『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
刻の逆鉾
罪から引き裂かれし躰
渦巻くは 辿る足跡
哀しみが誘うのは
私の罪・・・
囁く声の表裏
微睡みの眩暈
触れる傷みは
偽善に換わり
定め映し出す
虚礼の十字線
此の身焼かれて
孤高の孤独に彷徨う・・・
罪から引き裂かれし躰
渦巻くは 辿る足跡
哀しみが誘うのは
私の罪・・・
生から産まれ堕ちた躰
纏わるは 血潮の海
苦しみが嗤うのは
私の死・・・
戻れないならば・・・
「あのときこうしていれば」と後悔しても時計の針は戻らない。
そうした戻らない針をずっと抱えていると途方もない虚しさや悲しさが押し寄せる。
進む先にはなにがあるだろうか。きみと一緒に進む道はあるのだろうか。
止まりもしない、戻りもしない、進むしかないこの時計とともに。
必ずやいつか会えるとなぜ言える
違う時計の針かもしれず
毎秒 毎秒 、音を鳴らす 。
君と別れたあの日からずっと鳴っている 。
どれぐらいたっただろうか
心がきしむ音がした 。
時計の針。
楽しい時間が
終わってほしくないから
時計の針を
止めたくなる。
逢えてない時が
すぐに消えるように
時計の針を
マッハで進めたい。
少し貴方の方が先をいく
貴方が12を指しても
私は12を指せない
貴方には届かない
時間に逆らえない
#年の差#時計の針
進むたびに、過去の自分が消えてゆく。
進むたびに、未来の自分が出来上がる。
「時計の針」
時計の針よ
早く進め
いや
止まれ
ぐにゃりと曲がって
震えていろ
もう
どうして欲しいかもわからないよ
部屋に引きこもって8日め。
コロナコロナコロナコロナ
カチコチカチコチ
コロナコロナコロナコロナコロナ
できることは
無数にあって
やらなくちゃいけないことは
無限にあるが
ただただ
床に大の字。
時計の音を聞きながら。
#時計の針
壊れる限り時計の針って動き続けるの。
人間も一緒。
人生が終了するまで、終わる時まで、
人間は動き続けるの。
時計って、人間と少し似ているわ。
カチコチ
時計の針が動く、一定に動く、動いている
カチコチ
動く、何も考えずに、ただ動いている
カチコチ
時計の針は動いているのに
カチコチ
私の時計は錆びついたまま
あの日から、ずっと
その音が響かない
ただ、進むだけ
でも私たちは戻ることに希望を抱くの
時計の針が進むことで沢山の優しい人が
苦しんでいます。
そして
死にたい人に「生きろ」
という言葉がどれだけ綺麗事に聞こえるか、
人生が楽しい人には分からないですよね。
生きろと言うぐらいなら
ほっといてくれた方がいい。
私の場合ですが、
時計の針を何千回も巻き戻して子供の頃に戻って人生やり直したい
#時計の針
「もう帰るの?」
『だって迷惑かけちゃうし』
「そんなことないよ」
『…もうすぐ時間になっちゃうから』
「本当に行くの?」
『ごめんね』
『また逢えるから』
『時計の針』
真面目に進む
「……あ」
「……どうした」
「ねれない」
「寝なさい」
「無理やぁ……なんか落ち着かへん」
「しゃあないなぁ。大丈夫やで」
「う……」
「今日も明日も生きとるよ」
「……」
「ゆっくりお休み。また明日」
「さて、たまには労ってやりますか」
────とある記念日:青
ロクマル拍子絶えぬ瞬き
巡り廻れよ命の針
時計の針は戻せない
幸せな時間は戻せない
今という 一瞬も
かけがえのないもの
長針と短針の角度が変わりゆくものの全て
忙しいもゆっくりも
心配も安堵も
喜び苦しみ
言葉も歌も
時を刻む
一秒一秒が大切な瞬間
『時計の針』
楽しい時は
時計の針さん達早く動くくせに
仕事の時は
時計の針さん達
怠けてちっとも動かないよね
「えっ、平等に動いてる」って。
それはないでしょ