『最初から決まってた』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この街も変わらないな。
忘れちまったのか?ハンバーグだよ。
この頃、蒸し暑くて内から油が染み出てたり、日差しで表面が焼けて小麦色になってるよ。
カーン。ハンバーグ!
今日1番笑ったのは、小池百合子師匠がプロ野球の始球式で骨折し、当分はリモートワークすることだ。私はボウルの中でこねられながら思った、ボールで骨折して、記事になるのはごめんだね。生地だけに。
カーン。ハンバーグ!
最近はコバエが生ゴミの周辺に卵を産んでいる。
殺虫より繁殖が上回っている。殺虫剤という名の油をひいて、コバエと卵で作ってやろうか。ハンバーグだよ。
最初から決まってるんだよ、熱々の鉄板ジョークを提供するってな。師匠のネタをハンバーグのタネにするってな。憎いね。肉だけに。
ハンバーグ!!
【最初から決まってた】
これは長くなりそうな予感
まずパチンコ
同じ絵柄が揃えば当たり
揃うか揃わないか
様々な演出がその行末を盛り上げる
この演出が出れば揃う確率大幅アップ
みたいな事だけど
実際のところは
その演出以前
スタートの所で既に抽選は終わってる
そんな話を聞いた事がある
考えたら
あみだくじなんかも同じだ
決めた時点でどこにたどり着くのかは決まってる
まだ結果が見えてないだけで
そんな話を聞く以前から
実はそうだと思うようにしてる事がある
それは人の寿命
近しい人が居なくなってしまうあのつらさ
それを何度か知ってしまったある頃から
病気であれ
事故であれ
事件であれ
自らそれを選んでしまった時であれ
それがまだ若かった時であれだ
あの時自分がこうしてれば
もっと早くに気付いていれば
あの時引き留めていれば
そんな想いに囚われ動けなくなる
だけど何度目かのある時ふと思った
果たして自分は何様のつもりだと
そんな大きな事を
もしかしたらなんて言いながら
自分がどうにか出来るつもりでいるのかと
そもそも出来るなら
そうなる前にやってれば良かったのだ
それを怠っておきながら
結果が見えた時にだけおこがましい事を言うのは
なんだか違うんじゃないか
と思った
自身の事もままならないクセにだ
それ以来
きっと人の寿命は最初から決まっていて
なるべくしてその時を迎えると思うようにした
当然、悲しみに動けなくなる時間はある
だけど
そこで後悔に費やす時間は
残った大切な人達のために使おうと思った
結果は見えない
だけど変わらない
それは明日かもしれないし
自分の番かもしれない
後悔に費やす時間が
次の後悔を産むかもしれない
自分は大した人間では無い
出来ない事も多い
だからせめて
出来る事に注力しようと思った
出来た事を出来なかった
あの日の後悔を繰り返さないように
ぽつんぽつん
何かが落ちる音がする
だいぶん大きな水たまりになったそこに
心地の良いテンポで
波紋を広げながら
落ちていく
あの時あの手を取っていなかったら
今もまだ何も知らない夢見る少女でいられただろうか
ぽつんぽつん
溢れ落ちる命の音に身を任せて
私は静かに瞳を閉じた
【最初から決まってた/魔法少女】8/7
最初から決まってるのよ。
私があなたに出会ってしまったように
あなたはこの先、
私よりもっともっといい人に出会ってしまうの。
出会った時からわかってた。
出会いがあれば別れがあること。
わかってたけど、今日目を瞑ると、明日からもう貴方と会えないなんて考えられない。
これからの貴方の人生のフィルムにも、きっと私が刻まれ続けると思ってた。
朝目を開けてから夜目を閉じるまで、私の1日に貴方がいるのは当たり前で、会えない時も心のフィルムにいつも貴方が刻まれてた。
貴方の人生から私のフィルムは削除されてしまうかもしれないけれど、私の心のフィルムには、まだもう少しだけ、きっと貴方が刻まれる。
でも、いつかきっと、『貴方』というエピソードにもピリオドをつけるから。
始まったものはいつかは終わる。
全部全部、最初からわかってたことなんだ。
仲間が目の前で辛くてしんどい時
どんな理由があっても側にいてやろうぜ
子供が目の前で悲しんで泣いてるなら
理由なんか聞かずに抱きしめてやろうぜ
コンプライアンス?
