『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目を瞑るや 黒き灰にまみれた世界
己の姿を知ろうとも そこには一片の鏡もあらず
微々も感じぬ五感を頼りに 瓦礫の中を歩き続ける
暁か宵か 時の流れも分からぬが
私はただひたすらに いつまでも
未来。
ほっておいても未来は来るのだろう。明日だって一番最短の未来だ。1晩眠るだけで未来は現在になりまた未来は近くて遠い存在になる。
遠い未来を考える事も悪くは無いが、今の私にとって明日という名の最短の未来を無事に迎える事ができるのか。普通に生活できるのかを考える事で精一杯。
もう少し先の未来で何か良い事が起きるかもしれないと夢見る事ができるようになるのはいつの未来の事だろう。
ただ、変えれぬ過去をあれこれ悔やむよりは未来に向けて少しずつでも歩んでいく方が生きている自分を感じられて好きではある。
未来。
生きているもの達には平等に訪れるもの。だがそれを幸せにするか不幸にするかは未来が現在と名を変えてみなければ分からない。
"未来"
私は、生きているだろうか。
生きてる理由なんてない
だけど死にたくもない
こうして今日をやり過ごしてる
いつか来るであろうその日に備えて
とりあえず今、息してる
#未来
「ちょっと一週間後行ってきゅうり収穫してくるわ~」
「お、まってまって、昨日五日後にスコップ置いてきてしもたで、ついでに取ってきてくれん?」
「了解!でもまだあるかな~」
「同じスコップ二個あったら、過去の奴が置いてったかーと思ってそのままにしとくやろー」
「せやな、未来の私も所詮私やでな、そうするやろな」
「しかし一週間後には君は豹変しているかもしれないよ」
「なんと!もしかしたら私たち一緒にいなかったりして!」
「一寸先は闇さ、未来のことなんてわからないよ、きゅうりがなっているかどうかだって、行ってみないとわからない」
「そうね……さて、冗談はさておき、きゅうりはまだ小さいからナスを収穫してくるね」
「はーい、今日のごはんは??」
「麻婆茄子~」
「いいね!」
【未来】
一寸先は
闇か光か
踏み出す一歩
奈落行き
未来が見える力
サラリーマンの男性が手に入れた
彼は伴侶を作りたくて
その力を手に入れ駆使した
しかしその女性に裏切られ
悲しみの果てに彼岸の向こうへ走っていった
小さな少年が手に入れた
彼は宇宙飛行士になりたくて
その力を手に入れ駆使した
無事将来の夢を叶え
青い地球を見ることができた
しかし突如現れた隕石に衝突し
後悔の末に彼岸の向こうへ飛ばされていった
一人の少女が目の前に立つ
未来が見える力
一瞥した後握り拳でそれをぶん殴った
その力は鏡のように粉々になり砕け散った
少女は何もなかったかのようにその場から立ち去る
それから70後
彼女は望む未来を手に入れていた
お題『未来』
未来は生き続ける限りは必ずあるもの。
みんな、今じゃなくて未来を見ていると思うんだ。
だから勉強してるんでしょ?
だから好きでもないお仕事をしてるんでしょ?
だからいい仕事に就きたいんでしょ?
だからお金が欲しいんでしょ?
