『月夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
冬の夜に空に浮かんだ
街を照らす白い月
闇に隠しておきたい秘密も
此処では必ず明かされて
夜道を歩く私の前で
自慢気に笑みを浮かべる君も
それはどうせ誰かに借りた
偽の光でしかないんだろ?
「−月夜−」
会社帰りに綺麗な月だと得した気持ちになれるんだ。「同じ月をあの人も〜」なんてよくあるセリフ、誰が見てよが月は月だし白くて綺麗、独占できていいじゃんねー!
月夜。夜の月。夜神月か。しかしかっけー名前だな。
そういやデスノートって全部読んだことないや。ある程度は読んだことあるんだけどな。なんかネットでネタバレ見すぎて全部知っている感じだったわ。
デスノ作者繋がりでバクマンも全部は読んだことない。これもある程度読んであとはってパターンだ。
ま、どんなものであれ飽きて読まなくなるってのはよくあるよな。特に俺は飽きっぽいから。
月といえば月見ってやったことないんだよな。なんか餅とか積んだやつ置いて月を見ながら時間を過ごす。かっこいいね。実際にやったら1分持たずに飽きる自信がある。
最後に月と言われたらこれは外せないうさぎ。これは月の模様がうさぎに見えるからだっけ。外国じゃ蟹とかもあるらしいけど。化物語で知った。
月のうさぎは創作物でよくネタにされる。ドラコンボールでも初期に触った相手を人参にできるやつがいて、如意棒で月まで連れてくなんてあったし。
月夜
帰り道に月が綺麗だと、つい何度も眺めてしまう。
昨夜は月の周りにほんわりと光の輪ができていて、なんとも神秘的だった。
月は見るたび表情を変えてくれるので面白い。
同じ満月でも静かに佇んでいたり、美しいのにどこか異様な感じがしたり。
月が大きいとうさぎを探したくなってしまうけれど目を凝らしても月の模様まではよく視えない。
目がよかった小さな頃に眺めておけばよかったと少し後悔した。
毎日、繰り返すように
朝が来て、夜が来る。
でも同じような日なんてない。
今日は月が綺麗だ。
嫌なことは、一旦忘れよう。
月夜のたけのこ
足を生やして
たけばやしを
駆け回る
柔らかい穂先
伸びた
若草色のあしおと
眠れない…カーテンの隙間で月が横切るのを
見届けてから起き上がったオレ、怪物末っ子。
真夜中2時か…姉と兄(弟)は夜勤である。
簡単にいえば、村の警備で。正確にいえば、
ゾンビ熊討伐だけど、それを出すとこの物語の
基本路線[アットホームなブラコメ☆]から遠ざかる
ので、そこは伏せよう、目指せサザ○さん。
テイちゃん(兄)はオレが、普通の人間の生活を
送る事を望んでる、学生だから夜は寝る…、でも
一人じゃ寝れない夜もある。…というわけで。
レッツ社会科見学!姉さんとテイちゃんの
お仕事を見に来ちゃいました~♪︎
うん、夜の山は、ほぼ肝試しの景色!
「ふふふ…へふ~…ふふ~♡……」
姉さんの笑い声だ、位置的には…この木の上
…意外と月の影でよく見えない…。
「テイちゃんっ…今日は~ハムハムしてまぉ
かな~♡あっ…じゃめぇ…ずっとすて!…」
ええ~、ハムハムって何~?良いなぁ…オレも
テイちゃんにハムハム(?)した~い。
「つゅ~ぎ~はぁ♡ペロペロしゅるび!…」
ペロペロはダメだ!何だこれは!社会科見学じゃねぇ!保健体育科見学(?)になってんぞ!!
まずい、テイちゃんを助けないと、コソコソ
してる場合じゃない。木を揺らしてみる。
……ガサガサガサ…
「…すあげは…吸っちゃうじょ~♡」
やめろぉ~っテイちゃんはお吸い物じゃねぇ!
