『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君は居ないのに
私は進めないのに
もう何もかも意味はないのに
時計の針はいつも私に後ろ指を刺してくる。
朝も昼も夜も、もう二度と来なければ良いのに
#時計の針
ふたつの針は近づき また遠くなる
ふたつは時に 重なり合い またすれ違う
ふたりは 思い合い 通じ合う
わたしたちは 儚く 強く 美しい
ワタシは キミをいつまでも追う
キミは ワタシを いつまでも待つ
否、キミを少しは寄り添ってくれているのかな。
わたしたちは ずっと いつまでも一緒にいることは許されない 時計の上にいる
題「時計の針」
あなたと居れば半分。
離れていれば倍。
この一瞬でも、あなたの存在で
私が持っている時計の針のスピードが変化する。
変わらないのは、時計の針が進む度
私の想いは君の方へと進む__。
細く鋭く研ぎ澄ます
手には刃を
背中に殺気を
キャベツ切ってる時は侍
カチャリ カチャリ
時計の針を巻き戻す
ただその音だけが 木霊する
なぁ少年よ何をしているのだ
分からない いや何か探しているはずだ
カチャリ
音が止む 嗚呼そうだ
僕はお前をを探しているよ
今までも これからも
カチャリ カチャリ カチャリ
いつかお前に赤い花を
お題【時計の針】
タイトル【夜の森】
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時を戻せるのなら
あの言葉を言ってしまった頃へ
戻りたい。やりなおしたい。
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Theme:時計の針
「時計の針」
時計はカチッカチッ、と規則正しく秒針を進めている
心臓の音と反比例するように心臓はどんどん心拍が遅くなっていく
意識が薄れていく、この秒針が進む音はどんどん遠くへ突き放していくような寂しさを感じる
モニターに映し出された波はその者の人生を映し出す
波が遅くなり、なくなる命は世界では何人いるのだろうな
時計の針が進む度に我々人類はまた一つ歳を取る。
人類が誕生してから20万年もたった。
地球の誕生に比べたら、たったの20万年だが人が、紡いで来た歴史は、とても濃密なものである。
時間の中で沢山の過ちをおこしながら人類は時計の針の用に今も進み続ける。
その旅は、戻ることも、止まることも、許されない。
時計の針が進む度に人類の歴史は最新される。
それが人類にとって良いことでも、悪いことでも人の歴史に刻まれる。
そんな時の中を私は、生きている。
コツ コツ コツ コツ
静まり返った独房に時計の音が鳴り響く。
「…。」
コツ コツ コツ コツ
とある囚人はその音を煩わしいと感じた。
その囚人は騒がしい人々を殺した。
とある囚人はその音を心地よく感じた。
その囚人は自然を害する者を殺した。
とある囚人はその音を気にも止めなかった。
その囚人は何も考えず只欲望に従って人を殺した。
針は、囚人達の罪を全てさらけ出して、尚止まることなく動く。
コツ コツ コツ コツ…
お題 時計の針
あなたを想う度に
恋というものが分からなくなる
それぐらいあなたが好きなの
想いを打ち明けられずにいる間も
時計の針はずっと進んで
逢いたいと想う気持ちを大きくする
過去には決して戻らないが、
今なら未来を変えることは出来る。
不器用な私を
愛を知らない私を
飾ることを辞められない私を
時計の針が戻るのならば
いつかの私を変えてやりたい
時計の針
時計の針は今まさにまた動き始めた
夫よ、本当に私達は運命だね。
そう凄く思う。
いつもどんなときもアナタはそばで支えて
くれていて今でもなお、も。
有難う、本当にいつも。
これからも一緒に時計の針を刻んでゆこう。
アナタを愛し尽くすと誓う。
・時計の針
今
この詩を書いているときも
時間は刻一刻と迫っている
億人億色の時間が
私たちに、迫る。
時計の針
いつも おいかけっこ
短いのが いちばんのんびりで
長いのが いちばんせっかちで
まんなかのは 中ぐらい
みっつがそれぞれを おいかけっこしている
『時計の針』
時計の針 それは、我が愛する最推しフック船長を脅かすもの。
チックタック音を立てて、我が最推しフック船長をおびえさせるもの。船長にとっての脅威である。
船長が時計の音が鳴るワニに追い回されるのは、時間に追われている大人を暗喩しているというのは有名な話で、時計の針は船長だけでなく私達をいつだって追い立て、時には追い詰めるのだ。
時計の針
止まらない時を思う
時代の流れに
乗るか流されるか
きっと節目があっても
わからないまま
過ぎ去るのだろう
時を止められない
そんな焦りの瞬間
人は何を願うのか
止まれない時を思う
人の願いに
応えるか流すのか
きっとわかっていても
止まれずに
過ぎ去るのだろう
時を止められない
そんな悲壮の瞬間
人は何を描くのか
時計の針を巻き戻して貴女にまた会えたら良いのになぜ会えないのだろう。貴女に会えるなら何でもするその覚悟はできてる。止まった時計を抱き抱えて眠り続けている貴女。どうか時計よ動いてくれそしてまた出会えるよう導いてくれ。
①
私の小さな坊やが、時計の針を折りました。
幸いけがはありません。
次に私の興味を引いたのはその理由です。
どうして折ったの、教えてちょうだい。
小さな坊やはもじもじ、動きます。
いったいどうしてしまったの。
遂に口を開きます。
「ママが時計を見たら帰っちゃうから」
私は申し訳ない気持ちになりました。
いつから、私は、
そんなに時間を気にするようになってしまったの。
「今度一緒に新しい時計を買いに行きましょうね」
私は怒りません。
そして、携帯で時間を確認し、私は出かけます。
「時計の針」
②
私は動く。一定で。
誰にそうしろと言われた訳ではない。
私は動く。休みなく。
休みたい時などありはしない。
私は動く。そうすれば、
誰かが喜ぶに違いない。
しかし一体誰のため?
私はどうして動いているのでしょう。
答えのない問は、時間の流れと共に、
音となってこだまする。
それが私の仕事だから。
「時計の針」
ずれた時計の針を合わせて合わせて
でもいつになっても時は重ならない
私の針はあの日で止まってしまって
かちかちかち
愛おしかったあの音も
今はもう聞こえない
時は流れるのに私の針は動かない
あの日のままただ静かに