ハラスメント?
かかってこいバカやろう
なんだって愛してやる
最初から決まってた
最初から決まってた、今日は放課後にPTA総会があって体育館に集まらなきゃいけないんだって。だけど私は、体育館行かずに静かに教室を出た。そして自転車をこいで家に帰った。ダメな事だってわかってた。だって先生が1週間前からPTA総会があるっていていたから。だけど私は学校という場所が大嫌いで一分一秒でも学校に居たくない程だった。
だからダメな事だとわかっていても反射的に教室を出て帰ってしまったんだ。もちろん次の日休み時間に職員室に呼び出されて先生にひどく叱られた。「なんで昨日は勝手に帰ったの?PTA総会があるって言ったよね?なのにどうして帰ったの?先生に何も言わずに、何か理由があったの?」先生は声を張りあげて私にそう言った。「別に特に理由はないです」私は俯いてそう答えた。「じゃあどうしてだ!」先生は更に声をはりあげて言った。私は先生の声に驚いて身を縮めた。「学校に……居たくなかったからです」私がそう答えると先生の雷が落ちた。「PTA総会は大事な総会なんだぞ?学校に居たくないからって、そんな勝手な理由で帰って良い訳ないだろ!」先生は大きな声で怒鳴った。「すみませんでした」私は小さな声でそう言った。先生は学校に居たくなかったと答えた事に対しては何も言わなかった。「なんで学校に居たくないの?」と聞いてほしかった。なぜなら私は学校でいじめられていたから。だから学校には居たくないのだ。学校は怖い場所なんたと思っているから。
でも今思えばどんな理由があるにせよ、勝手に帰ってしまったのはよくなかったなと思う。PTA総会があるって最初から決まっていて放課後に体育館に集まらなきゃいけなかったのだから。だからこれからは最初から決まっていた事に対して当日に都合が悪くなってしまったら必ず伝える事を忘れないようにしたい。
先程まで明るかった(と言っても夜空だが)空が、一気に暗くなる。
明るすぎる光の点滅が地上を照らした数秒後、低く唸るようなゴロゴロゴロ……という音。
そして再び、ビルのネオンより明るい光。
その光は、廃墟の端で息を潜める私の姿もくっきり映し出す。
地面に浮かび上がった己の影に、思わずびくりとしてしまった。
好奇心など出さなければ良かったのだ。
そう思っても後の祭り。
頬にポタ、と大きめの水滴が落ちてきた。
雨が 降るのか
濡れる前になんとかここを出たいが、出口が分からない。
おかしな話だと思うだろうが、私は本当に『どこから入った』のかも『どこから帰るのか』も分からない……というより知らないのだ。
気付いたらここに居て、アレに追いかけられたのだから。
そういえばアレはどこに行ったのだろう。
ポツリ
ポツリ
ポツ
だんだん雨粒が増えてきた。
土砂降りになるだろう。
このまま濡れるのも嫌だ。
とりあえずどこか屋根のあるところに…………
【み ィ つ ケ だぁぁ】
立ち上がった私の頭上からした、嬉しそうな声
あの時あんなモノを拾わなければ
前を歩くヒトを追いかけなければ
見たこともない駅で降りなければ
そうしたならば……
【ず ッ ト ずッと 】
【ソレほしほしほしか】
【コレ た べ タ うま カ タ】
そう言って口の中から伸ばされた手が見せてきたのは、
なーんだ。
あの時失くなった指じゃないか。
そうか
最初から決まっていたのかぁ
バクン
「最初から決まってた」
この人生は
最初から全部決まってた事なのか?
