『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
暖かな日差し 花風舞うこの季節
緊張した面持ちで スーツに
手を通したあの日
通った道の桜並木 ふと見上げた
あの景色は今でも忘れる事が出来ない。
そしてまた、季節が巡り 思い出す 春爛漫
春爛漫
桜が咲いたら愛犬と桜を見に行く。
愛犬はわかってないだろうけど何年も花見をしてるんだよ。
来年も再来年も一緒に見ようね。
「桜は枯れないのよ」
彼女はそう言うと、ほっそりとした冷たい手のひらを私の手の甲に重ねた。
とある病室の一角である。彼女は窓際のベッドに座って外を眺めていた。望むは満開の桜である。
「散ってまた咲くの…」
声が震えている。無理もない。彼女は——。
「私はもう、葉桜だけど」
「あなたと何度も過ごした春、楽しかっ…」
私はとっさに彼女を抱きしめた。すり寄せた頬に大粒の涙が伝う。
「まだ春だよ」
私の声もいつしか震えていた。
ふたりで見る最後の景色は桜花爛漫の彩であった。
貴方が泥酔をし家に来て、抱きついてきた時に香る、鼻に残る甘ったるい香りが嫌いだった。
男絡みの愚痴を吐く貴方は面倒くさかったし、少しムカムカした。
最近は家に来なくなったな、と思っていたら どうやら事故に巻き込まれたらしい。
もう愚痴を聞く必要がないと思うと開放感があったが、やっぱり 少しムカムカした。
そうして、いつもと変わらない毎日を過ごして、
貴方が家に来なくなってだいぶ経って、ふと 前に語っていた 貴方のつけていた香水を買い、手首に一プッシュしてみたら ほのかに甘く爽やかないい香りがして、不器用な人だな、と思った。
終わったあとは見向きもしないのに
輝いている間は褒め称える
飛び散った花びらの行先ぐらい考えたらいいのに
春爛漫と、花を眺める間も、
彼らは風とともに、次の道を彩る絨毯になっているのだから
桜も私も成長してる
春が切なく感じてきた
#春爛漫
春爛漫
北海道の春はもう少し先だよ
桜は4月後半から5月の頭までお預けなの
暖かくなってきて
外に出るのが嬉しい
ウキウキするの
ルンルンなの
でもまだ木々が「たわし」みたいなんだ
それがちょっと寂しくなる
早く緑が増えるといいな
今日、ふきのとうが頑張って生えてたよ
なんか春だなーって嬉しくなった
隣にいたのが君だからだったから?
余計に綺麗に見えたんだ❤︎
でも雪が溶けると
マナーの悪さが浮き彫りになるの
すごく残念…
ふきのとうが頑張って生えてきている横に
空き瓶や空き缶が転がってるのは悲しい…
人として…
この地球にせっかく産まれてこられたんだからさ…
最低限のルールは守ろうよ!
私はそんな人にだけは
これからもなりたくない!
桜に早く会いたいなー♪
今日は初めて、君からの「好き」
がもらえた特別な日になった❤︎
嬉し過ぎて、幸せ過ぎ
でも…
「ずっとずっとは側にいられない」
って言った言葉は、
やっぱりどうやったって覆せないのかな…?
