『枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"枯葉"
暑くて食欲がなくなる
私はどうなってしまうのか
じいちゃんや父さん母さんそして兄ちゃんのように
人生を全うできるのかな
少しずつ動かなくなってきている
たくさんの愛情をもらい生きてきた
少しずつ少しずつ
風が涼しくなってきた
不思議と老いるのは怖くない
ありがとう
僕をここまで育ててくれて…
そして見守ってくれて…
目を閉じてベンチに座っていると
枯葉を踏みしめる音が聞こえる
その足音が近くで止まる
目を開けた先にあなたがいる
ただそれだけのことなのに
わたしは幸福感に包まれる
どうかいつまでも
目を開けたときあなたが居ますように…
枯葉
カラカラ
カサカサ
風に吹かれて右へ左へ
乾いた音をたてている
なるほど集めて燃やせばよく燃えそう
とは言え落ち葉集めて焼きいもなんて
実際には見たことないけれど
いまどきは世間さまの目も厳しくて
庭先で焚き火はできそうもない
下手すれば真っ赤なクルマが駆けつける
せめて北風がぴいぷう枯葉を舞い散らせるのを
見て楽しもう
冷たい空気が鼻を刺激する季節になった。川を眺めることが出来る丘には大きな木がある。学校からの帰り道によく見ていた。その大きな木を夕日に照らされる頃に2人で眺めていた者は結ばれるという噂がある。14歳の頃に幼馴染の彼と大きな木をよく眺めていた。あれから6年経った今、彼は結婚した。成人して同窓会を楽しみに待っていたけれど、私の恋は叶わなかった。「なんだ全然だめじゃん笑。」同窓会の帰り道涙で視界がぼやけながら歩いていると大きな木が見えた。もうとっくに枯れ果てていた。風が私の身体を冷たく突き放した。夕日がキラキラ輝いていた。風はどんどん強くなり枯葉が宙に舞った。またこの木を一緒に見たいと思える人と出逢いたい。心からそう思えた。
枯葉ってさ。
粘って木にくっついてるヤツと、
諦めて下に落ちるヤツいるじゃん。
個人的に自分は粘ってたいって思うけど、
そんな自分がみっともないって思って諦める、
そんな枯葉だと思うんだよね。
諦めない人に、なりたいなぁ。
今日のお題
╭━━━━━━━━━━━━━━╮
枯葉
╰━v━━━━━━━━━━━━╯
枯葉が沢山落ちている道ではつい、
大きくてカラカラしていそうな葉の上を歩いてしまう。
『当たり』を踏むとパリパリサクサクして気持ちがいいのだ。まるでお煎餅か、ポテトチップスを踏んでいるような気持ちになってお菓子を思い出すこともある。
特に家路でするのが好きである。
◌ 枯葉 ◌
『枯葉』
年老いるとともに
記憶がぽつりぽつりと消えていく。
悲しいことなのだろうか。
それはまるで静かに落ちていく枯葉のようだ。
枯葉は土に還る。
消えてなくなるわけじゃない。
そう考えれば
素敵なことだと思えるんじゃないか。
ふと、学生時代を思い出すと
桜の舞う登校時のあの景色より
地面に敷き詰められた枯葉を
サクサク音を立てて歩いた
あの夕方の帰り道の方が
素敵な思い出が多かったりする
生きとし生けるもの
いつかは朽ちる
理想を語っても良いならば
ただ朽ちていくだけでなく
新しい芽に豊富な栄養を与える
枯葉のような存在になりたいものである
私は枯葉が好きだな
枯葉に敷かれた道を歩くのなんか好きかも‥
壊れないように、
枯れないように。
慎重に慎重に水をやってきた、私の心。
何年もかけてゆっくりゆっくり
成長していったというのに、
簡単に、簡単に壊れてしまった。
頑張って頑張って積み上げてきたものが、
簡単に、簡単に壊れてしまっても
笑える人でありたいな。
枯葉
黄色の
葉で
つくられる
枯葉の
じゅうたんは
音を立てて
気持ち良く
身体に
響いてく
なな🐶
2024年2月19日574
《枯葉》
普通の色のついた葉っぱも美しいけど
枯葉も美しいよね
枯れるまで生きていたんだよ
人間もおなじ
あの葉の色が変わるまで、生きられるかしら
あの葉と一緒に、散って逝くのかしら
いつか、
そんなことを考える日が
来るのかもしれない
枯葉が埋め尽くす道路。
まっさらになった木の枝。
そこに蕾が出来て。
綺麗な花びらをつける。
そしてまたこの道路が桜色に染まる。
部活帰り 友達と通る並木道
枯葉をふむ音が気持ちよくて
枯葉があるところを わざと通って踏み潰した
その子には なんでも話せた
恋の話 愚痴 共通の友達の話
こんなに 人に気を使ってしまう私でも
彼女なら 全部受け止めてくれる気がして
自分の素を 出すことができた
もうすぐ 卒業
彼女とは 別々の高校に 通うことになる
一緒に 帰った日々は
枯葉のように 儚く散ってしまうけど
私たちの友情は 一生枯れないし 絶対に枯らさない
ずっ友だよ。
#枯葉
枯葉と言われて思い出すのは、実家の近くの道路の桜並木だ。
枯葉と言われ思い出すように、私はソレに良い思いではほぼない。
彼奴ら、いつもこちらを嗤っているような気がして……。
春には花弁をどっさり落とす、夏には毛虫をどっさり落とす、秋には落ち葉をどっさり落としてそれは冬まで(暖かな場所故に葉が落ちるのも遅いのだ)暫く続く。
そして風が吹くとそれらをこちらに押し付けるのだ。それはまるで「掃除してくれよ」とでも言わんばかりに。
こちらは庭の生け垣の椿、山茶花、金木犀の花殻の世話で忙しいってのによ!とでも言っておこう。
勿論、向かいの銀杏の木だってそうだ。
あいつらに至っては実もつけないからな!
まあ木に文句を言ったって仕方がない。
だから私がいつも彼らに言うのは決まってこの言葉だ。
「私が生きてる間くらいは、お前らも生きろ。私も、お前らも、しっかり花実を咲かそうぜ。」
枯葉をシルクのような笑顔で踏みにじったわたしのかみさまは、そんな邪悪を晒してなおいっとう美しい
わたしもきっと、近い未来にあの枯葉のひとつになるのだろう
かみさまのもたらしてくれる物ならば、それが破滅であれわたしは嬉しくってたまらなくなる わたしは踏みにじられた枯葉となり泥だまりに打ち捨てられて二度と顧みられることはないのだろう それが嬉しくってたまらない
来る破滅の予感に、わたしもかみさまと一緒になって笑った
お題「枯葉」 おまねむ
一月前まで緑に囲まれていた校舎もすっかり色が変わり道路は枯葉だらけになりました。
いよいよ冬の準備にはいりました。
少し寂しさもあるけれど冬の訪れを感じるこの時期は嫌いではありません。
1年の終わりに近づいているな、頑張ってやってきたなと思えるようなそんな時期にしたいですね
枯れて、ひらひら落ちてく葉のように。
地に落ちて、やがて母なる地になるように。
夜はすべてを包みこむ。
1日の終わりを告げるように
静かに眠る。
1日の疲労が、自分から剥がれ落ちて
ひらひら落ちて枯葉のように朽ちていく。
そんな1日の終わりを告げたい。
枯葉のように静かに朽ちて
母なる地にかえっていく。
そんな人生を
僕はすごしたい