『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「束の間の休息」
毎日が時間に追われてる。
仕事、家事、子供の世話、夫の世話、町内や学校の仕事、実家の用事、書類とか提出物の確認や記入。
1日は24時間じゃ足りないよね?
自分が何人かいればいいのに、とか、1日がせめて30時間あれば自由時間もあるかも、とか、夢みたい事を考えたりして。
でも、限られた時間だからこそ、大切に思える。
束の間の休息が凄く貴重で、有り難くて。
休憩とか自由時間が多いと、嬉しいけどダラダラしてしまって、結果余り有意義に使えなかったりしてしまう。
だから、ないモノもねだりはしないで、今この時間も含めて、楽しみたい。
って自分に言い聞かせたけど、やっぱりもうちょっとだけ時間、欲しいかな?
題目:『束の間の休息』
白黒の視点で見下ろしたデスク。
外からの光が乱反射して、黒を白に染め上げた。
打たれたはずの文字は見えず、手をかざしてみれば如何様にも受け取れる言葉の繰り返し。
繰り返し。パターンを変え、態度を変え、されど打ち綴る言葉の意味は何一つ変わらない。
自ら打ったのだから意味が分かる。当然の如く意図が分かる。自分が何を伝えたいのか。
ではどうしよう、これは酷い。
人様に見せれた物ではない。
ひとまずこれから目を離す。
頭は回し、されど腕から先には別の役を。
時代遅れの鉛筆を持ち、滑りやすい材質の上を塗り潰すかのように巡らせる。
それで何が起きるのか、何が出来上がるのか。
自らやり始めたことなのに、然程興味は感じられないが、さりとて腕を止めようとはしない。
ならば出来たのは人か、物か、幻か。
重なった黒鉛と見慣れた体躯。
けれど人では無いのだろう。
それは自らの二足で立ち、胴から連なる片方の腕を振り上げていた。そこに見慣れた頭蓋は無い。
自ら描いたのだから意味が分かる。当然の如く意図が分かる。自分が何を伝えたいのか。
ではどうしよう、これは酷い。
人様に見せれた物ではない。
ひとまずこれから目を離す。
頭は回し、されど腕から先には別の役を。
束の間の休息
近頃は忙しい。
休む間もない程だ。
食事や仮眠以外はずっと働いている。
その最中、少しだが時間ができた。
ほんの短い時間だが久々の休息だ。
有意義に使う為、何をしようか考えた。
しかし、考えている間に休憩時間は終わった。
束の間の休息を無駄にした気がするが、体と頭を休められたと思うことにする。
束の間の休息
学校の、教室の、机の中に、
束の間の休息
お家の、お部屋の、本棚の中に、
束の間の休息
本を開けば世界が広がる。
本を開けば心が踊る。
本を開けば、本を開けば、
見えない世界も見えてくる。
本の埃を払う。
世界に一つだけ。
世界に一つだけの私の世界。
❦
─── 束の間の休息 ───
僕はお気に入りの紅茶
君は自分ブレンドの珈琲
好みは違えど
どちらもとても良い香りだ
奮発してバターたっぷりのクッキーも焼いた
今だけは安らかに過ごさせて
お茶の時間が終わったら
また戻るから
今だけは
僕達は生きているんだと感じさせて
焦げたパンの味も
変わらない日々も
紅茶の甘さに溶けて
砂糖に混ぜる
苦しんだ珈琲の痛み
新しい空間の中で
窓際に置かれたまんまのソファが
優しい日照りに輝く
生活も
環境も
その場所だって変わらない
あなたといたお気に入りの
優しい
悔しい
微睡んだ
あの日々
束の間の休憩
朝から放課後まで君のことばかり
君を探すのが私の仕事になり、
君を探すことで一日が終わってしまう
そんなきみに会えるチャンスがあるのが
まさに束の間のの休憩くらいの休み時間だけ
どんなに長くても短くても
この時間はなぜか会う
