『手ぶくろ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の手
君の手袋
包まれて
君が微笑む
そんな妄想
手術手ぶくろは命を救い
指の手ぶくろは指を救い
愛の手ぶくろはあなたを救う。
ブルーハーツが好き。B'zも好き。
かと思ったら、次はSUPER BEAVERなんて聞いてる
外をボケーと見て、サボってると思えば
あくせく働いてる誰にも見られていないと思ってるのかな
皆んなからの評判はいいらしい
丁寧で笑顔で何でも出来るとにかく愛想いいみたい。
けど、彼とは一度会社の飲み会で話したきり。
評判どうりの男だった。一つ発見といえば
ちゃらんぽらん。そのくらい。
7年…もう少し話せば良かったかな居ても居なくても
何も変わらない不思議な感情ただちらちら視界に入って気になってしまう。
お気に入りの手袋が濡れてしまって、まだ乾かない。しっくり馴染んだその手袋は、…100均。いつ無くしてしまっても悔いはないはずなのに。
可愛い手袋が落ちていた、なんて小さいんでしょう。
誰のかなぁ〜、と足元を見るあ〜やっぱり!
脱いじゃ駄目だよ!今日は雪が降ってるの、散歩に行くならちゃんと履いてね、手袋。
しくった……。
手ぶくろ家に忘れてきちゃった……。
仕事も無事納まって後は帰るだけなんだけど……雪も降ってきちゃったな……。
ポッケに手を入れて歩くのは……つまずいた時怖いしやめとこ。
うー……結構手がかじかむなあ……。カイロとか持ってくれば良かったなあ。
まあでもしょうがない。
自分のうっかりが原因だから甘んじて受け入れましょう。
……と思ったのに、カバンの奥底から出てくるなんて聞いてないよ!
『手ぶくろ』
「寒くないの?」
白い雪が空から舞い落ちる帰り道、君がこてりと首をかしげた。
君の瞳は僕の剥き出しになっている手に向けられている。
「ちょっと寒いかな」
夕方とはいえ吐く息が凍りそうなほどに冷えこんでいる。
露になっている首筋に吹き付ける風に、不意にくしゃみが出た。
「手、繋ぐ?」
手ぶくろに覆われた君の手がひらりと振られる。
「……え」
とくりと胸が鳴った。
君の手に僕の手が重なることを想像する。
「嫌ならいいんだけど」
僕が嫌だと思ったのか、君が早口で言葉を付け加える。
それに被せるように首を振った。
「繋ぎたいです」
「なんで敬語」
君が笑った。
手ぶくろを取って、君の手が僕に差し出される。
僕よりも小さいその手を握った。
「ちょっとでもあったかくなった?」
「うん。ありがとう」
手の冷たさなんて気にならないほどに上がった体温には気づかないふりをして、君の手を柔らかく握りしめた。
手袋
大好きな人の手を繋ぐときはじゃまだけど
今のわたしにとっては、なくてはならない大切なもの
孤独女に防寒着は必需品
end
お題 「手ぶくろ」
注意
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体とは関係ありません。
物語 ▼
「……寒くないの、?」
いつも無口な彼が、そう聞いてきた。
ただの商店街の道、
寒空の下、
いつもの如く、私が無理矢理連れ出したデート。
「…へぇッ、?」
思わず変な声が出てしまった。
「………それ、」
彼は私の手を指差していた、
寒さで、少し赤くなっている手、
「…ッあ、別に…だいじょーぶだよ、?」
私が笑ってそう答えると、
「……ほら、手、冷たいじゃん、」
彼はそう言うと、何の躊躇いもなく、
私の手を握る。
「……ぁ、え、えと、」
突然の恋愛ハプニングにどぎまぎしていると、彼が鞄をごそごそ、とする。
「……これ、」
彼が出したのは、新品でふわふわ、可愛いミントグリーンの手ぶくろ。
「…遅れたけど、クリスマスプレゼントね、」
彼は照れくさそうにそっぽを向いている。
「あ、ありがとう……、」
ああ、顔が熱い。
手ぶくろは私に似合ってるだろうか、
いや、似合っているだろう。
手ぶくろの温もりより、
彼に握られた手の温もりが、
とても、とても、
暖かかった。
ーーあとがき。
手ぶくろ、って、語呂が良いですよね、(?)