未来なんてなければいいのに、死にたいと思えば簡単に死ねる世界ならいいのに。
でも、死なないのは怖いからでもなくて、私はただ、死にたいと思わないからだ。
どんなに辛いことがあっても、死にたいんじゃなくて、消えたい、ずーっと寝てたいと。
毎日毎日、明日が来るのを待っているだけ。
それは、死ぬこと自体が怖いものだと認識しているからだよ。私は弱い。脆い、ボロボロだ。
そんな人間を助けて欲しい。
私じゃなくて、世界が死ねばいい。
私じゃなくて、明日が死ねばいい。
私じゃなくて、辛い過去が死ねばいい。
私じゃなくて、未来が死ねばいい。
私じゃなくて周りが死ねばいい。人間じゃなくていいよ。ただ、私の人生の名前がなくなってくれるだけでいいんだよ。
ごめんなさい、小説を書くとこんなものしか書けなくなってきた中学生の夏。
これは、綺麗な小説とは言えない。ただの悪口ではないか。
じゃあこんな話をしよう。
この頃、みんなが気軽に話しかけられるような人間になれた気がします。
困った時、私に頼ってくれる。
私が暇してたら、話しかけてくれる。
笑顔を向けてくれる。
おはようと返してくれる。
嬉しい、私嬉しい。
ありがとう。ありがとうね。
優しくて、可愛くて、頭がいい人間に近づけましたか?
あーーーーーー、夏休みの旅行が楽しみです、私幸せなんです。
なら、未来を楽しみとしてもいいと思う今。
《未来》
人生はあらゆる場面での選択の結果と言うけれど、私はそうは思わない。
選択出来る状況と、強大な力で押し流され辿り着いた果ての両方があるから。
彼の人生は、後者の連続だった。
幼い頃から家族から拒絶される道を誰が好き好んで選ぶのか。
自国が闇の力に手を染めるなど誰が想定するだろうか。
その為に肉親を全員喪うことを誰が止められただろうか。
過ぎたことは仕方がない。そう片付けるにはあまりにも重過ぎる。
何もかもを諦めてその場に蹲ってしまってもおかしくなかった。
それでも、彼は立ち上がった。
仲間の叱咤に背を押され。仲間の激励に支えられ。
私は相棒の中から見ていることしかできなかったけれど、彼はその後も知恵と信念を持って私と相棒を助けてくれた。
私の目には、そんな彼がいっとう眩しく見えた。
彼が照らす道の先には、きっと明るい世界が待っている。
叶うことなら、私もその道を歩んでいきたい。
こんな小さな灯りでも、疲れで彼の光が曇った時の導になれるなら。
子どもの頃描いた未来は親と学校と友達、それに空想の世界しか材料がなくて
大人になった今は人の色々なこと自分の経験したこと、スパイスなんて美味しくなれるものなのかすら怪しいのが混ざって自分の事で精一杯の今じゃあ小さな世界の時より綺麗なものは描けなくて
でもそんな綺麗なものだけは頭にチラついて離れない
過去ばっか良かった思い出ばかりずうっと考えて先のこれからあるはずのことすら考えられなくなっている
たしかにあの時も未来なんて曖昧なものこうなりたい!って気持ちはあれどどんな大人になりたいかなんて考えたことなかったなぁ
今の僕にはあの時のむちゃくちゃで希望ばかりの未来なんて描けない
でも、ちょっとこんな世界がいいなはあるんだ
猫か犬と穏やかに過ごす未来 あったらいいなぁ
「未来」
未来。それは、誰にも分からないもの。
私の思う未来は、笑って自分らしく日々を過ごしていたらいいと思う。
そのためにはやるべき課題がたくさんある。
一つ一つ課題を解決して自分の理想の未来を掴みたいと思う。
・未来
未来がどうなるか誰にも分からない
でもタイムマシンに乗って未来を少し見てみたいなって思ってみたり
未来。
未来は
とても明るい。
未来は
可能性しかない。
あんなに凹んでた時も
今なら大丈夫。
尖りツンツンはしないが
いい
そんな青い若さは過ぎてます
ように
意地悪くもしないがいい
皆にしていたら
孤立だけの 未来だ
優しくしていたら
不思議と優しいが変えって
くる 愛がない 未来だけに
ならない 未来を自分なり
していく 大事に
