『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最悪って思ってた日々も美化されてゆく
やがて、残酷なほど幸せは明確化する
過去から苦情が押し寄せる
それを幸せは騙すように黙らせる
そして興味関心もなく未来へ生きる
幸せに押し込められるのは虚しいような気もするけどちょっと良い。今の最悪も幸せになると思うと今からわくわくする♡♡
本日 何度目カノ最悪ヲ更新
過去カラノ通信 マダ止メナクテ大丈夫
未来ニ応答願ウ 続ケル意味ハアルダロウカ
天気ハ晴レ 信号ハ赤 世界ニ異常ハ無イ模様
ねぇ、最悪だなんて言わないでください。
確かに私達、噂では色々言われてますが、別に取って食ったりしないですよ。
貴女が私の家に寄りたいと言ったのではないですか。
暑いからと服を脱いで、1つしかない寝具に潜り込んだのではないですか。
それなのに私をケダモノみたいに!
...でも、最悪だと言いながら、そんなに嫌がって見えないのはどうしてですか?貴女こそ耳を赤くして、期待したのですか?
このまましばらく勘違いさせておいても、面白そうですね。いつもあしらわれている分、少しからかってもバチは当たらないでしょう。
最悪
なこと・・・
それは、過去に
あった
いまだに、忘れられ
ずにいる
あんなことは
もう二度ないだろう
最悪
気が付けば、毎日。
お前のせいで、ボクは、
『最悪!』って、言ってる。
掃除の手抜きをして、
お前に怒られて最悪!
廊下をバタバタ走って、
お前に説教されて最悪!
落ち着きが無いって、
お前に文句を言われて最悪!
毎日、毎日。
ホント嫌になる程、お前に向かって、
『最悪!』って言葉を、
連発してる。
だけど。
漸く気が付いたんだ。
…ホントに最悪なのは。
お前に向かって、
『最悪!』って、
言えないコトだって。
旅行だか、出張だか知らないけど、
早く帰って来いよ!
じゃないと、ボクは。
お前に向かって、
『最悪!』って言えない最悪の日を、
過ごさないといけないんだからな!
最悪
好きな人に好きなことがバラされた、
かなしいな、、
たった1人の同じパートの同期の子。薄々感じてたけど、1年経って本当に実感してる。私たち相性最悪だよ。あなたは何にも感じてないんだろうけど。私は毎日ニコニコして頑張って振る舞って、疲労困憊です。
あなたがいい子過ぎるからこんなこと言えないよ。きっと泣いちゃうでしょ。人望厚いあなたを泣かせたりしたら悪者になるのは私。ほんと相性最悪。あと3年よろしくね😀
ああ、最悪の日だ、なんて思ってしまった。
迷い子が迷いこんできたのが分かったボクは、いつもの通りこの世界の勧誘をするために接触をしようとした。
だいたい現実世界で十五、六くらいの男子。彼はここが異世界だと分かった瞬間に『すきる』だとか『ちーと』だとか、ボクにはちょっとよく分からない単語を言い出した。分からない、そんなものはない、なんてボクが言っても聞かない。「異世界なんだから絶対あるはずだ」なんて言って一歩も譲ろうとしなかった。
そんな問答をしているうちに演奏者くんもやって来て、二人でどうにかなだめてこの世界に留まるか、それとも帰るかみたいな話をしようとしたら迷い子くんは言ったのだ。
「つっかえねー異世界! まぁこんな冴えないお前らがいるなら当然か!」
それで、ボクは思ってしまった。手に負えないな、って。
そう思ったのは演奏者くんもおなじだったようで呆れたような顔で迷い子くんを見たのだ。
「本当に本当に、心の底からそう思ってるのかい?」
「そーだよ! だいたい女の方なんて『ボク』とか言ってて気持ち悪いじゃねぇか」
迷い子くんに向かって拳が振り下ろされた。演奏者くんはニコニコ笑顔で笑っていた。まるで、何もしてないかのように。
「ってぇ⋯⋯。なんだよ!」
「いいや、別に。ただ、頭も回ってないようなお前に権力者のことをバカにされるのは少々気に食わなくてね。最悪だって気持ちが手に出てしまったかもしれない」
当たり前のことのように演奏者くんは言うと、迷い子くんを軽々しく持ち上げた。
「え、演奏者くん」
「⋯⋯⋯⋯今回は不問ってことにしてくれるかい?」
ボクの返事を待たずに彼は行ってしまった。
何にも分からなかったけど、そこから二度と迷い子くんの姿を見ることはなかった。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯現実に返すためのピアノの演奏も聴こえなかったけれど。
最悪
2週間前風邪をひいた
熱は無く喉の風邪
その後鼻に移りしんどいなあとは思っていたもののだんだん回復
順調順調と思っていた矢先だった
37.8℃
最悪
今かなあ、いや、絶対今日はだめじゃん
バイトを頑張ろうと思っていた今月
学校で大切な発表会のある今日
明日は久しぶりの友達と遊ぶんだ
なんで今日かなあ
いけた、乗り越えたぞ…!と思っていたのに
最悪
最高は最悪に置き換えられていた。
どうして。
誰もが気まずそうに目を逸らす。
そのなかに。
勝ち誇った瞳が見据えている。
ああ、やられた。
よくも。
こいつだけは。