君が待っているのか
私が探しているのか
わからないくらい会う
私は会いたい
君の気持ちはわからないが
君が会いたいまで私は待つ
夕日の下の君 ボールの上の君
チャレンジ79(束の間の休息)
職場の昼食に、おにぎりとお茶を持参している。以前は同僚がお茶を沸かしていたが、この春から、飲み物の提供がなくなった。自分で水筒を持ってくる者が増えたからだ。私は、自宅で緑茶を淹れて持参する。梅こんぶおにぎりと、緑茶。ほっとする休息だ。
ほっと一息。
いつもより自分を大事にする夜。
映画を見て泣いて、ココアの優しい甘さに舌鼓。ベッドに転がりスマホをいじる。お菓子も少しつまんじゃおう。カロリーとか今だけは忘れて。
あくびを一つ。目を擦り、きちんと歯を磨いたら天井と挨拶。静かに呼吸を繰り返す。
うん、明日も頑張れそう。
2024/10/08 #束の間の休息
束の間の休息、
ほっと息を抜いて
本当の 自分を
取り戻そう。
流されないように…。
おいしいコーヒーでも
飲もう。
〚束の間の休息〛
指4本分しかない、休息。
言葉って僕には簡単だとは言えないから。
だから、調べてみたんだ。
時々分かる言葉もあるよ。
「束の間の休息」
やっと学校が終わった。
土曜日はゆっくり寝よう
日曜日もゆっくり寝て、ゲームでもしよう。
そう思っていた。
なのに、テスト前のことを思い出し、課題をする羽目に。
提出物が終わり、やっと休憩。
気がつくと寝てしまっていた。
寝て起きると日曜日。
土曜日の1日を無駄にした。
日曜日こそはゆっくりしよう。
今日は漫画の発売日だったことを思い出した。
買いに行って、漫画を読んだ。
ぼーっとしているともう午後5時。
やっぱ休日ってあっという間だな。
うちに帰ってホット一息
僕は羊羹を食べる
よう噛んで食べる。
束の間の休息。
こんな作品でもいいじゃない
難しく考えなくてもさ。
電話にも出なくていい
インターフォンだって知らない
のんびりゆったり
湯船に浸かる
ほんの束の間の
誰にも邪魔されない時間
………束の間の休息
僕には束の間の休息などない。別に忙しいとか、そんなんじゃなく、逆。「束の間」ってのは少しの間って意味。僕は沢山休息がある。
沢山というと言い過ぎか。勉強は9時から15時くらいまでしかしないし、習い事や塾にも行っていない。だから、自由に過ごせる時間は結構ある。その時間は読書をしたり、ニュースをみたり、ゲームをしたり、、、かなり充実した日々を送っていると思う。ただ、あともう少しで中間テスト。勉強尽くめになる(かなぁ?)。もしかしたら、休息は少なくなるかもしれない。そうしたら束の間の休息の価値が高くなる。
束の間の休息は、各々好きなことをして、充実した束の間を送りましょう。
束の間の休息
泥のように寝て、
動物のように本能的に食べる
第十一作「束の間の休憩」
「生き」の詰まるこの社会の中で。
僅かな幸せで社会から降り注ぐ、
不幸の雨を補填できるだろうか。
そっと闇の吐き出せる、
そんな晴れやかなる心の休息が欲しい。
願わくば心中へ安らぎを。
追記:前回の第十作までで合計100いいねいただきました。いつもご覧、いいねくださり本当にありがとうございます。
【束の間の休息】
ひと息ついて
本を開く
束の間の休息に
いとしい言葉を補給する
束の間の休息という言葉が当てはまる1週間だった
傷つきはしたけれど前向きになれた
私を救うものが何かをしっかり理解して
そうして寄る辺もない場所にいるのは
剃刀の上を歩くようで怖いけれど
幸せになる為に痛みが必要ならば幾らでも
本当は痛みなんてない方がいい
それでも乗り越えてやる
休んだから頑張る番だ
はーぁ
たばこが吸いたいけど
肩身が狭いなあ~
〈束の間の休息〉