『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スイング
お洒落で愉快なジャズマンがやって来た
ピアノ、ベース、ドラムにサックスが
メロディー奏でます都会の隅で
悲しそうな顔した少年少女も
ごらん、身体が揺れだしスイングを始める
音階は色彩を描きます絵の具のように
忙しなく道行くビジネスマンも
足を止めればたちまちスイングを始める
寂しそうなそこの人よ
ステージへどうぞ、共に踊りましょう
色褪せた日常のキャンバスに
筆を走らせ描きますジャズマンと
都会に夜がやってくる
賑やかな夜がやってくる
いつかは終わってしまう喧騒も
今だけは忘れてスイングしましょう
夢をみる 指の先端 向けた時
わずかに光れ 私の命
#短歌 #書く習慣 20230617「未来」
未来について。
もし想像力があればSFを書けるかもしれない。
もし先見性があれば起業して上手くいくかもしれない。
もし実行力があればどこにでも行けるかもしれない。
夢は未来の成る種。
だけど夢だけあっても、種は芽吹かない。
~未来~
少し先
もっと先
それとも、明日…
私は、笑ってるかな?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈未来
53 未来
未来ではこんな病気、なくなってるといいなぁ。
私の母はそう言い残して亡くなりました。
神経系の難病で、最期はほとんど寝たきりだった。
今回の報を受けて、私は「未来」というものについて改めて、自分なりに考えました。
未来まで続いてほしいものがたくさんあるのと同時に、未来では無くなっていればいいものも、本当にたくさんあると思います。
戦争や天災はもちろんだし、飢えや搾取、過労死や女性差別だってそうだし、人によっては嫁姑戦争やギャンブルだったりするかもしれません。たとえばシイタケが嫌いな人はシイタケがなくなることを望むかもしれませんね。こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、それでいいんです。人にはそれぞれ、百人いれば百通りの「なくして欲しいもの」があります。
母の病気の罹患率は、人口百万人に一人程度でした。だからこの国には、だいたい百人しか患者がいません。
私は本当にダメ元で、この奨学金に応募しました。
選考に通り、ノースカロライナ州にある大学の医学部に行けることになりました。
選考にあたられた皆さん、それから支援者の皆さんに、心よりの感謝を捧げたいと思います。
未来まで続いてほしいもの、未来にはなくなっていて欲しいもの。
いろいろあるけれど、私は母の命を奪った病気を根絶するため、奨学金で大学に行きます。
たとえ百人しか望んでいない希望であっても、私はそのための努力を続けるつもりです。
本当にありがとうございました。
202X年 みらい財団 医学部特別奨学金獲得者 Aさん18歳のスピーチより
未来の自分へ
私は小さい頃から人見知りな子だった。
友達と遊んでいて楽しいのに、なぜか?
顔は笑っていなかった。本当に楽しいの
に何でだろう?
そのうち友達から誘われなくなり、1人
になった。
自分が嫌い、でも今は少し前を向いて出来ない自分を認めてあげることにした。
だって「生きる」って決めたから…
僕の未来は明るいのだろうか。
希望と呼べるような光はあるのだろうか。
日曜日の午前、そんなことを考えていた。
どう頑張っても結果が同じなら自分が楽しめる方を選びたい。
そのために今日は頑張ろうと思う。
『未来』
———未来の私
あなたがこれからどんな人生を選択するのか
今の私には想像もつかない。
でもきっとどんな選択をしようと
私はきっと"後悔"する。
それだけは分かるから未来なんて行きたくない。
明るかったり暗かったり、色があったり霞んでたり。
でも本当は無色透明。
色褪せて見えるなら、それは自分の色眼鏡がなくなった時。
これからを本当の意味で考えられる時。
6/18 『未来』
未来を想像して期待して
好きな人との未来なら妄想も出てきて
独りで絶望して
この世で僕ができる事はこの世の助けがいるし
未来は誰のものかわからないけれどきっとその世のもの
幸せは誰かと未来にあって
絶望はその未来ではないところにある
『未来』
『未来』
「あなたの未来、みてあげようか?」
ファミレスのボックス席で向かい合った親友が唐突に沈黙を破った。
「なにそれ……占い?」
私は腫れぼったい瞼を瞬かせて問いかけた。
親友はピエロのような奇妙な笑みを浮かべて頷いた。それは、私をからかっているようにも、照れ隠しのようにも見える、本当に奇妙な笑みだった。
「占いなんて、できたっけ?」
私の問いに、親友は「まぁ、まぁ」などと言いながら私の手を取った。
どうやら手相占いらしい。
「なるほど」
親友は私の手のひらを撫でながら呟く。
「あなたは今、とても辛いでしょう。昨晩も涙がこぼれるほどに」
「そりゃ、まぁ、彼氏と別れたばっかりだし。……って、それ占いじゃなくて、さっき私が愚痴らせてもらった話じゃん」
私は口ごもった。
「からかってるならやめてよ。惨めになる」
「でも、あなたは1人じゃない」
親友は突然、凛とした声で告げた。
そして、笑みを消し、真面目な顔で私の手を握る。
「あなたから離れた人もいるけど、あなたのそばから離れてない人も、ちゃんと居る。
そして、いつか、あなたの側に寄り添う人と新たに出会う可能性もある。
それを忘れないで」
親友からのお告げに、私はすっかり毒気を抜かれた。
