『暗がりの中で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
空腹を覚える限り眠れないのだけれど、いまさら立ち上がることも億劫で、ただ虚しくなっていくことそれ自体にも悲しみを抱いてしまって、このまま地面の肥料にでもなりたいような気分になる長い眠りの途中の地点
『暗がりの中で』
悩みの無い人なんてきっといない
ちいさな悩みでも大きな悩みでも
その人にとっては悩み
暗がりのなかでいくつかの出口の光が見える
1番近い場所の出口
少し坂道になっているけどキラキラ光って見える出口
遠すぎてちいさな穴みたいに見える出口
どれも出口
ずっと暗がりの中にいないで
自分の選んだ出口は信じて
出口の先はまだなにも決まっていないんだよ
あなたが作れる光の先の道
【暗がりのなかで】
一時期「海外で暮らしてー」って思ってた時期がある。割と色々調べて、まあ本当に学生の頃だから夢のまた夢だけども。その中で「北欧ってなんかかっこいー」っていうのも通った。
でも考えられる? 年間2、3ヶ月が全く太陽登らない真っ暗闇か、登りっぱなしの白夜になるんだぞ。めっちゃ調べたからこそ「やっぱ日本でいいや」ってなったわ。
昼はあかるいのに憂鬱だ
しずかにきらきら光る湖で見せしめのように泳ぐ
醜いアヒルの子みたいな気持ちになるから
どこかの樹洞の中に幾重にも続く空洞をみつけて
その奥の、奥の方でまわっている
ぼんやりとしたダンスホールに行きたい
赤っぽいオレンジ色のランプと
嗅いだことのない煙草のにおいと
ファンクなギターが流れる小部屋に
『暗がりの中で』
うずくまって考えていた。
『私何か悪いことしたのかな。』
父親の機嫌が悪い時、私がちょっとした粗相をするだけで
叩かれ、押し入れに入れられた。
まだ押し入れはいい方で、もっと機嫌が悪い時はベランダに
何時間も追い出されて鍵をかけられる。
冬でも関係なしだ。
それは小学6年生まで続いた。
終わったきっかけはプールの授業で先生が私の体についていたアザに気がついて、
児童相談所等と連携して、私の知らない間に色んなことがあり
結局父親は居なくなった。
正直この時の記憶はあまり無い。
ただいわゆる虐待を受けていた時のトラウマは大きく、
私の心にはずっと黒い、ベタついた、モヤのようなものが
常にあった。
母親はと言うと、父親が居なくなったことで寂しそうな顔を
することはあったが私に対して虐待をすることは無かった。
むしろ泣きながらゴメンね、と言う事がたまにあった。
私は暗闇が怖くなり、寝る時も電気をつけて寝ている。
暗い部屋だと『自分が何か悪い事をしたんだ』と責められて
いる気がして、心の中の黒いモヤがさらに大きくなる。
ある日私は昼寝をした。それはたまにすることだが、その時は
相当疲れていたのか爆睡をしてしまった。
気づいた時には日も暮れていて外は真っ暗だった。
もちろん、部屋も。
父親が居なくなったことで、母親は昼夜問わず働いていたから
誰も電気を付けれなかった。
一気に私の心臓の音が大きくなり、呼吸音が頭に響く。
クラクラしてきて、手も震えている。
気が狂ってしまいそうだ。
「お父さんごめんなさい、ごめんなさい!ごめんなさい!!ごめんなさい!!!」
―――私はそのまま意識が遠のいた。
暗がりの中で、うなされて、たまにぽつりぽつりと
「ごめんなさい…」
という消え入るような声が響いていた。
【暗がりの中で】~完~
私は父親の怒号を聞くといつもこうなっていました。
殴られ、外にほおり出され、泣いていた記憶が鮮明に残っています。
私が成人してから父親にそのことを話すと「俺はそんなことしてない!」と、しらばっくれやがりました笑
した方は都合よく忘れるのか。それとも覚えていて悪いことだったと自覚しながらも「そんなことしてない」と自分自身に言い聞かせているのか。絶縁した今となってはもう聞く気にもなりませんが
私のような経験をした方もたくさんいるかと思います。
成人して家に置き手紙すれば“ただの家出だ”と警察は特に動きません。
一応保険として友人知人にも話したり文面に残してください。
無理やり家に連れ戻される心配は無いです。
いつか終わります。逃げれます。
頑張ってとは言いませんが、希望を捨てないでください。
いつも♡︎ありがとうございます(_ _)
『暗がりの中で』
今、私は暗がりの中にいる
光を見つけたと思ったら消えてしまう事が多い
もう、光を見つける事はやめようと思う
消えてしまう光なら落胆するだけ
それなら
暗がりに慣れる方がいい
ー暗がりの中でー
俺に欠けてる秩序ってやつと
お前に欠けてるモラルってやつを
買いに行こうぜ地下のマーケットへ
明日があると信じて
明日は青空だって信じて
買いに行こうぜ地下のマーケットへ
「暗がりの中で」