ごほん、それは置いといて、
…いや、話す事がありませんね……、
…ここまで読んでくれてありがとうございます。
私のクリスマスプレゼントは、自分自身にオルゴールを買ってプレゼントしました。
皆サマ、良い一日を、
ーー
手ぶくろ
「手ぶくろを買いに」を思い出す
ミトンの赤い手袋を買いに行く
キツネの話だった
小学校の国語の授業
記憶と一緒にまた本で読みたい
【手ぶくろ】
大親友からもらった手ぶくろ。
とても暖かい手ぶくろ。
安くても、貰うだけで嬉しい。普通そうじゃないかな。
仲良い関係を続けるだけじゃなくいつものお返しも兼ねて…
「自分もお返ししなきゃ。」
何がいいかな?…
私が小学生の頃
ご愛用だった、ミトン型の
ふわふわ手ぶくろ。
もぅどこかに行ってしまったけど。
なんと娘が、
そっくりな手ぶくろを今ご愛用中。
好きなものって似るのかな。
昔の私を重ねちゃいます。
手ぶくろ
クリスマスに頼んだプレゼント
暖かいね
ありがとうサンタさん
もうこれで終わってもいいや
手ぶくろ
12月後半になり気温は下がり、雪が降り始める。今日は彼女とお揃いの手ぶくろを買いに行く。久しぶりに外に出たのだが、家との温度差に炬燵の温かさが恋しくなった。あまりにも寒そうにしている僕を見た彼女は「私の手あったかいよ?繋ぎながら行こう。」そう言って手を差し伸べた。確かに手は温かく、正直彼女さえいれば手ぶくろなんて必要ないなと思ってしまった。
おばあちゃんにかってもらった
わたしのてよりもおおきなてぶくろ
ぶあついぬのにおおわれたては
いまぬくもりにつつまれた
そとはとてもさむいから
うわぎとまふらーきせてくれた
そしてわたしはいままさに
おばあちゃんのくれたてぶくろを
りょうのてにつけようとしている
てぶくろのもつぬくもりは
そのもののあたたかさだけでなく
だいじなだれかがあたえてくれた
ひとのあたたかさ
おばあちゃんにかってもらった
わたしのてよりもおおきなてぶくろ
そのぬくもりをまとったりょうてで
ゆきだるまひとつつくってみよう
そとにでてみてためいきつけば
いきがしろくなっていた
ひょうてんかにまでなるさむさでも
わたしはちっともさむくなかった
このてぶくろがあたためてくれた
てぶくろのもつぬくもりに
なぜだかとてもあんしんするの
よわいわたしをまもってくれる
そんなきがしてあんしんするの?
やさしさにあふれるこのてぶくろは
せかいをへいわにしてくれるのかな
だいじなだいじなそのぬくもりで
せかいをへいわにしてくれるのかな
そうなるといいな
おばあちゃんがかってくれた
このてぶくろで
【手ぶくろ】
どこまでも冷え切っていた私を温めてくれたのは
今こうして右手を温めてくれるあなただった
片割れだけを持っている
あの人から貰ったものだ
両手で違うデザインで
だからお揃いにもならない
あの人の冷たい手から
固く凍った手から貰ったものだ
握り締められたもう片手は
どうしても取れなかった
あの人から貰ったものだ
今も白に埋もれ息を止めた
あの人から貰ったのだ
‹手ぶくろ›
「ね、大人になっても一人だったらさ」
「えー?ふふ、大丈夫だよ」
「嘘は生涯一回こっきりだもの」
‹変わらないものはない›
手ぶくろ
手を暖めたい為につける手ぶくろ
手がとても冷たい後輩の手
心までも冷え切っているのではないかと心配する
あなたの心も手も暖かくなりますように
と願いを込めて
手ぶくろを渡したのてある
手ぶくろをはめて
あなたをやってやる
いざ雪合戦だ!!
手ぶくろ
車椅子で生活するようになって、手ぶくろは只者でないことを思い知りました
ただの防寒具でない
私に強さを与えてくれる
私に安心を与えてくれる
大切にします