『星座』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
子どもの頃に道路へ寝転がって夜空を見たことがあると、理科の先生が言っていた。クラスの男子はロマンチストだとバカにしていたけれど、わたしはちょっとやってみたいなと思った。多分居心地は良くない。でも自然のプラネタリウム、って聞いただけでわくわくするでしょう?
(星座)
星と星を繋いでみる。
自分だけの星座ができた。
この星空の下、
幾つの新しい星座が生まれたのだろう。
パパは天秤座♎️
娘は牡牛座♉️
娘の恋人は牡羊座♈️
私は射手座♐️
星座
硝雫
取り残された
記憶は鮮明に
駆け巡る・・・
胸深く揺らぎ
刹那と美しく
縁取られ・・・
「幻の様な一時・・・」
色褪せ無い
淡い夢に焦がれ
彩りの想い
抱き締め様とし
「崩れ過ぎ去る・・・」
果てし無く
刻まれて失い
壊れて散り
哀しい風が
届かぬ様にと
過ぎて鳴く
視つめながら
私は 歩き続けて
「残した 私の・・・」
この開けた場所でレジャーシートを広げて彼がくるのを待っていた。
『付き合ってくれるなら、今夜19:00、丘の上に来てください。』
仰向けになって空を見上げる。
もう20:00を過ぎた。
彼は来なかった。
暫くするとキラキラと光る筋が夜空の奥からこちらへ迫ってきて消えた。
これを皮切りに次から次へと星たちが光りの尾を伸ばしている。
流れ星ってその名の通り、本当に流れるんだ。
綺麗....。
もし彼が来てくれたなら2人で見よう、なんて思ってたのにな。
願いが叶うと言うのなら、消し去ってくれないだろうか。
この胸の痛みを、楽しかった思い出も、何もかも彼に関する事は全部。
最初から無かった事になればいいのに。
告白なんてしなければよかった。
流星群が終わりを迎えるまで何度も、星が流れるたびに1人そう願った。
#星座
春夏秋冬
くるくるかわる
どれが何座かは分からないけれど
ふとベランダで飲みたくなる
綺麗な星を一つづつなぎ合わせ
自分だけの星座を作ってみる
悪くない
学校で習った夏の大三角ぐらいしか知らないし、
星座にも詳しくない私だけど。
オリオン座だけは、今でもわかるよ。
星座
星座
中古のスタプリのライブBDを買うか悩んでる。
あとキュウレンのショウさんの杖が欲しい。
新月の夜
丘の上に立って空を見上げる
沢山の星が、いつもより輝いて見えている
君は私の隣に立って、空の一点を指さした
「あれが射手座だ」
射手座は私の月星座で、彼の師だ
「あぁ、先生だね。……ねぇ、へびつかい座は?」
「へびつかい座は射手座の隣にあるやつだ」
そう言われて隣の方を見る
確かにあった、そこにへびつかい座は並んでいた
「君の星だ」
見つけられたのが嬉しくて、笑いながら彼に言った
彼は鼻で笑ったけれど、耳が赤くなっていた
『星座』
星座
君と見た空を思い出す。
久しぶりに見た夜空は凄く綺麗だった。
でも、君と見られたということが
僕は何より嬉しかったんだ。
また、君と夜空を見上げて
語り合うことができたら
その時は、思いを伝えられたらいいな。
今夜は雨雲が覆って
星は見えない
気が付かないだけで
今夜も頭上を星座が回る
心に在った目標とか
夢とか
散り散りに なって
どこかへ
飛んでしまったようだ
もうそれが
輝いていたのかさえ
分からない
拾い上げて
繋げたなら
何か星座が
出来上がるかな
私は、良い時しか信じないよ。
でも、調子が良いときは、運勢が良いときだってわかる。新たなステージに、移行するとき、胸がワクワクする。悪い時は、何をやってもダメ。
占い師さんに、見てもらいたいときも、あるけど。
これからの未来は、2人だけの展開が待っているかもしれない。どんなときでも、助け合う。
これしか、魔法はない。素敵な時間を重ねて、また
夫婦の時間を広げる。どんなときも、無駄ではない。彼のために、翼の折れたエンジェル。
私がきっと、勇気づけるだろう。翼が治るまで、彼を支えるつもり。また、元気になったら、立ち上がれば良い。私は、そのときまで、ずっと待っている。軌道に乗ったら、また、2人で、旅に出たい。
私は、運命の出逢い信じてる。きっと、彼は、探してた人だ。その人と、育んでいきたい。愛し抜く自信がある。だから、そっとしておいて欲しい。
「誰かと星座を見るのが好きなんだ」と
きらきらと目を輝かせて言った君が
満天の星空に混ざってしまった日
満天の星空の中に
古代の人は星座を見いだした
無意味な物の中に
意味を見いだしたのだ
その力が私たちにもあるとするなら
変わらぬ日常の中に喜びや楽しみを
見いだせるはず
ある
きっとある
すぐそばに
きらめく星座が!
