『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時間よ止まれ
地下へ続く階段を降り、土煙の中を進むと岩や土でできた城跡にたどり着く。キャンプとしている街をバイクで出てから3時間。やっとここまで来た。この城跡のどこかに時が止まった部屋があると言われている。何人もの考古学者が城跡の中を探したがいまだに見つけた人はいない。
時が止まった部屋がどこにあるか、どんな部屋なのか誰も知らないため、発見できれば世紀の大発見につながり、私は考古学の世界で名をはせることができる。
「博士!こっちに下へ降りられる階段があります。」
階段?誰も降りたことのない空間だ。階段は大きな岩を動かした下に入口があり、暗闇の底まで続いているようだった。
「降りてみましょう」
私のチームのリーダーが手にランプを持って階段を降り始め、私もその後を続く。
気持ちは早るが、足元が悪く降りて行くにも時間がかかり、ゆっくりとしか進めない。階段を降りて行くと部屋のような空間に着くが、ランプ1つだけでは全体の様子が掴めない。
「手分けして調査を始めましょう。何かあれば声をかけて下さい。ここが時が止まった部屋なのかもしれない。」
土でできた部屋はかなりの広さがあったが、人が生活していたような形跡はなく、ただ広い空間が広がっていた。
部屋の真ん中辺りに大きな岩があり、岩の中がくり抜かれていた。その穴の中には氷でできた箱のようなもので囲まれたバラの花が数本咲いていた。
ここは、水もない砂漠のような場所だ。こんな場所で植物は育たない。それにこのバラはいつからここにあるのだろう。バラは時が止まったように鮮やかな赤を讃え、みすみずしく生き生きと咲いていた。
「このバラが何か、ここにベースキャンプを置いて明日から調査を開始しましょう」
バラを中心にしてチームの隊員たちがテントを張ったり、調査の準備に取り掛かった。
あのバラは、水もないのになぜ枯れないのか。ずっと永遠にあのままの美しく姿で咲き続けるのか。あのバラを調べれば、永遠の美しさが手に入る。まだ誰も知らない何かがある。私だけが知ることのできる不老不死。そうだ。調査の始まる前にバラを持ち帰り私だけで調べてみればいい。
ああー
時間よ止まれ。私は不老不死を手にできる。私だけの魔法だ。
私はバラの氷の箱に手をかける。
そして時間が止まる。
心臓の鼓動も聞こえない。
時間よ止まれ
愛しいものがこの世から去ってしまう時、
人は時間よ止まれ、と強く願うのでしょうね。
時に関する小説はいろいろあると思いますが、この作品は鼻水を啜りながら夢中で読みました。随分前ですが、忘れられない小説の一つです。
時生(トキオ) 東野圭吾
更新時間が迫っている。
書くものは決まっているのに、間に合いそうもない。
改めてお題を一目し、鼻で笑った。
想い人と同じ電車に乗っているということは、とても幸せなことだと思うのです。
クラスが違うあなたと私は、あまり会話をしませんでした。前に一度だけ同じクラスに入ることが出来て、辛うじて認知されているような、そんな希薄な関係でした。
授業も何もかもが違うあなたの傍に居れる、唯一の機会が、この登下校の際に乗る電車なのです。
毎度、私はあなたの姿に視線を釘付けて、あなたがこちらを見れば、きっと目が合ってしまう。そんなことを想像して、頬を朱に染める。
それだけで満足で、それ以上を望むなど、なんてわがままだろうかと、そう思っていました。
嗚呼、神様、私はあなたに何かしてしまったのでしょうか。
肩に伝わる温もりと、あなたの寝息。
そう、あなたは今、私の肩に頭を乗せて、眠っていたのです。
本当に奇跡としか言いようがない確率でした。
たまたま座った席の隣に、たまたまあなたが座るだなんて。
私のことを覚えていたのにも、驚きを隠せませんでした。
一言二言、言葉を交わして。
確か、あなたのクラスは体育の授業がありました。だから、疲れていたのでしょうか。
あなたが妙に静かになって、そして。
心臓がけたたましく脈打つようでした。
あまりの喧しさに、あなたを起こしてしまうのではないかと、それが心配でした。
目が覚めたあなたは、どんな反応をするのでしょうか。
きっと慌てて飛び起きて、その後ハッと電車の中であることに気付いて、声を潜めて、謝罪をする。
そんな光景を想像出来ました。
時が止まってくれれば。
そうなれば、私は幸せのあまり死んでしまうでしょうが、それもまた本望なのです。
『時間よ止まれ』
楽しいと感じている時や幸せを感じている時程
【時間よ止まれ】と思うのに。
そういう時に限ってどうして、
時の流れは早く感じるのだろうか。
【時間よ止まれ】
あの子といっしょにいて、楽しい時間を
もらって思うのは、
"この時間がずっと続いてほしい"
そう願わずにはいられない
君は「時間よ止まれ」って願ったことはあるかな?
