『明日、もし晴れたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日、もし晴れたら。
私は明日の夢を見る。今日は曇り、昨日は雨だった。
やはりわたしは晴れのほうがすきだ。
あの場所に行くには車で行くには長く、徒歩ではつかれる。そのためいつもは自電車でいく。
そこに行くためにはコンクリートで舗装されていない、あぜ道を通るのだが雨の次の日は走りづらく辛い。
湿度も高く蒸し暑いのも良くない点だ。
急ぎで外に出る用もないので今日は家で寝る。
行かないための言い訳は心から湯水のように溢れ出る。
明日晴れたらハロワに行くか。
戸田 幹男 27 心のポエム
雨。雨と言っても、強く降っている雨ではなく、穏やかな雨。聞いていると心地よく感じてくる程度の。今は放課後。いつもはあんなに騒々しい教室も、今は誰も居なく、ただ雨音が響いている。
面倒くさい。委員会の仕事を無所属の俺に押し付けてきやがって。おかげで雨も降ってきたじゃないか。傘持ってきてないぞ。
「......はぁ。」
文句を思ったって、状況が変わるわけでも無い。こんな事思っている暇があるなら仕事に集中しよう。
カリカリカリカリ
書く音と雨音が混ざる。
「......あ、間違えた。」
書く文字を間違い、修正テープで消す。そうして間違いを直す。それが何度も続き、段々と完全下校時刻が迫ってくる。やばい。今日までに終わらせないとまた金取られる。焦燥感に駆られながらも、手早く作業を進める。
ようやく終わった頃には、完全下校時刻には間に合っていたものの、辺りは暗くなって、雨もいつの間にか勢いを増していた。......帰れるかな。いや、これじゃあ無理だろう。学校の傘を借りるか.....
はぁ。なんで俺はこんなにも運が悪いのか。虐められるわ雨は降るわ仕事を押し付けられるわで、もう散々だ。.....辛い。......こんな醜い気持ちも、晴れてしまったらいいのに。
「ねぇねぇ、明日もし晴れたらここ行こうよ」
楽しそうに読んでいた雑誌のページを指差してキミは言った。都内のイチオシフォトスポット、って。流石、僕よりひと回り以上若いだけあるね。でも年齢の話をするとキミは決まって不機嫌になるから、心の中で思うだけにする。歳の差を、キミは気にしていることくらい分かってる。
でも本当はね、僕のほうがずっと気にしているかもしれない。永遠に縮まることのない差。仕方ないことだけど、なんとも悩ましい問題だ。けれどこれがもし、キミの生まれた年に僕も生まれたとして、果たして僕らは一緒になれただろうか。そんなふうに自問することがある。そして、その答えはNOだと思う。色々な、偶然や奇跡が重なって80億人の中からキミが僕の前に現れた。そう思ってる。なんだか、考え方は僕のほうが若いのかもしれない。キミは偶然とか奇跡をあまり信じないもんね。
「いいよ、行こうか」
隣に座るキミの手を握った。意味もなくそんなことをする僕をキミはキョトンとした顔で見る。言葉もなく、愛しいと思う時だってあるんだよ。年齢関係なくね。
だから、これからもよろしくね。
明日、もし晴れたら
暑いんじゃね?
もう曇りにして!
