『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
懐かしく思うこと
友達と会うとよく中学生の頃の話とか
その後の一緒に過ごした時を振り返る。
あんな事あったね、あの時こうすれば良かった!
笑いながらもう随分と経ったあの頃の話をする。
そうして私達は、語りながら写真や動画の中で、
私達がその頃を生きてるのを確認した。
歳を重ねるって、
きっと忘れられない記憶が増えていく素敵な事。
もう戻れないけど、あの頃の私達は子供なりに背伸びして
一生懸命最善を尽くそうとしてたんじゃないかな
きっとまた、しばらくすると〝懐かしく思うこと〟が
増えて友達と語り合うのはまた別の話
懐かしく思うこと
いつもの風景。「なんだか、懐かしい気分。」
なんて独り言を零す。ここは、昔住んでたところ。親友が隣に居て、泣いている。昨日は、親が泣いてたっけ。
「どうしたの」
「………」
親友は涙をこぼすだけ。
「―――〇〇」
俺の名前?
「何さ」
親友は、俺の名前を繰り返す。
「ねえ、ここにいるよ?」
「──────なんで、いなくなっちゃったの。俺は〇〇のこと、ずっと…親友だよ」
ああ、そうだった。
なんでここが懐かしく思うのか、どうして親や親友が涙を零したのか。
『…懐かしい、なあ』
そう思うだろ、俺の親友。
「…なんだか、懐かしい気分だなあ。そう思うでしょ、〇〇」
これ以上、もう二度と、
言葉を交わすことは無いだろう。
『「幸せだったよ」』
不意に言葉が被って、俺は笑う。なんで、泣いているの。
俺の言葉は、もう届かない。
〚懐かしく思うこと〛
あの人にいつも片想いしていたとき。
皆から気づいてもらうことなんか出来ない。
だから僕一人っきりだったとき。
過ぎた日のことを
懐かしく思うこともある
でも
いつまでも浸ってはいられない
今を
今を生きなくてはならないから
………懐かしく思うこと
『懐かしく思うこと』
20241031
いつもの帰り道...のはずが、どうも賑やかだ。
仮装をしてはしゃぐ子供が多い。
...あぁそうか。今日はハロウィンか。
社会人にもなると時間感覚もイベント事も
関わりも興味も薄れてしまった。
最後にハロウィンを楽しんだのはいつだったかな...
数年前の記憶てあんまり覚えてないもんだ。
年甲斐もなく季節のイベント事を楽しめるような仲がいれば
変わったかもしれない...
が、あいにくぼっちな自分には縁のなかった話だ。
昔の思い出に老けているとスーツを引っ張られる感覚がした。
振り向くと仮装した子供が元気よくトリックオアトリート!
