『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『放課後』
その子は転校生だった
なぜ、その子と話すことになったか
きっかけはよく覚えていないが
中3のとき、仲良くなった
学校が早く終わった日、一緒に勉強しようかという話になり、人目が少ない近くの図書館に行った
行っては見たものの、勉強スペースはなく、
結局、図書館の入り口でずっと話をしていた
それ以降、図書館の入り口は、私たちが放課後会う時の秘密の場所?になった
その時は、お互い受験もあり、付き合ったわけではなく、ただ話をしていただけだった
その後、高校に入りに、ひょんなことからその子と付き合うことになった(すぐ別れたが・・・)
私たちの放課後の秘密の場所は、私のファーストキスの場所になった。
去年の今頃はまだ帰宅部だった君と、すっかり日が落ちるのが早くなった夕暮れを歩いて行く。
猫を飼い始めて半年。
あっという間に大きくなったと、いつも笑っているような目がさらに垂れる。
羨ましいのは君か猫か。
初めて入った君の部屋で視線を感じれば、顔半分でこちらをうかがう可愛いさに胸がきゅっとなる。
君が座った途端にとことこやってきてするりと肩に腕を掛けて抱っこされるのが当然の顔。
うらやましいのは。
「放課後」
放課後は、
小学生の頃には、気が合う人と嵐の話でいっぱいだった
中学生の時は、部活終わり時間が異なり
嵐の話ができなかった
高校の時は、嵐に続き、僕のヒーローアカデミア、
進撃の巨人、お休みの日に、どこに行ったことを楽しく
喋ったことか………
放課後
夕方の
静まり返った校舎の
防火用扉は
別世界への入り口
「放課後の校庭で走る君を見た」♪
この曲を聴くと
陸上部だった友達を思い出す。
彼女のお気に入りの曲。彼女とは高校3年間同じクラスだったが、
距離が近くなることはなかった。
一緒につるんだグループの一人で、誕生日も数日違いで共通点は多かったはずだが。
美人でスタイルもよく社交的な子だったから、無意識に気を遣ってたかもしれない。
「校庭で走ってるのは私なの」
そう言って彼女は教室の窓にもたれて笑っていた。あの教室。あの校庭。あの時の制服。楽しかった訳でも辛かった訳でもない、ただの高校生活の日常の思い出。
高校生の時、購買部に所属していた。
「部」といっても、部の活動とは言い難く…何というか、クラスから2人が選出され、他のクラスの生徒達と、自分たちはこの日なら出来る、と話し合って当番制にしていた。
当番の日は、授業が終わって休み時間になるたび購買室に走って、レジ打ちをしていていた。
放課後に、店?を閉めた後に、その日の売上を計算していた。といっても、細かい作業など無く、文字通り、いくら現金があるか数えていただけだ。それを日計表なるものに記入していた。
今回のテーマを見て、この購買部のことを思い出した。週に何度かの放課後は、そういうふうに過ごしていた。
ああ、懐かしいなぁ。
「放課後」
『放課後』
放課後に友達とスイーツ食べたりだとか、恋人とデートしたりするのって、憧れるよね。
まあ、友達も恋人もいない受験生の私には、縁の無い話だけどね!!
私だって、青春したいよ!!
勉強なんてしたくないよぉ!
塾行くのだるいし、成績どんどん落ちてくしさ!!
楽しみといったら、スマホ開いて動画見たり小説書くぐらいだよ!
まあ楽しいけどね!!
数年後には、優しい友達と恋人ができますように!!
