『最初から決まってた』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君と恋をするのも最初から決まってたんだ。
僕の初恋は君で、一目惚れだった。
告白するまでは目で追うだけで。
告白に成功した後は心臓がもたない。
そして気づいた。
ああ、僕は君と恋をするために生まれたと。
こうなることは最初から決まっていた。
運命だったのだ。
我々には変えられない滅びの運命……。
何世紀にも続いた人類の繁栄も、最早ここまでか。
次の人類よ、もしこの文献が君達のいる未来にまで残っているのなら、どうか我々の存在を忘れないでくれ。
例え何もかも消えようとも……少なくとも、誰かが我々の生きた証を見つけてくれさえすれば、まだ僅かにでも希望があるように思えはしないだろうか?
ゆめゆめ君達も滅びる運命にあることを忘れることなかれ。
さらは'
血塗れの私を見られる前から
あなたの持つ銀のナイフで貫かれることを
#最初から決まってた
最初から決まってた
私が死ぬことは生まれた時から決まってた。
それがいつなのか知りたい。
最初から決まっていた運命
君と僕が結ばれないということ
誰が決めたわけでも
誰もわからないはずなのに
君と出逢ってすぐに
結ばれないことを悟った
注意深くそっと触れる唇も
確かめ合うように握り合う指先も
互いの瞳の色を覗き込む仕草も
すべて最初から決まっていた
君と僕は結ばれてはいけないことを
許されない恋だと…
そう気付いた時には
もう後戻りが出来ないくらいに
僕は…君を愛していたんだ
多分…最初から決まっていた
僕が君を愛してしまうことを
結ばれてはいけない運命でも
この愛の行方は…誰も知らない
またいなくなった。
また見送りもできなかった。
また最期に立ち会えなかった。
また弔いもできない。
もう次はない。
帰れないし帰ってこない。
空っぽの容器をどうしようか。
コレを繰り返すくらいならこのまま飾っておこうか。
忘れないように。
繰り返さないように。
生きているものの宿命だとしても、嫌なものは嫌だよ。
― 最初から決まっていた
夏休みのお昼時…
お腹が空いた
何を食べよう?
迷う??
暑いから、
涼しげで気軽に食べれる
そうめんにしよー!
なーんて事はない
じつは、
昨日もそうめん食べたけど
まだ、2束残っていただけ
『最初から決まってた』さ
みんなのランチは何かな?
まー
最初から決まっていた。こんな結果になることなんて最初から決まってたんだ。だから私は悪くない。絶対に私は悪くないんだ、、
眼下に広がるどす黒い赤の海に照らされる私を見つめながら現実逃避をするためにそんなことを考える。
「最初から決まってた」
それ以上でも以下でもない。
最初からわかってたんだ。
この思いが伝わらないことも。
最初から…
ああ、君はそんなふうに笑うんだ。
最初から決まってたんだ。
この想いが永久に叶わないことを。
気づいた時にはもう、遅かった。
私の人生のあらすじが、最初から決まってたら楽なのになぁ、線路が敷かれていて欲しい。なんて思う自分がいる。
けど、本当にそうなったら窮屈で逃げ出したくなるんだろう。
ないものねだりが人間の性
出来すぎた記憶
YOKAZEが流れる車内
座り慣れた助手席
次から次へと過ぎていく街灯
何も言わずにハンドルを握る人
私は静かに泣いていた
片手では足りなくなった都会の街
見慣れてしまったスカイツリー
こんな筈じゃなかったと最後に思ったのは
何度目の助手席だったか
ぼやける視界に映ったのは
緑の光を放つ出口の看板
ああ、また終わりが近づく
ゆっくりと瞼を閉じて
最後の涙を頬に落とす
赤信号に捕まったとき
隣に座る人の方を盗み見た
終わりの合図が
ハンドルを握る薬指で
いやに煌々としていた
こんな筈じゃなかったと最後に思ったのは
何度目の助手席だったか
最初から決まっていたことだと知っていても
都会に慣れることを選んだのは私なのに
何もかもが
最初から決まっていたこと
と思ってしまえば
何も考えなくていいけれど
それは、すべてを無にする
偶然に怯えているだけなのだろう
最初から決まっていた
そう思うしかないような出来事がある
自分が最も関わり合いたくないと思う人から
ようやく離れられて やっと安心出来たと思っていたら
別の最も関わりたくないと思う同じ様な人と出会う
私の様にみなさんにもこのような経験はあるだろうか
そのような出来事が続いていると気づいてしまった時
乗り越えなければならない意味を持っているからなのか
と
ふと 思ってしまうのだ
私は長きにわたりその立場にいる
どういう結果が出たら「乗り越えた」と思えるのか
正解や喜びがあるのかすらもわからないのに
『最初から決まってた』
小さな苗が豊かな緑を繁らせた巨木になることも
ネズミのように小さな生き物が豊かな被毛を持つ気高い狼になることも
地を這う芋虫が豊かな色彩の羽を持つ蝶になることも
最初から決まってたように
彼らから産まれた私が彼らのようになるのも最初から決まってた
「最初から決まってた」#18
もし、この人生全て最初から決まってたんだよと言ったら君はどんな顔をするかな。
驚く?悲しむ?それともそんなことあるわけないなんて言って逃げる?
