『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やっべー寝坊したっ最悪!
あーめっちゃ寝ぐせやん
前髪ぱっくりデコ丸出し~ピンで誤魔化すか…
あー間に合わないまじヤバい!
「いってきまぁすっ!」
っか何雨?
マジ最悪なんだけど!?
電車激混みぢゃん
…あ、佐藤くんだ……
もうヤダ何で今日?
前髪変だし、びしょ濡れだし、顔むくんでるょ
「おっ?森山じゃん」
「あ…おはよう…」
あーもうやだやだっ死んじゃいたい
ヤバい近すぎ!
「すげー混んでんなぁ」
「ん…」
「あれ?今日何か違くね?」
「え…あっ…」
「前髪?いいじゃんそれ」
「えっ…あ、ありがとう…」
キャー!うそぉ~はずかしいょおー!!
……でも
うれしいー!!!
何今日サイコー♪
【最悪】
「ほんとさいやく」
頭でっかちな昔の僕は内心ぷんすかしていた。まず読み方を間違えているクラスメイトの発言。この世の最も悪いことなんて人が正確に分かるわけないのに。だから僕は最悪と表現を避けてきたというのに。昔の僕はそんなことでちっちゃく怒っていた。
今はというと、むしろその発言の軽薄さ以外のものを考えるようになった。「さいやく」。たぶん人から聴こえた音のまま言っているのだろう。それが今の僕には皮肉抜きに面白く感じた。
当たり前だが言葉は辞書的な意味付けをされる前から存在する。それは各々がその場その場でやり取りする為の道具としての言葉だ。そこではとにかく通じることが第一でそれが本質でそれが全てだ。
クラスメイトの間違いはその領域に回帰しているようにも捉えられる。赤ちゃんが言語を獲得する方法と同じで他人の音をとりあえず真似ている。そこで重要なのは音のだいたいの違いを覚えることであって厳密な意味の理解ではない。だからこそ、その領域の言葉は辞書から解放された生の道具のように思えてどこか魅力的だと感じた。
そもそも理念上の究極の悪はない。僕がこだわっていた最も悪いという辞書的な意味、いわゆる文字通りの意味についても善悪の観念を調べるようになってからそう思うようになった。ニヒリズムよろしくそこの意味合いに強くこだわる程の価値が無いと。だからこそもっと自由に意味を持たせていいと。
すごい悪いと思ったから最悪。感情の発露はそれぐらい簡潔でいい。もちろん学ぶことは大切で定義を把握することにも価値はある。だけどそれ以上に他人そして自分自身へのコミュニケーションを成り立たせることに意義を感じる。それさえできれば充分だ。頭でっかちな僕は自分への戒めとしてもそう思うようになった。
…ここまで書いておいてクラスメイトが言っていたのがほんとは最悪じゃなくて災厄だったらどうしようか。もしそうだったらそれはさいやくだ。
最悪
そう思える場面は
何回かあった
「最悪」って
軽々しく言うと
アップデート
されちゃうよ
言葉にしないように
してる
題 最悪
きっとまだ最悪までは遠いはず
うるせえだまれ私の地獄だ
最悪と言われて笑うボケナスが
「最」であるならなんでもいいのか
最悪にみまわれてると泣くあいつ
これが底だと思う青さよ
てっぺんは何であってもムズいもの
だからどうした褒めたりしない
最悪を更新してきたかいがある
お前ごときは悪ですらない
『最悪なんですけど!』
『リベンジ2回目!心霊スポット巡り!(^_-)』
『やー!!!!!(>人<;)』
4人の男性集団がホンデットマンションのところへYouTuber配信のために動画を撮っている。彼らはもう
幽霊だけど、エレン以外、自らが幽霊だと知らない彼ら。
『やって来たのは、ディズニーランドのホンデットマンションです(╹◡╹)』
1人だけ和服で、青い着物を着ている男性が最初に言葉を発した。
『やだ!ヤダヤダ〜。゚(゚´ω`゚)゚。俺入らないぞ!』
と、ワクワクしている藤原佐為と、1回目の
旧伊勢神トンネルで、逃げた死柄木弔も参戦した
鬼太郎は、体調不良のため、参加はせず…
初挑戦のエレンイェーガーと、夜神月もいる。
夜神
『ホンデットマンションなんですが…(°▽°)』
エレン
『なんと、曰く付き物件らしいんですよ…( ´Д`)y━・~~』
死柄木
『赤い女性の幽霊が出るとか…( ;∀;)』
佐為
『大きな屋敷だけど…草がボーボー…ですね( ^ω^ )』