私は、小学五年生の頃から「イラストレーターになる」という夢を掲げ、今日この日まで毎日絵を描き続けている。
きっかけは日常の些細な出来事だった。
学年が上がり、新しいクラスメイトと共に新学期に踏み出した小学4年生。
いつものように楽しく遊んでいた昼休み。
ある机に、クラスメイトが4、5人集まっていた。
「なんだろう…?」と思い覗いてみると、可愛らしい女の子が自由帳に沢山描かれていた。
その自由帳の持ち主は、初めて同じクラスになったYちゃん。
落書き程度ではあったが、私や他の子と比べると一つ上の上手さがあった。
遊びではあったものの、当時絵には結構自信があったので、それを見た私は何かがビビッときた。
このままじゃ負ける。自分の得意なことが抜かされてしまう…
家に帰った私は、すぐさま自由帳を引っ張り出してきて、女の子を描いて描いて描きまくった。
その子を真似して、描き殴った。
でも出来るのは形が崩れた女の子ばかり。
そりゃあ描き始めたその日に上手くなるなんて、そんなうまい話があるわけない。
だが、悔しくて仕方が無かったのだ。
その日、今までにないほど「絶対に越してみせる…!」という思いが胸の中に残り続けた。
その日から、私は家に帰っては自分の部屋で練習をしまくった。
多い時は一日中描いている時もあった。
もちろん資料も何にもないので、ポーズの練習などは心が折れそうになった。
それでも、「Yちゃんを越す」という思いを胸に、描き続けた。
小学五年生。
Yちゃんを越せたような気がした。
その時の達成感は半端ではなかった。
これで練習を終わろうかと思ったが、その時にはすっかり絵を描くのが大好きになっていた。
自分の好きな子を描ける・作れるという楽しさと、何より、4年生の時の絵と比べて自分の成長が実感でき、とても嬉しかったのだ。
その時だった。「イラストレーターになりたい!」と心から思ったのは。
今年、中学1年生になった。
今も変わらず、絵が好きだ。
絵も年々上達し、私が「人前に出せる」と思える程度には上達した。
今年は、イラストレーターになる第一歩として、「初めてネットに絵を出す」という目標を立てた。
褒め言葉でも辛口でも、評価してもらえるのが楽しみだ。
いつか私の絵が、誰かを感動させるようになれたらいいな。
あの子はいつも、未来の話をしていました。
「来月、推しのライブがあるんだ〜!」
「スタバの新作出るんだって!来週!」
「明日は快晴らしいよ〜体育辛いな〜」
なんて、笑って私に話してました。
この子は、明日があると信じてました。
明日がある事を疑いませんでした。
こんな日がずっと続くと。
未来があると。
だから、私は生きていかなければいけないんです。この子の分までちゃんと。
だって約束したんですよ。
「一緒に、未来まで行こうね」
約束、したんです。
今日はつらくても
明日はくるしくても
1ヶ月後はしんどくても
1年後に心から笑えるのなら
5年後に幸せを噛み締められるのなら
10年後に喜びを分かち合えるのなら
それでいい
「未来」
「将来は医者になっていろんな人を救いたい」
「小説家になって私の話を読んでもらいたい」
「私は…気ままに生きれたらいいな」
「幸せでいれたらそれでいい」
「取り敢えず、100歳までは生きる!」
…僕は未来のことを考えると自分の姿が思い浮かばない
お題「未来」
洗面所の床に寝転がって
まあるい蛍光灯の光に目を細めた。
子供と大人の常識。
あちらこちらで自由に動き回る小さな身体。
自由とはなんだ。
大人になれば自由の範囲すら自ずと縮まる。
広く、広がれ、広げろ。
自由を自由に探せ。手探りで。
/ 未来
いつもと違う視点。幼い頃は何も知らなかった。常識さえ蚊帳の外。世界には己と指向する物体のみ。すさまじい集中と広がる世界は雄大で、かつちっぽけだ。しなやかな線を描く天井の染み。てん、てん、てんと顔に見えた。
未来があるとかないとか
そんなこと言ったって明日はやってくる
人生は最高のひまつぶし
どうせなら楽しもう
いつか明るい未来がやってくる
その時まで
一緒に頑張ろう