『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あれやこれや
束の間の休息なんて雑務に追われる1日です
でも休みの中の雑務って時間使い方が自分次第だから気が楽。
普段の仕事もこうでなくちゃいかん
自分の中のハタラキカタカイカク
一生懸命働いた?
ならいいよ、取ってきて
束の間の休息
そういえば「束の間」という言葉をきちんと調べてみたことがなかった。束というのは長さの単位で、一束は指4本分の幅をいうのだという。ごく短い時間を一束として、では一日というのは指何本分なのだろう、などとどうでもよいことを考えつつ、どうやら束の間の休息のお陰で一つ賢くなれたようである。
/お題「束の間の休息」より
この街は事件で溢れている。
毎日数え切れない程の依頼が舞い込んでくる。
このミルクを飲み終わる頃には客が来るだろう。
チリンチリンッ
おっと、噂をすればだ。
「腕利きの探偵がいるって聞いたのだけど」
「その情報に間違いはないな。どうしたんだい、お嬢さん?」
「探して欲しい物があるの」
「お安い御用さ。そのブツの特徴を教えてくれ」
「“コウモリ”よ」
「おいおい、何でまた。こりゃ話が変わってくるぜ」
「盗ったやつには心当たりがあるの。左目に傷のある“トラ”よ」
「何であいつが?」
「この前うちのシマを荒らしたことでボスにやられたのよ」
「なるほど、その仕返しって訳か」
「そう。ブツの場所さえ探してくれれば後はこっちでどうにかするわ」
「わかった。報酬は?」
「この“マタタビ”でどうかしら」
「3日後、またここに来てくれ」
「よろしく頼んだわよ」
チリンチリンッ
さて、仕事だ。
一杯のミルクを飲む暇もない。
「ニャーオ」
そう彼はため息をつくと、颯爽と四つ脚で掛けて行った。
『束の間の休息』
妙に重たいリュックを、適当に部屋に放り込んで、ベッドに横になる。
明日から三連休。
でも、明日は部活があるから実質2連休だけど。
つかの間の休息だと思って、私は目をつぶる。
早く、休み来てくれないかなぁ。
#2『束の間の休息』
ほんの2ヶ月前の話だ。
夏休み。朝イチの部活。皆より早く来てホールを開ける。暗く広いその空間に客電をつける。ついでに空調も。照明器具の確認をしたら、観客席で1人、脚本の手直しをする。演出も曲選びも私。本トよくやってるよ。50分の劇作るの初めてなんだけどな。
5分前に1人、時間ぴったりに1人、少し遅れてもう1人、後輩が来る。確かに少ないけれど、これで役者はそろった。唯一の同期で裏方で部長のあの子はそのうち来るだろう。本番まで2週間。3時間後にはダンス部が来る。時間はない。
柔軟、腹筋、発声。舞台に上がり、場面を選んで演じてみる。振り返って話し合ったらまた次。他のシーンも。ここ、もう1回。アクセント多すぎない?滑舌気をつけて。この時はどういう気持ちだと思う?
役者のおかげで書いていたときよりも明らかに人物像が鮮明になっていく。思い描いていたものと違うこともあるが、より良くなっている気がする。
ギラギラと照明に当たり続けて暑い。お腹から声を出して話し続けるし、流石に疲れた。
「ちょっと休憩しよー」
それぞれ、舞台に寝転んだり、客席の1番涼しいところに行ったり、お茶を飲んだり……
私は舞台袖から外へ出て風に当たる。大きく深呼吸。せっかくの休憩時間だけれど、何度も考えてしまう。
この子はどんな子なんだろうなー。何が好き?譲れないものは?癖は?姿勢は?
