『明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。】
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
まだ世界がなくなりませんように?
君に愛されますように?
ううん、そういうしょうもない願い事はしないよ。
自分は、ごく普通の生活を送って、幸せに死んで。
それで、天国で君と出会う。
あ、こっちの方がしょうもないか。
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。】
明日終わるって分かっているだけ良心的だなというのが頭にパッと浮かんだ感想。
何を願うかなんて聞かれて、浮かんだ答えは一つだけ。
“明日を見届けたい”
終わる世界、どうやってなくなってしまうのか、どうやって滅びるのか。それが気になるのは果たしておかしなことだろうか?
またここに廻り来る時、明日が終わらない世界である事を願う。
明日世界がなくなるとしたら何を願おう
わたしね、願い事ひとつ叶うなら
今すぐあなたとひとつになりたい。
あなたは何を願う?
「『今日、誰も死にませんように』かな」
「……何、その『どうせ次の日全員死ぬのにそんなこと願う?』って顔」
「どーせ次の日全員死ぬのにそんなこと願う?」
「言わなくていいんだよ」
「もっとあるでしょ。『超一流ホテルのビュッフェで食い倒れしたい』とか『憧れのあの人と最後に話したい』とか」
「それはそれで最後に願うにしてはささやかというか何というか……ふふっ、ピュアすぎでしょ……ッハハハハ!」
「笑うな! 例えだよ例え」
「ごめんごめん。願いごとって絶対に叶うってものではないんだよね?」
「そーじゃない? だって叶うなら『明日以降も世界が続きますように』一択じゃん」
「……ふふ、うん、そうだね」
「何その間」
「ううん、なんでもないよ。そのとおり」
「でしょ。だから『叶わないかもだけど願わないと後悔する、あなたにとって大事なことは何?』ってことじゃない?」
「それならやっぱり『今日誰も死にませんように』しか思いつかないな」
「今日死ななくても明日死ぬのに?」
「世界の最後を見れるなんて一生に一度もないチャンスを逃してしまうなんてもったいない。せっかく同じ時代に生まれたんだ。みんなで一緒に終わりを迎えたいじゃないか」
「……何それ、変なの」
「うん、そうかもね」
明日世界がなくなるとしたら。
いつも通りみんなと過ごせていればそれでいい。
幸せのまま終わりたい。
#明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
突然告げられたタイムリミット。
なんと明日の朝には世界が滅びるらしい。
そんなこと言われても、正直困る。焦りとか悲しみとかより、浮かんできたのはそんな感情だった。
別段情熱を注いできたことはないし、将来の夢とかもないけれど。いつかそんなものに出会えたら素敵だなー、なんて漠然と思っていたから。
そんな「いつか」への希望も持てなくなってしまうのか。そう思うとやるせ無くて。身体から力が抜けていく。
どうして良いかわからないから、とりあえずごろり。ベッドに寝そべって天井を見上げる。
見慣れたこの景色とも、もうすぐお別れなのか。急に実感。途端に寂しくなってきた。
同時に後悔。
今日だって何もなく、ただ普通にだらだら過ごして終わってしまった。読もうと思った漫画も読んでないし。部屋の掃除もしていない。最後だって知っていたら、もう少しちゃんとした一日を過ごせたはずだ。そうだ、LINEの返信、返してなかったんだった。
とりあえず返信しよう。そう思ってスマホを起動して、……指が止まる。何を返しても、どうせ世界は終わってしまうし意味がないんじゃ。ああでも、今までありがとうくらい送った方がいいかな。でもでも、そんなことしたら、逆にしんみりして、悲しくなってきちゃうかな……。迷って結局、放り投げてしまった。
最後だというのに返信ひとつ返せない。
情けないを通り越して、なんだか笑えてきてしまう。
だめだよ。神様。世界の終わりをこんなに突然宣告するのは。
後悔なく生きるって簡単じゃない。今日の後悔を改める。そのために明日があるんだから。
せめて、あともう少しだけ時間ください。
明日ならきっと、もう少しマシな最後を迎えられると思うから。
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。】
「明日世界がなくなるとしたら、何を願おう」
こんなの綺麗事かもしれないけど
叶わないことかもしれないけど
最後くらい、みんなで笑って終わりたいな
その時までに
「楽しかったね、またいつか会おうね 」
って言うために、そう願えるように
今この一瞬を努力してるんだ
誰かになんか言われたって
笑われたっていい
でも、いつか絶対幸せになってみせるから。
家族や支えてくれる者達にありがとうと言いたい。
この世界に生まれてきた事、自分の人生に感謝の気持ちを込めて笑顔で終わりたい。
今日はドゥコからではなく、個人的な願いです。
まあ願いというか、もし明日世界が無くなるのなら僕はすぐに旅にでたい。
メキシコやドミニカ、アメリカなど南米とか行きたいな……
これが願いと言えば願いですかね。
#明日世界がなくなるとしたら、何を願おう
僕の中大きくなってく君のこと
抱けないのなら消してしまおう
明るくて笑顔良くても僕は言う
他の誰にも向けてならぬと
何も無い時、ふっと浮かぶ。
明日世界が無くなるなら何を願うんだろう。
...世界、世界、せかい、
無くなる。なくなるか、
もしも、願うなら全て消えて、と思う
世界がどんなことをいうのかは分からないけど
その世界が、私が見る世界のことを言うのならば、周りも自分の肉体も、全て消えて、なにも見えないまま自分?だけがきっと残る。
それならいっそ、全部ぜーんぶ消えて、
何も残らない方が綺麗だし、辛くない。
だから、だから、世界が無くなる時には、
ぜんぶがきえてほしいな。
全てのものは有限であり、
可能性なんてものは数えられるはずだ。
音楽にも限りがあり、
もはや新しい曲ができたなら、
確実に何かの模倣曲にならざるを得なくなった。
絵画にも限りがあり、
また、色にも限りがあり、
どの場所になんの色を付けるか、
それはもうパターン化していた。
人だってそうだ。
ヒトゲノムの解析だって、
全て終わってしまい、
次産まれてくる子供の一生が、
隅から隅まで分かってしまう。
明日世界がなくなるとしたら、
それはきっと新しい世界の誕生であり、
古い世界の終わりであり、
今が忘れ去られることである。
全てが判明し、
全てにおいて前例があり、
全てが管理されたこの世界が終わったなら、
次の僕は、気兼ねなく生きていけますように。
「明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!!
