『新年』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
新年
こんなに嬉しくない年明けは初めてだ
夫が亡くなって もうすぐ1年
たった2年の結婚生活
大した思い出もなく、子供もいない
せめてもの救いは、家族仲が良く、
頻繁に姪っ子達が遊びに来てくれる事
昨夜も、みんな揃って賑やかに過ごした
長男の嫁なんて面倒くさかった
仲が良すぎる家族も煩わしかった
でも今は、そんな家族に助けられてる
悲しみは、旧年と共に置いていこう
新年は笑顔で過ごそう
貴方の為にも
新しい年が始まったなぁ
今年も頑張らなきゃ
もうずっとネガティブ思考が止まらない
ネガティブ思考を止めたいよ
誰か助けて 助けて 助けて
お願いだから!
ポジティブな人になりたい
途中の人生でネガティブになってしまったよ
昔のように元気な自分に戻りたいな
心ではそう思ってる
現実ではなんか人生が止まったような感じです
新年
日が昇るにつれて、椿に降りた霜がとけだす。葉の緑が艷やかに光る。こんなにも鮮やかだったか。何かがなければ何かに気付かない僕の愚かさ。
新年
おめでとうを言わない、喪中の新年は難しかった。
なんとなく「おめでとう」と言っておけばなんとかなる普段のお正月と違って、何から始めたらいいのか分からない。
おめでとうを多用してきたツケが回って、最初の一言も出てこない。
結局、普通に「おはよう」と挨拶することに決まったときには昼だった。
去年からなりたい自分になれるように
意識してた
親に自分がこうなりたいからここに通わせてとか
通わせてとはまだ言えてないけど、
今年それが叶えられたらいいなって思ってる
そこに通って、夢叶えて、引っ越したり、 ―
自分の夢について考えてみたら、こんなに先の事が思い浮かぶ
もう少しで学校も卒業
面倒くさがりな自分だけど、頑張ってみるか、笑
新年
あけましておめでとうございます
ℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 𝒩ℯ𝓌 𝒴ℯ𝒶𝓇
今年もよろしくお願いします( . .)"
新年の抱負
一年を考える
なりたい自分になるために
己にかす
試練
新年
年末にやるべきアレコレをできず
それでも新年を迎えました。
初夢は見たのか見ていないのか
記憶にないけれど、寝入りも良く
寝起きも良く、良い目覚めでした。
良い眠りも、屋根と壁のある中で
いつでも電気が灯るなかで
いつでも御飯が食べられるなかで
居るからこそ。
一日も早い復旧をお祈りします。
【チョコ初め(お題:新年)】
カレンダーを新しくして、百均で買った鏡餅なんて飾っちゃって、表向きはお正月をしているが、実は机の引き出しには去年のアドベントカレンダーが残っている。
12月1日から始まって、一日一粒ずつチョコレートが食べられる。しかしチョコの食べ過ぎでクリスマス直前にニキビができてしまい、それきり食べなくなって年が明けてしまった。
よっぽど食べたかったけど。
昔から何よりもチョコレートが好きだったから、貧乏大学生には高級すぎる一万円もするこんなものを勢いで買っちゃって。
買った時は、今年も当たり前のように独りで過ごすものだと思っていたから。
でも、初めて付き合った彼と、初めてのクリスマスの時に、鼻の頭にニキビができて真っ赤なお鼻のトナカイさんになるなんて嫌だったから。
そして今、正月早々私の家へ遊びに来た彼に、しまっておいたそれを発見されてしまって、わけを話したところ。
「いやあお恥ずかしい。そのままそっとしておいて」
「食べないの?」
「うーん」
「またニキビできるから?」
「まあ、ね」
「残り何個?」
私は指を4本立てた。
「じゃあ、一緒に食べてもいい?」
「全部あげるよ」
「好きなんでしょ?」
まっすぐ見つめられて、どきっとしてしまう。
そりゃ、チョコレートが一番好きだったよ。あなたと付き合う前までは。
彼はチョコを一粒取り出し、私の口元に差し出した。
「これならどう?」
あああ。
この人はもう、こういうことをするんだから。
ままよ、と私は彼の指からチョコレートをついばんだ。
伝えたい言葉が出てこない
地震で
前向きになりたい気持ちや
希望が
砕かれ消えた
本当に大変なのは
災害に遭われた方なのに
ニュースを見ながら
自分が災害に遭い
避難したときのことを思い出す
本当に一歩を踏み出さないと
『新年』
巡回の為に伺いました。点検の結果異常は、認められませんでした、セットをし退出します。
明けましておめでとう。
おばあちゃんにとびっきりの笑顔で言った。
はいはい、おめでとう。
そういっておばあちゃんはぼくにぽち袋を渡してくれた。
中身を確認すると1000円。
小学生を舐めてるの?