放課後
授業が終わってそれぞれが部活に取り組んでいる。けど私は帰宅部だからそんな景色を見ずにそそくさと帰るのが日課だった。ただ今日は学校でしないといけない課題があったから、初めて放課後に居残りをすることになった。初めて居残った放課後はとても静かに感じた。もっと部活の音で慌ただしく騒がしいものだと思ってた。以外にも外から聞こえてくるのは多少の掛け声と吹奏楽と軽音楽の演奏だけ。外の音がなければこの教室は時間が止まったように静かになるに違いない。
カーテンを開けているから、夕方の日差しが私を明るく照らす。外の世界は幻想的だ。何事も視点を変えれば全てのものが異世界のように変化する。人は不思議だ、ひとつの景色をいくつもの新たな世界に変えてしまうのだから。私は最近流行りの曲を聴きながら、課題と向き合った。
放課後になった。音楽室が近いから吹部の音が響いてくる。
あたしはひとり教室で伸びをする。
クラスメイトは早々に部活やらバイトやらはたまた帰宅部ガチ勢やら自習室行くべとやらで散ってしまった。
部活やバイトはやっていないし、勉強する気も起きないから教室で惰眠をむさぼっている。
最近妙に何事のやる気も起きないんだよな。なんというか、あたしはここにいてもいいんだろうか感がある。もっと別の場所に行くべきなんじゃないか、という謎の不安が心の底から這ってくる。
「フラッペでも買って帰るか」
こういう時は自分のご機嫌を取るのが一番だ。
そしたらゆっくり人生計画でも立てようじゃないか。
――放課後
❥カーテン書き忘れたのわりとまじでショック。
ネタはあったのに。時間もあったのに。
ま、そういう時は笑おうぜはっはっは
はしゃぐ声 弾む足音 床板の 軋む音から 解放を知る
“放課後”
放課後マックとか、放課後遊園地とか、そういう典型的なjk っぽいことじゃなくて、放課後にコンビニに寄って、友達の唐揚げ棒を分けてもらうのが、私の青春だった。この青春もあと、1年と半年。年月は思ったよりも、すぐに過ぎていってしまうのだ。
だいすきな友人達との記憶を深めるため、通学路も、もちろん学校内でも、“放課後”でも、最初から最後まで思い出たっぷりの青春にしてしまおう。まるであの、たっぷり衣とジューシー唐揚げ棒のように
放火後。
すんません一回やってみたかったんですこういうの。
多分みんな一度は思ったやつだろうから許して。
赤信号、みんなで渡れば怖くない。
そんなことだから、何もお題思いつかなかったら是非これに便乗して一緒に轢かれろ。
放課後の空
眺めてる君
長いまつげが
少し揺れて君の瞳が
僕のことを見つめた
心臓が脈打って
にこりと微笑んだ君が
かっこいいくらい美しい
君が光なら僕は影
いつまでも後ろにいて
君を守ってあげる
午後3時くらいから4時くらいになると近くの小学校は下校時間になる…
静かな町が急に元気な子どもたちの声で賑やかになる いつの間にか あの声が聞こえないと気になる自分がいる…
気をつけて帰ってね また明日!
ポポヤ
揺れるカーテンがとあるシーンに重なった。
カーテンにくるまって
ウエディングベールみたいでしょって
「それ成田君がやる?
やるなら私でしょ性別的に」
「いいじゃんいいじゃん。
やってみたかったんだもん。
どう、花嫁に見える?」
成田君はいつも読めない。
外見はとっても整っているし
中性的って言われたらそうかもしれないけど
なんで今そしてなんで私に聞いてくるんだって
彼のことを知らないからわかんない。
「似合ってると思うよ。花嫁」
「じゃあさ、俺にプロポーズしてよ。」
冗談言わないでって思う。
綺麗な顔でそう言われたら
本気になる可能性だってゼロじゃないのに。
風がカーテンを揺らす。
日が暮れる。
オレンジ色に染まっていく成田君と私。
2人のプロポーズは
もう誰にも教えてあげられないくらい
成田君に向けた言葉になってしまった事は
彼には絶対に言えない。
─────『放課後』
告白予行練習
本気と思った?なんてね
可愛い?ドキッとした?
そんな顔で見ないでよ
本気になるよなんて嘘をつかないで
そうだ今日は二人でラーメンでも食べようよ
明日には伝えるよ私の好きな人
私のワガママを聞いてくれる?
少し大人になったこの心のワガママを
本気になってよ練習だって
嘘つきな心を見破って
放課後
あの頃は考えたこともなかったけど
特別な時間だったんだな
放課後の屋上で
ずっと夕陽を見ていた
あの頃
ただ空しくて
自分が何を求めているのか
自分で自分がわからなくて
何をする気にもなれなかった
孫娘が泣いた
何をしたいのかわからない
何をする気にもなれないと
私は初めて気が付いた
あの頃
自分しか見えていなかった
私の傍らに
そっと寄り添ってくれていた人が
いたことに
放課後
キーンコーン カーンコーンと
下校のチャイムが鳴る
一斉に下校する者
放課後の部活に向かう者
寄り道の相談をする者さまざまだ
学校が終わっても私達の日常は、続いて行く そんな日常風景を窓から目に焼け付けながら 私は、愛用のカップに入れたコーヒーを一口啜り 自分の職員室にある
デスクに戻り椅子に座り大きく伸びをして
テストの採点作業に戻った。
放課後
放課後はみんなで遊ぶのが当たり前になっていた。
まあ、そのせいでお金なんていつも無くて、だからバイトも大変だった。
でも、その日常がそんな事の何倍も楽しかったんだ。
今日は、三月二日。
昨日は私の学校の卒業式だった。
当たり前の様にあった私の「放課後」は昨日でなくなった。
特に将来の夢がなかった私は、親に手伝ってもらって仕事を探している。
多分みんなもそうだ。
あまり更新されないインスタ、毎日会えない友達。
その事実だけで寂しくなる。
もう二度と戻ることの出来ない、放課後の日々。
それを思い出とし、そろそろ私も私の未来へ進もうと思う。