もしもそうだったとしたら…
何ともやり切れない
だから、私はこの人生を
全て自分で決めて生きてきたと信じている
じゃないと
全部人のせいにしたり
言い訳ばっかりして生きてしまいそうだから…
最初から決まってた事は
何もなかったと信じ込んで生きている
「最初から決まってた」 #7
僕の君との関係は、最初から決まってたのかもしれない。
僕たち人間はこの世界の理に逆らうことはできない。
まるでロミオとジュリエットのように。
運命は残酷にも僕たちを引き裂いた。
もし君とまたいられたら。そう思わない日はない。
でも、その願いが叶う日は永遠に来ない……。
時より私は、「人生って都合がいいなぁ」と思うことがよくある。
酸素があって、太陽があって、星があって。
当たり前だと思っていても、偶然の上に偶然を重ねて今の地球というものが誕生した 。言ってしまえば、奇跡の星だなって思う。
人生だってそうかもしれない。私自身、今の人生が不満じゃないから言えることだけど、たくさんの奇跡が重なって、今の「私」がいるんだなって。
ある知り合いに、質問したことがある。
「僕たちは、なぜ知り合ったのだろう?一歩間違えたら、この関係も築けなかったのだろうか?」と
彼女は、表情1つ変えないまま
「今のままでいいよ」
と一言だけ言った。この言葉の意味を私は、まだ理解したことはないけど。心から、それでもいいか。と思った。
もしかしたら、人生の始まりと終わりは、最初から決まっているのかもしれない。1つ行動をすると一気に、人生設計が決まるのかもしれない。
わからない。でもそれでいい。
私の話に出てきた「彼女」という人物は、決して恋人のような関係では無い。ただ、お互いが、理解できないことをシェアしあっているだけの関係。
でもそれでいい
彼女は言った。
「わからないからいいの。わからないから楽しいの。」
この言葉の意味は、理解してるつもりだ。
僕がこうして生きるのも
誰も味方をしてくれないのも
親からネグレクトを受けてたのも
同級生からいじめられてたのも
先生が相談にのってくれなくなったのも
全部全部最初から決まってたことなんだ
僕は幸せにはなれない
『最初から決まってた』
最初から決まってた。
私は今夜、ナイキのスニーカーを手に入れる。
なぜかって、先月できた彼氏がナイキの従業員だからだ。
彼と付き合った1週間後はわたしの誕生日で、それを聞いた彼は、誕生日プレゼントを買ってくれるとのことだったので、一緒に選ぶことにした。
彼があまりにも必死に探すものだから、それから5日間来る日も来る日も彼と私は誕生日プレゼントを選び続けた。
だんだん可愛そうに思えてきて、もういいよ、今日の仕事帰りにでも簡単なもの買ってくれたら十分だよ。と言った。
彼は寂しそうな顔をしながら、疲れ切った表情で、わかったといった。
その昼、彼はナイキのスニーカーを買っていくと連絡をくれた。
最初から決まってた。わたしの24回目の誕生日プレゼントは。
久々に書いています。
ここ3週間位は怒涛の日々でした。
転職を決意し、自分と向き合い、働きたい会社を見つけました。
そして履歴書、職務経歴書を書き、応募しました。
一次面接の質問千本ノックを打ち返し、
二次面接のほんわか役員面接を乗り越え、
なんと本日内定をいただきました!!!!!
やったーーーーーーーー!!!!!!!
自分を信じて、決意して良かった。
最初から決まってた、ここに入社したいって!!
「ここで働かせてください!!!」
って千尋の気持ちめちゃくちゃわかったW
緊張が解けたら、頭痛いw
さて今の会社に退職するって言わないとねwww
どうせあっさり辞めれると思うけどねw
あなたももし挑戦したいことがあるのなら、
絶対にやってみたほうがいい!
どうせ1回だけの人生。
あなたの人生よ。
挑戦してだめでもそのほうが絶対いい。
挑戦しない後悔より、挑戦した後悔の方が絶対いい。
最後は誰でもない、自分との勝負。
自分に負けるな!
#2 最初から決まってた
神が運命を決めるなんて、一体誰が言ったんだろう。
全くひどいものだ。
こちらが全て決めたって、なにも面白くないに決まっているだろう?