私は、ほとんど無意識にコクリと頷き「ありがと」と呟いた。
親友は、へへっとイタズラっぽく笑って、陽気な声で続けた。
「ちなみに、今日のラッキーメニューはジャンボパフェです。親友とシェアして食べるとなおラッキーでしょう」
「じゃ、お告げどおりにしようかな」
私は苦笑いしながら、テーブルの上の注文ボタンを押した。
ある時からそれに思いを馳せるのをやめた。
ただ漠然と、そう遠くない未来に別れが待ち受けていることを感じ取ってしまったから。
未来は私にとって「死」そのものだったから。
だんだん衰えていく彼らを見るのがつらかった。
未来
昨日、未来に向けての、いろいろな、事を、カウンセリング受けた。
内容は、多岐に渡るが、結局は、自分のしたいことが、分かり、実行する必要が有ると言う結果が分かった。
大体思った通りの答えだった。
今日からは、目標が出来て良かった。
あとは、努力のみである。
未来は今にも過去にもなり得る。だから、変えられるっていうイメージが湧くのかな。
あした、きょうよりも
じぶんを好きになることができたなら
それはすばらしいことだとおもう
あしたの好きのために
今日につながる未来を
悔いは残っても
引きずらないように
未来を信じられるのは自分だけ
/6/17『未来』
一年前は消えたいと思ってた
二年前は体が動かなかった
五年前はもう死にたいと思ってた
大丈夫
一歩ずつ
生き返ってきてる
人間になる
なるようになる
この体に慣れるまで
もうすこし
――とある病床に伏した少年の記録。
/6/16『一年前』
未来…かぁ…。
自分がどうなっているのか、どんな環境で生きているのか、結婚はしているのか、子どもがいるのか…考えれば考えるほど、未来はわからない。
先のことを考えると、だいたい良い妄想しかしない。(笑)
「こうなっててほしいな…。」「こうなりたいな…。」とか。
でも、今書いてて思った。
「こうなっててほしい」って願うばかりでは、自分のほしい未来とは違うものになる。
それは、良くも悪くも…。
もし、本当に望むものがあるのなら、自分が本当に望むものとは何かを明確にして、小さなことから計画を立てて、失敗を重ねては挑戦することを忘れずに行動すれば、そのうち光が見える気がする。
もし、完全に自分が望むものじゃなくても、その時の自分が幸せであればいい!!
今自分がしていることに満足していればそれでいい!!
全てが自分の思い通りにいかないからこそ、冒険ができる。
自分が思いもしなかったものに出会える。
良いものばかりではないかもしれないが、それを含めて学びになる。
どうかそれを忘れないでほしい。
良くないことが続くと、良き未来を気づくことを諦めそうになるかもしれないけど、冒険をやめたら景色は変わらない。
自分が思う道を進み続けて。
どうか良い未来を気づいてください。
ねぇ〜!
なんだよ
君は未来が分かるとしたらどうする?
....急にどうした?
別に、意味はないよ?で、どうなの?
どうもしねぇ
なんで?
変えようとしても未来なんて
変えられねぇだろ
変えられるかもしれないよ?
.....そういう手前はどうなんだ?
あはは、私もどうもしないよ
なんなんだよ
いやぁ、散歩してたらこの事について
質問してる人がいたから、君は、どう
返すのかなぁって思っただけ〜
あっそ、其れだけか?
あ〜、あとね、これから任務だから!
五分で来てね!
巫山戯んな!其れを先に言え!
ごっめ〜ん!てことで、じゃね〜!
# 36
『未来』 145
やい、お前!
なんだってそんな顔をするんだよ。
未来だぞ!?
今からするのは未来の話だ!
未来にはきっと空飛ぶクルマがあって、自動運転で誰でも簡単に世界中を旅できるんだ!
食料にもお金にも困ることが無くなって、これまで仕事だったものが趣味に置き換わっていく。
不治の病なんて言葉も忘れ去られて、不老長寿が当たり前の世界になってんだ!
……ワクワクするだろう?
ほら、お前も何か言ってみろよ!
例えばそうだな……幸せな家庭とかどうだ?
お前昔から結婚したがってたじゃないか。
将来どんな家族と暮らしたいんだ? ん?
……気が乗らないなら夢の話でも良い!
『叶えたい夢があるんだ』ってこの前言ってたろ?
どうだ? 夢が叶った未来の世界!
想像するだけで楽しくならないか?
……おい、何とか言ったらどうだ。
…………はぁ。
……なぁ、頼むよ。
ちゃんと顔を上げてくれよ。
もっと笑えよ。
もっと楽しめよ。
もっと語らえよ。
もっと上を向けよ。
……何時からだよ、お前が『未来』と聞いて下を向くようになっちまったのは。
未来の私へ
未来の私は何をしてますか?
素直に笑えていますか?
病んでいませんか?
すごい辛かった。しんどい時に誰かを頼れたらこんな思いしなくて良かったのに
誰かに助けてって言えてたら何か変わったのかな?
溜め込まないでちゃんと相談してたら良かったのかな?
怖い。もう誰にも裏切らないで欲しい。本当は大丈夫じゃないはずなのに無理して偽物の笑顔作って泣いて過呼吸になって心配かけたくないから嘘ついて偽物の自分見せてなかったら良かったのかな?
どこかで限界きてたのかな?全部私のせいなのかな?
#39「未来」
未来の僕へ
これを読んでいる僕は今、何をしていますか
よく未来へ当てた手紙に見かける気がする
でもそれを読んでいる時の僕は
いつも凄いことなんて何一つしていなくて
書いている僕がそのまま大きくなっただけで
やりたいことはあるのに
叶えたい夢はもうあるのに
そこへ飛ぶ脚力がなくて
自分で自分が嫌いになって
卑下をして
病んで
壊れて
僕は
骨に戻るんだ