『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
安息の彼方
遥か遠い世界に
逝きたい…
誰も知らない所へ…
背負い過ぎた重みが
心と躯を蝕み
救われ無い現実の時
孤独に覆われ
立ち上がる事が傷む…
遥か遠い世界に
逝きたい…
誰も知らない所へ…
戻れ無くて良い
全て忘れ…
ずっと独りだから…
安息の場所が
存在するならば
私は旅立とう…
ここ最近は忙しく、ゆっくりする暇もない。
どこかでゆっくり出来る時間があれば思いっきりモンハンをしたいものですな
#束の間の休息
いつも慌ただしい、わたしの毎日。
仕事に行って資格の勉強してヨガやカルチャースクールなど、全部わたしの為のはずなのに……追い詰められてる気分になってる。
まるで海の底にいるみたいな静かな部屋で、持っていた重たい荷物をそぅっとおろした。
普段は見ないテレビをつける。
画面の中ではバラエティ番組がガヤガヤとにぎやかだ。
もう、今日は頭を空っぽにしよう。
何にも考えずボンヤリとテレビを見ておこう。
どうせまたすぐにぎゅうぎゅう詰めになる頭なんだから。
#束の間の休息
奇麗に咲いた花
明日も咲いているだろうか
毎日顔を見せてくれている
疲れてないだろうか
たまには下を向いてもいいんじゃないか
【束の間の休息】
ちょうど1年前の今日、わたしは入院した
診断は切迫早産
妊娠22週3日だった
お腹の中にあるのはわずか627gの小さな小さな命
体は元気なのに急に奪われた自由
いつになるかわからない退院
どうして自分は普通の妊娠生活を送れないんだろう?
24時間ずっと点滴で繋がれ、その副作用も辛い
何度も同じワードでネット検索してはその度に落ち込んだ
幸い2週間で退院することができ、無事に年も越え、
出産予定日を1週間近く過ぎたバレンタインデーに生まれてきてくれた
「即入院」と言われたあの日から1年
隣には、よく笑いよく泣きよくしゃべる我が子
そんな息子が長いお昼寝をしてくれた時が、
わたしにとっての束の間の休息
日記帳に息子の様子を記したり、アルバム用写真を選んだり
寝ている息子を見て「起きてくれないかな?」と思ったり
2022.10.08
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1年前の今日、まさに青天の霹靂
入院生活は1週目は辛く泣いてしまうこともあったが、
2週目は「中々悪くないな」と思えるほど快適な生活に
毎日15分の面会ができ、その度に差入れとしてお菓子を持ってきてもらい、夜な夜な読書の秋を堪能
何より、点滴の副作用が無くなったことと退院が見えてきたことが大きな理由
振り返ると、この入院生活もわたしにとっては人生においての束の間の休息だったのかもしれない
1日1冊ペースで本を読み、過去数年分を遡ってアルバムを作り、好きなだけネットサーフィンやSNSをする
世間では「一気に寒くなった」と言われていても、わたしは変わらず薄着のまま
お腹の中の息子にもらった2週間の休息
束の間の休息
夕方の図書館。
静かな空間なのに、本の登場人物の声が聴こえてくるような賑やかさ。
光る背表紙をみつけたら、大事に胸に抱えて、
「今日から2週間、私の家に来てくれないかな?」
放課後の、束の間の休息。
目覚ましをかけずに起きたら
ふらっと家を出て一人離れた街へ行く。
行きつけの静かなカフェで、
美味しいお菓子とコーヒーをお供に
何をするでもなくただぼーっとする。
忙しい日々の隙間に、
束の間の休息を。
束の間の休息
彼のことが好きになって数ヶ月
初めて友達に打ち明けたらやめとけって言われた。
そんな彼を好きでいるのをやめようと決めた一ヶ月
そしたら今度勉強教えてくれるって。
たぶん、また、好きになる。
-束の間の休息
疲れた。。
なんで、こんなに疲れてるのかわかんない。。。
でも、人って簡単に裏切ったり裏切られたり
泣いたり泣かせたり、笑ったり笑かしたり
人間って、すごいよね。
生きてることが辛いけど、生きてる時にしか
出来ないことも沢山あるし…
でも、それを考えてたらしんどくなるだけ。
考えないでおこ。
コーヒーで一息、口をゆすいでから
一眠り、目が覚めると
「たこ焼きは揚げないよ、だって焼きってついてるし」
馬鹿な寝言をほざいた事に愕然とする
でも、張り詰めていたものが程よく緩んだ
束の間の休息、身体も心も
「描いてるの?」
後ろから首に手を回してhug
ちょっぴりお邪魔
貴方はペンタブを置いて
私の手を摩りながら聞く
「ティータイム?」
終わりが来る事など
知らないでいたい
二人だけの
優しい時間
「束の間の休息」
ふと目が覚める。
寒さに震えながら
紙とペンでその時の気分を書き出す。
そうか。僕はこう思っていたんだ。
そして1日が始まる
束の間の休息
赤ちゃんを寝かせるのに1時間、2時間かかったとしても、30分後には起きてしまう。
私の、束の間の休息。
束の間の休息
毎日持ち主の掌の中にあって、常に操作され、休む暇がない。
私の隣から、持ち主の寝息が聞こえてきた。
束の間の休息。
私も画面を暗くして、明日に備えて、休むことにしよう。
忙しい毎日だが、持ち主の掌の中は、とても温かく、落ち着くのだ。
授業の合間の10分休憩
私のロッカーの前が君の座席
授業の用意をするついで
みたいなフリして話しかけるの
🍀束の間の休息
今。
夏休みは補習や部活、実習で休みがほぼ無く、
夏休み明けも試験に週末には模試と実習、そしてテスト週間
新年度が始まってから今日まで息つく間も無く
息切れしても休めなかった。
久しぶりの何も予定のない週末。
好きなことをじっくりと楽しむ。
でもまた模試があり、学校祭の準備、学校祭、テスト。
うん。充実してる。
束の間の休息
天使のおしごとは…
さみしい妖精さんの
そばにいて
あそんであげるの…
とってもたのしい
おしごとなの…
みんな和気あいあい…
束の間の休息…
天使さーん
いっしょに
やすみましょー
エゴの塊の集団から
距離を置いてる
「人の為」という顔をして
見返りを求めてる人の群れ
真実は自分の為
ほんとなら
美しい調べが満ちて
幸せな空間の筈なのに
なぜか
どれだけ営業したら
のし上がれるかの戦場に
なっている
もう、
そこに身を置いてるだけで
毎日心に影が刻まれる
親切な顔の下に
ドロドロした影が見える
だから
束の間の休息をとっている
そしてたぶん
もう戻らない
束の間の休息。
昨日も明後日も
逢えるのに。
本当なら
明日も逢えたのに
遠くに旅立ってしまった。
そんな私は
束の間の休息。
「束の間の休息」
この休息が永遠になった時
休息は休息でなくなる