思いっきり目の前で破り捨てて泣いてやった。
ぼくはまだまだ可愛い孫。
そうでしょ?おばあちゃん。
唖然として立ち尽くす彼女を挑発するように、泣き声を大きくしてゆく。
新年を迎えて一夜が明けた
元日に起きた
能登の大地震のニュースに
正月気分は一瞬で消え
TV画面を見続けながら
被災地の方々の無事と
被害の最小を
祈る事しか出来なかった…
日本は地震大国だから
いつどこで地震が起きるかは
わからない
新年の今こそ
もう一度
防災グッズの用意点検や
避難場所の確認など
身を守るための
防災意識を高めようと思う
# 新年
ご無事と安寧を
穏やかな日々を
備わっている力を
祈りが届きますよう
願いが叶いますよう
『新年』
新年
「あけましておめでとう!」
いつも話しかけられない私でも
鳴り止まなくなるのは新年早々の
LINE…(泣)
追記
案が思い浮かばず自分の本音を書いてしまった…
(すんません)
あ!安心して(?)個人じゃなくて、グループLINE……
どうぞお身体だけは
お大事になさってください
安心した日を
一刻も早く迎えられることを
心よりお祈り申し上げます
まったくおめでとうちゃいますけど、
新年あけましておめでとうございます。
さっきから自分の頭の中を、緊急地震速報のあの声がずっと陣取ってるんですよ。
好きな歌を聴いても流れてるし、
夢やと思った方が気が楽と言いますか。
新年早々お騒がせなやつやな、構ってちゃんやん。
もうたくさん遊んだやろ。
一旦帰り?お母さん待ってんで?
言うてみたいなぁ、こんな言葉。
怖いから言えんけど。
まだ余震とかあると思うので、
皆さんのご無事を祈ります。
僕は日本海側の震源地に近い場所に住んでます 笑
132テーマ【新年】
新年 あけましておめでとうございます
今年は自発的に年賀状を書きました。
と言っても、年賀状をもらってから返しているので世間から見たら遅い部類に入ると思われww
今日は昼前に起きたので(前日、4時まで起きてたww正確には11時半ごろ)、とりあえず初詣に行くため、あらかじめこの日のために買っておいた服と靴をおろして(遅いかな汗)朝ご飯におかんが作ってくれたお餅入り雑煮をもちもち食べて、その後お風呂に入って、着替えて、(言っても、気温20度くらいあるんかいなって言うくらい暖かいので、秋口みたいな格好で)外出。
最初におすわさんに行って、長ーい列の横をこそこそっと入っていって、横からすんませんって感じで参拝させてもろてきました。無病息災とか、 とりあえず病気とかにかからないように見守っててくださいって感じで参ってきま。の。した。全員参拝し終えたので、おみくじをひきにいった
タイトル【新年】
文字数 700文字くらい
「0時00分、境目を遂に超えた」
スマホの画面を見ながら、彼はそう言った。
「年が明けたみたいだが、どうもそんな気はしないな。まあ、23時59分が0時00分なって、日付或いは年が変わったところで、昨日の続きという感覚がなくなる訳じゃないから、当然っちゃ当然なのかな?」
何やら釈然としない様子の彼に向けて、「デジタルかアナログか、ってこと?」と訊ねてみた。
中途半端な物怪顔になった彼が答える。
「ちょっと違う──いや、そういうことなのかも。うん、面白いね。デジタルかアナログか、か………。考えもしなかったな」
広角を歪ませて微笑むと、更に続ける。
「いつも不思議に思うんだ。昨日と然程変わらないのに、年が明けると、途端に昨日までの1年間が過去になった気分になる。始まったという感覚はないのに、終わってしまったという感覚だけがあるのだから、どうも心地が悪くってね。でも、払暁にもなると年が明けたという感覚がようやく出てくる。これがどうも不気味なことこの上ない。更に心地が悪いったらありゃしない」
「あなたの感覚で話すなら、年や日付の変わり方はアナログだけれども、どこかデジタルみたいだと感じるってことかしら? 慥かに、人生は連続性。年の変わり目も本来はそうあるべきなのかも………。非連続的に感じると違和感よねえ」
