『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
老いた母の手をとり
歩いた。
小さく、あたたかい手。
ヨチヨチと歩く。
昔は、
手を引かれ歩いた手。
手を繋いで歩いた道。
あの頃につながる道。
手を繋いで、握手をする。それはスキンシップ。誰もができる友好の証。誰と手を繋ぎたいかは人それぞれ異なるもの。
同性のみだったり、異性ともだったり。相手は人それぞれ異なっている。
異性とするのは結婚している夫婦だけだったりしている。あるいは子供同士だったり。
無邪気な子供たちの握手は親愛の証でもあるかのよう。仲良しや仲直りの証明であるかのよう。
大人になれば、最愛の人や友人たちとの握手が主になるだろう。ビジネス相手との握手も同じく。
握手とはより親密になりたいという気持ちの表れなのかもしれない。握る強さによっても。
強く握れば、強い信頼を示したい。親愛が強い証拠となる。弱ければ愛は弱くとも穏やかなものだろう。握る強さが弱いだけかもしれなくても。
愛の絆で結ばれている夫婦を見てほしい。あの二人が交わし握る握手は弱いものだろうか。
そうではない。強いものである。互いへの愛が強いからこそ、それが握手にも表れるのだ。
その二人が交わす握手というのは、弱いものではない。弱かったらさっと終えてしまうだろう。
強い握手と弱い握手。どちらにしても、そこにあるのは親愛の情でもある。
最愛の人の最期の時にも交わすのも握手である。弱々しくともそこには愛の強さが秘められている。誰もそれを邪魔するべきではない。二人だけの遺された時間を大切にするためにもーー。
ーー握手というのは、世界中で受け入れられているスキンシップの一つ。同性異性関係ない。
握手の拒否というのはスキンシップの拒否にも繋がる。それは縁を自分で断つのと同じ意味となってしまう。それはとても悲しいものである。
けれども、握手する相手はしっかりと選ばなければならない。悪い相手との付き合いが良いものを台無しにしかねないものであるのだから。
だからこそ、しっかりと気をつけなければならない。良い相手とのスキンシップを楽しむのなら、自分自身が良い人になれるのだからーー。
「手を繋いで」
貴方と初めて手を繋いだ日。
映画館で、貴方の手が少し触れて、その後慌てて引っ込めてたから、触れたくないのかな?って思ったよ。
そしたら、何度かそんな事があって、何度目かには「ぎゆっ」って。
もう私は映画館どころじゃなくて。
貴方はどうなの?と思ってそっと貴方を盗み見たら、貴方は真っ直ぐスクリーンを見てたけど、暗くても分かるくらい耳まで真っ赤だし。
そんな貴方を見たら、何だか私は逆に落ち着いちゃって、そこからはゆっくり映画を楽しんでた。
あれから何年もの時が経って。
今でも貴方とは手を繋いでる。
あの時よりはゴツゴツとして、家族の為に、一生懸命働いてくれてる、手。
そして、もう片方の手には、温かな、強く握ると壊れそうな、ちっちゃな、可愛い手。
紅葉みたいな手と、りんごみたいなほっぺた。
舌足らずに「まま」って呼ぶ声。
ホントに、心の底から幸せだな、って思える。
どっちも私の大切な、存在。
これからも、よろしくね。
手を繋いで
貴方の優しい手で
私達の縁を繋いで
「お母さん…」
涙をこらえながら、震え声で言う。
病院に、お父さん、弟と来ていた。
病弱なお母さんは、病にかかり入院した。
すぐに治ると思ってたのに。
どうしてーーー
「お母さんっ…」
涙がこらえられなくて、大粒の涙がいっせいに流れる。
「そんな顔、しないで…」
「お母さん?」
「最後くらい、笑って、ほしいの…」
笑顔でお母さんを見るけれど、やはり涙が止まらなかった。
「ねぇ、死んじゃうの?ねぇ、寂しいよ…」
「わらっ、て。」
ぎゅっ、と、私の手を握りしめる。
あぁ。
お母さんの手だ。
温かくて、優しい手。
「お母さん…」
私もその手を握り返して、静かに微笑んだ。
そして、母は息を引き取った。
私と、
手を繋いで。
お題「手を繋いで」(雑記・途中投稿)
昔読んだネット記事で、結婚指輪をしたまま不倫する無神経な男(というか人間)っているんだとびっくりした記憶。
そんな無神経でも結婚できるし不倫できるの信じられない。
手を繋ぐわけじゃないけど隣を歩いている時にふと指輪が当たって不満、みたいな感じの文章だったはず。
そんなお題とは掛け離れた不穏な話をぶっ込んでみたけど、断じて不倫肯定派なんかではない。
手を繋いで
手を繋いでっていうから繋いであげることにした。でもよくわかんないし自信ないから事前に自習。手を合わせて握ればいいんだよね? よくわかんないけど。
で、恋人繋ぎするので、指を一本一本交互にはさんで? えっと実質上はさむんだけど「からめる」といわないといけないんだよね? もちろん恋人繋ぎなのでちゃんと覚えておく。
握力は、わたし500kgはあるけど、どれだけ力かけたらいいのかな、人間の握力は弱いから100kgくらいに加減したらいいのかな? これで大丈夫かな?
