『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日は夜勤。
俺の仕事は救急隊だから、お正月なんて関係ない。しかも今日はUターンラッシュということで人がごった返していて、慌ただしいことこの上ない。
そんなこんなでバタバタと救助をしていると外が白んできていた。
少し休憩に入り、窓の外を見るとビル群から太陽が昇り始めたようで、少しづつ空と世界の色が変わってくる。
仕事が終わる時刻が近づいていると分かるのと同時に、この景色を恋人と一緒に見たいと感じてしまった。
「いいかもしれない……」
ぽつりとこぼれる。
お休みが取れるようになったら、少しだけ長めにとって、ふたりで日の出を見ることが出来る旅館を探して行くのもいいかもしれない。
そこで、改めてふたりで新年を祝えばいいんだ。
おわり
二三二、日の出
日の出。
日の出は
カウントダウンの
帰り。
気がついたら
なんでここって
とこに着いた。
初詣も 行きたかったけど
後で大変だから。
今度こそっ!
初日の出は人生で一度も見たことがない。
朝早くから起きて、山に登ったり、神社に行く人たち凄いなって思う。
私は朝弱いからこんなのしたくないけどね。
あけおめ!
日の出
俯いて今にも
泣き出してしまいそうな
君の手を取った
「今日のことなんていつかは忘れるさ、きっと」
思い出してしまわぬように
過去を切り裂いた
闇を照らす明かりを
作り出すんだ
今はまだ見えないが
「僕はもう昨日の僕じゃない」
格好つけた僕を笑った
「僕の言う通りだろう?」
こんな言葉で君を動かせるなら
何千回も吐いてやるぜ
どうせなら君と2人で
明日の夜明けに笑ってたいんだ
ps:
「気付かないふりして、
頑張ってるんだよね。
でももういいんだよ。
あなたのその行動、言葉で
充分救われたから。
もう自分のために、
何もしないで。
ほっといて。
やめて。
1人にしてよ。
あなたの優しさが、
1番辛いんだよ。
苦しい。
辛い。
〇にたい。
、
、
、
逃げたい」
今朝、日の出と同時に私は今年の抱負を考えた。
長編小説を書いて投稿しようと。
物は試し。やってみるしかない!
初日の出はすっかり寝過ごし、目が覚めた時には空はとうに明るかった。生まれてこの方、日の出を見るために早起きはしたことが無い。しかしたまに早朝から旅などに出る時に、車窓から運良く日の出を拝むことはたまにある。東から出てくる赤い太陽は、朝焼けとして空を赤く染める。それがとても美しかった。近々、また早く起きて東の方面に遠出をする。その時はまた、見れたらいいな。
射し込む陽の光で目が覚める。
朝か……と思っていると、ハッと昨日の決意を思い出した。
それは、初日の出を片割れの弟と一緒に見ること。
私たちは旅人だ。旅立って一年にも満たない新人だけど。
町にある小高い丘から初日の出の瞬間を見ることができたら今年は良いことがあるだろう、となんとなーく験を担いでせっかく早寝したのに結局間に合わなかったなんて!
弟も弟で、隣でぐーすか寝てて起きる気配はない。
せっかくの大みそかの日に夜ふかしをしなかったのに……
怒りと悲しみを込めてカーテンを勢いよく開ける。
まだ眠い頭や目に暴力的なまでの光が一気に射し込み、私は床に倒れ込む。
朝の光を浴びただけなのにHPの半分くらい持っていかれた気がする……
その時、大あくびと布が擦れる音が聞こえた。どうやら弟も起きたらしい。
「あけましておめでとう……。
なんか……死にかけのバンパイアみたいだけど、新年早々何やってるの……?」
「……うるさい」
弟は私にそっと近寄り、頭に何かをバサリと掛けた。
「これで眩しくないはずだよ。ほら、目を開けてみて」
言われた通りそーっと目を開けると、光が良い感じに遮断されている。どうやら掛けられたのは弟のコートのようだ。
窓の外を見上げて弟は呟く。
「初日の出、だね」
「……あの小高い丘から見たかったのに……」
「それはまあ、来年頑張ろうか。僕も頑張って起きるようにするからさ」
「……そうね」
二人で並んで宿屋の窓から太陽を見上げる。
今年はこうだったけど、来年は私の願い通りになればいいな。
そんな新年の始まりだった。
日の出🌅
いつも、いつも、山から見える日の出は綺麗