まあ、君がここまで読むのも最初から決まってたんだけどね。
人は生まれ落ちる前に
全てのスケジュールを組んでから
この世に来るのだと聞いた…
両親を選び、家族を選び…
良い事も、悪い事も、何歳までの
人生を生きるのか…
誰と出会い、誰と別れ…
日々繰り返される日常の出来事は
「最初から決まってた」
……そう言う事らしい
だから「喜怒哀楽」の「喜ぶ」と
いう感情だけを持って生きる事が大切
なのだそうだ…
私も最近になってその事を知った
長い人生は喜怒哀楽を繰り返してこそ
成長するのだと思い込んでいたが
「怒る」と「哀しむ」は不要らしい
「楽しい=喜ぶ」で一括りとなるので
あろうか…
とにかく何事もプラス思考が大切で
何があっても自分で決めて来たのだから
自己責任という事になりそうだ…
『最初から決まってた』
パレットに、水彩絵の具を広げる。青と黄色、そして緑、茶色。頭の中にある風景を抽象化した自分なりのイメージを、これらの絵の具で表現していく。
「ちいちゃんの絵は相変わらず、よくわからないんだよなぁ」
デイケアで一緒だった坂野さんの口癖を頭の中で反芻しながら、私は画用紙を絵の具で埋め尽くしていった。何とでも言うがいい。自分の頭の中身がわかり辛いものであるということぐらい、私が一番よく知っている。
精神科デイケアに通い始める以前、私は部屋に引きこもっていた。今思えば、私は有り余るほどの想像力を自身で扱いかねていたのかもしれない。両親に無理矢理部屋から引き摺り出され、精神科に連れて行かれた時は、絶望のあまりに自殺を考えた。入院を免れ、代わりに強制的に通わされたデイケアも、どこか物足りなかった。
周囲への反発を抑え切れなくなった私が選んだのは、絵を描くことだった。普通の絵ではない。ただ目の前にあるものを描くだけのデッサンや水彩画では、私が抱くイメージを表現するには足りなかった。週一回の絵画療法の時間に、私は怒りに任せて自分の脳内に広がる情景を描き続けた。
最初は自分のためだった。最初から失敗することが決まっていた人生の中で、自分の感情をどうにか鎮めることしか考えられなかった。しかし、描いているうちに段々と余裕が出てきた。今度は誰かのために描いてみよう、と考える自分が、私の中でその存在を大きくしていった。その頃、私は障害者アートのコンクールで入選し、プロへの道を歩み出すことを決意した。そして、晴れやかな気持ちでデイケアを去った。
少しでも多くの人に私のことを知ってもらえなければ、誰かのために絵を描いても、思いが届くことはない。
誰かのため。かつての私のように、まだ夜の中を歩いている誰かのため。
思いを形にするべく、私は一枚の絵を完成させた。
得体の知れない緑色の雲間から、黄色い光を放つ太陽が顔を出している絵。タイトルは、夜明け。
未だに、デイケアのスタッフや通所者たちは、私の絵を理解できないようだ。私としては、以前よりもわかりやすい絵が描けるようになってきているつもりだ。だが、写実的に描くことしか知らないデイケアの人々の目には、やはり私の絵は異質なものとして映るらしい。
「千奈」
名前を呼ばれ、私は借りているアトリエで作業していた手を止める。
だいぶ色褪せたミントグリーンのTシャツと、ダメージジーンズを身に着けた男性が立っていた。最近は多忙で、なかなか会えなかった。だから素直に嬉しい。
「本当に、成長したな。こんな立派なことを成し遂げて。俺、心から嬉しいよ」
私の頭に手を置いて、歩夢は言った。歩夢は、私が引きこもっていた頃にイメージの力で作り出した、架空の男友達だ。
「歩夢は変わらないね。昔、優しくしてくれてた頃のままだよ」
私が言うと、歩夢は照れ臭そうに笑った。そして私の頭を撫でながら、目の前の絵に視線をやる。歩夢の横顔は出会った時と全く同じだった。図々しさの中に、大らかな優しさが滲み出ている。
「こうなること、最初から決まってたのかもしれないな」
歩夢が言う。口元に得意そうな笑みを浮かべながら。
「千奈は、俺に歩夢って名前をつけてくれただろ? 夢に向かって歩む。そういうことを、千奈は望んでたんじゃないか?」
私は、失敗作としての人生を歩んでいくことが最初から決まっていたのだと思っていた。しかし、無意識のうちに夢を見続けていたのだ。きっと、最初から決まっていた。私は夢に向かって歩んでいくのだと。
「千奈の絵、わかりにくい奴にはわからないんだろうけど。でも俺は、そのわからない絵が好きだ」
そう言いながら、歩夢は優しく笑った。
そう思わないと
足元から崩れ落ちそう
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『もしも』『たられば』なんて
存在しないとは言えども
誘導されなかった方に未練が残らぬよう
精一杯強がるんだ
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そもそも何も決まっていない…?
(最初から決まってた)
偶然、出逢って。
偶然、お互いに好意を持って。
そして、恋人同士となって。
でも、この偶然は、“偶然“なんかじゃない。
遥か昔から。最初から決まっていた。
そう知った君たちは、どんな反応をするのかな。