すっごい勉強してったのに、手を繋いだら彼氏は悲鳴をあげて痛がった。わたしまたなんか間違ったらしい。異世界人とつきあうのは難しいなあ。
お題《手を繋いで》
どんな深い孤独の夜の底だって、渇いてゆく砂の楽園星の降る砂漠だって、死人の踊る黄昏の国だって、
あなたとなら越えてゆけるよ。
だってあなたは《運命》だから。
手を繋いで
手をつなぐ
誰とつなぐ
よほどのことがないと
誰とも繋がない
つなぐ必要
繋がなくても大丈夫
繋がないとダメなときも
かつて
猫の肉球に指先で触れたときに
猫がそっと指を握ってくれたこと
あれも手を繋いだことになるだろうか
私を追い込まないで。
手を繋いで125
また来週月曜日
「もう、卒業だね。」
さみしいな。心にぽっかり穴が空く。
「っ⁉︎」
急に、抱きしめられた。
「ど、どしたの?」
いつもクールなのに。いつもはこんなことしないのに。
「さみしい。」
きゅんっ。嬉しいのと、照れるので顔が熱くなるばかり。
「手、繋ごう?」
手を繋げば、繋がってるって感じられる。だから、これからも、
「「ずっと、一緒だよ。」」
どれだけ離れても、君のことは忘れないからね。
こんなにも暖かいことはない。
目覚まし時計がチリチリリンチリリリンと鳴り響くある日の朝。
私はその音と共に起き上がった。隣にはまだ寝ている彼。
私はリビングへ行きベランダのカーテンを開けた。
すると窓は一面ペンキを塗られたように白く染まっていた。
窓を開け外を見てみると、ポツっと白い粉が手の甲に乗る。
「え、雪?通りで寒いと思ったのよね」と独り言。
白で一面覆われているのは雪のようでした。
「ねぇー今日出かける日だよねー?おーい」と彼がしょぼしょぼとした目つきで言う。
「うん。そーだよ。覚えてたんだね」
「あたりまえじゃん」
「さすがだね」
「何が?」
「なんでもない」と他愛のない会話をしながら出かける準備をする。
準備が出来たふたりは外へ出た。
「さむっ」と彼が一言。
「ほんとね」
「手、繋ぐ?」
「え、うん。」
「何?嫌だった?」
「嫌じゃない。嬉しい」
と手を繋いで。
こんなにも暖かいことは無い。
#手を繋いで
見えそうで見えない
見てたはずなのに見えてなかった
キミのこと
わかってると思い込んでた
キミのこと
何もわかってないじゃん
決めつけてたんだ
甘えてたんだ いつのまにか…
手を繋いでくれないか
始まりの頃みたいに…
繋いだ先から感じてた温度
伝わる振動 微かなかほり
忘れてたんだね
もう一度感じさせて
手を繋いで キミの心繋いで
手を繋いで
河川敷を歩いて
気持ちいいねって言い合って
小さな公園に着いて
コンビニで買ったお酒数本と
それぞれの好きなつまみで
乾杯
そんな未来を頭の中で思い描いて
ひとり、6パーセントの缶チューハイを飲んで
あたまを温めている
ああ、あなたの声が聞きたい
自分に自信もない。君を全力で思える自信もない。手を取れる気かしない。手を繋ぐってことは、信用している、信頼してほしいってことだから。
【手を繋いで】
手を繋いで
手を繋いで歩きたい
それは
絶対
幸せな気持ちにしか
ならないから
でも
わたしを大切に思ってくれる人とだけ
「手を繋いで」
今日家に帰る途中に、「夕暮れ」という言葉がついたドラマをふと思い出した。(未だにタイトル調べられていない)
そのドラマでは手を繋ぐシーンや抱きしめたりするシーンが多かった。このドラマを思い出した時、手を繋ぐっていいな、と思った。人の温もりを感じられるなんて
最高じゃないかと。隣に誰かいてくれるだけでもいいのに手を繋ぐなんて心も通じ合っている感じがして最高じゃないかと。
はあ、独り身なのがバレたか。
手を繋いで
繋いだ手は温かいですか?
大っきいですか?
離しても長い糸で繋がってますか?
今 糸を手繰り寄せてる
あなたの手も誰かと必ず繋がってる
いつもの道を手をつないで歩く
ささやかだけどこれが幸せ
手を伸ばしたらつないでくれる
そんなあなたが一番好きよ
離さないでとは言わないけれど
離れたらまたこの手をつないで
暖房もこたつも太陽だって
つないだこの手の温もりに勝てない
冬もはじまり、買い物に出かけた。
イルミネーションなどが輝いていて
親と子が手を繋いで歩いているのを見かける。
子どもは、夢と希望でいっぱいになる。
大人になるにつれて夢も希望も薄れていく。
大人って大変。泣いていても
寄り添ってくれる人が居ないんだもん。
誰と会っても、子どもの話ばかりだと、
自分の存在が薄れると感じちゃうもん。
たまには休んでください。お疲れ様です。