…
私の部屋は東の角部屋。
出窓ほどの小さな窓には高校生の私が選んだパステルカラーのドットのカフェカーテンがかけられている。遮光性はなく、陽が上れば室内は明るくなる。
早朝、カーテンを開け放つと朝焼けが見える。
低山の稜線と蒼色から濃赤色のマジックアワーはまるで太陽が空に彩の魔法をかけたように神秘的。特に、蒼色の空に紅の雲がたなびく朝焼けは格別だ。そして色彩は移り変わる。それに気を取られていると、眩い白い閃光のような日の出が訪れた。
美しい景色と冬の寒さも相まって、私の脳は覚醒する。
吹奏楽部の定期演奏会まであと1ヶ月。
定演の開催場所を文化会館の大ホールか中ホールで行うか顧問と部員で対立して、大ホールで行うと決定したのは昨年の夏のこと。
それぞれの楽器のパートリーダーのソロの演奏がある楽曲はノリノリの曲なのに、今ひとつ部員の士気は上がっていない。
朝焼けには、運気アップという意味があると言う。
朝焼けの赤い雲は、近いうちにモチベーションが上がるような出来事が起こるという意味があると言う。
スピリチュアルを全面的に信じているわけじゃないけれど、でも、こんな素敵な朝焼けなら、意味を込めて信じても良いのかもしれない。
初日の出の写真を撮ってから、吹部のグループラインを開く。
2025年になった瞬間に、たくさんのあけましておめでとうのスタンプが連続している。
私はそこに、あけましておめでとうのスタンプと初日の出の写真を貼る。
定演、頑張ろ!ソロの練習、頑張ろ!
メッセージを送る。
昼までにはたくさんの了解スタンプが送られてきた。
中には、練習始めてるよ、と写真付きの報告も。
皆んな、頑張ってるなぁ。
私は楽器ケースから自分の楽器を取り出した。
日の出
《今回はホラーです》
一人暮らしのアパートの布団の上、日の出とともに目が覚める。
最悪の目覚めだ。
俺は人を殺してしまったかもしれない・・・
布団の中で深夜の出来事を思い出す。
◾️◾️◾️
終電を降り、帰り道を急ぐ。
今日も残業を押し付けられこんな時間だ。
ああ、イライラする、、
そのとき前から女が1人で歩いてきた。
女は酔っているのかふらふらとした足取りだ。
160cmないくらいの細身の女、年齢は30代くらいか。
俺はいつもやってるのと同じように、わざとよろけたふりをして女にぶつかった。
ぶつかった瞬間「痛っ」という女の声が聞こえた。
女はヒールを履いていたため踏ん張れなかったのか後ろに勢いよく倒れた。
ゴッとにぶい音がする。
歩道にじわじわと広がる血、白目を向いた女の顔、、
季節は1月なのに脂汗が浮く。
ヤバいと思い、俺は走り出していた、息を切らせながらアパートに戻り俺は先ほどの出来事を忘れるように冷蔵庫のビールを飲み、風呂も入らず寝てしまった。
そして今に至る。
落ち着かないが、どうしたらいいか分からない。
人目はなかったはず、、
テレビを付けたが、それらしいニュースは流れてこなかった。
今日はまだ平日、会社なんて行ってる場合じゃなかったが、休むと疑われるかもしれないのでいつも通り出勤した。
朝からソワソワ落ち着かなかったがその日は何事もなく終わって帰宅した。
翌日も何もなく、1週間経つ頃には俺はすでに捕まるかも、というような恐怖はなくなっていた。
出血はしていたが見た目だけで大したことなく、自力で家に帰ったんだろうと自分の中で結論づけた。
そして2週間が経った、今日は残業で終電帰り、あの日以来だ。
人通りも少ないし、出来ればあの道は通りたくなかったが、あそこを通らないとえらく遠回りになってしまう。
仕事でクタクタだったし早く家に帰ってゆっくりしたかった。
あの出来事があった歩道を歩いている時、後ろから声が聞こえた。
「やっと見つけた・・・」
バッと勢いよく振り返る。
そこには頭に包帯を巻いた、あの時の服装のままの女がいた。
恐怖に顔をゆがめ、後ずさる。
女が距離を詰めるようにこちらに歩を進める。
『ひぃっ、く、来るな』
俺は女に背を向け逃げようと走った。
と同時にドカンという強い衝撃が俺を襲った。
歩道の先にある横断歩道を走る俺を、横から来た車がはねたのだ。
(痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!)
