『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今ほど時間が止まってほしいと思ったことはない
ようやく手に入れた平穏
けれどいずれは失う
この先どれだけ時間が経ったとしても
平穏を失う覚悟は持てないだろう
意気地なしのまま歳だけとっていく
あの頃の傷はどんどん古くなり
思い出したように掻き毟り
嬉しいのか悲しいのかわからないまま
私は涙を流した
#時間よ止まれ
高所から転落した。
世を儚み身投げをしたわけではない。バランスを崩し落下しただけ──つまりは間抜けな事故だ。
猛スピードで落下しているにもかかわらず、時の流れはひどくスローモーションに感じるのだから不思議だ。
だからか、あれこれ思考が駆け巡る。
地面に叩きつけられたらどうなるんだろう?
きっと衝撃で体中の骨が砕け血が吹き出すことだろう。頭は割れ、場合によっては脳が露出するかもしれない。
嫌だな、そんな最期は……。
時間よ止まれ。
切羽詰まると人は絶対に叶うことはないことを考えてしまうらしい。
地面に叩きつけられるまであとどれくらい?
せめてその前に意識が手放せていますように──
テーマ【時間よ止まれ】
止まらなくてい、何も望まない
あなたが
美味しいと嬉しいと楽しいと疲れたと・・・・感じる
その一秒一秒が愛おしいから
カチ、カチ、カチ、カチ、カチ。
振り子が振れる度、音がする。
体を横に揺らす。
足も横に揺らす。
時計になったみたい。
時を刻むのが、わたしの役目。
『明日も遊ぼうね』
あの子の声。
頭に響く。
カチ、カチ、カチ、カチ、カチ。
振り子が揺れる度、音がする。
動きを止める。
目を閉じる。
わたしは時計。
不思議な時計。
あの子との時を、止めて。
「そろそろバイバイだね」
貴方がそう言うから
「帰らなきゃダメ?」
私がそう言うと
すごく寂しそうに笑うから
お願い神様
もう少しだけ
このままでいさせて…
どんなに願ってもあの頃には戻れない。
何回願ったことか。
#時よ止まれ
とある誰かの独り言 ―時間よ止まれ―
今の私の気持ちがそのまんまテーマになっている。
明日学校だ…。テストある…。
毎週日曜日(今週月曜日は祝日だけど)っていつもこういう気分…ずっと休みならいいのに。時間よ止まれ。って。
学校、楽しいけど、つかれるんだよね。
新学期になってから、話せる子はできたけど、特に仲良しの子はいないんだ…。
部活でも孤立しがち。
私は独りが好きだから―って思って耐えてるよ。
まあ、私の努力不足だけど。
これから大人になっても、こんな日々なのかな?
そうだとしても、
時間を止めるってことは新しい自分を殺してしまうってこと。
人生は大変なことばっかりだけど、その中に幸せが隠れている。新しい自分を見つけるチャンスがある。
綺麗事にすぎないかもしれない。でも間違ってない。
だから時間は止まらなくていいや。
でも全然テスト勉強してないから、今日だけ時間欲しい。
いや自分で言っといてなんなんだよって感じだけど。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第二十一話」
「アンタはアメジストやな?林檎は有名やからアンタ知らん奴は殆ど居らへん」
「コッチだって、パズルのメンバー位知っていますよ。貴方は、マゼンタですね?」
「お!それ位、有名になったって事か!俺らも出世したなー!」
褐色っぽいベージュの肌、黒目で黒いロングのウェーブヘア、筋肉質でロック系ストリートファッションのピアスを付けた頼れるアニキの男は、笑顔になりました。
「ノアール、今は黙っといてくれ。それと、聞きたい事がある。ココに来たの…偵察か?」
マゼンタは、アメジストに術をかけようとしました。
「止めて下さい!アメジストさんは、自分のメンバー達に攻撃されて、グループを離れる事になったんです!アメジストさんは、今は林檎王子とは関係がありません!」
志那は、とっさにマゼンタを止めました。