今年も来年も
君と一緒に桜を見れるといいな…
少しくもった空の中に、紫の花がポツポツと咲き始めた。花は小さいけれど、緑の草原を埋めていくように咲く花。
これこそ春爛漫
春爛漫
…
A3の春組の曲
…
他に思いつかないんだ
(ToT)/~~~
時間があったら書かせていただきます。すみません。【春爛慢】
日差しに煌めく葉
風に流れる花
漂う心地の良い気温が香りを乗せて
新しさに身を包んだ人の顔を上げさせていく
#春爛漫
寒い冬からようやく陽射しの暖かみが吹いてきて、それまで眠っていた花々たちが顔出してきた。
椿から見上げれば、梅、桃、桜の花が華やかに舞う。
足元にはスミレやたんぽぽ、つくしもニョキニョキと伸びてきた。
これぞまさに春爛漫。
春を大いに肌で感じ取って、目で見て楽しんで。
私たち花はこの時のためだけに咲いているのだから。
チューリップ畑を散歩中のイケメン猫。
ピンクや赤、黄色、オレンジ、白など色とりどりのチューリップたちが春の陽気を楽しんでいる。
そんな中ひときわ妖艶な黒チューリップに出会った。
彼女たちは黒いビロードのドレスをまとった高貴な美人。
その彼女がイケメン猫に話しかけた。
「私の花言葉は“私を忘れてください”なの。寂しいけれどそれもまた運命ね。でもあなたは私を忘れないでね」
イケメン猫は答えた。
「あなたは孤高の花に見えるけどひとりぼっちじゃない。おしゃれで印象的な特別な存在だよ。僕は絶対に忘れたりしない」
黒チューリップも微笑んで言った。
「イケメン猫さんありがとう。私もあなたの優しい言葉を忘れないわ」
チューリップ畑はみんな春爛漫。
題「春爛漫」
春爛漫、お腹は空っぽ、花より団子の諺を借りて、
近所のお団子屋さんに来た。
みたらし、あんこもいいけど、やっぱりこの季節は
三色団子に目を惹かれる。
ついでに店先のいちご大福も買って、近くの公園へと向かう。暖かい季節は、すれ違う人も浮き足だっている気がして、なんだかこちらまで足取りが軽くなる。
公園のベンチに座れば、すぐ近くに桜が咲き誇っていて、最高のロケーションに1人ペットボトルのお茶で乾杯をした。
三色団子の春色を食べ、いちご大福にも手を伸ばす。やさしい甘さに酔いしれ お茶をひと含みすれば、
「あー、幸せだぁ…」
思わず感嘆が出る。桜が嬉しそうにちらほら舞った。
春爛漫、お腹は満たされて、我が世の春。
【春爛漫】
入学式に桜なんて
奇跡みたいだねー
息子よ
父が子供の頃の桜は
4月に咲いていたんだよ
お題《春爛漫》
「ねぇねぇ見た? 青の王サファイア様」
「うんバッチリ! イケメンで、文武両道。は〜いいな私もあんな綺麗な人の花嫁になりたいな」
「いやいやあなたは無理でしょ。エーテル様の詩詠みもできないじゃない」
呆れたようにサアヤが痛いところをつく。
エーテル様は春の女神様で、女は皆女神様の詩を詠まなければならない。春を途切れさせないために。
「でもわからないじゃない、玉の輿だって夢じゃないわよ」
少女両手を広げ、満開の笑顔を見せた。
甘い蜂蜜色の長い髪がふわりと泳ぐ。
少女たちはそうして春の女神が住まう国の道をゆく。
夢の続きを語り合いながら。
「春だなぁ、ほら綺麗だぞ」
「もう、そんなにアピールしなくても私はいつでも先輩のこと綺麗だと思って見てますよ」
「俺じゃなくて桜を見ろ」
"春爛漫"
春爛漫
春ですね
爛漫ではない
入学式関連に
2度カチあった
ここにきてから
多分、始めて
なんの集団かと思った
桜が散っていく
桜のままに
花びらから若葉に
少しずつ変わっている
今はまだ芽くらい
ほんの少しが
いつのまにかになる
そんな時間から
若葉が馴染む様になり
すると桜だと忘れている
桜だったと思い出す
そんな春が過ぎていく
「春爛漫」
おひるねをしている
こねこのおはなに
ひらりとおりてきた
きれいなはなびら
かわいいね
のどかだね
ぬるいひかりをただよう
さくらいろのかおりに
ふわふわとめをとじる
はるらんまん
「あれは桜?」
「遅咲きの梅だね」
「あっちは?」
「惜しい、アーモンド」
「……あれは?」
「白木蓮。春の白い樹花が全部そうな訳じゃないよ」
「……桜難しい」
「そう?あ、その緑と黄色の花は桜だよ」
「桜ってピンクじゃないの…?!」
「有名所はね。後あの濃緑と濃桃で桜餅みたいになってるのもそう」
「桜って花終わってから葉っぱじゃないの?!」
「有名所がね。あくまでね」
<春爛漫>