町のあちこちから新年を祝う声がする。時計に目をやると、針は0時07分を指していた。
「happy new yearではないぞ、ちくしょうめ」
そう言って煙草に火をつけると、煙を吐き出してから「だから新年は嫌いなんだ」と彼は悪態をついた。それを横に見ながら、私はこっそりと笑った。
お題:新年(創作)
打倒新年
元旦早々に結婚報告をして来た知り合いのSNSをミュートにした。ブロックしてもよかったのだが、角が立っては面倒くさいため後々日が開いてからブロックしようと思う。いや、ミュートのままの方が良いか。悩む。
結婚自体は良かったねと思うが、わざわざ年が明けるのを見計らって、特別感を出そうとする演出に感情的だがイラっとしてしまった。私たちの結婚はサプライズの価値があると思っているのかな。それなら等しく皆そうである。それに今後元旦になるたびにこれを思い出すのは鬱陶しい。
年に最低一回は会うことがある子で言おうと思えばいつでも言えるだろうに、心は二枚目だったんだなと苦笑いしてしまう。
独身が少しずつ減って付き合いもかつてほどは圧倒的に減るのはもう慣れた。各々どうぞお幸せにである。あなたがたの幸せは喜ばしい。ええ、本音ですよ。
ただ、祝う方も時に疲れるのも事実。だっていつも祝う側だから。固定ポジション。入れ替えなし。祝った分お返しなんて来ない。私が祝われることはないし、まあ結婚するつもりもないから。
それは当然だから仕方ないけどこちらとて「おめでとう」と言われたくなる時が時たまある。
歳をとってから「おめでとう」と言われることって案外選択肢が限られていて、結婚かキャリアアップぐらいだが、私にはそのどちらも縁がない。
せいぜいあるとすれば「新年おめでとう」という年始のお決まりフレーズでこれはただの挨拶でしかない。
だから、自分自身で言っていく。
「ここまで生きてきてえらい。おめでとう」
「辛い時も1人で乗り越えてきたよね。おめでとう」
「いつも祝う側で頑張ってきたね。おめでとう、私」
新年、また私が始まる。自分の幸せを自分でミュートして蔑ろにしたりはしない。
私の新しい年はまだまだ続くのだ。
いや、続かせるのだ。
沢山の人が形成した長蛇の列を潜り抜けて、冷たい夜風が肌を愛でる。あまりの寒さに全身が粟立ち、身体が思わず縮こまる。周りも同じようなポージングを取っていて、その姿が情けなく、自分も同じような姿勢であることに恥ずかしくなったけど、姿勢を正すことを躊躇するほどに身体の芯まで冷え切っていた。
なるべく肌を寒さから隠したくて、手をポケットの中に入れる。1人分の手のひらは空っぽのポケットに入れてもまだスペースに余裕がありそうだった。カイロを持ってこなかったことに軽く後悔しながら、確か去年もカイロを忘れて凍えるような寒さに必死に耐えながら初詣にきたことを思い出す。
やった、大吉だ、と喜びの表情を全面に出す彼女はとびきり可愛かった。2人とも冷え性だったからお互いの指は血が通っていないんじゃないかというほどに青白かったから、御神籤を見せあった後は指を絡めてお気に入りのコートのポケットに温もりを求めた。小物ならすんなり入るポケットも、2人の手を入れると大きく膨らみ、自然と近づく彼女との距離に心臓が早鐘を打ってうるさかった。来年もまた行こうね、と嬉々として話す彼女。そうだね、絶対行こう。改めて、新年明けましておめでとう、今年もよろしくね。こちらこそあけおめ、ことよろ。
でも、去年のこの日、白い息と共に交わされた約束は冬の夜空に消えていった。
今年、横に彼女の姿はない。未だ脳裏にチラつく彼女の声と匂いと表情。女々しいと分かっていながら引きずり続けている自分に辟易する。そんな自分と決別するのが今年の抱負かもしれないな。そう思って、彼女のトーク画面に下書きされた文字を消していく。
新年明けましておめで