『日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日常だなんて
いつ非日常になるか
分からないのだから。
少しくらい
自分を甘やかしてあげたって
いいじゃあないか。
日常
いつもの日常はいつまでもあるわけではない
いつものように過ごせなくなるかもしれない
時にはいつもより楽しいかもしれない
だからこそ、毎日を大切に生きていかなければならない
【日常】
この想いを他の誰にも
あなたにさえ言えないのだとしたら
こんなにあなたを想っているこの日常を
一体どこに残せばいいの?
日常の大切さを知った
この毎日が私は好きなんだ
舞華
あたりまえすぎる風景だけど、
雨の匂いが心地よかったり
木漏れ日があたたかかったり
花がきれいだったりすると
こんな日々も悪くないなと思うのである
その繰り返しだな
何気ない毎日が何気なく続く
それが当たり前だと思っていた
日々の常ごと。当たり前のようにそこにあって、まるでそれらには特別な価値がさほど無いかのように錯覚させる。
慣れというものに潜む恐ろしさを思った。
ため息に似た息を吐き、シキは空を見る。どの世代を歩いても、空だけは地上ほど代わり映えない。
そこにあった景色。ここにいた人。時間の移ろいの中で、うたかたのようにかえっていく。どこかへ。
この古ぼけたあばら家にも、かつては人が住み、笑顔と笑い声に満ちる時間があったことを、彼女は知っている。
大切な時間が過去となり、決して帰らないことを知る。失われたものに、次などないのだ。
腰に下げた小瓶も満ちた。彼女はまた次の場所へ行かねばならない。それが彼女が色彩屋である所以だから。
花売りの娘にもらった花弁の色をつめた小瓶を、色彩屋はためらいなく傾ける。床は瞬く間に色とりどりの花で埋め尽くされた。
弔いにしては賑やかな色と空気が満ちて、シキはふっと目を伏せた。懐かしい面影を思って、過去の自分を思って。
〉日常
いつぞや書いていたオリジナル。の、断片。
その歩みは時を跨ぎ、世の中の色だけを頼りに人と繋がる無色彩の存在。誰もその顔は思い出せない。
色彩屋という色を扱う女性のお話。
私は障害と隣り合わせ
私は癲癇と隣り合わせ
それが私の日常だ。
きっとこれからも変わらない。
ᦏ日常ᦑ
パンが焼けるまでのたった数分
ただ貴方がいないだけで
やけに長くてあまりに静かだった
朝子供たちの匂いを嗅ぐ
耳元でしょうもないダジャレを連呼して
時々しつこいとキレられて
時々やれやれと苦笑いされながら
眠そうに起きてきた君たちが
今日も元気で楽しい1日を過ごせますように
この何気ない
日常の中で
ふと思うよ
あわく
あたたかく
やわらかな
時には胸を締め付けられそうな
記憶の先に居る
初恋の君を。
あの時の僕は幼すぎて
君を選べなかったけれど
君も僕を選ばなかったけれど
ただ
あたたたかい
午後の陽射し溢れるリビングで
小さく願うよ
“君がしあわせであればいい”
と。
いつしか眠りに落ちる。
静かな日常の
ほんの一欠片の
はぐるま
#日常
byこれで3回目デス(;^ω^)
コレ消されたら今日は良いや( ´ー`)な
五月雨深海魚
#日常·裏投稿
すべて変わってしまった
すべてわからなくなってしまった
あなたを失ってから。
なにもかも。
ぜんぶ。
…………かあさん。
#日常
日常(2022/6/23)
誰も言えない部屋に向かって、貴女を思い『ただいま』とこぼす。
何をするにも頭の中では貴女がいる。
毒されたな。狂気だな。
朝起きて。飯食って。
この何気ない日常が俺は好きだ。
日常
ただ、毎日が平凡だけど
推しとか好きな人とか、友達とか居て
たまに嫌になる時あるけど
楽しいかな
「日常」
当たり前が幸せだと
気付く頃には
涙でも足りない不幸に
落ちている
『日常』
毎日変わらぬ日常だけど
毎日私が選択してる
この信号を渡ろうか待とうか?
夜は何を食べようか? e t c
ひとつひとつの選択が
変わり映えのない私の日常
今回のテーマは日常と聞いて
自分はいつも日常の事を書いてるんで
この上なく良いテーマだと思いつつ書く
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自分の最近の日常はテレワークでの勉強のし直しと
アクセサリーをフリマアプリ等で売ってる事かな
中々仕事に受からない私としては
これしかやれる事がないんでね
高めのが売れると嬉しいけど
このご時世、バイトすらあまり受からず
ぶっちゃけ将来が不安でならないわ
日常。それは過ぎていく未来の後悔。
過去の「日常」を後悔してる今があるから、そう思う。
今あなたが「一生懸命、精一杯生きている」と自信を持って言えるのであれば、きっとこの日常という時間を丁寧に使えている証拠だ。
私かい?私は日常を怠惰に過ごしているよ。
きっと未来の自分は今の「日常」を後悔するのだろうね。
そうだ。ちょっとでもその後悔を減らすために、今から少し作業でもしてみようか。
あなたも一緒にどうだい?
共に「日常」を「非日常」に変えてみないか。
――日常――
-日常-
流されない
でも抗わない
追われて焦る
でも粗雑にしない
少し悲しかった
でも大声で捨ててやった
いつもより嬉しかった
でも勿体無くて秘密にした
そんな小さな心の動きを
日常の隙間に置いておこう
もし日常が過去となった時
心強い足場になってくれるはずだから。
なにをするにも億劫だ。
それはつねに薄い膜のように私の周りにこびり付いていたが、今夜からはその膜が分厚く、どこにでもついてくるような気がしている。
できると思えることは、机の上で単純作業を繰り返すこと、それだけ。
明日の朝は、背中に大きな泥の妖怪を背負いながら丸ノ内線に乗るだろう。
暖かくなってくるといつもそうだ。
自分のことが急に、他人のことみたいになる。
自分がどうなったってどうでもよくなる。
義務という言葉の拘束力が負ける。
携帯電話を握りしめてベッドの上に寝転がる。
明日が来ないように祈りながら眠る。