と、3人の空気を読まない藤原佐為。
テテテ
ザッザッザッ
庭の庭園を4人で散策していると、
ワワワ〜〜(´⊙ω⊙`)
と、悲鳴をあげたのが、死柄木弔。
いきなり、男性が大きなドア近くで、現れたのだ。
執事服のような服を羽織った男性だった。
『なに!』
と、夜神月が悲鳴をあげては、死柄木は、夜神月の背中の後ろに隠れて
彼の肩に掴まり、彼の背中を合わせて歩いては、
アンティーク調の階段を4人で登ると
『ようこそ。おいでくださいました』
と、執事服の男性が挨拶してきたのだ。
藤原佐為は、
『よろしく〜(^o^)』
と、挨拶しては、夜神月もフレンドリーで藤原佐為の
真似をして『よろしく』と会釈したのだ。そして、
夜神の背中に隠れていた死柄木は、姿を見せて
『ヨ…ロ…』と、男性に挨拶。
男性は、死柄木の可愛い態度に、ニコッと笑い、
『私、マスター・ジョージ・グレイシーと申します』
『行きましょー♪行きましょー♪( ^ω^ )』と、
藤原佐為だけ気分が良いが、その他の3人は、
気分が乗らない。
グイグイと、3人を押して屋敷の中へ。
『死後、ホンデットマンションで1日だけ住む
予約をしている者です。』
と、エレンイェーガーが廊下近くの暗い緑色のワンピを着た若い女性に声かけしてホテルのチェックイン
するように、話したのだ。
女性は、
『YouTuberだった方ですね(╹◡╹)』と、
予約表にチェックしたのだ。
首無し幽霊を見てしまったエレンイェーガーは、
自らの最期で彼も斬首された身なので、首を取り外し
怖くないように、周りを警戒しながら、歩いて行った。
死柄木はジッとエレンイェーガーを見つめていると、
『首無しエレンやめろ!』と、言い出したのだ。
そして、配信の視聴率も下がる。と、ダメ出ししたのだ。
エレンは、死柄木の言葉の指示に首有り
エレンイェーガーに戻った。
『マスター(^_^)』と、藤原佐為は、
マスタージョージグレイシーと急に仲良くなり、
夜神は、長い廊下を配信動画で使うカメラを手で持ち、動画を撮っていた。
『長い廊下が突いているよー』
『子供もいっぱいで楽しそうです(╹◡╹)』と、
言い、楽しそうなときだった
最悪とは最も悪いと書く。
今の世の中は最悪なことで溢れている。
一度ニュース番組を開けばやれ殺人だ、やれ性暴力だ、みたいな出来事で溢れている。
気が滅入る事この上ない世の中だ。
こんな息苦しい世の中でどのようにして生きていくのが正解なのか、分からないまま日々を悶々として暮らしている。
さりとて最悪な日々ではあるが、棚上げして日常を送らなければ生きてはいけない。
何かを行ったからといって世の中が変わるわけでもなく、しかしそれを享受しなければならない。
学校行きたくないと皆さんは、思いますか❓️
学校行って勉強して楽しんでいますか❓️
最悪
小さなくくりの中では最悪かもしれない事も
人生では死ぬ事以外は最悪じゃないよね
どんまい ノープロブレム
最悪
夜中の2時に目が覚めた。こうなるといつもどおり、しばらくは眠れそうもない。
思い切って車に乗って、静寂の道を走らせた。
街を抜けしばらく走らせると、目的地が見えた。高台にある小さな休憩所。運が悪いと、熱烈なカップルがいることがあるが、今夜は運が良いらしい。
ミネラルウォーターのペットボトルを手に、車を降りた。手すりの側まできて一口飲む。
街を見下ろす。独り占めの景色。いくつか灯りが見える。僕と同じように眠れないのだろうか。
空気もだいぶ暖かくなってきた。夏になったら、ここに来る回数も増えるだろう。
全てを忘れてぼんやり。でも家々の灯りが見えるから、完全な孤独ではない、という不思議な安堵感。心地良い。
しまった。
ギターを忘れた。思いっきり自由に弾けると思ったのに。最悪。
お題『最悪』
最悪な人生だった。おとなしいと言われる性格のため、学生時代はどの段階でもいじめを受けた。
勉強を邪魔されることが多かったので、頭は悪く、運動能力も劣っていた。
社会人になって、就職した先でも俺は上司にこきつかわれた。俺一人だけ残業させられることがたびたびあった。
唯一味方になってくれた母親は、もともと体が弱く、最近息を引き取った。ただひとりの肉親である母親の治療費を稼ぐためなら頑張れた。でも、その理由はもうない。