我々神も、大抵人間と同じなんだよ。より面白いものを求めていく。あまり難しいことは言っていないつもりなのだけれど。
……え?叶わない恋も、叶わない夢も、初めから決まってる、だって?はは、そんなわけないじゃないか。むしろ、見るたびに楽しませてもらっているよ。君たちが小説や漫画を読むのと同じようにね。だから、叶わないことがあるとしたなら……それは、きっと君にとって、もっと良い人や物事があるということなんじゃないかい?もしくは、その先の幸せのために、上の神々が試練を設けているのかもね。
……まぁ、本当のところはわからないけどさ。僕は神の中でも下っ端だし。でも、変わらない運命だと思うより、どうとでも変えられる、もっと良い事に巡り会える、と思った方が得だと思うけどね。
ま、せいぜい僕らを楽しませてね、人間さん。
《最初から決まってた》
どんな時も
自分で選択した結果が、今
これでよかった、と思いたい
わかば
━━━
《最初から決まってた》
あなたと出会うことは
決まっていたのだろうか?
こんな道に進むことも
決まってたのだろうか?
自分が決めて進んできた道
私が決めれば
進みたい道に行けるのだろうか?
きっと
あなたとの出会いは
私の人生に
必要だったのだろう
そう、思いたい
あおば
最初から決まってた
人生に終わりが来るなんて知ってる。
百年という短い時間。
歴史的に見れば短い百年だけど、
私はその百年しか生きたことがない。
だから私は、私の人生を
好きなように生きたい。
まずは、自分を見つけるとこからかな。
「最初から決まってた」
どうするか最初から決まってたのに、
どうしてみんなが選んだ結論のようにするの?
面倒くさい。
結局、自分が悪者になりたくないだけだよね?
これ仕事で採決が行われるときの、私の心の声。
最初から決まってた。
小さい頃から塾に行かされて、
百点を取らないと怒られて、
将来の夢は看護師。
「正しい」レールを渡って生きていくなんて、とっくの昔から決まっていて
わかっていた筈なのに、どうしようもない願望が、決まっていることの邪魔をする。
最初から決まってた
魔王軍に入ってから長い歳月が流れた。
もうすぐこちらに勇者たちが来るという知らせが入った。この伝令も初めは人間である俺に不信感と蔑みを抱いていたようだが、今はそれが無い。この魔王城ではきっと、もう誰も。
神託を受けて俺たちは故郷を出て、下級の魔物を倒しつつ日銭を稼ぎ旅をしていた。
力自慢だが不器用な性格の少年と、心優しいが芯のある少女。そこに器用貧乏な年長の俺がいた。
戦闘はヒヤリとする場面もあったけれど、平穏な日々だったのだ。
上級の魔物が襲いかかってくるまでは。
圧倒的だなんて言葉では足りない力の差がそこにあった。魔王を倒す勇者だと神託を受けた少年でさえ、全く歯が立たなかった。
俺は、命乞いをした。みっともなく魔物に縋りつき、どうか俺だけでも助けてほしいと喚いた。
魔物は面白がって、少年の首から剣を引いた。
そのまま魔物は俺だけを連れて奴の根城に向かった。
魔物にとって人間はいくらでも換えのきく物だ。それを覆すため、認められるなら何だってやった。飼われている他の人間の処分をしたり、片腕を魔物の餌にしたり、身体に魔物を住まわせたり
幼馴染の少女すら、手にかけた。
面白がった上級の魔物は、魔王に俺を献上した。
魔王は軍議に俺を連れて行っては、どのようにしたら人間をたくさん殺せるのか、どうしたら人間を殺さずいたぶれるのか、戦意を失わせるには何がいいのか、色々な質問を投げかけてきた。
それに答えるたびに、軍議の結果を高らかに俺に話すたびに、来るべき日を待ち侘びて耐えた。
ーー魔王の弱点を掴むために
そして今日が、ようやくやって来た。憎悪と復讐に染まった少年がーーいやもう青年かーーやって来るのを
命乞いをしたあの時から決まってたのだ。
幼馴染に討伐されるこの運命は
(あるいは村を旅立ったあの時から)