ぜひきーてね!!!
【明日世界がなくなるとしたら、何を願おう】
明日は無理だよ
そう言って髪を乾かす 君は
僕を一度も見なかった
明日は無理だって
無色透明な吐き気に
内臓を押されている
いつまでも終わらない23時
言葉に言葉を重ねても
微睡と微熱
炭酸の抜けた胸から浸潤する
君はモンタージュのように
鮮やかな影のように
明日の残響を梳(くしけず)る
そうして 君の世界から
何も願えない僕のひとつひとつが
丁寧に取り除かれるのを眺めていた
#10 明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。
「それなんてノストラダムスよ、やめてよ」
「いやいや、まあまあ、考えてみてよ」
「絶対いや。あんた全身麻酔受けたことないからそんな事言えるのよ。あれ凄く怖いんだから」
「確かに無いけど。そんなに?」
「周りがわーわーやってる中で知らない天井見ながら意識が遠のいていくのよ。あんなの、成功率とか関係なし。せめて、あんたの顔でも見れればマシだけど居ないし。おかげで涙出たわよ」
「そ、そうか…えっと、プリン食べる?」
プリンで機嫌が取れたかどうかはさておき、
世界ー今回は世界そのものとしておく-が無くなるということは、
全ての営みが無に帰すということだ。
将来に向けた努力も、
守りたい誰かも、すべて、全て。
なんて刹那的で暴力的な前提条件だろうか。
その上で何を願うか?
まずその世界がなくなるところを何とかして欲しいところだが、抗う術はないのだろう。
最後にやりたいことを、と言ったところで
欲望に際限がないのが人間なので、
終わりを歓迎するにしろ厭うにしろ、
その瞬間には、もっと欲しいと願うはずである。
終わりに満足できるのは、真に満たされ受け入れたものだけなのだ。
ならばいっそ何も知らず、苦しまず、
ただいつも通りに眠りにつきたい。
そうすれば、
無力感にも絶望にも苛まれることがないのだから。
僕はほんの数秒だけでもいいから、推しと一緒の時間を過ごすことを願う。普通の人からは「億万長者になりたい」とか、「恋人と過ごしていたい」とかそんな願いは無いのか。なんて言われちゃいそうだけど、僕はいつでも推しを優先してきた。推しは、僕にとっての生き甲斐なのだ。
僕が言うのもなんだけどさ、自分の好きな物を好きでいるってのは大切なことだと思う。だから、君も自分の好きな物に自信を持っていいと思うよ。
願うことなんてない
私が愛するものを愛するまま終われるのなら
これ以上の幸福はない
え、強いていえば?
そうだな……
本当に世界がなくなりますように、とか?
~明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。~
明日隕石が降って来て世界が終わるとしたらどうする?
そんな話をしてた放課後がホントになるなんて…
1年前
「お前らさ早く帰れよ」
「「はーい先生」」
『あのさ、話変わるんだけどさ』
『なに?』
『隕石が降って来て世界が終わるとしたらどうする?』
『あーね俺は寝て過ごすかな』
『それな、俺もそうかもしれんわ』
「じゃ俺バイトあるからまたな!」
「「またな」」
こんなこと話してたよな
それな〜
じゃあ寝るわ
おやすみ
電話をきった…
「来世は平和にくらす」
そして俺ら世界は永遠に眠る
〈明日、世界がなくなるとしたら〉
夢、希望、目標、情熱、光、
焦がれる未来が
明日叶うことを夢見て眠りにつく。
明日では間に合わなくて叶わないけれど、
いつかきっと叶えたいこと、
心に描いた未来を信じて。
時々、無意味なことを考える。
それはもしもの世界。もしかしたら、あり得たかもしれない世界。
それを思う度に、自嘲せずにはいられなくて。
分岐点は、きっと幾つもあったんだろう。
まるでゲームの様に、複雑で、難解で、無数の選択肢があったんだろう。
その一つを間違えただけで、全てが台無しになることだってある。
だとしても、もしもを願ってしまうのは、今を後悔しているからなんだろう。
分岐点から別の選択をしたとしても、必ずしも理想通りになるなんて、解らないのに。
”明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。”
世界がなくなるとしたら、セカイが生まれないことを願うだろう。
セカイがなければ、分岐や選択に絶望する必要なんてないんだから。
明日世界がなくなるとしたら、何を願おう。