どの役も演者に寄せて書いたし、この役は私の一部だけれど、不思議ちゃんのこの子は元気がないとどうもうまくいかない。
練習期間はたったの1ヶ月。周りの高校みたいにコメディではないし、劇らしさもあまりないかもしれない。映像演劇みたいな自然な演技に脚本。
でも、舞台上でそれができるってすごいことだから。だって、私、超高校級の役者よ?ものすごいプレッシャーは抱えているけれど、舞台は私のホーム。セリフなんて覚えたつもりはないけれど勝手に出てくる。ただその役を生きればいい。楽しめばいい。
自販機でピッと600mL、70円の麦茶を買う。グビッと飲んで喉を潤せばリフレッシュ。さあ、後半戦といこうじゃないか。
「最初から通そー!照明お願いしまーす!」
束の間の休息
はぁつかれたーー
私はベッドに飛び込んだ。
職場でどんな辛いことがあろうと
毎日家族との会話が
私の束の間の休息だ。
束の間の休息を取らないと
死んでしまうといっても
過言ではないだろう。
長い人生の中で
意識を失っている時こそ
束の間の休息だろう
夢を見ない夜
深い酔い
胎動
20231008【束の間の休息】
ああ
今日も生きたなあ
夕日を見上げると
僕は思う
このままこの体も心もすべて
あの夕焼け雲に溶かし込んでしまいたい
この苦しさも寂しさも
心の奥が
突き上げるように痛む
心の傷から
出ない涙が溢れ出る
心が痛む理由も
涙の理由も思い出せないんだ
夕焼け雲
ただ遠く遠く
赤く淡く光る
思い出すのは
生まれる前の
純粋な気持ち
ああ僕は
頑張って生まれてきて
頑張って生きているんだ
久しぶりに自分を認められた
束の間のひと時
束の間の休息
これを読んでいる皆さんへ。
こんにちは。または、こんばんは。
僕は今学生をしています。
僕は平凡な学生生活を送っています。
まぁ、そこら辺にいる学生と変わりないですね。笑
僕には趣味があります。
それは、愛用のカメラを使って綺麗な景色を撮ったり、珍しい植物などを撮ったりして楽しんでいます。
これを見ている時に皆さんの、
束の間の休息になればいいですが。笑
まぁ、前置き(?)はここまでにしておきましょう。
これから話すことは最近あったことです。
最近また出掛けることが多くなりました。
まぁ勉強もしなければいけないので、そこまで遠くに行けませんが散歩をしていました。
「嗚呼、いい天気ですね。」
なんて言葉をこぼしていましたら、何処からか幼い子供たちがこっちを見ておりました。
僕は視線に気づいて笑いかけました。
その子たちはシャイなんでしよう。
隠れてしまいました。可愛らしいですね。
僕は何もしないよ。と声をかけましたら、出てきてくれました。なんといい子たちなんだろう、と思いましたね。
子供たちは僕の方に駆け寄って来まして、「おねえさんは、なにを、してるの?」と聞いてきました。
※嗚呼、すみません。僕と名乗っていますが、女性です。読みずらかったら、皆さんの感じ方で読んで頂けると有難いです。
僕は
「お散歩しながら、写真を撮っているんだよ。」
っと教えました。
その子たちは、目を輝かせて僕に「見せて!見せて!」っとせがみました。
僕は一旦公園に行こうか。と声をかけ子供たちと一緒に大きな木の下に座り写真を一緒に眺めていました。
いつの間にか疲れきった子供たちは、眠ってしまい僕もつられて眠ってしまいました。
気づいたら僕は1時間以上眠っていました。
起きた時には子供たちの姿はなく、代わりに木の実や綺麗な花などが僕の足の上に乗っておりました。
僕はそのものを綺麗に持って来た袋に入れ、帰路につこうとしたその時に、お婆さんが僕に話しかけてきました。そのお婆さんは僕が持っていたものを見ると、にっこりと微笑みこう言いました。
「おぉ、よかったねぇ。
そのものはここに住んでいる子供の神様がくれるものよ。心の綺麗な者にしか見えないけどね。」
僕はお婆さんとたわいの無い会話をし、帰路に着きました。
僕が帰路につこうとした時、何処からか
「...一緒にいてくれてありがと...。」
という声が聞こえたような気がしました。
以上で僕の体験したお話は終わりです。
楽しんでいたたければ光栄です。
皆さんの束の間の休息になりましたか。
また、このような事を話すかもしれませんが、
その時はよろしくお願いします。
ではまた、どこかで会いましょう。
Rより
この物語はフィクションです。
長くなり申し訳ごさいません。
束の間の休息は1日に2度ある。
1度目は、晩御飯を作っている時。
ご飯を作っている合間に飲み物を飲む。
特別なものではなく、ほぼ水。ただ氷水。
氷水は夏限定だが、私は日頃常温の水を飲むので、少し特別感がある。
夏のご飯作りは地獄だ。
ほんとに熱中症になりかねない暑さ。
作る合間に飲む氷水はとても美味しく、飲んでいる時は束の間の休息だ。
…ほんとに束の間だけど。
2度目は、夜。家族が寝静まった時間。
私も早く寝ないとマズイが、この時間がやめられない。これまた特別な事はしていない。
スマホで漫画読んだり、ゲームやったり、独り言言ったり…
だが、最近娘が起きていることがあるらしい。
「夜、何か喋ってなかった?」
やば。独り言は気を付けよう…娘のいないときにしよう。
paki
束の間の休息
息を吐き、目を閉じる。
何故か疲れた私は動く事すら億劫になる。
部屋の外から聞こえてきたヒステリックな声。
「あんたにどれだけ金かけたと思ってる!」
「産まなきゃ良かった!!こんなやつ!!」
うるさいなぁ、こっちだって頑張ってンだよ。
「うるせぇ!!ババァ!!」
「黙ってろ!!」
こんなやり取りを、毎日聞いていると、ハムスターでも、鬱になりかけるな、、
そんなことを思いながら、ペットの私は、はむりとひまわりの種にかじりついた。
金曜日
職場で食べる新作のコンビニスイーツと
『お疲れさまです』から始まる
年下の彼氏から届くLINE
ニヤけてしまう顔は
隠しきれない幸せな"束の間の休息"
-2nd story-
ランチタイムに愛妻弁当
蓋を開けて現れた"タコさんウィンナーもどき"と
半壊した"ハート型の玉子焼き"に微笑する
ご飯より主張が激しいぞ?
