『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
未来 El futuro
未来について考えても
私には何も分からないが
壮大な宇宙の歴史から考えれば
人間が生まれて来たことは
奇跡の何者でもない
だが人間の歴史は
愚かな争いの連続である
その中でも
少しずつ進歩を遂げてきたが
まだ人間は愚かな行為にその大半のエネルギーを費やし、ただ単に浪費している
限りある資源を奪い合い
分かち合うことを時として忘れる
この美しい地球に生まれ
もっとこの美しさを堪能することは
出来ないのであろうか?
愚かな人類よ
いつ、その愚かな行為をやめるのだろうか?
早く気づいて欲しい
この地球の生命が
いかに素晴らしいものであるかを
先のことなんてわからない
今はまだ考えたくもない
僕はまだ何者でもないし、自分がどうなりたいのかもよくわからない
僕の未来に、君がいてくれたらと思うけど、まだ気持ちを伝えてさえいない
まずは明日の朝、勇気を出して「おはよう」を言おうと思ったのに、明日は日曜日じゃないか!
未来
10年後の私へ
今は幸せでしょうか?
それとも悲しみで
泣いているのでしょうか
けどあなたの傍に
変わらないものがあり
気づいていないだけで
守られていませんか?
lettersong/doriko
未来―――
私はどんな未来を歩んでいるのだろう。
人生1年目。
正解の歩み方なんてなくて、困って当たり前なんだよ。壁にぶつかるのも当たり前。
自分なりの正解を見つけて突き進んでいけたらいいな。
『未来』
この国はどこに向かって歩んでいるのか?
政治家たちは
未来を担う人々に
何を託そうとしているのか?
何を残そうとしているのか?
恥の上塗りを繰り返し
隠ぺいした黒歴史を
なかったことにして
いかにも功績を上げたように振る舞い
ないがしろにされ
切り捨てられ
見捨てた人々を
置き去りにして
未来に希望が持てないでいるのは
若い世代だけでないことに
いい加減
気付いてくれと
浮き世離れした
政治家たちを見るたび思う
なんて
一国民の声など
届くことはないのだろう
【未来】
明日、1ヶ月後、1年後、10年後、100年後、、、、、、、、、近い未来、遠い未来色々あるが、分かっていることは、平均寿命の半分を生きた自分には100年後は無い。
未来は今現在の積み重ね、未来なんて分からなくてもいいが、今をしっかりと噛みしめて生きていこう。
「ここが未来か……」
僕は変なおじさんに誘われて未来に来た。色んな人が楽しそうに道を歩いている。
しばらく僕は道のりに沿って歩いてみた。
不思議なことがいっぱいあった。透明なガラスに近ずいたら綺麗に真っ二つに割れたんだ。その時僕はびっくりした。
でも、これだけじゃなかった。割れたガラスの先にはおっきい機械?のようなものがあったんだ。
「あら?そこのゲーム機械が気になっているの?やり方おしえようか?」
突然知らない女の人に話しかけられた。そんなにゲーム機械?とやらを見てたの?僕。
ゲームを一通りやった後、女の人にここのことを教えて貰った。ここはゲームセンターというらしい。
「ねぇ坊や、貴方のご両親はどうしたの?」
「いないよ、変な人につれてかれてここに来たんだ。」
「変な人?」
僕を連れてきた男の人の話をすると女の人の顔がどんどん怖くなって行った。
そうだ、僕、今迷子だ。おとっつぁん、あんちゃん、何処?ここは戦争もなくてすっごくいいとこだよ。2人もこっち来てよ……
「未来」
わたしたちには自然に備わっているものとして
時間薬、というものがあって、
どんな悩みも、
時間が解決してくれるとはいうけれど。
私のこの心の穴があいたような気持ちは、
未来の私からどう見えてる?
