『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
星空を眺めていると、一等きれいな星を見つけた。
自分もあの星のように輝けたらどんなに素敵だろう。
そう思いながらも、何をやっても駄目な自分にため息が出る。
自分から輝くことも、誰かから光を当ててもらうこともない自分なんて、
空を見上げて焦がれることしか、
出来ることなどないのだ。
パソコンに向かうのを辞めて、星空を眺める。
上には満天の星空があって、奥の方には市街地が。
北斗七星に、大三角、。
空気が澄んでいて星一つずつがハッキリと目に映る。
この星空を君も見ているのかな。
そう思うとやる気が湧いてきた。
「君に会いに行く為だけに頑張るよ。」
81テーマ【星空】
#50「星空」
星空は無限に広がる僕らの未来みたいだ
星の数だけ僕らの可能性はあって
星の数だけ僕らの未来がある
僕はなりたい星に近付くことできるかな
その星に近付くために
行動をした
行動をしなかった
それだけの違いで180度も違う道を歩むんだ
僕はその行動を早く起こして
沢山の人と楽しい時間を過ごせたら…
星空
言うなれば、常に星を纏っているような人だった。笑顔も仕草も声も、その人を形成する全てがキラキラと光を放っている。昼間なのにもかかわらず星空を浴びている気分になる。最初はただそれだけだった。まだ、気持ちを自覚する前の話だ。
雪溶けの寒さが全身を刺すこの季節。
塾帰りの自転車でふと夜空を見上げる。
まだうっすらと白い雲が見える空にオリオン座が光っていた。
そのなかで一際目立つ星。一等星だろうかと中学校の知識を思い起こす。
「私もこの星のように輝けるだろうか。」と、最近はこの星を見るたびに問いかける。何に問いかけているのか分からない。ただ思うだけ。
でも、夜の静寂と遠くにちらつく車や外灯の光が私を肯定してくれているような気がして。
「今は輝けなくても、せめて前を向こう。」と思える。
冷たかった心に少しの安心と勇気が宿る。
#星
星空
ぬるい風が止むと、じっとりと汗が滲む。
「はい、アイスコーヒー」
「ありがとう」
受け取ったカップは冷たくて気持ちよかった。
「あ、夏の大三角」
彼女が上空を指差す。
「ベガがわかるなら、ほら、あれがヘルクレス座」
「えーわかんない」
「諦め早すぎ。覚えたかったんじゃないの?」
言って後悔した。感じが悪い。
「うーん、それ口実だし」
「え」
「って言ったらどうする?」
星のように煌めく瞳に見つめられて、僕は息を呑んだ。
神様だけが知っている
「っていう考え方って唯一神的だよね」
「話題が急だな」
「だって日本には八百万の神がいるんだよ? 神様『だけ』が知ってたとしてもさ、それ何十柱?って感じじゃない?」
「あーまあ、そうかも?」
「例えばさ、俺の未来を神様たちが知ってて、やいのやいの言うわけよ」
「やいのやいの」
「それってさ、盆正月に親戚ん家行って、知らんおっさんたちが俺の子どもの頃の話して盛り上がってるようなもんじゃん?」
「親近感すごいな」
一人の時はよく夜の空を眺めました
わたしの大切な人々が
同じ星空を共有しているんだなと
だからわたしは独りではない
言葉を交わさずとも
この僅かな輝きを浴びてさえいれば
あなた方を想うことが出来るから
わたしは名も無き小鳥です
夜は星空を眺めながら
羽根を休めます
[星空]
知ってます?
