『日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日常
梅雨の時期の日常といえば……
そう、桃!
透明感のある甘さと瑞々しい果肉がたまらない!
でも、デザートはご飯のあと!っていうお母さんの方針で、いつもご飯のあとに食べるから思う存分食べられなくて悩んでいた
だからある日、私は学校から帰ってきてすぐにキッチンに向かったんだ
そして箱の中の桃を手当たり次第、包丁で処理して食べ始めた……
手が果汁でベタベタになったけど、それはそれは充実したひとときを過ごした私
……夕飯を食べることができないくらい沢山食べちゃったから、お母さんにはあとでしこたま怒られたけどね
でも、はぁ~幸せだった~!
#43「日常」
本当に何気ないただ通り過ぎていく毎日
これを嫌だと思う人は一定数いるだろう
でも何気ない毎日は本当は幸せなんだって
何もない毎日が1番なんだって
いつかみんなみんな忘れてしまう
何事も起きてからじゃもう遅い
取り返しがつかなくなる前に
幸せを
ありがとうを
沢山言いたいな
四季はめぐり
日はめぐり
やさしい風にふかれながら
手をつなごう
ゆっくりと枯れて
旅立つ日まで
その先もともにいられるか分からないから
ただ退屈な日常を大切にしていきよう
夜がきて夜が明けて
朝日を眩しく浴びながら
今日一日を笑いながら
ただ平穏な日々を祈ろう
そうだなぁ。今は苦しいことが少なくなってきたのが日常かなぁ。
体調も少しずつ良くなってるし、おかげさまですね。
それから、きっと自分もがんばったんだなって。
まだまだ、理想の自分には程遠いけど、どんどん楽しくて明るくて優しい自分になっていこう。
応援してくれる人も沢山いるから、がんばれる。みんなの笑顔が私の力です!
#日常
今日は登山に行く。
特段山が好きな訳ではない、
最低限の荷物に軽装で
選ぶのは標高の低いルートが曖昧になってる山。
車を山から下の駐車場に停めて、登山を始めた。
登山を始めたのは仕事をリストラしたことがきっかけだった、日常生活に夢も希望も無くなり、どうでも良くなっていた、
自殺したいと思い続けたが残される両親や姉の事を思うとそれもできない、
そこで俺は登山を始めた、低い山はかえって遭難の危険があり長時間取り残されば確実に死ぬ。
生きるのも自殺も出来ない俺は登山で事故死を偽装することにした
山で死ぬにしても
生きたくて下山しても俺としてはどちらでもいい。
どちらでもいいんだ。
日々の日常の積み重ねで、人生は決まる。
だから人生を変えたいのなら、変える努力をしよう。
なんてみんな簡単に言うけどさ、私はどうしようもなく怠惰だし、それに向けての努力とかめんどくてやってられない。
って、これもやらない言い訳に過ぎないのかなぁ。
はぁあ、つくづく自分が嫌いだわ。
日常生活 僕は日常生活でも頭の中で文章が思いつく。まだ文章を紙に書いてはいない。何を思いつくのか、小説のタイトルしか思い浮かんだり。文章の頭とラストしか思い浮かんだり、様々だ それ以外に将来どうしようか?とかなどです。
「日常ってさぁ、小説の題材になり得ないと思うんだよね」
「…いきなりなによ」
「そもそも何で本を読むかってさ、一瞬でも日常を忘れるためだろ?日常から逃げるための手段であるべき小説が、逆に日常を突きつけてくるなんておかしいと思うんだよ」
「ま、たしかにそういう考え方もあるかもね」
「だろ?大体、そんなに日常が好きなら、小説じゃなくてエッセーとかを読めば良い。息苦しい日常から逃れるための小説に日常を書き入れるなんて、そんな悪辣な趣味俺には理解できないね」
「だからあんた、平凡な日常が描かれるだけのハートフルなホームドラマとか嫌いなのね」
「いや、それはまた違う。ああいうのは単純に、『幸せの正解』を押し付けてくるから嫌いなんだ」
「…なるほどね。でもあんた、日常の要素なんて全くない、SFやらファンタジーやらも嫌いじゃない」
「ああ、あれは非科学的だからな」
「…ややこしい人!」
小説家崩れの彼と私の同棲中。
私が一番幸せだった頃の日常。
(日常)
〖日常〗
朝起きる
朝ご飯を食べる
仕事へ向かう
作業をする
お昼を食べる
作業をする
帰る支度をする
帰宅
風呂に入る
ご飯を食べる
携帯をいじりながら寝る
これが日常のルーティン
君の居ない日は非日常?
そんな事を考えていた
君とふたりが日常になれば良いと思う
きっと当たり前な日常になると
大事なことを見失うから
どんな困難な日常が訪れても
ごはんとか寝る前に話をしようね
ミーチャン…最近さぁ…
豆腐屋さんの女将さん見かけないね
マスター忙しそうだし
心配だね…
でもね
マスターの忙しそうな表情を見てると
女将さんへの愛を感じるね!