「今の、ホンマやろな?お嬢ちゃん…」
マゼンタが志那の方を見て、にらみつけると、
「マゼンタ、信じてあげよーよ。その女の子、悪い子には見えないよ?」
と、ベージュの肌、赤い目、赤いセミロングヘアでカチューシャで前髪を上げていて、中肉中背だけどやや筋肉質で、ストリートファッションで幼気なヤンキーの男はマゼンタを止めました。
「スカーレットが言うなら…仕方無いな」
「た、助かった…」
志那は、安堵しました。
「ん…?」
カインドは、目を覚ましました。
「…!俺達、捕まったんか?!」
「お前も、暴れへん方がエエんとちゃう?」
スノーは、カインドに武器を突き付けようとしました。
「スノーさん、マゼンタさん、カインドも私も技や術が殆ど無くて、戦う術が分からなくて困っているんです。アメジストさんのグループは、今は危険だから行けないし、ココを頼るしか選択肢が無かったんです…!お願いします、技や術を教えて下さい!」
志那は、必死になってパズルのメンバー達に頼みました。
「マゼンタ、どうする?」
スカイはマゼンタに聞きました。
「…お嬢ちゃんの話は、信用出来そうだし…良しとするか!」
マゼンタは快く承諾しました。
「…ん…あれ?何があったの?」
スモーク達も目を覚ましました。
「俺達、パズル達に技や術を教えて貰えるようになったぞ」
「カインド、マジかよ!やったじゃん!」
スプライトは、大喜びでした。
「俺が寝ている間に、こんなに話が進むなんて…」
ロードは、呆れていました。
「ねぇねぇ、住む場所どうするの?それとも、家とかあるの?」
スカーレットは、カインド達に聞きました。
「あ…俺達は旅人みたいな者だから、住む場所は無いな」
カインドは、スカーレットに申し訳無さそうに言いました。
「じゃあ、ここに住みなよ!ちょうど、マンションに空き部屋もあるし。良いでしょ、マゼンタ」
スカーレットはマゼンタの方を見ました。
「スカーレットの頼みだからな…良いよ」
「じゃあ、衣食住も保証って事で良いの?」
「スカイ、余計な口挟まんでも…」
「衣服は余計だけど、食事と住む場所は保証で良いと思う!」
「スカーレットの頼みならな…良いよ」
「マゼンタ、スカーレットに甘すぎ!」
アメジストは、全体の様子を見ていました。
「以前は、敵も同然でしたが、今は味方と言う事ですね」
「あ、アメジスト!林檎の情報、教えて貰えへんか?今は、俺達仲間やしな」
オーシャンは、アメジストに頼みました。
「今は仲間ですか…良いですよ」
アメジストは、笑顔になりました。
私の弟、5歳の時に家族になった
6歳になったらお兄ちゃんになった
12歳になったらお父さんよりも年上になっちゃった
そして18歳になった今はもうおじいちゃんになって終わりへと向かっている
ねえ、待ってよ
どうしてこんなにも早いの
まだまだ沢山一緒にいたかったのに
お願いだから
時間よ止まれ
時間が止まって欲しいと思った。
「近い将来、耳が完全に聴こえなくなると思って欲しい」
原因も分からないまま発症した、後天性の両側性感音性難聴。ふと気が付いたら、音が消えていた恐怖は、一生忘れられないと思う。
私は、思えば異常ともいえる家庭環境で育ったと思う。いわば虐待家庭と同じ意味合いの、そういう家に。
だから、原因はストレスかもしれない、とは言われている。でも、何も分からないままで、補聴器が効くかも分からなくて、ずっと試行錯誤の毎日。
音楽が好きだった。
10年以上も続けたピアノ。独学から始まって、ようやく出来るようになっていたダンス。カラオケで高得点を出せるようになってきた歌。作曲や編曲……それが、振出しに戻ってしまった。
自分の声すら聴こえなくなっていく日々。いつ音が完全に消えるだろうと、そんな思いで過ごし続けている。
今の願いは1つだけ。
「最後に、大切な人の声が聴きたい」
時が経つのは本当二早い。
時間止まって欲しい時多々あるし、早く過ぎて欲しいことも多々ある。
贅沢かなぁ?