と叫ぶ。
「ごめんね。お菓子持ってないんだ...」
優しく微笑みかけたが現実は非情だ。
家に帰るまで永遠とひざかっくんをされた。
語り部シルヴァ
「懐かしく思うこと」
変わるたび 違和感抱いた 新元号
100円で 爆買いできた 駄菓子屋さん
幼少期 ボクの手握る 息子の手
懐かしく思うこと
もう食べられない。
売っている地域もあるが、私の近くにはもうない。
あの頃はいつでも食べられた。
だからこそ、有り難みも必要性も分からなかった。
身近なものではなくなる日が来るなどと、思いもしなかった。
だからこそ、たまにしか食べなかった。
今でも身近な存在である地域の人達が羨ましい。
カール。
それにつけてもおやつはカール。
食べたい。
食べたくなったらいつでも買えたあの頃が懐かしい。
Q. 懐かしく思うことは?
A. 研磨に初めて話しかけた時、研磨が私に人見知り をしてビビられたこと。めちゃくちゃショックだった反面、面白い子だと思った。今では、私にべったりで可愛いです笑
懐かしく思うこと。2年前に流行った曲。
懐かしく思うこと。ちっちゃい頃に見ていたEテレ。
懐かしく思うこと。集団下校。
懐かしく思うこと。1人で泣いていた路上。
懐かしく思うこと。引っ越す前の、あの家。
懐かしく思うこと。ポロリと涙が零れる合唱曲。
懐かしく思うこと。小学校の卒業証書。
懐かしく思うこと。「漢ド」と略された漢字ドリル。
懐かしく思うこと。100点のテスト。
懐かしく思うこと。秘密基地。
懐かしく思うこと。名前を忘れたドラえもんの映画。
多分、2年後懐かしく思うこと。自分に失望した自分。
多分、5年後懐かしく思うこと。くよくよ悩んでいる自分。
……5年後は笑えていたらいいな。
【懐かしく思うこと】*143*
小さい頃の実家写真を見て
あちこちリフォームする前の景色、建物を見た時かなぁ
あまりにあちこちやり過ぎて
全く違う場所になってるんだけど笑
まわりなんて確かイチジク畑とかあったような…
前の景色わりとしっかり覚えているのに
なーんか幻感強め
とっても不思議な感覚〜
あれは何年前の事だっただろうか
私がまだ学生だった頃
下校途中で出会った黒髪のイケメン!
ホントにカッコよかったなぁ…
かっこいい見た目も優しい喋り方も
どれもこれも素敵だった。
その人から喋りかけられた時は
胸が超ドキドキした!
だから、安易だったんだろうな
あの時の私はホントにバカだったなぁ
知らない人に付いていくなって
小さい頃から教わったのに…
手とか足とかめっちゃ痛かったなぁ
涙とかたくさん出たなぁ
なんで声出せなかったんだろ
声、
出せてたらきっと
今もこうして
地縛霊としてここにずっと居なくて済んだのに
タイトル:懐かしく思うこと
【懐かしく思うこと】
これは、俺が20の時だった。会社のみんなは仲が良いし俺もみんなと仲が良かった。ある日昔遊んでいた公園に行ってみた。懐かしく、その公園ではしゃぎまくった。気がついたら、夕方になっていた。ある人から聞いたが、この公園は明後日にはつぶれるらしいもう来ることはできないと思うと、小さいときの俺と母さんが遊ぶ姿が見えてきた。おしまい!
懐かしく思うこと
俺にとっては昨日のことのように
付き合いだした頃のことを思い出す
あの頃は色々あったよね
今もか
色々なことがこの先にもあるだろうけど
愛変わらずよろしくな
こちらこそだよ
この先もずっとずっとずーっと
愛変わらずよろしくね
『懐かしく思うこと』
あなたとの日々が、私の懐かしく思うことにならないように、いつでも今をあなたと生きられるように、その手を握った。
【懐かしく思うこと】
懐かしく思うことなんて今の私の人生ではまだまだ短い。いつかそう思えるほどの出来事が自分にもあるのだろうか。そう思えれば、今の生きづらさも少しは楽になるのかな?
「懐かしく思うこと」とかけまして
「何も仕事ができない上に横領した」と解きます。
その心はどちらも「懐古/解雇」するでしょう。
あの時の文化祭
夕焼け空を背景に、大好きな先生と大好きな親友と3人で作業したあの時の文化祭
先生は講師になられて。親友は退学しちゃって。
でも、私の心の中に残り続ける虹色の思い出。
懐かしいな
「懐かしく思うこと」
「懐かしく思うこと」
昔住んでた
とある街の
桜並木と
通った学校
もう戻れない
あの頃には
懐かしく思うこと
「ちょっと!
なに人の提出ノート読んでるのよ!」
自室の扉を開けるなり、
私は怒り狂って叫んだ。
ノートには、
私と担任の先生との日誌が書いてある。
今日は何々を頑張りました、程度だが、
母に読ませる前提で書いたものではない。
母は、びくっとし、泣き出しそうな顔を
歪めて言った。
手にはノートを持ったままだ。
「だって、お前、学校のこと、
全然話してくれないから、心配になって…」
今でもそのときの母の顔、口調を思い出すと胸がちくりとする。母なりに心配してくれたのだろう。ノートを盗み読む前に、私に
普通に聞けばいいのにと思うが。
胸の痛くなる、懐かしく思うこと。
懐かしく思うこと
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.10.31 藍