元気もらえるね!
今日も後半日 ランチして頑張ろうね!
夕やけに 君を想う
笑顔の 1日であるように
あしたも
あしたも
また そう願う
* 日常 *
登場人物たちの何気ない日常を書いた
そんな小説の執筆を一年続けていた
起承転結が緩やかで
エンターテイメント性には欠けていた
他人からの評価もなかなか得られずに
モチベーションは維持しにくく
筆を置こうとしたことが、何度もあった
それでも目標にしていた
「一年間の執筆」を完走して
七万字弱を一冊の文庫本に製本した
書いたものが物理的に
手に取れる形になったことは
何とも言い難い感慨深さだった
自分の書きたいものを
自分のために創作した一年だった
大人の僕たちは、ある日、気付く
何気ない毎日が、どれだけ大切だったかを
平凡な生活が、実は満ち足りていたことを。
朝ごはんのパンが美味しかったとか
庭の花がきれいに咲いたとか
ずっと失くしてたものが見つかったとか
街でふらっと友達と出会ったとか…
そんな些細な出来事があればそれでいい。
『日常』
長い目で見たら何も変わらない。
そんな日常が好きなんだ。
この世界が続いてて、僕の生が続いてて、
良いことあったり悪いことあったり、
悪いことあったりするのが僕の日常だ。
それでもきっと地獄よりはマシで、
ある程度なあなあに生きれてるから。
良いことだって、
何一つとしてなかったわけじゃないから。
全部ひっくるめてそれが日常でそれが愛おしい。
俺はあまり変わりたくないから。
悪いことがあるのだって通常運転だから。
幸せすぎても恐ろしいから。
こんな日常が続きますように。
今日もなんてことない一日を過ごせますように。
僕もあなたも変わりなく、
変わりなくこの世に居られますように。
「あー!プリンだ!!!」
お風呂上がって冷蔵庫を開けた彼女が言う。
『うん。食べたいってこの前言ってたやつ。帰り見たらあったから』
仕事帰りたまたま本当見かけたから。
「えー!!嬉しいありがとう!!そうこれテレビで紹介されててさー!気になってて!」
てかおかえりー!笑とめちゃくちゃ笑顔でこちらを見る。
かわいい。
「わぁ、早く食べたい!!食べよう!!」
『うん、髪の毛乾かしてきなよ早く。』
「え、うん、それはそうだけど。ちがうよー!」
『え?』
「君と一緒に食べたいから君に早く夜ご飯食べてほしいから温め直すのー!!」
んもー!って言いながらまだ髪の毛乾かしてない君が僕の夜ご飯を温めてくれにいく。
ぷりぷりしてる。かわいい笑
一緒に食べたいに決まってるのにーとぶつぶつ言いながらお皿に盛ったりしてくれてる。
かわいいな。
惚気だねこれは。
いやでも、日常なんだ。
僕は幸せだな。
日常
ハレの日、という言葉がある
お祭りなんかがある特別な日
ケの日はあまり聞かないけど
普段通りの日常のことだって
今日という日は
昨日とは違っていて
過ぎ去ったら二度と来ない
特別な日
今日は君にとって
なんの日?
【日常】
今の好きな人や恋人は将来、共にしてくれるだろうか。
毎日、「おはよう」「おやすみ」
とか言ってくれるのだろうか。
まだ未完成な僕等は、そんな日常を夢に見ていた。
逃げられず積み重ねていくものならば、せめて快適なものにしたい。
昔から買っている駄菓子に、あたためた豆乳にはちみつを混ぜたもの、その時食べたいアイス。
好きなもので飾っていけたらと願う。
お題「日常」
あの日の感じた感情、今でも鮮明に覚えてる。
喜びや悲しみ、感情の波が常に押し寄せてきて情緒不安定だったあの頃。
あの頃を思いだしてる私のこの感情は何だろう、懐かしみを感じてるだけで言葉に表せない。
「過去には戻れない」
何度過去に戻りたいと思ったのだろう。
過去に特別良い思い出があるわけではないし、過去に戻ってより良い未来に変えてやろうとか思ったわけでもない。
「ただ、一言ありがとうを言いたかったな」
10年経った今、私には普通の日常がある。
でも、これから先の私の日常の中で「ありがとう」をあの人に伝えることはもうできない。
「でもね」
私は首を上げて前を向いた。
「この後悔のお陰で、「ありがとう」って言うのが口癖のようにすぐ出てくるようになっちゃった」
私は前を向いて言う
「だから、ありがとう」
完
日常に飽きて、非日常を求めても、それに慣れてしまえばいつかの非日常も日常になってしまう