星空って一応昼間も出ているんですよ。
昼間に星空が見えていれば誰も気にしませんよね。
でも、夜の真っ暗の中。一つひとつの星が個性豊か
に輝いているからみんな「綺麗。」と思うんです。
前でリーダーとして仕切る子が偉いわけじゃない。
裏で自分の個性を活かして輝いている子がこの世に
沢山居てくれますように🙏
【テーマ:星空】
夜というのは、住んでいる地域やよく行く場所によって印象が変わる。
田んぼが広がるような地域では空のラメが目立っているのだろう。正直羨ましく感じる。私の住む地域は電灯と車が煌めくばかりで地面も黒い、多少の街路樹等はあるものの風情という風情が消え失せているような場所だ。まあ、有り体に言ってしまえば都会の方で星空というべきものが見えない。
そんな中、冬の夜の帰路で見上げた際に唯一見える星座であるオリオン座。それを見ると自分は生きてきたのだと感じる。あの星の並びがオリオン座であるという知識自体ははるか昔に得たものだ。つまり、それから今までの期間をしっかり辿ってきたのだと思える。
それは素晴らしいことだ。今の今まで死なずに…事故に遭わず、はたまた自殺せずに進んできたのだから。
私から言ってみれば、自殺を躊躇うことは臆病ではない。自殺とは扉を開けずに道を逸れてどこかへ向かってしまうようなもの。つまり先にあるやもしれん楽しみが潰えるということ。この先を見たいという想いがあるということ。本能があるということ。
いいじゃないか。嫉妬、傲慢、怠惰、憤怒、強欲、色欲、暴食、憂鬱、虚飾…七つの大罪や八つの枢要罪。上等だ。
昨今の日本人は人間らしい欲望というのが薄すぎるというふうに感じる。多少自己のために暴れてこそ、他の動物に滅多にない感情を有した人間の権利だと思うがね。
話が逸れたが、結局のところ私が言いたいのは星空を見上げると己がこうして生きているのを実感できる、素晴らしいものであるということだ。ただ見るだけでそこまで推測してしまうのは単純に妄想癖なのやもしれんが、たった一つでそこまで思案を巡らすことができると考えるとなかなかに面白いとは思わないか?
どんなことも視点次第。少し角度を変えるだけで人生が面白く思えるのだ。
『以下練習用SS』
塾からの帰り道。横にある一車線の道路から指す光が眩しくて目を細めた。
「はぁー…ふふ。」
手が寒いため、温める目的で息を吐くと白い煙が上がるのが面白かった。何度も何度もそれを試して遊ぶ。
途中、人とすれ違った。高校生にもなってこんな遊びをしていると思われるのが少し恥ずかしく、顔を下に向けた。
「あ。」
漸く人影が消え、ふと見上げた先に星を見つけた。あの並びは何だったっけ。小さい頃から星座なんて気にしたことなかったな。
「…よし!」
名前も知らぬ星座から励まされているように思え、明日の受験勉強も頑張ろうと意気込めた。後であれはなんなのか調べてみよう。それがあの星座への恩返しだろうから。
「星空」
星になりたい。
これだけの数ある星の中に入っても寂しくないだろう。
今よりずっと。
〜星空〜
ふと見上げた空。
きらきらと頭上で輝く星たちにそっと指を伸ばす。
触れられないとわかっていても、手を伸ばしてしまうのはなぜだろうか。
答えはまだ見つからず、手の中には何も残ってはいなかった。
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今にも願い事が叶いそうな満点の星空に
そっと願うの。
君の傍に居られる関係になれますように。と
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Theme:星空
もっと読みたい1700越え ありがとう
「星空」
何気なく見上げた夜空は
千紫万紅の如く
星々がどこまでも広がっていた
言葉に言い表すことの出来ない
感動が僕の心に舞い込んだ
星と星の間を縫うように
踊って遊ぶ流れ星
大きくも小さくもあり
眩しくも暗い星の様
全てが一度に目に入る
疲れはしない
その景色が入ることが
この上なく幸せだった
ふと、七夕が近いな、と思った。天の川って、
星の集まり?と思って調べてみたら、地上から
観察される銀河系の姿、らしい。恒星が属していて、でもそれは遠すぎて、星として見分けることが
できないため、雲状の光の帯として見えるんだ
そう。
近からずとも遠からず、ってトコか。
星空もそんなに見ないけれど、天の川は七夕と
いえど、必ずしも見えるわけではなく、実はあまり
興味も無い(笑)。
当日は、予報は雨じゃなかったと思うから、ちょっと夜空を見上げてみようか。もしかしたら「帯の
星空」が見えるかもしれない。
「星空」
綺麗だね
昔、一緒に満天の星空見たよね
無数にある中でたったひとつ輝いている
どうして私の上にいるの
どうしてそんな上にいるの
会いたくても会えないじゃん
星になった君が1番輝いてるよ
【星空】#20
星空
ふと見ると結構グッとくるよね。
めっちゃ綺麗なところに行かなくてもその場の星空で全然いいよね。心がきれいになる気がする。
なんか悩んだら星空見よ!