暗がりと聞いて浮かぶのは、
真っ暗な闇よりも
そこに差す僅かな光
暗がりの中で____
暗がりでないと歩けない。
心の底から喋れない。
もらい泣きせずにいられない。
でも泣いて泣いて 泣いてないで、
笑おうね。
傷を抉らずにいられない。
幸せな道を選べない。
生きることも普通にできない。
でも泣いて泣いて 泣いてないで。
笑おうね。
また泣いて泣いて 泣いてないで。
笑おうね。
「暗がりの中で」
我が家では、小学校4年生まで、就寝時間が21時と決まっていた。夜は家族そろって、居間でテレビを見ていた時代の話である。
その時間になると、子供は部屋に追い返され、電気を消されて強制的に寝るしかない状況にさせられる。そんな暗い部屋で、私が密かに楽しんでいたのが、ラジオの深夜放送である。
関西以外の方には分からないかもしれないが、当時関西の深夜放送で人気だったのが、「MBSヤングタウン」という番組で、嘉門達夫や原田伸郎の話を、布団の中で笑いを噛み殺して聞いていたものだ。
ただ番組を最後まで聴く体力がないので、ラジオをつけたまま途中で寝落ちしてしまい、朝起きたら名前も知らないおじさんの、名前も知らない番組が流れてるのが常だった。
YoutubeもNetflixもアマプラもない時代。
たまにはラジオもいいかもね。
何も出来ずに終わる。
表では気取って、
羨む程に華やかで、
どうしようもなく、
擦り切れて無くなる。
本当の私は何処にも居ない。
残された文字の羅列を、
「暗がりの中で」見た。
私が吐き出す理想には、
辿り着けそうにない。
今日がまた終わる。
伸ばした指の先さえ見えない暗がりの中で
ふと思い出す話。
昔の人は、暗闇を恐れた。
今の人は、本当の暗闇さえ知らない。
人知を超えるものはたしかに存在すると知り
今ある平穏に胡座をかかずに
正しく畏れることは
実はとても大切なことではないだろうか。
暗がりの中で
ハピネス らららん ランデブー
るるるん ふわふわ ルンルン気分 らららん
るん るん るん
[暗がりの中で]
もがき苦しんでた
暗がりの中
何も見えない闇夜
僕は彷徨っている
どこへ向かえばいいのか
何を求めて進めばいいか
明確な答えがない
でも答えがなくても
僕は進むしかない
たったひとつ
その先に光る
あの光に向かって…
僕の道標として
ずっと光っている
君という光に向かって…
書く習慣を始めて、
改めて日本語の難しさと面白さを噛み締める。
「暗がり」って何?「暗闇」とはどう違うのか?いろいろと考えた。
私なりの解釈をしてみる。
「暗闇の中」では、途方に暮れて何もできない。
「暗がりの中」では、他人に隠れて、あんな事やこんな事ができる♡
この解釈、どうかな。
#暗がりの中で
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暗がりの中で…
僕は行く先を見失った…
どれくらい深い闇なのかも…
どれくらい続く道なのかも…
分からない…
もがき苦しみ…
僕は力尽きる…
そんな僕を照らしてくれる物などなく…
そんな僕を導いてくれる光もない…
『暗がりの中で』
手探りで歩く
一寸先は闇
君が居ない
それだけで
暗がりの中で
前も後ろもよくわからないくらいの暗がりの中で、ずっとさまよい続けていた。
だんだんと黒が濃くなって、気がついたときには光はどこにもなかった。
自分の手すらも見えない黒の中で境界線が曖昧になる。自分が黒の中に溶けていくようで。
あれ、私何をしていたんだっけ。
まって、私ってだれ?
私を形づけるものがわからなくなって、自分が本当に存在しているのかさえもわからなくなる。
流れ落ちたはずの涙も見えやしないから、何が本当なのかわからなくなってしまった。
それでも歩くのはやめられなかった。止まってしまったら今度こそこの黒にのまれてしまう気がして。
今日もありもしない出口と光を探してさまよっていた。
人生には
暗がりがあり
その暗がりの中で
どうすることも
できないときがある
暗がりに
自分から迷い込んだり、
暗がりに閉じ込められたり
でも心配しないで
その中で見つけた光こそ
本当の自分を生きる光
あなたらしく生きる光
だから自分を責めないで
題「暗がりの中で」
もうどれくらい
明かりのない夜を
過ごしているだろう
モニターだけが
照らす部屋は
無機質さだけが
ぼんやりと浮かんで
時々電気を点けるけれど
訳も無く怖くなって
またすぐに消してしまう
音を立てないように
声を出さないように
大声で笑わないように
大声で泣かないように
暗がりの中で
今日もまた
時が過ぎるのだけを
ただじっと待ってる
いつまで続くのか
分からない
孤立無援の毎日
助けは呼べない
もう
誰にも
また嫌いな
冬が来る
人生の早送りボタンは
何処にあるのだろう
「暗がりの中で」