君と過ごす時間だけでも時が止まって欲しい!
コンサートの間、推しと素敵な時間を過ごすときは、時間止まって欲しいと思う!
貴方が私に笑いかけてくれたあの時、
私は初めて
時間が止まればいいのに
と思えたのでした
好きな人との時間はすぐに過ぎてしまう。
若い頃はこれが楽しく感じている。
しかし歳をとり、死が近づいてくると、
最愛の人と一生会えなくなる。
時間が止まればいいのにな
と軽く考えていたこのフレーズが
歳をとると、重く悲しいフレーズになる。
人間、言葉の重みは年齢によって変わる。
意味の汲み取り方も年齢によって大きく変わる。
時間を戻せるなら、学生時代
時間を早められるなら、次の大型連休一日目
行きたい時間はあるけれど
止めたい時間はない
生き物も機械もただのかたまり
水と氷の境が曖昧になる
引力と無重力が死ぬ
でも、自分もみんなも全て
一個の美術品に昇華してみるのも良いかも
というわけで、時間よ止まれ
何度思ったことでしょう。
何度願ったことでしょう。
時間よ止まれ
…………叶わなかった。
だけど
あなたが一度でも私と同じ気持ちだったなら
それで十分です
刻の逆鉾
罪から引き裂かれし躰
渦巻くは 辿る足跡
哀しみが誘うのは
私の罪・・・
囁く声の表裏
微睡みの眩暈
触れる傷みは
偽善に換わり
定め映し出す
虚礼の十字線
此の身焼かれて
孤高の孤独に彷徨う・・・
罪から引き裂かれし躰
渦巻くは 辿る足跡
哀しみが誘うのは
私の罪・・・
生から産まれ堕ちた躰
纏わるは 血潮の海
苦しみが嗤うのは
私の死・・・
戻れないならば・・・
過去と現在と未来は
すでにもう総て
自分の中に在る
どこで止める?
頂点を極めたあの瞬間か?
永遠に連なる
その瞬間の連続に
身を浸らせていれば
幸せであるが
同時に それは
当たり前の日常である
𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩
この世界で 私は
魂の核をえぐり出し
それをテーブルに
無様に乗せる
見返りを求めた
本末転倒の営業活動の無い
シンプルな世界
やっとみつけた
まことの言葉
飾らない言葉
真の匿名性
弱くどうしようもない
自分との対話を
綴る
𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿𓁩𓄿
一生僕のものにできなくて、
一生君のものになれない。
こんな世界ならもうとっくに諦めてる。
でも僕の腕の中にいる君が
僕の胸に飛び込んでくれる君がここにいる。
時間よ、止まれ、、
止まってくれよ、、、、
僕のものにならなくていいからさ……
僕の匂いに包まれて、
時間よ止まれ。
2022/09/19 「時間よ止まれ」
ひか
お題「時間よ 止まれ」
たくさん動いて疲れた体
今すぐにでも眠ってしまいたいけれど、
この疲労感は嫌なものではない。
もっと、もっとみんなで遊びたい。
もっとみんなで思い出を作りたい。
「時間を大切に」とはよく言ったものだ。
今しかないこの瞬間が、どうしょうもなく楽しいんだ
この時間が過ぎても「こんなことがあったね」と
そう笑えたらそれもまた幸せか。
[時間よ止まれ]
ドンッ
こんな音が目の前で聞こえたら貴方はどう思いますか?
私ならこう思います。
(もし時間が止まっていたのなら、、、)
と、それがもし自分の【家族、親戚、友達】【大切な人】だったら悲しくなる、以前に後悔が残る事でしょう。
もしも、魔法が使えるような世界だったら
“時間よ止まれ”
と言って救えるのかもしれませんが
現実はそう甘くはありません。。
いつどのような{状況・状態}で何
が起きるのか、、、と考えながら行動出来る人間になりましょう!