どうか、未来が残酷ではないように。
今はもう少し泣いていてもいいかな。
"暗い過去と明るい未来"
その均衡は際どい…。
カードを握る手はじっとりと汗ばむ。
「さあ、俺のターンだ!」
テーブルに広げる人生。
アドバンテージは俺にある。
明暗を分ける一大勝負に、負ける気はしない。
未来
未来で会う人よりも
過去で出会った人ともう一度
話したい。
貴方の未来が視えるの
それはとても残酷で醜い
他の人のも視えるの
でも
その先の先までは知らない
どうでもいいけどね
未来
未来の自分に
ありがとうと
言われる自分に
なろう
私の未来は多分、でっかい犬を飼っていて棚にはたくさんの漫画があって推しのために毎日頑張っている。
というのが理想。その理想に近づくために、毎日頑張ろうと思う。
未来〜
先のことを想像するのが苦手な私。
人から「どういうふうになりたいの?」「どういう将来を描いてる?」と聞かれてもスッと答えられたことがない。
こういう風になりたいなぁという想いや願いはモチベーションになるというけれど…
漠然としたことだけど…自分のことを好きでいられる自分でいたらいいなぁと思う。
【未来】
晴れ渡るような青空から、ハラハラと真白い雪の欠片が舞い落ちる。きっと何処かの山に積もった雪が、風に乗って飛んできているのだろう。ジッとその光景を睨むように見据えながら、石段に腰掛けた君は小さく口を開いた。
「結局、神様なんてこの世のどこにもいないんだよ」
鳥居の下で放たれるにはあまりに不躾な言葉だった。けれど僕は何も言えない。君がどれだけ熱心に弟の幸福な未来を祈っていたか、僕だけは知っているから。
「祈ったって未来が保証されるわけじゃない。だから、もう誰かとの未来の約束はしたくない」
ごめんねと、君は泣きそうな声で囁いた。どうかこれからもずっと、君の隣にいさせてほしい――僕のそんな告白に対する、それが君の答えだった。
謝るのは僕のほうだ。君を困らせてごめん。正体を隠していてごめん。……君の純真な願いすら叶えてあげられない、役立たずの神様でごめん。
神様なんて無力なものだ。僕たちにできることは、ただ人の行く末の幸福を願うことだけ。未来を変えることどころか、未来を知ることすらできやしない。
それでも僕は、君の隣にいたい。あやふやな未来の先で、それでも君のそば近くで君の温もりを感じていたい。
「約束なんて、いらないから。そのかわり、僕が勝手に君のそばにいても怒らないでいてくれる?」
冷えきった君の手を取って、窺うように尋ねた。深く息を吸い込んだ君が、僕のほうを見ないままで頷く。
「それは貴方の自由だから、別に怒ったりはしないよ」
淡々と響く声は、けれどどこか柔らかい。その音色の安心感に身をゆだねて、僕はゆっくりと瞳を閉じた。
未来
−12日
これだけは、はっきりとわかっている
未来は明るい。
容赦なく突きつけられ
影のように離れない
大きな荷物を背負う
真っ暗闇な道
時に流れ星を眺めながら
ただ僕らは月へと向かう
―未来
未来のことばっか考えちゃう。まだ大学生になってもいないのに就職できるかなとか上手く生きられるかなとか。未来なんてあるかもわからないのにね。
「そう遠くない未来、あなたは後ろの人間に呪い殺される。今すぐに除霊なさい。除霊用の護符を持つべきです」
「はあ、そうですか」
お代を置いて席を立つ。紙幣の都合で倍の金額だったけれど釣りを貰う気にもならなかった。
背を向けて十歩も進めば引き止める声も聞こえなくなるだろう。こちらも態度の悪い客だがあれだけ支払ったなら向こうもすぐに忘れてくれると楽観視した。
下手な占い師というか霊媒師というか。道端に出した露店の胡散臭い相手でも手がかりにはなるだろうかと声をかけたのがおよそ十分前。「何を占いますか?」と聞かれてすぐに「幽霊がいるんですけど」と後ろを振り返ったのがまずかったのだと後悔する。落ち窪んだ先で商機を逃さんとギラついた目を思い出して、そっとため息をついた。
とはいえ実際現在今ここに幽霊がいるので、どうしたものか。
ヘボ占い師の言うことには悪霊らしい、道行く人の間を縫い抜ける先輩は楽しそうに歯を見せていた。呪い殺すのならもっとおどろおどろしい姿なり態度なりしてくれないと、こちらとしても警戒心が抜けちゃっていけない。それに呪われて死ぬくらいなら呪い返してから死ぬような性格であるのだけれど、すでに死んでる相手にはどうしたらいいのだろうな、とか。近いうちに訪れるらしい未来を考えた。
「呪っても良いのでしたらぜひ、いえ、まあ、やぶさかではありませんが」
おまけに当の幽霊がニコニコと言い出す愉快犯であることがいちばんいけない。
仕方なく街中であるし、絞り出すような返事をした。
「まったく、まったく、そんな未来は望んでおりませんからね」
耳に入ってしまったらしい訝しげな通行人と並んで先輩は笑う。笑うだけで、一度も返事をしなかった。
私の未来なんて
暗闇にさまよっている
けど、君が…
私を見つけてくれた
秘密の場所だけで泣いてる私を
君はその不思議な雰囲気をまとって
神様みたいに、天使みたいに、私の前に現れた
私の話を聞いてくれた
私の話をふんわりと優しい笑顔で頷きながら
聞いてくれた…
私は思う…
君と歩む未来はきっと、世界一にぎやかな街より
輝いている……と、