……まあ、そうだろうね。普通の人間なら一度や二度くらいはあるよね。
そして、本当に時間が止まったらやりたい事もあっただろう。
それが何か? なんてあえて聞かないけどね。
凡そ、普段出来ないようなインモラルなことだろうし……そこは、ね。触れないほうがお互いのためだろう。
でも、実際に時が止まったとして、君はそんなことが本当に出来ると思う?
ははっ、随分と威勢のいいことで。結構結構。
けどさ、断言するよ。君はそんな事を出来るほど大それた人物ではない、とね。
君は、普通なんだよ。認めたくないだろうけど。だから、普通の人が持っている道徳観から外れたような行為は——たとえ誰も見ていないとしても、出来ないんだよ。
例えば、車が来る気配もないのに信号をキッチリと守る。例えば、誰が捨てたかなんてバレないだろうにポイ捨てをしない。
そうした当たり前の道徳観が君の根底にしっかりと根付いているから、君はたとえ時が止まったとしても普段と変わらない行動しか出来ないと思うよ?
試してみるかい? 私にはそれが出来る。
……そう言うと思ったよ。君は私の申し出を断る。『時が止まる』なんて、君の普通から著しくかけ離れているからね。そこに君が飛び込むことは無い。前言の通り、君は普通なんだよ。
だからこそ私は君を愛してやまないんだ。この能力を悪用出来ない君がね。どうだろう、今度時間が止まった街でデートでもしてみないか? ふふっ、冗談冗談。けど、デート中に私がつい時間を止めてしまっても許してくれよ? 私にとって、君との時間は何物にも代えがたい物なのだから……。
初めて乗った船は、内海を周る帆船だった。
ギィギィと絶え間なく鳴る船内は大変に居心地が悪く、また、船出間近に飛び乗ったこともあり腰を落ち着けられる余地などなく。
外の景色でも眺めていれば気も紛れるだろうと、背負った荷物を下ろすことなく甲板に出た。
燦燦と降り注ぐ陽光と嗅ぎ慣れない磯臭さ、ゆらゆらと揺れる足元。
ものの見事に酔ってしまった。
胃の中がグルグルと渦巻いているような不快な感覚、口の中に溜まった唾液を甲板の手摺に冷えて痺れが出始めた指先を掛けながら海へ吐き捨てる。
燦めく海の青も水鳥の賑やかな鳴き声も、その時は目に写るだけでも不愉快だった。
年若い船方が「ラクになる」と持ってきてくれた水飴を溶かした水を受け取り、一息に飲み干し。
テーマ「時間よ止まれ」
時間よ止まれ
(本稿を下書きとして保管)
2024.9.19 藍
じんわりと心にしみる幸せに
時間が止まってくれたならと
思わないではないのだけれど
どんどんと残り時間の減っていく
不安がつのりはするのだけれど
ても
やっぱり時間は流れて行って
少なくなるほどに愛おしくなる
二人でいられる残りの時間
大事に大事に過ごさなきゃ
私は“好き”をやめない。
隣の君も後ろにいたあいつもみんな“好き”を放り投げていった。
嫌いな物を受け入れ、自分の時間を売り、休息だけが生きがい。
何かができない事をしょうがない事にして諦めてる。
それどころか、諦めてる自分を褒めてもらおうとしてくる。
彼らは衰え、不自由になっていく自分を前進しているかのように棚に上げる。
でも私はそうはならない。
ひたすらに“好き”をする。
そこに全力を注ぎ込む。
“好き”の極地に向かって走る。
速度を上げろ。
光を追い越せ。
時間を止めろ。
輝き続けろ私。
私は“好き”をやめたりなんてしない。
ねぇ、時間よ止まって
あとほんの少しだった
あとほんの少し
少しだけでも手が届いたら
未来は変わっていたのかな
誰にも目移りせずに
私だけを愛してくれたのかな
私はあなたのいない今を過ごしたくないの
おねがい、カミサマ
時間を止めて
あなたと彼女が愛を深める時間を進めないで
-時よ、止まれ-
私は昔思ったことがある。あと何年生きれたら幸せになるかと。その時は、とてもじゃないが精神が安定していなかった。いつになったら楽になるか、助けてくれる人が居るのかと不安でいっぱいだった。
だが、人生捨てたもんじゃない。周りを見れば、友だちや大人たち、大切なひとが居るじゃないか。