最悪
最悪なんて息を吸うように言う人達がいて自分に向けてではないのにすごく苦しくなった時期がある
今はあーあまたあの人最悪を更新してるなんて呑気に考えるようになった
自分はそんなことにしないようにと祈りを込めてあまり口に出さないようにした
最悪
そう思うことが多い人生だった
あり得ない不幸が次々と
大きなことも小さなことも
こんなにも自分の身に起こるものかと
不公平だと思った
自分だけが辛いと思って
何度この言葉を吐いただろう
そんな自分自身も最悪だった
人生は良い事と悪い事が半々に起こるのだと誰かが言ってた
本当だろうか
もしそうなら私の人生
後は最高がやってくるはず
半信半疑で明日を待ってる
「最悪」
最悪の状態は過ぎたのか
まだわからない
カンストはもっと先かもしれない
英語の日本語訳みたいに
最も悪い事であるものの一つ
と思っておいた方が良いのかもしれない
昔 懸賞が流行って
今より当選品も当選数も豪華だった時に
家電とか旅行券とか大物を当てた時に限って
家族が怪我をしたり
不運に巻き込まれたりしたので
割と
運も等価交換だと思っていて
禍福は糾える縄の如し
人生万事塞翁が馬
最悪の後には最高が待っているかもしれないし
その最高も
最も良い事であるものの一つなのだから
まあぼちぼち
ゆるっと参りましょう
頁を捲る手を止めて小さな窓を眺める
昼か夜かも分からない曇天
今にも雨の降りそうな湿っぽい空気
頭痛が止まらない
目を閉じると今でも鮮明に思い出す
まるで悪夢のように
何度も
何度も
救急車の音が近づいてくる
俺は大きく息を吸い
止まりそうな心臓を必死に動かす
大丈夫、大丈夫だ。
ただひたすら自分に言い聞かせる
救急車の音が遠のいていくと
再び身体が正常に働きだした気がした
今日はオール確定だな、
張り詰めた筋肉を意識的に緩めながら
開いていた頁に変色した銅の栞を挟む
本を丁寧に机の上に置くと
空のマグカップを持って立ち上がった
机の上には読み込まれた本と
冷めた紅茶の入った色違いのマグカップ
「最悪」
最悪 is worst in English.
It's negative emotions.
So i'm doing various things in order to forget the negative emotions.
For example
hang out with someone, exercise, singing and eat something delicious.
Every day
Let's laugh and live!!!
最悪
最悪
って言うのは簡単だけど、
本当に最悪
な出来事は、
そうそうない。
「ふたりの始まりの日」
アクシデントや良くないことがあると「最悪〜!」が口癖のあの子と、ペアを組むことになった。
「うわぁ……最悪」
彼女はそう言うと、腕を組んだ。
いや、それはこちらのセリフだよ……と思っていても私は言わない。
私のことをどう思っていても構わないけど、仕事に私情は持ち込まないでほしい。
個人的な好き嫌いで仕事に支障が出るようなことがありませんように、と願う。
相性最悪の私たちが、最強のペアになるまであと百五十日。
────最悪
ひどく苦しくてベッドのシーツを握りしめると、汗ばんだ大きな手が胴を支えてきた。
「掴まれ」
体位を変えて私達は向き合った。
「恥ずかしい」
私はやっとのことで照れ隠しもあって呟いた。
先程から彼の顔が見られないのだ。だって、いつもよりずっと逞しくて雄々しくて気圧される。抗えない。彼のこんな姿は初めてでどうしたらいいかわからない。
「動くよ」
低い声。
私の言葉は聞こえて居ないかのように無視をされた。
激しい荒波は獣のように理性を飛ばし千々に乱す。体の奥の方で何かを感じた。苦しくてもやっと彼が押し開いた扉だった。
「もっと顔見せて」
やっと聞けた声も、私と同じように苦しげだった。
嫌いな食べ物:がセロリから父親のつくるおにぎりになった
薄情恩知らずのプロフィール欄になった
父と私の関係はとても歪で複雑なので
つい最近、この寵愛と停滞の関係性を説明するためには、言葉とかそういうものよりも、このおにぎりのしょっぱい味以外に適しているものはなかろうということに、気がついてしまったのだ。
だから今度会うおさななじみには、その口に父のおにぎりを放り込んで、一からの説明をなしに手っ取り早くしたいとは考えている
水分ひたひたの海苔 本当にどうしようもない無力味なのである。
最悪
クソ食らえと
蹴り上げた空き缶
電柱に当って跳ね返って
頭に当たる
最悪
弱虫の涙が
溢れそうで
夕焼け空見上げて
きったね…と呟く
最悪
憧れた夢は報われず
都会の藻屑
次は誰を追い出すのか
何が宝…と嘆く
最悪
握りしめた拳を
使えずに空回りする度
何かに怯えて震え
情けねえ…と叫ぶ
最悪
あんなにあんたを
憎んだ全てが
やり切れず沁みて
あゝあゝ…と涙する
最悪
時は流れ
春夏秋冬
最悪は最高の想い出にかわる
全ては想い出にかわるまで
時は偉大な作家である
2024年6月6日
心幸