『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
未来なんて、みたくない。
いつこの時間が壊れるのか分からないからこそみたくない。
でも見なきゃいけないのは知ってる。
でもさ、別れは辛いんだよ…。
もう悲しいのは嫌なんよ、。
大好きな人がいなくなると思うと、
泣きたくなるの…。
ずっと離れないでほしい…。
まだ見ぬ世界
あの人と笑ってるかな
あの人と空を見上げてるかな
おいしいね
うれしいね
たのしいね
たくさんの気持ちを伝えあって
あの人の隣にいたい未来
あの頃想像もつかなかった未来にも
これから先の想像もつかない未来にも
分かっている事実は一つだけ。
貴方とはもう二度と、言葉を交わせないということ。
でも今日、この日だけ、どうか、貴方だけを想うことを許して欲しい。
だって今日は、貴方がこの世に産まれたとても尊い日。
もう二度と伝えられないけれど、せめて、この胸の奥だけでそっと呟くことを、許して欲しい。
貴方が生まれた、そのとても素晴らしい奇跡に感謝を。
これから先の未来
貴方が幸福と優しさに満ちた世界で生きていてくれますように。
今日この日、未来に願うことは、それだけ。
「未来」
「今日のテーマは【未来】です。配った画用紙に未来をイメージした絵を描いてください。」
美術室はどっと賑やかな声に包まれた。「わっかんねーよー」「何でもいいんですかー?」と明るいグループが騒いでいる。勉強のできそうな人たちは、もう机に向かって何か書いている。
私は黒板に書かれた文字を独り呟く。
「未来。」
放課後。校舎裏、職員駐車場前。
私は画板に挟んだ白紙の画用紙を睨んでいる。
「何してんの?」
画用紙に影ができた。ツインテールのシルエット。
私の知っている影。
「…美術の課題。」
「ああ。未来を描くやつか。ささっと描いて帰ろうよ。」
それが出来たらもうしている。出来ないから放課後まで悩んでいるのだ。
「未来って何なの?こんな将来お先真っ暗な日本で希望に溢れた絵なんて描けないじゃん。」
「じゃあ、暗黒の世界を描けばいいのでは?」
「描いたら暗い未来が来そうじゃん…それに私将来の夢もないし…」
「面倒なやつだなー。成績のために適当に描いとけよー。」
彼女は腰に手を当てて怒りだす。
「じゃあアンタは何描いたの?」
「私。」
「えっ?」
「私は私を描いたの。だって未来なんて悪い事しか言わない大人の予想じゃん。将来も不安しかない。未来に私がいることしかわからないんだもん。」
「……。」
未来はわからない、導いてくれる人もいない、希望もない、真っ白な紙に放り出された私達。
「まだ分からないもんね。」
私は紙に線を走らせた。
‐未来‐
雲が遠くへながれていく
誰も知らない遠い場所へと
ありのままで
身を任せてゐる
風にあづけてる
飾らない姿で
優しくし度いとか
美しくい度いとか
僞らないで
誰も知らない
約束の場所へと
ただ其處にあるだけ
ながれていくだけ
ーーーーー
そんな事よりも
今どうするか、って
ことの方が重要。
現在があるから
未来が先に続くんだし。
未来の話をする人間は
あんま賢くない。
っていうかちょいビックリ。
ここPCでも見れるようになったん?
全て未達成のままなのに
到来する理不尽
未来
見えないあなたと再会してるの…
あなたはやさしい微笑みを
浮かべて…
宝石のように…
キラキラと輝くの…
そんなあなたと
出会えた奇跡…
信じられない
夢みたい…
風見鶏に背を向けて進むように
『未来』
いつか君に話した夢の話。
君が話してくれた叶えたい目標の話。
まだ君は覚えているのかな。
今、君に先を考える余裕があるのかな。
君には見えなくなった明日。
いつも不安そうに君は俯いて時折後ろを振り返る。
大丈夫だよ。って私は君の背中を押した。
もう1人になんてしないから。
いつでも私はそばにいるから。
君に見えない明日の話も、
全部、私があげるから。
だからそんなに、怯えないで。
未来
どんな未来になるんだろう
未来の自分は何をしているのだろう
今頑張って、未来の自分を楽させてあげよう
今の自分がいるから、未来の自分もいる
大丈夫
未来は未定で可能性は不定期で運命は必然
『 未来 』
なんの心配もなく
笑顔で穏やかに過ごしていたい
君の描いた未来に私はいるのだろうか
君にとって特別な存在でありたい
未来
数千年も先の人達
君たちの書物はどんな形をしているのだろう
人の生きた証を少しでも残していて
貴方が目の視界に入ると
一気に心拍数があがってしまう
私にとっての未来は
ノイズだらけのラジオのように
不安定で不確かなもの
荒波に揉まれて触れる船の舷のように
右に左にと揺れて定まらない
けれど時おり
ふと凪が来て
うっすらと上から日が差し
全てが穏やかになる瞬間が来る
私の未来はその時に
これでよかったなと答え合わせができる瞬間
そこを目指して生きていく
現在と過去の自分を見比べるたび
そこになんの変化も見出せずに
敗北感に打ちのめされるのは
今を懸命に生きようと
前を向かなければと
頑張っている証拠なのではあるまいか
時間は有限だが
命あるかぎり
変化しないものなどない
死ぬ少し前までに
ほんとうに人を愛せたなら
その人生こそは
かけがえのない宝となるに違いない
#未来
君の未来に僕は少しでもいることができるだろうか
僕の未来はきっと君でいっぱいになるよ
君のことが大好きだから
君の一番じゃなくてもいい
君が僕をみてなくてもいいから
君の未来に住みたいな
喧しい室外機今日も曇り僕のあの子は止まったままで
ホログラム透かしたようにとろけてパラダイスの足音密かに
上靴を脱ぐ癖のある君のその青いペディキュアこっそり見つめた
短歌 未来
目を閉じて空想する。理想の未来。
来年の10月に始まる予定の馬鹿げた法案が流れて、安心して仕事に取り組める日々。相変わらず、同じ学び舎の門をくぐった同士とはオンラインのコミュニティで相談や雑談をする。パソコンに向かって文字を並べ、レイアウトしていく。そんな繰り返しだ。当たり前のような、代わり映えのない日々。でも僕はそこに満ちる幸せを知っている。
未来を希望で満たそう。
生きているのだから。
生きていくのだから。
〉未来 22.6.17
インボイス制度はほんとに要らない。