痛くて指先1つも動かせない、、
痛さを堪える俺を横目に、俺をひいた車はそのまま走り去った、、
俺は血で開けづらい目を開け、女の方を見た。
『・・・た、助けてっ』
女は俺を見てニヤリと笑い、そのまま背を向け遠ざかっていった。
日の出
朝日が上がるのを見ると無条件で気が上がる、、ような気がする。
『なんか頑張れそう』みたいな、知らんけど。
だから好き。
end
「どうしたの、寝起きのまんまじゃない」
「今日は良いの、時間通りの方が大事」
「それでもちょっと整えたら?」
「良いの良いの、着飾ってもぼろぼろでも
どうせ言われる言葉は同じなんだし」
‹日の出›
日の出
柄にもなく、山に登った。
そこで太陽が昇る光景を見た。
いつも見ている太陽とは別に、
厳かで雄大で。
たまにはいいもんだと思った。
気持ちがわからなくなってきた。どうしたらいいかわかんない
日の出
私の家は山のふもとにあるので、この冬の時期では、朝起きた時に部屋の窓から、朝日が雲の隙間からオレンジ色の輝きを魅せる絶景を拝むことができるんです。
晴れていれば、ですけどね笑
雨や雪の日が多い上(私は新潟県在住です)、晴れていても太陽が雲に隠れてしまうことも多く、今年は残念ながらそのような景色は1,2回程しか見れていません。まあそれも贅沢な事なんですけどね。
それでも、私は考え、思うのです。
厚い雲のその向こう側では、確かに眩しい光を放っている。
私たちの地域にまで光は届かずとも、確かに世界のどこかの地、宇宙のどこかの星を明るく照らしている。
だから、私もそのようになりたい。
いつでも明るく、他の人を笑顔にさせる存在。
毎日、いや毎日でなくても、世の中の誰かに光を届けられる存在。
そのような存在になりたいと願います。
明日の朝は綺麗かな。
日の出と言うものを、計画を立て
狙って見に行った事はない
けれど、嫁いだ先が農村の山奥
だったので、普段は別に暮らしては
いたが、お盆、正月は片道を車で
8時間かけて帰省していた
ちょっとした海外旅行並みな時間だ
そこは、標高が高く嫁ぎ先より
上には民家が無かった…
周りは山々だけで、空気は澄んで
星がとても近くに感じられた
朝になり、白々と夜が明ける頃には
自分の目線より下から日の出が見えた
山の向こうから出る太陽が照らす
木々は、その日のお天気によって
色々な表情を見せてくれた
一番感動して、今も心に残っているのは
雲海の中から朝日が顔を出し光輝いた
景色だ…
いろんな条件が揃わないとこの絶景も
見えず、私が見たのも一度だけだった
叶う事なら、あの「日の出」を拝みたい
今なら、もっと深く心に刻まれる事は
間違いないだろう…
「日の出」
初日の出、見ました?
私?一応見ましたよ。雲が多かったけれど、見ました。
アレを見るためにわざわざ富士登山する方もいるんでしょう?
ご利益を求めて?願いごとをするために?
ありがたやありがたや。
いいですね。
いつも通りそこに在るだけで手を合わせて拝んでもらえて。
その為に行動してもらえて。
羨ましい。
向こうは私たちの信心なんか知ったこっちゃないですよ。(了)
'25年1月3日 日の出
年賀状を送った友達からメッセージが届いた。
「思い出が詰まった年賀状ありがとう」
それと一緒に日の出の写真。
「初日の出じゃないけど」
実際に日の出を見て撮った写真をもらうのは初めてだから、私にとっては初日の出みたいなもんだね。
新年早々素敵な写真を送ってくれた友達に感謝。
良い一年になりそうです。
日の出を見たのは高2の頃に友達と地元で参拝してから
地元の橋から見たとき以来
自転車で橋に向かったから
顔も耳も指もキンキンに冷えて神経が研ぎ澄まされてるような
不思議な感覚で待ってたら
少しずつ眩しい光が上がってきてから思いのほか
早く太陽の頭が見えた瞬間の貴重なものを見れた
あの感覚は感動って言葉では足りないような気がする
あの不思議な感覚を、またいつか見れる日がくるといいな
寒くて寒くて早朝に出る決心を固めるのも
なかなか厳しいけれど。笑
毎日の
日の出と共に
いつだってやり直せる、
生まれ変われる、
始められる
【日の出】