題「星空」
星座
星空を眺めて
どんな星座を
作ろうか
空上の星論
君と一緒に
新たな星座を
創造しよう
二人の会話に
夜は沈黙を守る
結びつける
星々の羅列は
新しい結びつきに
意味という光を
散りばめていく
百輝夜行
いつまでも
いつまでも
その輝きで
語り合う二人を
見守っている
誕生日は? 何型? 好きなミュージシャンは? 映画観る? 本読んでる? 休みの日は何してる?
なんて定形質問を投げかけるが、私とその子はいっこうに盛り上がらない。まあいいか、帰り道、たまたま同じ場所で雨宿りをしているだけだもの。同じ制服を着てるから話しかけただけ。
星座は?
なんだその究極のどうでもいい質問は。と自分でも呆れるくらいで、もう雨宿りをやめて帰ろうかなと考え中である。
乙女座。とその子は答え、いいなー、私は蟹座。乙女座いいよね、カニの中には乙女のかけらもないよ。などと私は投げやりなことを言っている。
乙女座なのに乙女っぽくないんだよね。とその子が言うので、蟹座だからカニっぽかったらやだな。と返す。
あー、そうか、双子じゃないないのに双子っぽいとかもいやだよね。そうそう、魚じゃないのに魚っぽいのもやだ。
やだやだ。やだやだ。
唯一、星座の話だけ盛り上がったところで雨がやんだ。
じゃあ。じゃあ。
その子は乙女っぽい笑顔を向けた。
カニっぽく横歩きで帰ろうとするのは、やめておいた。
点々と輝く星に
命が宿るとしたら
どんな姿をしているだろうか
煌々と輝く星に
優しさをあげたら
どんな風に変わるだろうか
点と点で繋がって
線で結んでくっつけて
命をあげる名前をあげる
星が生きた軌跡がほら
今、夜空に光っている
ここに居たんだと言っている
今は何処に居るのだろうか
【星座】
前日の夜に出発して車中泊
山道を走ってる時に窓から空を見上げてみると星がきれい
現地に着くと、メガネを手に取り車の外へ
夜中の1時過ぎ
シャキッとするような冷たい空気
だけど不思議と寒さを感じない
空には嘘のようにたくさんの星達
いろんな星座があるはずなのに、
知っているのはオリオン座の真ん中3つだけ
途中からは流れ星探し
同じ空を見上げながらも違うところを見ている2人
「あっ! 今の見た?」
隣にいるのに同じ星を見るって難しい
手持ちのスマートフォンでは全然写らない星空
何年も前から迷ってたカメラを買おうと決めた瞬間
2022.10.05
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2016年11月26日 深夜
カメラを買いに行ったのは翌日だった
今ではきれいな星空を見ると、
寒さも気にせず30分以上撮ることに必至
満天の星空を最後に見たのはちょうど1年前の今日
今隣でスヤスヤと眠っている息子がまだお腹の中にいる時
(その数日後からは終わりが見えない入院生活が始まり…
幸いなことに2週間で退院)
大変なこともあったけど
無事に生まれてきてくれて本当にありがとう
星座
うーん。星座を意識したことないな。
俺は水瓶座だけど、星座の占いも意識してない。
星座占いって正しいの?
俺には分りもはん。
ねえ
おにいちゃん
あのせいざ
ああ あのせいざ
どうしたの
あのせいざ
なまくび をもっているんだって
こわいよねえ
ぼくは
おとうとの
もっているもののほうが
こわい
それはさっきから
ぼくをみている