その時、俺の中でなにかが崩れたんだ。
気がつくと俺は仕事帰り、電車のホームから飛び降りて終電にはねられて命を落とした。
場面が変わって、若かりし母親の姿があって、俺の手は小さかった。ここで、自分がまた人生をやり直すチャンスを得たことに気がつく。
(今度こそ、最悪な人生を回避しないと)
赤ん坊の姿のまま、俺は決意を新たにした。
私にとって学校とは
勉強することはもちろんのこと
友達と話すことも大切だと思っている。
いつも私を含め3人で行動しているのに
今日はそのふたりがお休みで最悪
そんな日に限って問題当てられて
ホント嫌なことが重なって
気分が下がった1日だった
明日は2人に会えるといいな
─────『最悪』
学校に部活にバイトに
全部全部疲れた
なんで涙が出るんだろう
溢れ出す涙に嫌気がさす
どんな私でも好きになりたいのに
もうみんなみんな嫌い
どんなに会いたくても会えないのがつらい
【最悪】#28
自らの
意思とは反し
生を受け
今日も失敗
また明日が来る
【最悪】
【最悪】
私にとって最悪なことは
この世界に生まれたことだ
あの人は駄目だなあ
うん
主人公になるには、傲慢さが足りなかったんだ
自らを正義と信じて疑わないような
自分だって差別意識はある癖に、人を罵って自分は違うと見下す愚かさも
聖職者なんか、自分の手元にある本を見てみろってもんだ
あの人も愚かだったさ
でもな、違うんだよ
あの人の愚かさは、根本的に違っている
紙一重だったさ
あの人も、すれすれ
いや、もしかすると他の視点で見れば既に主人公だったかも知れない
でも、違った
正義と正義が戦って、勝つのはどっちだと思う?
強い方か?弱い方か?
いいや違う
強さなんて関係ない
どちらの視点で見るかで決まる
つまり、どちらが主人公になるかだ
主人公になれさえすれば、勝敗はもう決まってるんだ
主役になれば勇ましい勝利が約束され、悪役になれば、無様に負ける。それがルールだ。
小さな塵を見過ごしても、その塵が積もり積もって街一つ埋めようとも
許される、それが正義だ
あの人は、主人公になろうとしたんだろうなあ
そういう人だったから
でもな、結局お終いだよ
あの人、才能は十二分にあったんだがな
お題『最悪』
私の最悪はなんだろうか。物を無くすこと、それとも先生に怒られることだろうか。どれも同じように最悪だ。では、何故最悪だと思うのか。
1つ目の最悪だと思うことは、例えば今すぐにそれをやりたいとする。しかし、やりたいと思っていたのに使う道具がないとしたら、気分は沈み込んでしまう。2つ目は、自分の頭の中では分かっているはずなのに追い討ちをかけるように先生に何かをいわれたら、おそらく皆は頭の中で「分かっているのに。同じようなことを言わないでおくれよ。」とうんざりした気分になって、それが溜まって怒りの気持ちに変わるだろう。
これらの理由を踏まえ、私にとっての最悪は気分が沈んだり、うんざりした気持ちがやがて怒りの感情なっていくことだと私は考える。
最悪
最悪の事態だ。
今そこで、誰かが揉めている。
私が行くと巻き込まれそうだし、
警察呼ぶと、誰が呼んだんだ見たいな事態になりそうじゃないか。
困るよな。
その時どうする?みなさんは。
俺は史上最悪の魔王だ。
極悪非道! 残虐な、泣く子も黙る魔王だ!
「魔王! 覚悟!」
勇者が城に乗り込んで来た。
馬鹿め……どうなっても知らないぞ?
城に爆音が響き渡る。
そうして、ボロボロになった。俺。
「なんか……弱くね?」
「かわいそうになってきた……」
そう。俺は、魔族の奴らにとって、史上最悪の魔王だ。
威厳なんてない。弱い。情けない魔王だ。
「き、今日はここまでにしてやろう」
同情した勇者が帰っていく。
史上最弱で、最高に情けない、最悪の魔王は、こうして今日も魔界の平和を守っている。
『最悪』
今が最悪なら
あとは良くなるだけだよ だとか
なんておめでたい考えだろう
最悪は常に
更新されていくというのに
突然、意味もなく、わけも分からないのに、無性に
死にたくなる。
何だかやる気が起きなくて、ただ一日中、どこかから飛び降りたい気持ちを押し殺している。
こんな人生でも生きていたいと思ってしまう私はきっと、救いようのない愚か者なんだろうな。
2024/6.7 最悪