今日は、幼稚園で初のお弁当の日だったよね
娘のお弁当箱には
完璧な"タコさんウィンナー"と"ハート型の玉子焼き"が
可愛らしく入っていることだろう
朝早くから頑張ったね、と妻へ
お昼は完食しようね、と娘へ
#束の間の休息
「束の間の休息」
ストレッチをする、紅茶を淹れる、タバコを吸う、仮眠を取る。寸暇の過ごし方は人それぞれだ。
人間の集中力には限界がある。残念ながら仕事もバカも休み休みやらなければならない。
本来やらなければならないことに身を入れるために一息つく。それがいき過ぎて本業に差し障り苦労する……それがよくある束の間の休息。
ところで、この時間を「束の間」だと思っているのは君だけであることに気付いただろうか。
やらなければならないことを決めたのは過去の君だし、一日が24時間と定義したのも人間だ。
そんなものに何故拘泥する必要がある?
君の一生は、そんなに誰かに左右されなきゃいけないものなのか?
あぁ、そうかい。
そうやって責任だの何だの難しい言葉に縛られて、人間で在り続ければいいさ。
毎日生きていると忙しくかなり疲れる
僕にとっての束の間の休息は一人の時間である。
休めることは、大事だ。
私の故郷は、乾燥した内陸の国で主に貿易で栄えた街だった。
ここの人々、いや、この辺り一体の人々は男も女もよく働く。
時間があれば、仕事を探し、交渉し、働くほどである。
それを見て育った子どもたちも、また、よく働く。
たまに、働き過ぎだと感じるほどである。
彼らは、贅沢を好まない。
これは、旅路の話しである。
私の旅路の移動手段は、荷が多い時はラクダ。普段は馬が多い。
しかし、私の案内人は皆、馬にも、ラクダにも、乗らない。
何故かと問うと、贅沢に慣れると困るからと、口を揃えた。
そして、彼らは僅かな空白の時間を見逃さない。
休む時は短くともしっかり休み、働く時は短くとも真面目に働く。
恐らく、その習慣が彼らを支えいるように感じた。
だから、この街やこの辺り一体は、貧しくとも栄えたのだろう。
と、ふと思った。
テーマ:束の間の休息 #329
目覚めたときには
僕の知っている世界ではなかった。
『束の間の休息』と思って眠ったはずなのに
起きた時代が1000年後で
僕の知らない世界が広がっていた。
目覚めた僕を沢山の人が見る。
でもその見物者は人間だけじゃなかった。
見たことのない世界
知らない機械
知らない人々……
僕は未来に来てしまった。
『束の間の休息』をしているうちに。
"束の間の休息"
いっぺん分かりにくい言葉のように聞こえる
でも、わたしにはその言葉には誰もがゆっくりする期間のことを指すと思う
人は、動きっぱなしはしんどくてずっと物事するのはかなりのストレスかもしれない…
だからこそ、束ぐらいの長い期間を休息する事もいけないことではないのだ
むしろ、誰もが必要な事なのだと
I.m.
右を見ても、左を見ても、君はいない。
束の間の休息。
彼女さえいなければ周りの人だって気のいい奴らだ。
ひと時自分を取り戻す。
食べたいもの、飲みたいもの、話したい人。
楽しい、嬉しい、美味しい!
ずっとこのまま私でいたい。
あ、こちらにいらしたんですね。
私もご一緒していいですか?
返答はにこやかに、勿論。
『束の間の休息』
なぜか ふっと
遠くに行ってみたくなった
行き先を決めず 電車に乗る
海が見える知らない町
波の音を聞きながら
ぼんやり眺める
たまには こんな日もいい
束の間の休息
充電完了!
美味しい魚料理でも
食べて家に帰ろう