最近では、精神が安定していき楽しい毎日になっている。精神が安定していくと趣味って増えるんだ。
今では、文章を書くこと、料理をすること、沢山楽しいことが出来た。『あぁ、生きてて良かった。』
こんな素晴らしい世界をずっと心の中に閉まっていたい。だから、『時よ、止まれ』ってね。
片想いをしたとき
ときめいた、時
両思いなとき
時間よとまれと願うときがある
幸せな時間はいつのときも
時間よ止まれと思う。
お題「時間よ止まれ」
何度思い、願ったことだろう
決して叶うことはなかったけれど
それでも
永い永い歴史の中
広い広い世界の中
誰かひとりくらい叶えられた人がいたかも知れない
などと思えば
まだ心の何処かで
途方もない奇跡を信じずにはいられない
おめでたい自分がいる
【お題:時間よ止まれ 20240919】
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(´-ι_-`) 切実に今思ってるよ⋯、後日up
最初で最後の晴れ舞台。
ウエディングドレスを着た君と
いつも通りのカジュアルファッションの僕。
招待客も神父もいない教会の前で
二人きりで夜空に咲く花火を見て一瞬の愛を交わす。
もうすぐ警察が僕を逮捕しに来る。
分かってる。
僕が彼女の心を盗んだからこそ今があると。
僕が彼女の夫を異世界に送ったから今があると。
本当に申し訳ない、神様。
今だけ時間を止めてよ、神様。
「時間よ止まれ」
そんな魔法があればよかったな、そしたら悩む事の半分は無くなるだろうに。
私はまだ中学生でまだ人生少ししか生きてないけれど人生が変わるぐらいの間違いを選択してしまった。
あの一瞬で変わってしまった気がする。
あの一瞬の進み続けるその時間で変わったんだきっと。
あの時、時間が止まって考える時間があればどんな行動が正しいか考えられた気がする。
好きだった彼とは離れてしまうし、
学校の先生に怒られてしまったし、
私は学校が気まずくて考え込んでしまって体調が悪くなって言い訳しながら休みがちになってしまって、
体調良くなったかなって思ったとたんに鬱っぽい症状が出るし(診断待ち)
私の人生めちゃくちゃだな、4年生の頃から死にたいって思って6年生の頃にはおさまって、今中2だけど精神的に辛すぎて死にたいなんて思う気力すら無くて4年生の頃はほんとに限界なんだなって思ってたけど今死にたいなんて思えないくらい限界であれはまだ限界じゃ無いんだなって思った。
人生いくらでも変われるって言うけど、ほんとにあの時ちゃんと何が正しくて何が悪いかっていう区別があの一瞬では理解が出来なかった。
もしあの時、正しい選択してたら幸せだったのかなとか好きだった彼とまだ仲良く出来てたのかなとか学校休みがちじゃ無かったのかなとかお母さんと沢山病院回ってくれて嬉しいんだけどさ生まれた時からの出来損ないの私に時間とかお金とかもう病院に使わなくていいよ。ほんとに何も出来なくて勉強だって運動だって部屋の掃除だってできないよ誰かに言われないと行動だってできない。顔もよくないしね。失敗とか怒られるのとか人の目が気になって何も出来ないよ。周りの人の顔色伺っちゃうの。こんな人にお金使うよりまだ私より未来ある弟にお金使ったらどうですか、
あの時の事後悔しすぎてもうどうにもなりません。
あの時時間があればってほんとに思ってた。
ごめんなさい。もう少し役に立てたら。ほんとの自分を出せたら、
時間よ止まれ
今日前期の試験が終わった。
あと1週間学校に行ったら4日間ほどの休みだ。
でも、今日は5時半から9時までバイトだ。
今日試験が終わったのに。。。
遊べない。
『時間よ止まれ』っていうより
2024/09/20 16:43は『時間よ過ぎろ』って感じ。
バイトが終われば『時間よ止まれ』じゃなく
『このだらけた時間が続け』になると思う。
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時間は止まって欲しいとは思ったことがないかも。
何も無い今日がなんだか幸せで時間よ止まれと思ってしまった
「時間よ止まれ」