(晴れの予報がうらめしいとは恐るべし猛暑)
8/1 お題「明日、もし晴れたら」
明日、もし晴れたら死のう。そう思った。
抜けるような晴天の日に世界を終わらせるなんて最高じゃないか。そこに行けるとは思わないけれど、晴れればきっと天国も近い。
透明に静かに澄んだ心を抱えて、眠りについた。
翌日。
土砂降りの雨だった。
いつも感じている絶望とはまた違う絶望に見舞われた。
同時に、「止まない雨はない」なんていう馬鹿げた言葉がよぎった。
雨に死ぬか、晴れに死ぬか。それが問題だ。
(所要時間:5分)
@明日、もし晴れたら
そろそろ干からびるかもしれない
『明日、もし晴れたら』 No.108
明日、もし晴れたら公園にいこうね。
ママがそう言ったから
ねこさんの耳をつけた、じしんさくのてるてる坊主をまどにぶらさげて
お布団にとびこんだ
明日は晴れますように
ママと公園にいけますように
朝、目を開けるのが怖かった。
でも、いっぱいに開いた。
窓からはいっぱいのお日様が
おはようって言っていて
ねこさんのてるてるぼうすは
よかったね、って言ってた
明日、もし雨が降ったら散歩に出かけよう。
明日、もし晴れたら窓を開けて窓辺で沢山の本を読もう。きっと、明日だけの景色が見える。
そして人ならざる者が、会いに来てくれる。
雨の日は必ず会いに行くから。
「明日、もし晴れたら何をしようか。」
「ピクニックにでも行きたいね。」
当たり前の日常の当たり前の会話。明日が来るなんて絶対とは限らないのに。
もしかしたら明日私は起きないかもしれない。
明日、隕石が落ちるかもしれない。
宇宙人が私を連れ去るかもしれない。
誰にも未来のことは分からない。
今日話していた人と明日も話せるかは分からない。
分からないことだらけのこの世界で何を信じればいいのか。明日が来ることを信じることは、今日を焦らずゆったり生き、くだらないことで笑ったり、これからの予定を考えて楽しみな思ったり、人生を豊かにする上で大切な術なのではないかなと思う。
さぁ、君たちはもし明日が来なかったらどんな気持ちを抱くだろうか。
明日、もし晴れたら
何をするかな。
くだらないことで怒って、
くだらないことで笑えなくなって。
期待するべきじゃないのはわかってるんだけど
あぁ、
また期待してしまう。
明日、もし晴れたら
早く起きて朝日を浴びよう。
2人分のお弁当を作ろう。
ピクニックへ行こう。
シートをひいて、お弁当箱を広げて風に吹かれながら。
君の大好物な唐揚げを頬張りながら。
君が好きだった歌を唄おう。
きっと空から僕のことを笑っているんだろ?
それに満足したら君に会いにいこう。
心配しなくていいよ、晴れなくても君に会いに行くから。
だって雲の上はいつだって晴れているからね。
明日、もし晴れたら
明日晴れたら、というか晴れるの嬉しいけど最近は暑すぎてあまり考えたくないな。
でも、雨よりかは全然いい。
今は雨が酷いけど
明日には晴れるさ。また君と暑い事しよう!
明日、もし晴れたら君に会いに行こう。
海にでも一緒に行ってさ。
やっぱかわいいなって。
明日もし、晴れたなら、僕は生きられる。
そして、曇ったら怪我をする。
そして、雨が降ったらどうなるのかな。
明日 もしも晴れたら
少し遠乗りをして
ドライブに出かけませんか?と
誘ってみたい
【明日、もし晴れたら】
一緒にどこかへ出かけよう
近くの知らない道とか歩いて
ここどこだってことを口実に
一日中ずっと一緒にいよう
明日、もし晴れたらどこか行こうよ。
君の好きなところへ行こう。どこでも連れて行ってあげるから。
海でも、遊園地でも、外国でも、どこでもいいんだよ。
だから、目を覚ましてよ。
明日、もし晴れたら
「明日、花火大会なんだって」
無機質なテレビの音だけが流れていた部屋の中で君の声がぽつりと響いた
「行きたいの?」
「無理なのは分かってるからいいよ」
君がテレビに向かって視線を移し、諦めたように笑ってこちらを向いた
「今が1番幸せだから」
テレビには君の顔写真と君の個人情報をプライバシーがどうとか関係なく淡々と述べるキャスター
「…明日、晴れたらベランダから見てみよっか」
「見えるの!?」
「見えるよ、天気が良ければ」
「うわ、めっちゃ楽しみ」
きっと長くは続かないであろう僕と君のこんな日常
何年か経ったあと
君の思い出の中に残っているのが少しでも笑顔に溢れた日々であって欲しい
そう思いながら夜空に咲く花に思いを馳せた
明日、もし晴れたら新しい道をみつけに行こうかな。散歩でもするか。公園に行って日向ぼっこでもいいな。お出かけにでも行こうか。でもやっぱり、君に会いに行こう。