「『星が溢れる』、『星空の下で』、『流れ星に願いを』。4度目の星ネタよな」
あともう1回くらい「星」は来るんだろうな。たとえば「星座」とか。某所在住物書きは過去投稿分を辿りながらガリガリ首筋をかき、天井を見上げた。
そろそろ、ネタも枯渇する頃である。
「溢れる星は、『星みたいなフクジュソウ』が花畑に溢れてるってことにして、星空の下の話は夜のオープンテラスでの飯ネタ。流れ星は桜の5枚花を星に見立てて桜吹雪のハナシ書いたわ」
王道の星空ネタに、星を別の物に例えた変化球。他に何を書けるやら。物書きは今日もため息を吐き、固い頭でうんうん悩んで物語を組む。
――――――
いつもの職場、いつもの昼休憩、休憩室のテーブルと広げたお弁当、それからアイスコーヒー。
向かい合って座る雪国の田舎出身な先輩が、すごく懐かしそうな顔して、自分のスマホの画面を見てた。
「何見てるの?」
私の疑問の声に、顔を、目を上げた先輩は、ほんの少し穏やかな顔して、小さく首を振った。
「別に。お前が見て面白いものではないと思う」
それでも私がちょっと席から身を乗り出して、先輩のスマホを見ると、すごくキレイな緑の木と、文字通り、本当の色として「青い」湖が、微っ妙に粗い解像度で写ってた。
雨の日に撮ったっぽい。湖にポツポツ当たってる雨が白い粒になって、まるで青い星空みたいだ。
「粗いのは仕方無い」
先輩は言った。
「昔の画像だ。8年前。もうじき9年になる」
「どこの写真?」
「当ててみるか?明日のコーヒー代でも賭けて?」
「アイス代込みで行こうよ。3回で当てるから」
「乗った」
「北海道の、び、み……」
早速自分のスマホ使って、「青い湖」で検索してみる。真っ先に出てきたのは北海道の、「美瑛町」とかいう所だけど、読み方が分からない。
「『ビエイちょう』だな。残念」
そうそう簡単に答えられるものかって、先輩はちょっと勝ち誇ってるようにニヤリしてる。
「じゃあコレ!びらとり町」
次にサジェスト検索を頼ることにした私は、「青い湖 美瑛」の下、「平取」に回答権2回目を託した。
「平取」って書いて、「びらとり」って読むらしい。日本の地名って難しい。
「残り1回だな」
ここでもなかったらしく、先輩はまたニヤリ笑った。
「ん〜……」
サジェストは「青い湖 群馬」、「青い湖 世界」、「青い湖畔」に「青い紅茶」、他多数。残る回答権は1回。先輩はやっぱりバレないと思ってるみたい。
検索候補の「世界」が不穏。下手をしたら、先輩が余裕こいてるのは、この画像が日本じゃないからかもしれない。だとすれば、ぶっちゃけお手上げだ。
「ボケていい?」
自前の冷茶口に含んでる先輩に、「降参」って言うのが悔しいから、絶対あり得ない回答で、いっそ自爆しちゃうことにした。
「火星とか」
「……」
先輩は目をパチクリして、数秒フリーズしてから、
「っ、ぐ、……がッは!ゲホッげほっ!」
時間差で変にツボっちゃったらしく、盛大にむせてバチクソ咳込んだ。
「あの、多分ごめん、多分ごめんって」
「おま、ゲホッ、わたしのこと何だと、げほげほ!」
「大丈夫冗談、冗談だって。どしたの何がツボっちゃったの」
「ごほっごほっ、……っが、かはッ……!」
「あれがベガでね、そっちがアルタイルで、これがデネブ!」
「すごいね、綺麗だね」
「ねー」
星座の図鑑を手に最近覚えたばかりの夏の大三角形の星の名を呼びながら、まだ小さく丸い手を懸命に伸ばす我が子の笑顔に釣られるように自分も笑った。
眼下に広がる星空がきらきらと光を反射する。黒色のカーテンならぬ黒色の絨毯に散らばる無数の星々のなんと美しいこと。残念ながらこの後に掃除機という名のブラックホールに全て飲まれていくのだけれど。
「でもね、お母さんのビーズ勝手に触っちゃ駄目って言ったよね」
「ごめんなさーい」
麗らかな平日。おやつの少し前。お昼寝で体力を回復した無邪気な我が子は今日も元気だ。
/星空
「星が綺麗ですね」はあなたに届くのかもしれないけど
ホントの気持ちは「月が綺麗ですね」と言いたいの
隣で同じ星を見て過ごしたい、七夕の綺麗な川を。
「星空」。
美しいと良く言われる、あの星空。
私の地域では都会特有のライトがあたりにあって、
星空が霞んで見える。
星空の何が美しいのか、何もわからない。
家出をした日。
無我夢中で遠く、遠くに向かった日。
泣きたくて泣きたくて、
上を向いたら。
たくさん輝く星。
「お砂糖みたいで綺麗…」
意味のわからない単語が口から溢れでて、
とめどなく
眼球から星が溢れてきた。
#星空