が降った
まるで私を慰めるかのように
冷たい中にある柔らかいもの
それをなんと表すか私には分からないけれど
きっと良いものなんだよね
ありがとう私の為に泣いてくれるのね
たくさん殴られた体と心を、優しく撫でてくれる柔かい雨。
冷たいのに、なんだか温かく感じる。
人間より、自然から温もりを感じることが多かった私は、雨の日でも家を飛び出して、ふらふらとそこらじゅうを歩き回った。
寒くないし、痛くもない。
やわらかい雨が沢山撫でてくれるから。
空も、私と一緒に泣いていてくれるから。
柔らかい雨とは?
シトシト雨のこと?
あまり濡れない雨のこと?
あまりしっくりこないが
気分が落ちて濡れて帰りたい気分のとき
こういうあまり濡れないポツポツまさ雨の時が気分が良い!
柔らかい雨
嫌な事があって帰り道に泣いていた私
雨が降っている
雨が泣いている私の嫌な出来事を
流そうと体に降り注ぐ
冷たいけど
優しい柔らかい雨
明日の朝には笑顔で仕事に行けるようにと
寄り添ってくれている感覚
ありがとう雨降ってくれて
柔らかな感情をありがとう
雨の予報を知らなかった私に、
柔らかい雨が私を埋める。
私は私に傘を持ってこなくてよかったと思えた。
初めて自分に優しくなれた。
雨が降ってるのに
ちょっと差してる矛盾したような陽射しも、
暖かい気がして、
ちょっとした幸せってどれほどありがたいか
それが今分かった気がする。
ちょっと厳しい人だって、
人のためを思って言ってくれてる
優しさもあって、
その優しさが不器用で
愛おしいなといつも思いながら
なんてことを思い出しながら
スキップをして。
夕暮れの道を歩き出す。
柔らかい雨が降ってくる。今の心の状態を雨が知らせてくれる。やっと自分の感情を理解出来た。
今日は休日。デパートへ行き楽しく食事をした。
外へ出ると晴れているのに雨が降っていた。
太陽に照らされながら降る雨に遠くでは虹がかかっている。
柔らかな雨が地面に当たり跳ね返っていた。
昨日、君は飛んで天使になった。
廃ビルの屋上。
置き去りにされたボロいパイプ椅子と古ぼけたスチールの灰皿。
あたしは君が半分吸って揉み消した吸い殻に火を付ける。
イヤホンから流れる
君のために書いたヴァース
悲しみの代償
どうせなら下らないって笑って
灰皿を壁に投げつけて手摺りによじ登った。
耳から滑り落ちて、堕ちて
天国なんかじゃなくていい
叫ぶ声は
優しい雨音に包まれて
いつまでも飛べないあたしを笑って
#柔らかい雨
柔らかい雨
「カラス」
この世界では有名なおとぎ話、ライ王子という話。
みんなのことを考えて生活している優しいライ王子は、
1人に対しては優しくなかった。
それは幼なじみのピレ。ピレは普通の庶民だった。
でも、ライ王子の親が、ピレの親と仲が良かった。
から昔から一緒にいた。
〜ライ王子目線〜
いつからだろう。ピレといると、胸が苦しくなる。張り裂けそう。
でも、離れたくない。この苦しみを、ずっと味わいたい。
俺はやばい人になってしまった。いや、これが好きという感情か。
なのに、この前言ってしまった。「庶民のくせに、調子のんなよ。」
どっかいけ。いやだ。消えろ。行かないで。俺に従え。なかないで。
一緒にいようよ。
一緒に笑おう。
一緒に泣こう。
寄り添おうよ。
だから、いっしょにいy…
「グッガッグォバッ」
かー、かー、
そして、王子はからすになってしまった。その時に流した涙は
柔らかくて、優しく王子を包んで、王子はいきを引き取った。
ピレは、王子の死をしらず、お金がなくなり餓死。
でも、2人はあの世でも会えなかった。いや、お互いが分からなかった。
誰も嬉しくない、バッドエンド。
でも安心して。
「かー、かー、」
今も、王子は、地獄で苦しみながら、優しく皆を見守ってるよ。
「柔らかい雨」
打たれたい気持ちと
打たれたくない気持ちと
両方思い浮かぶ
優しい雨、柔らかい雨なら拒否はしない
けど…彼女がなんて思うかな…?
今日は木漏れ日の指すような陽射しだったけど
彼女は、眩しいと言った
すぐさまカーテンを閉めて手を握った
機嫌が良くなかったのは僕でもわかった
彼女が気持ちを表現できるだけで
僕の心は暖かくなる
優しく悲しい気持ち
そう、柔らかい雨のように
ほほえんで
やわらかに
ただ ほほえんで
あふれるものは
ぬるくてあまい
/お題「柔らかい雨」より