もはや半泣きで木を激しく揺するオレ…の頭を
誰かがポンとした、…その手を頭に乗せたまま
振り向くと…苦笑いのテイちゃんがいた。
「テイちゃ…?いつから……?」
「をざまむすぃ~っめいったかぁ~っ」
上で姉さんが何か言ってる、どうやら姉さんに
遊ばれたみたいだ…。テイちゃんはしばらく、
オレの頭を、優しくポンポンしてくれた…。
夜、出歩いた事…ゴメンなさい。
今夜は月が、綺麗ですよ。
たまには夜空を散歩してみましょう。
怖くないですよ。
だって、
お月様が守ってくれますから。
お題
月夜
(月夜)
星を見て 星座のことを考えてたら
月が目の中に映った
月も星だから繋げたら星座になるのかしら
╴月夜 ╴
月明かりが反射してキラキラと輝く穏やかな海が、ちゃぷちゃぷ、と心地の良い波の音を響かせる。その浜辺にはポツンと小さな影。小さな影は浜辺に横たわり、波音を聞きながら満月を見上げてこんなことを考えていた。
「あのお月さんが大きな卵だったらいいのにな〜」
月明かりに照らされた小さな影の正体は、お腹を好かせた子狸だ。お腹の鳴る音はさざ波に掻き消され、意識が薄らぐ中、満月の中に離ればなれになってしまった母狸が見えた気がした。
こんな月夜はお腹も減るし、孤独で海底に沈んだかのような気持ちになる。
ねぇ母さん、僕はここだよ。
月と あたしだけ が
いるような 海辺で
恋が始まった あの日のことを
よく思い出すの
今は その温もりも 何も恋しくは無いけど
この月夜と
光る海だけは
永遠に
私には美しい
#月夜
「月夜にあなたを迎えに行こう」
昔読んだ絵本に書いてあった
黒いマントを被った男の人が迎えにきてくれる
当時は今日かな?明日かな?なんて痛いこと考えたなぁ
ねぇ、黒マントさん
私もう30になっちゃった
今日も月がとても綺麗だけど、やっぱりお迎えは来ないみたい
お気に入りのハンカチも無くすしもう最悪……
「すっ!すみませんおねぇさん!」
ぜはぜはと肩で息をする真っ黒な男の子。膝についた手には私のハンカチが握られていた。
3年前、僕が初めてエミリアと出会った頃のお話です。
僕は朝日高校に入学した。入学式が終わり、教室に
戻った。ホームルームが終わり帰ろうとしたとき
後ろが騒がしいと思い、ぱっと後ろを振り向いた。
そしたら、後ろで女の子が、同級生らしき男3人組
に、話しかけらていた。
女の子は嫌がっていた。
俺はとっさに、こう言った。(やめろよ嫌がってだろ)
言った。男3人組は(陰キャが舐めやがって)と言ってきた。
そこで先生が来た男子3人組は(ちっ)と言って。
その場を離れた。
エミリアは僕に言った(助けてくれてありがとうございました。)
僕はこう言った。(あれはたまたま先生がきたからだよ)と言った。
エミリアは、(それでは帰りますと言って)帰ろうとした。
僕はとっさにこう言った。(よかったら一緒に帰らない?)と言った。
エミリアは迷っていた
僕はこう言った。(友達があまりいなくて)
エミリアは、嬉しそうな顔をして(いいですよ)と答えた。
午前が終わりエミリアを待っていた。
3分後エミリアが下駄箱に到着して
一緒に、出た。
歩きながら話していた。
そして家について(じゃまた明日。)と言って家に帰っていた。
2、 クラス
僕はいつも通り恥で座っていた。
話しかけてくれるのはエミリアだけ
僕はスマホ開いて、音ゲーを開いてやっていると
エミリアがこっちに来た。
(あれ、そのゲーム)とエミリアが嬉しそうに話しかけてきた。
(エミリアさん知ってるの?)と僕は言った。
エミリアはうなずいてこう話した。(私もやってるんだ〜)と言った。
絶えず鳴り続ける町を彼は止めた。それが大体一年前のこと
月夜
晴れた日は綺麗な月
曇った日は寂しげな月
雨の日なんかは姿さえも現してくれない。
だから私は雨の日は嫌いだ。
月夜ばかりが微笑んでいる。この、春の日和に。/『月夜』
昨日、受験勉強がうまくいかなかった塾の帰り道、最寄りの駅には楽しそうに笑う同級生くらいの子たちがたくさんいた。
多分もう進路が確定してるんだと思う。
まだ受験が終わってないことを誰とはなしに言うと、大体珍しいねとか、俺はもう私立の推薦決まってるから春休みくそ長いんだよね笑みたいな聞いてもない、それこそくそしょうもない答えが返ってくる。
渦巻くこのもやもやをうまく形容できる言葉が見つからないけれど私は性格が良くないので、大学受験で辛さを味わうことがなかった人間は後々、大きな苦労をすればいいのになんていうことくらいしか願えなかった。
昨日は満月だったそう。
足元ばかりみていたせいで夜道は歩いたはずなのに月を見ることは無かった。
帰宅後、辛い現実を通り過ぎないと綺麗なものには触れられないのか、なんてまた捻くれながら見上げた月夜は相変わらず綺麗だった。
月夜
夜の帳、静寂の世界に漂う白い月。
反響する私の鼓動、時間の砂。
木霊す生命の幻惑、魂のセッション。
今日が遠く彼方の水平線へと歩いていく。
ゆっくり
ゆっくりと。
まるでまだ今日を終わらせたくないように。
月が輝きを放つのを恐れているように。
アスファルトの水溜まりに映し出された月。
ベランダに誰かの気配を感じる。
きっと私を監視しているのだろう。
窓から吹き込む風に揺られたカーテンの隙間から星が散らばるのが見える。
私は深い眠りの世界へ落ちていく…
そこは廃墟だろうか?
忘却の世界だろうか?
地獄だろうか?
ユートピアだろうか。
そこが悪夢の入り口だとしても。
私は歩いていく。
歩いていく…
愁月
遮る闇に
光放ち
翳る刻に
煌めき
哀しげに嗤い
儚げに覗かせ
美しさと切なさの
混じり合う
美麗の神秘
煌やかせた月宵は
何を見つめ
雫を堕とし
鮮やかに縁取る…?
幾千の刻の中で
幾億の星の中で
触れられそうで
手を翳して掌に
遙か彼方
口付け交わして
刹那風に吹かれ
夢現の終わりを
何時迄も輝かせ
「刻ト共ニ…」
月夜
空を見上げたら、満月だった。
いつも以上に、綺麗に輝いていた。
SNSで見たけど、猫と満月の写真がよかったです!